2015年4月にApple Watchを購入し、以来「初代モデル→Series 3→Series 4→Series 5」と機種変更しながら4年以上使い続けている。
正直『ウェアラブル端末』と呼ばれるモノを、僕がこれほど長く使うとは思っていなかった。
しかし、意外(?)にも僕の生活には溶け込んだので、2024年11月時点では最新モデル「:Apple Watch Series 5」を便利に使っている。
Apple Watchを長年使う中で、悩んでいたのは「外出先での充電方法」。
Apple Watchの充電は1日〜2日しか持たない。つまり、1泊2日で旅行や出張に行った時は充電グッズが必須なわけだが、荷物を増やしたくないという理由で『充電が切れたら放置』という使い方をしていた。
しかし、ついに諦めて「Apple Watch純正の磁気充電ケーブル」を購入したので、その理由と僕の充電環境を紹介しようと思う。
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Apple Watchは常に身につけてこそ力を発揮する
Apple Watchは2015年の発売以来、形状や機能は基本的に変わっていないが、位置付けは徐々に変わっている。
- 2015年の発売当初はブランド時計のような「高級品」
- Series 2からはランニングや活動量取得など「計測器」
- Series 4以降は転倒検知機能など「命を守るもの」
心拍数の取得など、その人のデータを取得することに力を入れ始めているので、少なくとも起きている時間は常に身につけておかないと意味が無い。
仮にバッテリーが切れても1時間も充電すれば、半分くらいは復活するので、そういう意味でも「充電グッズは必須」だと思う。
純正のApple Watch磁気充電ケーブルは「3,500円と高い」
そんなわけで、外出先でもApple Watchの充電機材が欲しくなった。
ただ、Apple Watchの充電はマグネット式の専用充電ケーブル(Apple Watch磁気充電ケーブル)を使用するため、汎用性が低い。
1本はApple Watch購入時に付属していたモノがあるが、それは自宅用なので持ち歩き用の予備が必要になる。
専用ゆえに安価なケーブルはほぼ存在せず、Apple純正を買うしかないわけだがこれが意外と高い。
長さ | 価格(税込) |
---|---|
0.3m | 3,850円 |
1.0m | 3,850円 |
2.0m | 4,950円 |
だったら、Apple Watch用のモバイルバッテリーとかそろそろ出てるんじゃないかと思って調べたわけだが……。
Apple Watch対応モバイルバッテリーは種類が少なく高い
とりあえずAmazonで「Apple Watch バッテリー」とかで検索すると、いくつかの製品はでてきた。
これらの製品の特徴は以下。
- バッテリー容量が1000mAh程度と低容量
- 価格が4,000〜6,000円程度
今どき普通のモバイルバッテリーなら10000mAhでも「3,000円程度」で買える
その後、レビュー依頼をいただき使用したこともあるのだが、
レビュー当時の価格で4,500円と標準的価格だが、それでもバッテリー容量と比較すればコスパは悪いと言わざるを得ない。
Apple Watch充電グッズの価格比較
というわけで、以下のパターンのメリット・デメリットを比較してみることにした。
- Apple Watch専用バッテリー購入
- 一般的なモバイルバッテリーとApple純正充電ケーブル購入
一般的なモバイルバッテリーは既に所有している方も多いだろうが、とりあえず2024年11月でAmazonでの売れ筋No.1となっていた「Anker PowerCore 10000(価格は税込3,078円)」と合わせて買うと想定。
パターン | 購入製品 | 価格 | 合計金額 |
---|---|---|---|
1 | Anker PowerCore 10000 | 3,078円 | 10,679円 |
ベルキン Apple Watch用 モバイルバッテリー | 7,601円 | ||
2 | Anker PowerCore 10000 | 3,078円 | 7,313円 |
Apple純正磁気充電ケーブル(0.3m) | 4,235円 |
もはや答えは出ていた感もあるが、Apple純正ケーブルを購入するパターンの方が安くなった。
というわけで、Apple純正ケーブルを購入することにしたのだが、一応その理由なども紹介しておく。
Apple Watchの充電は「純正磁気ケーブル」をおすすめする理由
Apple Watchは純正ケーブルがおすすめだと思う理由は、
Apple Watchがニッチな製品である
ということが一番大きい。
例えばiPhone・iPadの充電ケーブルであるLightningもApple専用規格だが、2024年現在はサードパーティー製も増えた。100均でも売っているレベルだ。
信頼性も高いのだが、これはiPhoneが世界一売れているスマートフォンだからこその話。
Apple Watchも世界一売れているウェアラブル端末と言えるだろうが、規模はiPhoneの10分の1にも満たないだろう。
今後もそれは変わらないと思うので、サードパーティーが参入するメリットが薄い。つまり、次期モデルの登場で相性などによって使えなくなるリスクが高い。
高いお金を払って買って、短期間で使えなくなったのでは目も当てられないので、Apple純正磁気充電ケーブルが無難だと思う。
さらに言うと、発売当初は1mと長いケーブルしか販売されていなかったが、2024年現在は0.3mという短いケーブルが販売されている。
まさに持ち歩き用という感じで便利なのでこれが一番おすすめだ。
※価格は1mと同様
Apple Watch 磁気充電ケーブル(0.3 m)を購入
というわけで、「Apple Watch 磁気充電ケーブル(0.3 m)」を購入した(税込3,850円)。
パッケージはお馴染みの白い箱で、
最大の特徴は短いこと。
僕は自宅ではスタンドを利用して充電しており、こういうパターンでの利用には全く向かないが、モバイルバッテリーに接続して外出先で充電するにはこれがいい。
何故かと言えば、iPhoneと違い充電しながら操作できないので、カバンにいれとくしかないから。なので長いケーブルは不要というかむしろ邪魔。
で、これをモバイルバッテリーに繋ぎこんな感じで充電する。
Apple Watchを4年近く使った感想として、1日の利用でバッテリーが切れることはほぼない。
つまり、旅行とかの時はホテルなどの宿泊先で寝る時に充電するスタイルとなるため、この使い方が理にかなっていると思う。
敢えて言えば、モバイルバッテリーは複数のUSB端子を搭載しているタイプの方が良いかもしれない(iPhoneなどのスマホと同時に充電しそうなので)。
MFI認証付きのサードパーティー製ケーブルは買いなのか?
2015年の発売当初は全く存在しなかった、サードパーティー製の「磁気充電ケーブル」が、2024年11月時点では少ないながら販売されている。
MFiライセンスプログラムにも参加しているようで、Apple純正品と比較すれば半額程度なので、購入する価値はあるかもしれない。
ただ、僕は強くおすすめはしない。
【注意点】Qi方式のワイヤレス充電と混同しないように
また、余談だがApple Watchの充電は「マグネット式の充電」。
ある意味ワイヤレス充電と言えるのだが、2017年に発売した「iPhone 8」および「iPhone X」が対応した、「ワイヤレス充電」とは異なるることには注意して欲しい。
Qi対応ワイヤレス充電器は、Amazonでも2,000円程度で販売されているが、Qi対応ワイヤレス充電器でApple Watchは充電できない。
終わりに
まさか4年以上もApple Watchを使っているとは自分でも思っていなかったので、アクセサリには基本投資していなかったのだが、どこでも充電できるるという安心感は大きかった。
このケーブルを購入後、「わーすた」のライブを見るために2回東京に行ったのだが、行きも帰りも「12インチMacBook」と自動ロック解除が快適に使えたからだ。
Apple Watchを購入する
「Apple Watch」はAmazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。
Apple Watchはどこで買うのが安いのか?
店舗 | タイプ | 定価(税込) | 値引き | 実質価格 |
---|---|---|---|---|
Apple Store | GPS | 48,800円 | - | 48,800円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | - | 60,800円 | |
Amazon | GPS | 48,800円 | 1,464ポイント | 47,336円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | 1,824ポイント | 58,976円 | |
ビックカメラ.com | GPS | 48,800円 | 1,464ポイント | 47,336円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | 1,824ポイント | 58,976円 |
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