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2016年モデルMacBook Proのモデルチェンジに対する期待と不安

Appleが主催する開発者向けカンファレンスWWDC2016が、2016年6月13日~17日(現地時間)で開催される。

以前はiPhoneの新製品が発表されたりしたが、本来WWDCは開発者向けカンファレンスなので、ハードでは無くソフトウェアの発表が多く、近年はその傾向がさらに強まっている。

2016年も恐らく、次期iOS(iOS 10)や次期OS X(10.12)は発表されるだろうし、その他Apple WatchのwatchOS、AppleTVのtvOSの新バージョンの発表もあるだろう。

ただ、今回なんと言っても注目しているのは新型MacBook Proの発表だ。

この記事の掲載内容は、2020年12月29日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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2012年以来デザインに変更のないMacBook Pro

2015年モデルのMacBookは感圧タッチトラックパッドくらいしか目立った進化が無かった
2015年モデルのMacBookは感圧タッチトラックパッドくらいしか目立った進化が無かった

MacBook Proは2016年5月時点で以下のモデルが存在する。

  • MacBook Pro(13インチ)
  • MacBook Pro Retinaディスプレイモデル(13インチ)
  • MacBook Pro Retinaディスプレイモデル(15インチ)

最初のRetinaモデルが登場したのが2012年なので、実はかれこれ5年ほどデザインに変化がない。

まあ、アルミニウム削り出しによるボディはもはや完成形と思うし、敢えていじる余地が無いというのは事実。

実際僕はMacBook Pro(2013 Late)を使っているが、今でも古くさいとか感じる事はない。

スピードなどは時間の経過と共に不満も出てきているが、まだまだ使えると思っている。

なにより、パッと見ただけでは最新モデルとの区別が付かないため、「随分古いの使ってるね」なんて言われることも無いため、外で使うのも気が楽だ(そんな事を言う人は極めて少ないが)。

ただ、2016年はMacBook Proが変わると僕は常々思っていた。理由は主に2点ある。

2015年モデルMacBook Proのアップデートが小幅だった

2015年モデルのMacBook Proが発売されたのは2015年3月と5月の話。
2015年はCPU的には大きなトピックがあり、第6世代Intel Coreプロセッサ「Skylake」が本格的に普及すると言われていた。

ところが、MacBook Proはそれを採用せず、前世代のBroadwellを採用した。
まだ量産が進んでいなかったなどの事情はあったのかもしれないが、Appleは基本的にその時の最新技術を採用する傾向が強いため、この対応は意外だった。なので、

2015年モデルのMacBook Proは繋ぎだ

と思った。

なので次期モデル(=2016年モデル)は最新CPUを搭載すると同時に、いろんなモノを変えてくると思った。

USB-TypeCの普及が始まった

ポートはUSB-Cが1基、通常のUSBが4基
USB-TypeCコネクタ

2015年に発売したMacBookが採用したことで一気に話題になった、USB-TypeCコネクタ。

  • micro-USB級の小型コネクタ
  • 表裏一体
  • データ転送はもちろん、ディスプレイ出力・オーディオ出力も可能
  • USB Power Delivery(USB PD)に対応すれば、最大20V/5Aの100W充電が可能

まさに夢の規格。MacBookがこのコネクタを1基のみ搭載した事から、将来的なMacの姿は既に見え隠れしていた。

AppleはMacBookシリーズのコネクタをこれ1つに統一する

あとはいつそれをやるかだけだった。

多分MacBookで反応をみてたんだと思うんですよね。

ただ、特にMacBook Proでそれをやるには1つだけ問題があった。「Thunderbolt」の扱いだ。
結局普及しなかったが、Thunderboltは特にMacユーザーにおいてmini-DisplayPortと互換性があるため、ディスプレイ出力に使用する人が比較的多い。

僕も、外部ディスプレイ(EIZO「FlexScan EV2450」)への接続に使っている。

Apple自身も強く普及を促していた事もありむげにも出来ない。

ところがThunderboltの次期規格「Thunderbolt 3」はUSB-TypeCと互換性を持つ事になった。

Thunderboltを推進するのはApple

この事でAppleとして変換コネクタを用意すれば解決になるし、全てがクリアになった。

Appleは昔から古いインターフェースは残酷なくらいバッサリ切り捨ててきたので(FireWireなど)、これだけ状況が整えばやるだろう。

次期MacBook Proの予想

12インチMacBookのバタフライ構造キーボード
12インチMacBookのバタフライ構造キーボード

こんな状況だったので、2016年に入って新型MacBook Proの噂が盛り上がっている。

コンセプト画像なども出ているし、近年の傾向としてこれだけ噂が出てくれば、発表される事はほぼ間違いないと思う。噂の概要としては、

  • さらなる薄型軽量化(MacBookに近いモノになる)
  • 外部インターフェースはThunderbolt3対応のUSB-TypeCのみ(MagSafeやThunderbolt2は廃止)
  • 13インチモデルと15インチモデル
  • 指紋認証のTouch IDが搭載される
  • キーボード上部にOLED(有機EL)のタッチバーが搭載される

というもの。

MacBook Proは1台でデスクトップ的な使い方とモバイルを両立出来るノートパソコン
とはいえ、やはりスペックが高い故重かった。なので薄型軽量化することは間違いないと思う。

注目は12インチMacBookに採用された技術を何処まで搭載するか。さらに言えば、バタフライ構造の薄型キーボードを搭載するか否か

もし、搭載すればこれは相当議論を呼ぶだろう。
12インチMacBookは僕も2016年モデルを購入したが、モバイルと割り切れば十分使える。だが、あれを常用したいかと問われたら「No」と答える。

特にMacBook Proを購入するユーザーはこだわりの強いユーザーが多いだけに、注目だ。

バタフライキーボード

次期MacBook Proは買いか?

そんな感じで注目の2016年モデルのMacBook Proだが、「買いか?」と問われたら、間違いなく買いと答える。

というか、僕はこれに備えてMacBook Proの買い替えを控えていた。AppleはMacのデザインをそんなに頻繁に変えない。次期モデルでデザインが変われば、今後5年くらいは変わらないだろう。

  • 新しいモノの所有していて、しかもそれが長く続くという自己満足度
  • 新デザイン
  • 薄型軽量化

これだけでも買う価値は十分ある。

だったのだが、、、

2016年4月に購入した12インチMacBook(Early 2016)を使って状況が変わってしまった。

モバイルと割り切っていたのだが、これが予想以上に使えた。

結果、ノートパソコン2台もいらないよねという結論に。僕は今MacBook ProをデスクトップPC状態で使っている。

モニターアームと液晶ディスプレイがメインのMacBook Pro
モニターアームと液晶ディスプレイがメインのMacBook Pro

自宅内モバイル含めてデスク以外で作業する時は、MacBookを使えばいいわけで、ノートタイプのMacBook Proを購入する価値が皆無にw

終わりに

そんなわけで、元々2016年は新型MacBook Proを買うつもりだったのが、予定が変わってしまった。

別に買ってもいいのだが、2013年に長男が生まれて以来悩み初めているのが、写真の管理。

ほんとあっという間に数が増えて、今のMacBook Proは512GBのSSDを搭載するモノの既に足りず、NASなどに待避させている状態。次買うならSSDが1TBのモデルを買うしか無いと思っているが、それも焼け石に水という感じがしている。

さらに言えば、1TBのSSDにすれば5万円くらい値段が跳ね上がるので、そこまでするのは勿体ない気がする。だったらフュージョンドライブにして2TBくらい確保した方がよいとも思う。やはり外付けやNASは面倒なので。

そういう意味で、母艦PCとしてiMacを買うのが一番理にかなっているなと思うようになっていて、新型MacBook Pro発表にワクワクしつつ、いざ出ると相当悩む事になりそうだ。

絶対格好いいと思うし、、、

バタフライキーボード

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ノート型のMac
チー
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チー
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Macを買うならどこがお得なのかを考察

一緒に使いたいおすすめアクセサリ

チー
僕がMacBookユーザーにおすすめしたい、アクセサリは以下です。

特にThunderbolt 3」対応製品はチェックしてみて欲しい!
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