2019年5月19日は25回目となる、岡山ブログカレッジ(通称:岡ブロ)を開催しました。
今回のテーマは、
先が見えない令和時代の生存戦略
ということで、岡ブロ運営メンバーの「やぶなおさん」が講師を担当しました。
- 不登校だった学生時代
- 普通の落ちこぼれでFラン大学へ進学するも、かわいい彼女ができて人生が好転
- 大企業に就職しようと頑張るも失敗
- その後営業職で就職したが、うつ病寸前になり退職
- ブログで情報発信し一定の成果を収めるも、どこか満たされない日々……
そんな彼の歩みから、これから大切にしたいことを「20代の生存戦略」として紹介してもらいました。
この記事では第25回岡ブロの様子・感想をレポートします。
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第25回岡山ブログカレッジの様子
今回の参加者は9名で、運営メンバー・講師を合わせると13名での開催でした。
内訳は以下のような感じです。
都道府県 | 人数 |
---|---|
岡山県 | 11名 |
広島県 | 1名 |
愛知県 | 1名 |
岡ブロは運営メンバーが30代中心ということで、20代以下の参加者は少ない傾向があります。
それを変えて行くべく、20代のやぶなおさんを新しい運営メンバーに迎えました。
人数は少ないですが、4名が若者だったので、参加者の年齢層はいつもとはかなり違っていて、「さすが、やぶなお先生!」と思いましたね(笑)
「若い時の苦労は買ってでもせよ」は本当?
若い時の苦労は買ってでもせよ
ということわざがあります。
僕も20代くらいの頃によく言われました。特に、就職してからよく言われましたね。
最近は「パワハラ」とか「いじめ」と同じ文脈で捉えられていますが、僕はこの考えある程度正しいと思っています。
そう思っているからです。
講義の前半は、やぶなおさんの今までの人生を振り返るような内容でした。
- 不登校だった学生時代
- 普通の落ちこぼれでFラン大学へ進学するも、かわいい彼女ができて人生が好転
- 大企業に就職しようと頑張るも失敗
- その後営業職で就職したが、うつ病寸前になり退職
- ブログで情報発信し一定の成果を収めるも、どこか満たされない日々……
ポイントは2つあったと思います。
パッとしない学生時代、就職後にうつ病になったこと、の2つです。
なんとなく僕と似てる感じするんですけどね。
めっちゃかわいい彼女
はいなかったけど!!!
やぶなおさんが凄いなと思うのは、こういう「挫折」を味わったとき、普通に落ち込むまではみんなと一緒ですが、そこから小さな行動を始めることです。
なかなかできないですよ。ただ、できる人は強いとも思います。
若い時の苦労は買ってでもせよ
というのは、こんな人にピッタリの言葉ですね。
若い頃の「苦労」は時間が経てば大したことじゃなくなる
講義の後半で、人生曲線を書くワークがありました。
僕は2019年6月現在で39歳です。
僕の人生は大きく分ければ、以下のように分類されます。
- 学生時代の10代まで
- 社会人になって独身だった20代
- 結婚し子供が生まれた30代
10代の頃に一番へこんだ出来事といえば、テストで点数が悪いとか、女の子に振られたとか、そんな話が多いですが、今にして思えば極めてどうでもいい話です。
20代の頃、最初に就職した会社は、今で言う「ブラック企業」でした。
結果半年で会社を辞めました。
大企業に就職したり、悩みながらもちゃんと働いている学生時代の友人と比較して、落ち込んだりもしましたが、これも今にして思えばどうでもいい話です。
むしろ今は「良い経験ができた」とすら思ってます。
生死に関わるものじゃなければ、なんとかなる
そう思えば、案外気楽になると思いますよ(笑)
令和時代の成長戦略
やぶなおさんは、ブログでの情報発信で一定の成果得て、「理想の生活」を手にしました。
「自由がある理想の生活」だったそうですが、ある日思います。
気がつけば堕落していく日々のなか、再び悩み、一つの答えを出しました。
その後、彼なりの戦略を考えます。
20代らしい、未来志向の戦略で素敵ですよね。
30代・就職氷河期世代の成長戦略は?
しかし、20代と30代ではやはり考え方は違います。それは、積み上げたスキルもあるでしょうが、歩んで来た「時代」が違います。
一例を挙げれば、2019年現在30代後半〜40代前半の人は、「就職氷河期世代」です。
どんなにいい大学に入っても、就職するのがとにかく難しかったです。だから、僕もそこから落ちこぼれたんですけどね(笑)
今の20代は逆です。
選り好みしなければ、就職先はいくらでもあります。僕らは選り好みしなくても、就職が難しかったんです。
なので、社会や会社に対するスタンスは、「ドライ」な人と、必死にしがみつく人がはっきり分かれます。
僕は会社をやめた時、以下のような記事を書きました。
実はこれかなり驚かれたんです。
「やめた会社を褒めるとか、よくやるねぇ」とか、かなり言われました。同年代のドライな人に。
ですが、僕は安直かもしれませんが「人との繋がり」は大切にしたいので、「良いものは良い」と言いたいわけです(悪いものを悪いと言うかは、状況によりけり)。
仕事で常に意識している3つのこと
今僕はフリーランスですが、会社員時代も含めて、「仕事」を考えるとき、常に3つを意識しています。
- これから人口は減り続ける
- IT化が進み、「人」がやるべき仕事を選ぶ必要がある
- スピード感はドンドン上がって行く
ということです。
ほとんどの仕事が「AI」にかわる
なんて単純な話じゃあありません。例えば、人が減るなら、会社の従業員も減ります。雇用も難しくなります。
これは誰もが考えることでしょう。
ITによる効率化は、そういう切り口で説明します。機能や価格はその後です。
仕事もそうです。
例えばブロガーが多く携わっている「ライター業」は、単純なニュース記事なんて、AIが担うようになるのは時間の問題でしょう。
では、ライター業がなくなるかと言えば、それもありえません。
「人」が書く意味があるのか?
意味のあるものなら、これからもきっと残ると思います。
そこにはやはり、「情熱」のようなものが必要なんじゃないでしょうか。
59歳で即位した天皇陛下が、上皇陛下と同じく85歳までの在位だったとして、令和時代は26年続きます。
令和時代が終わるとき、僕は65歳なので、そろそろ第1線を退く頃でしょうか。
与えられた仕事や今までと同じことをやっていたら、令和時代は生き残れない
これを肝に銘じて、生きていこうと思います。
終わりに
2019年度の年間テーマは「働き方」ということで、今回20代の働き方と戦略を紹介しました。
次回は「30代」の働き方です。
これは今の僕自身にも当てはまるわけで、2019年9月で40歳になりますが、「色々あったなぁ」というのが正直な感想……。
- 結婚した
- 子供が生まれた
- ブログを始めた(再開した)
- 岡山スマホユーザー会、岡山ブログカレッジなどのイベントを始めた
- 会社を辞めて独立した
30代は色んなことがある
これはほぼ万人に共通することでしょう。
次回の講師をつとめる、パパンダさんもその一人です。
- 男性として育休を取得した
- その後、ブログ記事で体験談を書いたらバズった
- 退職後フリーになり、WEBライターを始めた
「これらの行動の根底には何があったのか?」、次回はそんな話です。
是非遊びに来てください。
【岡ブロ最新情報】
次回の岡ブロは2021年8月29日に「現役ライターが語る地域メディアの魅力とは」というテーマで、ライターのアサノ・ヨウスケさんをお招きして開催します。
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一度でも参加すれば、岡ブロFacebookグループで無料公開しているので、いつか遊びに来てください!
参加者のレポート記事
参加者のレポート記事を紹介します。