2015年3月29日に結成された、アイドルグループ「わーすた」の2017年ディスコグラフィです。
2017年は、
- シングル2枚
- アルバム1枚
- ライブBlu-ray1枚
をリリースしています。
スト生の楽曲および、2016年までのリリースについては、以下の記事をご覧ください。
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2017年リリース
2017年のわーすた楽曲は、
TVアニメ『アイドルタイムプリパラ』の主題歌
を中心に展開されました。
はいずれも、プリパラのオープニング曲に採用された、タイアップ曲です。
2ndシングル「ゆうめいに、にゃりたい。」
- ゆうめいに、にゃりたい。
- グーチョキパンツの正義さん
- ゆうめいに、にゃりたい。 (Instrumental)
- グーチョキパンツの正義さん (Instrumental)
2017年2月22日に発売した、わーすた2ndシングル『ゆうめいに、にゃりたい。』です。
ゆうめいに、にゃりたい。
役割 | 氏名 |
---|---|
作詞 | 鈴木まなか |
作曲 | 鈴木まなか・Hiroki Sagawa |
編曲 | Hiroki Sagawa |
振付 | 高田あゆみ |
衣装デザイン | 木村優 |
クリエイティブD | 福嶋麻衣子(もふくちゃん) |
モフモフ衣装が印象的ですが、楽曲も相変わらずぶっ飛んでいます
また、猫か
そう思う方多いと思います。
僕もそうですが、メンバーもそう思ってるんですよね。ちなみに発売日は、
2月22日(にゃんにゃんにゃん)
すぐ、にゃんにゃんに絡めるから〜(by 廣川奈々聖)
なんて発言もありましたが、まあ「にゃんにゃん」な曲ですw
曲の世界観は、タイトルの通り「有名になるために過去を巡る」というものです。元競馬好きとしては、
- オグリニャップ(オグリキャップ)
- イナリニャン(イナリワン)
には頭を抱えましたが、、、w
曲調がコロコロ変わる落ち着きのない曲という印象が強いです。
なので、初めて聴いたときのイメージは良くない人が多いと思います。
何度か聴くうちにハマってきます。良くも悪くも印象に残るので、頭から離れなくなりますw
グーチョキパンツの正義さん
役割 | 氏名 |
---|---|
作詞 | 鈴木まなか |
作曲 | 鈴木まなか、サイトウリョースケ |
編曲 | サイトウリョースケ |
2016年9月3日のわーすた定期ライブ『わーすたランド わ-3』で初披露されました。
TVアニメ『ヘボット!』のエンディングテーマ曲です。
かわいらしい振り付けと、コミカルな歌詞が特徴で、特にライブにおいて人気のある楽曲です。
3rdシングル「Just be yourself」
- Just be yourself
- NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2
- 約束だから
- いぬねこ。青春真っ盛り
- Just be yourself(Instrumental)
- NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2(Instrumental)
- 約束だから(Instrumental)
- いぬねこ。青春真っ盛り(Instrumental)
2017年4月19日に発売した、わーすた3rdシングル『Just be yourself『です。
アニメ『アイドルタイムプリパラ』のタイアップ曲で、楽曲・MV・歌詞全てがプリパラの世界観です。
Just be yourself
役割 | 氏名 |
---|---|
作詞 | 鈴木まなか |
作曲 | Kon-K |
編曲 | Kon-K |
振付 | 高田あゆみ |
衣装デザイン | 木村優 |
クリエイティブD | 福嶋麻衣子(もふくちゃん) |
3rdシングル『Just be yourself』は、わーすたの楽曲としてはターニングポイントだと思っています。
前述の通りタイアップ曲と言うことで、その影響が強い面があるものの、
- 初めて作曲担当から鈴木まなかさんが外れる(作詞のみ担当)
- ツインボーカル(廣川・三品)体制への回帰
というのは2016年5月のメジャーデビュー以来、あまり見られなかった変化です。
楽曲的にも、わーすたのシングルは「敢えて王道を外しているのか?」と思うくらい、歌詞もサウンドも変わってましたが、今回はベタなアニソン(アイドルソング)だと思います。
楽曲的には議論する要素がゼロの『普通にいい曲』なんですが、わーすたファンならほとんどが「ちょっと物足りない、、、」って感じたかもしれません。
ただ、ストレートな曲であるが故に、ツインボーカルの魅力を再認識した面も大きいです。
近年のアイドルソングはほぼユニゾンなので、ユニゾンだと何の変哲もない曲だったと思うのですが、ツインボーカルのお陰で、魅力のある楽曲になっていると思いました。
いぬねこ。青春真っ盛り
過去作品である、
- 2015年に販売されたミュージックカード
- 1stアルバム『The World Standard』
に収録済みの楽曲です。
※再録でもなく、音源としては全く同じ
特に新鮮味はありませんが、最大のポイントは、
公式音源としてInstrumentalを収録したこと
じゃないかと思います。
『わーすたのいぬねこ。』は地下アイドルなどがカバーする楽曲としても人気です。イベンターやアイドル運営にとって、『いぬねこ。のInstrumental』は音源として価値が高いと思います。
NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2
役割 | 氏名 |
---|---|
作詞 | 鈴木まなか |
作曲 | 鈴木まなか、u.z. |
編曲 | u.z. |
2016年10月22日に広島で開催された、『完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~』の初日で披露されました。
何が「NEW」で、何故「2」なのか
というツッコミどころが面白いです。結局よく分かりませんw
余談ですが、僕が2017年4月に公開したわーすたまとめ記事のタイトルは、この曲をもじったものですw
楽曲は2ndシングルに収録されていた『グーチョキパンツの正義さん』に少し似た雰囲気で、
- ゲームミュージックっぽい『ピコピコ音』
- 水族館の名の通り、歌詞に魚の名前が多数登場する
- 振り付けに魚の顔真似がある
というのが特徴です。
僕は、『廣川奈々聖さんのエイ』がお気に入りですw
2番は 「エイ」「ヒラメ」だよ🐟🐠(実際 エイしか再現できてないからがんばる…☺︎)#NEWにゃーくにゃくにゃ水族館2 pic.twitter.com/Pa9Ny9JJaK
— 廣川奈々聖(わーすた) (@tws_nanase) 2016年11月4日
約束だから
役割 | 氏名 |
---|---|
作詞 | 鈴木まなか |
作曲 | 鈴木まなか、Hiroki Sagawa |
編曲 | サイトウリョースケ |
『NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2』と同じく、2016年10月22日に広島で開催された、わーすた『完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~』の初日で披露されました。
約束=小指での指切り
ということで、小指を立てるのが振り付けに組み込まれています。
初披露時はアンコールで披露されましたが、ツアー中盤からセットリスト内に組み込まれました。
わーすた1stツアーのファイナルでも最後に披露され、ツアーを象徴する楽曲だったと思います。
4thシングル「最上級ぱらどっくす」
- 最上級ぱらどっくす
- GOGO!プリパライフ
- ハロハロフレンズ
- 最上級ぱらどっくす(KARAOKE)
2017年10月18日に発売した、わーすた4thシングル『最上級ぱらどっくす』です。
2ndアルバム『パラドックス ワールド』との同時リリースでした。
『最上級ぱらどっくす』について
役割 | 氏名 |
---|---|
作詞 | 鈴木まなか・渡邉シェフ |
作曲 | 安藤啓希・須藤隼太 |
編曲 | 岸田勇気 |
振付 | 香衣 |
振付監修 | 高田あゆみ |
衣装デザイン | 木村優 |
クリエイティブD | 福嶋麻衣子(もふくちゃん) |
もはや、わーすたの定番制作陣という感じもしますが、今回も女子クリエイター中心です。
ただ、3rdシングルまでと若干異なるのは、
- 作曲だけで無く、作詞も共作
- 振り付けは香衣さん
という感じで、わーすた結成時からのメインスタッフである、鈴木まなかさん・高田あゆみさんのカラーが薄まっているという印象があります。
わーすた新曲
『最上級ぱらどっくす』
MV解禁しました✨https://t.co/46Q1N6YvGo
今回のわーすた新曲は昔からのダンス仲間、香衣に振付をお願いし、私は監修という形で振付に関わらせ… https://t.co/6MxEycjJRM— 高田あゆみ(あゆべえ) (@takadaayube) 2017年10月3日
『GOGO!プリパライフ』について
役割 | 氏名 |
---|---|
作詞 | 三重野瞳 |
作曲 | 菅原幸枝 |
編曲 | サイトウ リョースケ |
『ハロハロフレンズ』について
役割 | 氏名 |
---|---|
作詞 | 三重野瞳 |
作曲 | 菅原幸枝 |
編曲 | サイトウ リョースケ |
『GOGO!プリパライフ』と『ハロハロフレンズ』は、ゲーム『プリパラ』で登場するキャラクターが歌唱する楽曲です。
今作ではこの2曲をわーすたがカバーしていることが特筆すべき点です。
ちなみに、2017年8月に開催された『アイドルタイムプリパラ サマーライブツアー2017』でパフォーマンスとしては披露済みです。
2ndアルバム「パラドックス ワールド」
2017年10月18日に発売した、わーすた4thシングル『最上級ぱらどっくす』と同時リリースされた、2ndアルバム「パラドックス ワールド」です。
- 最新シングル(4thシングル)までの曲
- ライブのみで披露されていた、未音源化曲を初収録
- Blu-ray盤には、2017年最大のライブ『The World Standard ~夢があるからついてきてね~ @Zepp DiverCity TOKYO』を収録
など、2016年6月~2017年10月の、わーすたの全てが詰まった作品です。
- 恋するにゃこたん 〜フリもフラレもあなたのまま〜
- Just be yourself
- 最上級ぱらどっくす
- Magical Word
- ねぇ愛してみて
- Stay with me baby
- ゆうめいに、にゃりたい。
- NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2
- ぱわわわわん!!! パワーパフ ガールズ
- グーチョキパンツの正義さん
- 完全なるアイドル
- 約束だから
個別の楽曲解説は、シングル曲など重複するものが多く、長くなるため紹介記事を参照いただけたらと思います。
特筆すべき点は、ライブのみで披露されていた下記4曲が『初音源化』されました。
- 恋するにゃこたん 〜フリもフラレもあなたのまま〜
- Magical Word
- ねぇ愛してみて
- Stay with me baby
Blu-ray「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」
2017年2月22日にリリースされた、わーすたとしては初の映像単体作品です。
2016年10月~12月に開催された、わーすたの1stライブハウスツアー「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」が収録されています。
3種類のバージョンがあり、それぞれ収録内容が異なっていました。
エディション | 収録内容 | 価格 | 備考 |
---|---|---|---|
mu-moショップ限定盤 | Blu-ray3枚組 ※広島・福岡・札幌・名古屋・神戸・東京 Tシャツ(限定完全なるツアーT) |
10,800円 | TシャツはXLのみ |
初回限定盤 | Blu-ray3枚組 ※広島・福岡・札幌・名古屋・神戸・東京 |
8,100円 | |
通常盤 | Blu-ray1枚 ※東京 |
2,700円 |
通常盤以外は、ファイナル東京の昼公演(1部)を除く全公演が収録されています。
第6回アイドル楽曲大賞2017
2017年もメジャーアイドル楽曲部門にノミネートされました。
わーすたのみ抜粋するとこんな感じです。
メジャーアイドル楽曲部門
順位 | タイトル |
---|---|
12位 | 最上級ぱらどっくす |
18位 | Just be yourself |
30位 | NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2 |
56位 | ゆうめいに、にゃりたい。 |
63位 | Stay with me baby |
72位 | ねぇ愛してみて |
72位 | 恋するにゃこたん ~フリもフラレもあなたのまま~ |
140位 | グーチョキパンツの正義さん |
140位 | 約束だから |
237位 | Magical Word |
アルバム部門
順位 | タイトル |
---|---|
8位 | パラドックス ワールド |
推し箱部門
順位 | 名称 |
---|---|
4位 | わーすた |
- 2015年の『いぬねこ。』
- 2016年の『うるチョコ』
と比較すれば、インパクトは弱かった2017年楽曲ですが、全体的な認知度が高まっている傾向が見て取れます。
具体的には、
- ほぼ全楽曲が100位以内
- 推し箱部門で4位(9位→13位→4位)
というあたりに、その傾向を感じます。
活動3年目に入ったわーすたは、勢いのある『新人』という雰囲気は薄れ、ベテラン領域に入ったため、ファン層も変化が出て来ています。
※古参が減り、新規が増える、など
少し停滞感も出てきているわーすたですが、この状況を突き破ってブレイクするか、徐々に沈んでいくのか、岐路に来ています。
終わりに
2017年のわーすたリリースをみると、メジャーアイドルらしい活動をしていたな、と感じます。
この中で特筆すべき点は、
1stアルバムリリースから、わずか1年半で2ndアルバムをリリースした
ことでしょうか。
アイドルはシングルCDを中心に販売します。理由は、リリースイベントで枚数を稼ぎ、オリコンランキング上位を目指すのがスタンダードな戦略だからです。
なので、
- 単価が高く
- シングルの寄せ集め
になりがちなアルバムの存在意義は低く、シングルをたくさんリリースするアイドルも、アルバムはリリースしないというのは珍しくありません。
そんな中で、アルバムをコンスタントにリリースするわーすたは、クリエイティブに対するこだわりを感じるわけで、年単位でみるとその傾向が読み取れる辺りが面白いです。
こういうアイドルは、近年は少ないので、わーすたの魅力と言えるかもしれません。
わーすたのまとめページ
2016年3月から、100以上書いた記事を整理したページです。
今でも応援していますが、家庭の事情などもあり、わりと頻繁に足を運べた2018年頃までの出来事が中心となります。
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