先日このようなニュースが発表された。
そういえばアナログ停波によって、携帯向けの放送局が出来るなんて話を聞いたことがあったが、すっかり忘れていて今日このニュースを聞いて思い出した。
で、内容を見てあっけにとられたというか、このサービス本気で普及すると思っているのかと心配になった。サービスはまだこれから育てて行くんだろうが、現時点で全く魅力を感じないし、そもそも今時こんなものに需要があるとは思えない。
NOTTVが普及しないと思う理由
理由は大きく分けると以下だ。
- 対応端末でないと使えないこと
- 月額420円という有料サービスであること
- SNSや双方向など今流行のキーワードを散りばめただけに思えること
これらを総合して言えるのは、docomoが大株主であることが象徴しているように、従来型携帯電話向けサービスの延長線上にあると言うことだ。
FOMA全盛期は主に冬モデルで端末に新たな機能が追加され(FeliCa、プッシュトークなんてのは代表例)、それに合わせてサービスが始まった。やってることはこれと全く同じ事。
問題なのはそれを「今」やってしまったことだ。
別にiPhoneに対応して欲しかったと言いたいわけじゃない。ただ、少なくともGalaxyなどのグローバル端末も対応できるようなサービスにするべきじゃなかろうか。
今一番売れているスマートフォンはAppleとSamsungの端末なのは紛れもない事実。これらが対応できない(おそらく対応しようともしないだろう)地点で既に終わっている。万一、シェア低下に苦しむ国内メーカー保護のためだとしたら、本当に目も当てられない。
月額420円という課金サービスも従来型携帯電話のサービスを思わせる。ワンセグのように普段は使わなくても、いざという時役に立つというのは無料でいつでも使えるからだ。
また、動画に限らず自分が見たいコンテンツを探し、必要なコンテンツのみ購入するなど簡単に選択・閲覧出来るのがスマホの魅力なのに、何があるかも分からないものにお金を払う人が一体どれだけいるのだろう。
ネット・ゲーム・SNSなどスマホで出来る事は山ほどあるのに、そもそもテレビっていうメディアにどれだけの魅力があるんだろうか。
そして、SNSなど最近流行のキーワード満載だが、これを何に活用しようとしているのかが見えないこと。
投票とかなら今の地デジでも導入されているし、そもそも番組にそういう形でわざわざ参加したい人ってそんなに多いんだろうか。テレビなんて、とりあえず見れたらそれでよくて、双方向的なものを求めるならテレビ視聴以外を選択するよねって話。
終わりに
始まる前の地点で、少なくとも5年は遅かったサービスだと思った。
こんな事に今や貴重なものとなっている周波数を割り当てるくらいなら、docomoが獲得して通信回線の拡充に使った方が、docomo的にもメリットがあるし、社会のためじゃなかろうか(法の壁でそんな簡単にいかないとしても)。


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これって本当に必要なのって思いますよ!
だいたい高い!放送ってコンテンツが良くなければ誰も観ないですよね。
無料の地デジでさえ視聴率悪いのに!
ところで、私のiPhone、光り続けています。それもTwitter公式アプリの通知だけ!Appleに聞いたら何かわかるかな?
今時こんなもんに誰が金払うんだって感じですね。
まあ、機種変更時などの割引条件として半強制的に契約させて、契約数だけは10万人突破とか言ってそうです。それが従来のサービス拡大の手法ですからね。
Twitter公式アプリの通知でフラッシュが光るなんて機能は無かった気が、、、。他にPUSH通知に対応したTwitterアプリいれてませんか。確かTwittetbotがそんな機能を持ってるってきいた覚えがうっすらありますが(使ったことないんで詳しいことはわかりません)。