アクティブノイズキャンセリング(ANC)を使ってみたい
2024年現在、完全ワイヤレスイヤホンは随分一般的になり、5,000円程度の製品でもそれなりに使えるようになってきた。
このため、1万円を超える高価なモデルが力を入れているのが、「アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)」だ。
ヘッドホンでは多かった機能だが、SONY「WF-1000XM3」の完成度が高くガジェット好きから絶賛され認知度が上がり、Apple「AirPods Pro」での採用で一気に一般化したように思う。
ただ、これらの製品は「約3万円」する高級品。
主流の「1万円台」の製品での採用事例は少ないのだが、徐々に増えてきている状況。
この記事で紹介する、Sudio完全ワイヤレスイヤホン「Ett(エット)」は以下のような特徴がある。
- 北欧デザインのおしゃれなイヤホン
- アクティブノイズキャンセリング機能搭載
- 約6時間の連続再生、付属の充電ケースを使えば最大20時間の再生が可能
- 当サイト限定クーポンの適用で実売価格が「15,215円」
以前、Sudio製品としては「TOLV(トルブ)」および「Fem(フェム)」というモデルをレビューしたことがあるが、「Ett(エット)」は後継モデルにあたる。
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Sudio完全ワイヤレスイヤホン「Ett(エット)」の概要
今回紹介する、Sudio完全ワイヤレスイヤホン「Ett(エット)」のスペックのうち、僕が気になる部分のみピックアップすると以下の通り。
方式 | Bluetooth 5.0 |
---|---|
対応コーデック | SBC |
通信方式 | 完全ワイヤレスイヤホン(左右独立型) |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 単独:6時間/4時間(ANC) ケース込み:約30時間/20時間(ANC) |
電池持続時間(待受時間) | 50時間 |
防水 | IPX5 |
ノイズキャンセリング | あり |
ワイヤレス充電 | あり |
音声アシスタント | – |
イヤホンサイズ(幅×高さ×奥行) | 20 x 34 x 24 mm |
ケースサイズ(幅×高さ×奥行) | 52 x 48 x 33 mm |
重さ | イヤホン(片方):5 g ケース:40g |
カラーバリエーション | BLACK WHITE PINK GREEN |
価格 | 17,900円(公式サイト) ※当ブログ限定15%オフクーポンコードあり |
最大の特徴はなんといっても、「アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)」に対応している点。
音質よいと思うが、正直なかなか違いが分かりづらい。
個人的に、完全ワイヤレスイヤホンは利便性が重要で、高音質を求める製品ではないと思うので、この点については参考程度として欲しい。
「Sudioブランド」全体として、他社製品と比較した差別化ポイントは「高級感」。
パッケージ含めて上質で、プレゼントにも最適。
機能的に尖ったものはなかったが、「アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)」に対応したことで、魅力はかなり増したと思う。
今回は「BLACK」をレビューするが、他にWHITE・PINK・GREENの3色が用意されている。
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アクティブノイズキャンセリング機能は「マイルド」
「Ett(エット)」最大の目玉機能は「アクティブノイズキャンセリング機能」だ。
完全ワイヤレスイヤホンにおける「ノイキャン」で、最高峰の性能を誇るのは、以下の製品。
- SONY「WF-1000XM3」
- Apple「AirPods Pro」
これらの製品はノイズキャンセリング機能を有効にすると、「静寂」が訪れる。
このレベルを期待すると、ガッカリするかもしれない。
「Ett(エット)」のノイキャンは、静寂というよりは、「雑音を少し消す」という感じで、マイルドなノイキャンだと思う。
外音取り込み機能もあるが、あまり必要性を感じないレベルだった。
この辺りは、価格相応の機能と考えるべきだろう。
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Sudio「Ett(エット)」開封レポート
簡単な開封レポートを。
今回は、2020年7月31日までに製品を購入した方にプレゼントされる「Sudioオリジナルトートバッグ」が同梱されているため、パッケージとしては大型だった。
箱を開けると、さらに梱包されていて、「ギフトパッケージだったかな?」と思ったくらい凝っている。
- 「Ett(エット)」の化粧箱
- Sudioオリジナルトートバッグ
- ギフト用の袋
これらが入っていた。
これがSudioオリジナルトートバッグ。
続いて「Ett(エット)」の化粧箱。
定価「17,900円」の製品ということで、パッケージに安っぽさは全くない。
開封すると本体がお目見え。
同梱品は以下。
- Ett(エット)本体
- 充電ケース
- USB-Cケーブル
- イヤーピース5種類
- 取扱説明書(日本語対応)
ケースのふたをあけると、イヤホンが登場する。
初回利用時は、イヤホンをケースから外すと自動的にペアリングモードとなり、スマホ側で接続すればセットアップ完了だ。
慣れている人なら1分かからない。
イヤホンはとてもコンパクト。
装着するとこんな感じ。
これはAirPods。
AirPodsでよく言われる「耳からうどんをぶら下げている状態」にもならず、スッキリしている。
価格的にiPhoneユーザーが比較することが多いと思われる、第2世代AirPodsとも比較してみる。
みての通り、ケースの大きさは変わらないのだが、「厚み」はかなり違う。
ズボンのポケットに入れて持ち歩くのは、ちょっと厳しいかもしれない。
イヤホンはコンパクトなので、ここはちょっと残念な部分だ。
充電はUSB-C端子を利用して行う。
フル充電状態で、イヤホン単体で「最大6時間」、ケースからの充電を含めれば「最大30時間」持つので、普段使いで困ることはまずないと思う。
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Sudio「Ett(エット)」を使った感想
Sudio「Ett(エット)」は、デザインと装着感がよいのだが、その他に以下の5点が高評価だった。
- アクティブノイズキャンセリング機能対応
- 操作がタッチセンサーではなく、物理ボタン
- 音質は良好。動画再生時の「遅延がほぼなし」
- ケースがワイヤレス充電に対応
- 複数デバイス接続(マルチペアリング)に対応。切替が簡単になった
アクティブノイズキャンセリング機能対応に対応
Sudio「Ett(エット)」の目玉機能は、アクティブノイズキャンセリング機能対応に対応したこと。
既に紹介したとおり、「AirPods Pro」など3万円ほどするフラグシップモデルと比較すると、ノイキャン効果は「マイルド」。
機能を有効化するときは、「イヤホンのボタンを2秒ほど長押し」。
「ノイズキャンセリング」という音声がイヤホンから再生されたら、有効化される。
イヤホンをつけたままでも会話しやすくなる、「外音取り込み機能」も用意されており、1日中イヤホンをつけたままでも仕事ができる。
操作がタッチセンサーではなく、物理ボタン
アクティブノイズキャンセリング機能に対応した影響か、操作ボタンがタッチセンサーから「物理ボタン」に変わった。
操作内容 | 動作 |
---|---|
1回クリック | 音楽の再生・停止 電話に出る・切る |
2回クリック | 次の曲に進む |
3回クリック | 前の曲に戻る |
2秒間長押し | アクティブノイズキャンセリング機能の起動・終了 |
タッチセンサーの方がよいという方もいるだろうが、僕はこの変更を歓迎したい。
というのも、タッチセンサーによる操作は、意外と不便。
特に「ダブルタップ」あたりになると反応が怪しく、思った通りの動作をしてくれないことが多いので、ストレスになる。
AirPodsシリーズも「AirPods Pro」では、タッチではなく「レシーバーをつまむ」という操作に変わった。
スマホと違い「タッチ操作」はそれほど便利ではないという証拠で、物理ボタンに戻したのは英断だと思う。
ちなみに、注意点としてアクティブノイズキャンセリング機能の起動時は「ノイズキャンセリング」とアナウンスされるが、オフにしてもアナウンスが流れない。
音質は良好。動画再生時の「遅延がほぼなし」
「Ett(エット)」はあまり音質をアピールしていないが、他モデルと同じく高音質だ。
正直僕は完全ワイヤレスイヤホンに「音質」をそこまで求めていないが、AirPodsよりは明らかに音質がよいと感じた。
また、完全ワイヤレスイヤホンの重要な評価ポイントは、動画再生時の遅延。
2019年以降発売したモデルは、この問題を解消したモデルが多いが、「Ett(エット)」も問題なかった。
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ケースがワイヤレス充電に対応
また、地味に嬉しいのがケース充電に「ワイヤレス充電」が使えること。
個人的にイヤホンの充電にケーブルを繋ぐのはちょっと面倒で、充電台にポンと置くくらいが気楽で良いと思っている。
「いるの?」と思う方も多いだろうが、是非使ってみて欲しい。
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複数デバイス接続(マルチペアリング)に対応。切替が簡単になった
「TOLV」最大の欠点は、複数デバイス接続(マルチペアリング)に非対応だったこと。
今や、スマホ・タブレット・パソコンのうち2台くらいを持っている人は珍しくないし、そんな人は双方で使いたくなる。
- スマホとタブレットに同時接続したい(マルチポイント)
- 一時的に別のスマホへ接続を切り替えたい(マルチペアリング)
こんなことをやろうとした時、「TOLV」ではいちいちリセットしないといけなかった。
「Ett」はマルチペアリングに対応した。
切替時に、接続中のデバイスから「切断」する必要はあるが、複数デバイスのペアリング情報が保持されるので、リセットする必要はなくなった。
例えば、iPhoneからAndroidに接続する場合、以下の操作となる。
- iPhoneのBluetooth設定から、Ettを選択し「切断」する
- AndroidのBluetooth設定から、Ettを選択し「接続」する
一手間はかかるが、これだけで接続切替できるので、随分楽になった。
Sudio「Ett(エット)」のここがイマイチ
音質など基本的には高評価のSudio「Ett(エット)」だが、もちろん欠点もある。
僕が気になったのは以下の2点
- ケースがちょっと大きい(分厚い)
- 2台同時接続の「マルチポイント」に非対応
ケースがちょっと大きい(分厚い)
「AirPods」と比較したときに、一番大きな欠点はケースの「厚み」だ。
比べるとこんな感じ。
大きさはそれほど変わらないが、「厚み」は明らかに違う。
ポケットには入るが、さすがにかさばって邪魔になるサイズ感……。
Sudio製品全般的にケースは大きく、Ettはどちらかといえばコンパクトな部類。
ただ、もうちょっとコンパクトになると嬉しいなぁと思った。
イヤホン自体はEtt(エット)の方がコンパクトなので、ここはちょっと残念だった。
2台同時接続の「マルチポイント」に非対応
これは、「Ett(エット)」に限った話ではなく、AirPodsなどほぼ全ての完全ワイヤレスイヤホンにいえることだが、2台同時接続の「マルチポイント」に対応していない。
2020年のトレンドは「テレワーク」だと思う。
WEB会議も随分一般的になったので、完全ワイヤレスイヤホンを使い始めた方も多いように思うのだが、利用スタイルは以下が多いだろう。
- 作業やWEB会議は「パソコン」
- 電話やBGMは「スマホ」
利用する機能毎に、接続を切り替えれば可能だが正直面倒……。
PCとスマホに同時接続
これの必要性を今ほど感じたことはない。
次期モデルでなんとか改善して欲しいと感じた。
終わりに
Sudio「Ett(エット)」は、以下のような方におすすめと感じた。
- アクティブノイズキャンセリング機能を体験してみたい
- 安価な製品より、高級感のある製品を好む人
- 完全ワイヤレスイヤホンを、プレゼントしたい
特に3点目はポイントで、本体の高級感やギフトパッケージの豪華さは10,000円以下の安価な製品とは一味違う。
手に取ったときに「おっ」と思ってもらえる、イヤホンだと思う。
アクティブノイズキャンセリング機能に対応しており、デザインだけでなくかなり高機能。
是非使ってみて欲しい。
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