10年来の友人「へなぎさん」がプロデューサーを務める、三重県のご当地アイドル「煌めき☆アンフォレント」において、
- 2015年10月結成以来の初期メンバー
- リーダー
だった、西ひよりさんが2018年1月31日で卒業しました。
アイドルの卒業や解散は日常茶飯事
です。
10年以上アイドルヲタクをしていて、ある意味慣れたところもあり、感覚は麻痺しちゃってるんですが、久々にショッキングな卒業でした。
僕はここ数年「わーすた」を熱心に応援してますが、友人補正がかかるキラフォレは、推しとか関係なく特別な存在だし、特にリーダーの西ひよりさんは応援してました。
余談を言えば、
僕が初めて『チェキを撮ったアイドル』
なんですよw
そして、僕としては「ちょっと悪いことしたなぁ」という思いを抱えたまま卒業してしまったので、もしかしたら見てくれるかもしれないし、思うところを綴ってみます。
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西ひより卒業は時間の問題だと思っていた
大前提の話として、卒業が現実のものになってショックは受けましたが、卒業そのものは時間の問題だと思ってました。
僕が煌めき☆アンフォレントを見たのは、2018年2月時点で『通算4回』です。
年2回ペースなので、回数的には大したことないし、グループの成長過程やバックボーンを語るほど詳しくはありません。
ですが、1年振りに見に行った2017年7月のツアー初日奈良公演。
疲労などによるコンディションの悪さもあったとは思いますが(当時ミスiD2018の選考バトル中)、葛藤がそのままステージに現れていた感じがしました。
今だから書きますが、
9月の生誕公演(ダイヤモンドホール)で卒業では
って思いました。
ところが、その翌月(8月)には岡山公演があり、これも見に行ったんですが、驚くほど笑顔があふれていました。
本人のツイートを見る限り、この頃に運営と相談の機会を持っていたようですね。
- その時、期限を決めたのか
- 続ける決心がついたのか
どちらかは分かりませんが、再び納得感をもって活動できるようになったんだと思います。
そんな時、僕の中では小さな事件が起こりました。
レポート記事がアイドルを傷つけるという体験
2018年2月時点で、最後にキラフォレを見た岡山公演では、毎度のようにレポート記事を書きました。
多分、2017年最後だろうなと思っていたので、その地点の印象とかをメンバー毎に書いたりしたんです。
わりと頑張って書いた記事でしたが、公開直前にこんなメッセージが届きます。
先日はお忙しい中岡山公演に来てくださりありがとうございました
お話したかったのですが時間が合わずお話できなかったので次回もしお時間合えばお話したいです。
いつもキラフォレの事を記事にまとめて下さりありがとうございます?
今回も素敵なブログ楽しみにしています— 西ひより@煌めき☆アンフォレント (@hiyori_kirafore) 2017年8月23日
で、公開した記事がこれです。
はっきり言えば、あまり好意的なことは書いてません。
さらに言えば、西ひよりさんと仲のいい、花乃木りおなさんのことをあまりよく書かなかったことが原因で、多分怒らせちゃったんです。
そういうつもりは無かったですが、相対的に下に見えるような書き方をしたことで、傷つけちゃったんですよね。
SNSを通じて、ステージ上の人(アイドル)とファンがわりと簡単に交流できたり、感想がダイレクトに伝わってしまう、2010年代らしい体験でした。
これには結構ショックを受けまして
僕はアイドルの記事を、『仕事』では無く『ファン』の体裁でしか書きません。
今となっては仕事にすることも可能でしょうが、アイドルヲタクは僕の娯楽であり、これを仕事にすると息抜きの場が無くなってしまう、と思っているからです。
ただ、
だからといって、何でも書いていいわけじゃない
インターネットにはヘイト発言が溢れています。狙う狙わない関係なく、
何気ない言葉が『剣』となって傷つけることがある
というのを学んだ体験でした。
とはいえ、ファンの立場だからこそ、お仕事の提灯記事では書けない『苦言』を書くことも時にはあります。
そんな時、書き手も苦しんで書いているんだってことに気づいてもらえるように、考えなきゃいけないって思いました。
アイドル記事を書くなら、ステージに立つ人、それを作る人に対する、『リスペクト』は絶対に忘れちゃいけない
書かないにこしたことは無いんですが、そういう時は『炎上しない書き方』をしようと心に決めたんです。
当分ない予定が、その半年後に書く機会に直面したんですけどね。
細心の注意を払って書いて、炎上無しで、それなりに読まれるという結果になったので、伝わったと思ってます。
結果思ったのは、『カチン』とくる書き方(ポジショントークや煽り)って実は簡単なんだ、ということで『書き手に対する見方』が変わりました。
ポジショントークを得意とする人は沢山いて、そう言う人が今『インフルエンサー』なんて呼ばれ、持ち上げられてますけど、あれ大したスキルじゃないですよ。
西ひよりのおかげで、僕はライターとして成長できた
そう思ってます。
だから、お礼をいいたかったんですけどね。
卒業までの過程が『美しい』
で、春辺りに『お礼をいう機会』を作るために、名古屋にでも行こうと思っていたんですが、
しかも、発表から卒業まで2週間程度しかない、スピード決戦でした。これは無理、、、
というわけで、在宅で卒業公演の一部は見届けたんですけど、
直前に楽曲の思い出とかを記した、ブログ記事を公開してまして、
これがとてもいいんですよね。
歌い手が変わっても、歌い手がいる限り、曲は生き続けます。
ですが、初期メンバーとしてその全てを見てきたメンバーが、言葉を残すことには大きな意味があります。
文章が上手いとか下手って話ではなく、こういう話はファンも嬉しいし、残ったメンバー、これから入るメンバーにも伝わるでしょう。
演出だとしても、
まれに見る『美しい卒業』だと思います。
あと、最後のメッセージもよかったですね、
ありのままの皆さんでいてください
という言葉。
当たり前ですが、卒業したアイドルとその推しにも、普通の日常がすぐにやって来るんですから。
- 言葉を選ぶセンス
- 『ばいぴよフェス』と称して、自身の卒業公演を演出
ただならぬ、才能の匂い、、、
西ひよりさん、うちでアイドルブログ書きながらライター修行しない?w
終わりに
『アイドル』としてステージに立つ
一昔前に比べると、随分カジュアルになったように感じます。
始まることも、終わることも、1つのイベントとして『風景』になった感じもありますが、自身の卒業を『演出』できるアイドルは少ないと思います。
西ひよりというアイドルが、思い描いていた『ゴール』が、何だったのかは分かりません。
- 有名になったり、お金を儲けることなのか
- メジャーデビューなのか
- 大きな会場でライブすることなのか
- 憧れの人と同じ舞台に立つことなのか
- 女優など、アイドルの先にある夢に繋げることなのか
ただ、卒業発表から卒業までの一連の流れを見れば、本人としては納得の結論であり、へなぎさんなど運営側とも折り合いがついた、円満卒業なのかなと思いました。
じゃないと、平日公演のフェス形式ライブで配信なんてしないですよ。
何度も言ってることなんだけど、
・解散
・卒業という形で、「終われる場」が用意されることは、ステージに立つ人にとっても、ファンにとっても幸せなことだと思う
ちゃんと終われないことの方が、世の中では多いんだから
つまり、こういう場を用意したのは、運営側ができる最後の愛情なんだよね
— チー (@ktoi_chi) 2018年1月15日
またしれっと戻ってくる可能性もゼロではないのでしょうが、僕がアイドルと初めてチェキを撮ったのは、西ひよりさんなので、
アイドル西ひよりは僕の中では不滅です(迷惑w)
西ひよりさん、いい卒業式だったな
初めてアイドルと撮ったチェキはあなたでしたw
卒業おめでとうございます! pic.twitter.com/U9fm6rpcSJ
— チー (@ktoi_chi) 2018年1月31日
西ひよりさん、最後に会えなかったのが残念でしたが、素敵なアイドルでした
あなたの存在で力もらったし、大切なことを教えてもらいました
卒業おめでとうございます
新しい門出が楽しくて、充実したものになりますように