USB-PD対応で折りたたみプラグのコンパクトな充電器が欲しい
そんなことを思ったことはないだろうか。
USB-Type C Power Delivery(通称USB-PD)対応機器は、Apple製品を中心に、
- MacBookシリーズ
- iPhone 8シリーズ、iPhone Xの急速充電規格
- Androidスマートフォン
- Nintendo Switch
など対応機器がどんどん増えている。
対応機器の増加と共に、充電器・ケーブルを販売するメーカーも増え、価格も安くなってきたが、
そう思い続けて約2年、、、
ついにAnker社が、理想とするUSB-PD対応充電器を発売した!
早速購入したので紹介する。
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Anker PowerPort ll PDの概要
今回紹介する「Anker PowerPort ll PD」は、USB-PD対応の充電器だ。
スペックをまとめると以下のようになる。
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 約 68 x 70 x 28 mm |
重さ | 約130g |
USB-C PD出力 | 5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5A |
PowerIQ 2.0出力 | 5V/3A、9V/2A、12V/1.5A |
保証 | 18ヶ月保証 |
価格 | 3,799円 |
特徴としては、
- USB-Type Cポートを1基搭載し、最大30W出力のUSB-PD対応
- USB-Type Aポートを1基搭載、Anker社独自のPower IQテクノロジ対応
- 折りたたみプラグ
といった辺り。
上2つについてはよくある構成だと思う。
5つ程度のUSBポートを搭載した、マルチポート充電機で、読者の皆さまも自宅に1つくらいは置いているのではないかと思う
僕も何年も自宅で使っているが、このタイプ最大の欠点は、
充電器本体とコンセントが分かれている
ということだ。
こんな感じで。
自宅据え置きには問題ないが、持ち歩きには激しく邪魔、、、
USB-PD対応充電器は近年数が増えている。
だが、扱う電力が多いゆえか、コンパクトな折りたたみプラグの充電器は、USB-PD対応端子を1基搭載するのみというのが非常に多い。
Anker社もこのタイプの充電器は過去に発売しており(製品名に「ll」と付いているのはそのためと思われる)、実は注目していたのだが、初代はまさにこのタイプだった。
だが、折りたたみプラグの充電器は、出張や旅行などの持ち歩きで利用することが多いので、沢山のポートは不要だが、せめて2つ欲しいというのが僕の希望だった。
そして、ついに登場したのが「Anker PowerPort ll PD」だ!
価格はAmazonで「3,799円」ということで、USB-PD対応充電器としては標準的な値段となっている。
「Anker PowerPort ll PD」開封レポート
「Anker PowerPort ll PD」の開封レポートを簡単に。
Anker社の他製品と同じく、白基調のシンプルなパッケージ
同梱品は、
- 本体
- 取扱説明書
のみとなっている。
保証は18ヶ月だが、保証書などではなく、Amazonの注文番号が保証書の代わりとなる。
これが本体。
折りたたみプラグなので、スッキリしたデザインだ。
- USB-Type C(USB-PD対応)
- USB-Type A(PowerIQ対応)
のポートを1つずつ搭載している。
折りたたみプラグを出した状態。
iPhone Xと比較してみる。
わりと大型なのが分かると思う。
12インチMacBookに付属している、「Apple 29W USB-C 電源アダプタ」との比較。
ひとまわりくらい大きいことがよく分かる。
重量は「130g」ということで、数字でみるとそれほど重く感じないが、手に持って比べるとずっしりとした重みがある。
「Anker PowerPort ll PD」の充電機能をチェック
「Anker PowerPort ll PD」は充電器なので、充電機能をチェックしてみる。
まず、コンセントにさして通電状態になると、青色のLEDが点灯する。
12インチMacBookをUSB-PDで充電
まずは、この製品の目玉とも言えるUSB-PDによる充電
12インチMacBookを充電してみた。
80%くらい充電済だったためか、20V×1.5Aのフル出力にはならなかったが、24W程度で充電された。
▼計測に使ったテスター
iPad ProとiPhone Xを充電
続いて、USB-Aポートに接続して、一般的な充電をしてみた。
iPad Proは2.0Aまで延びるかと思ったが、中途半端な速度でストップした印象。
もちろん同時の充電も可能だ。
なお、iPad ProとiPhone Xは「USB-C Lightningケーブル」を利用することで、USB-PDに対応した急速充電も可能となっている。
終わりに
僕としては待望の製品ということで、早速持ち歩き用のガジェットケースに収納した。
普段の生活は、USB-PD対応のモバイルバッテリーが1つあれば十分。
僕は今のライフスタイルだと、1泊2日より長い旅行をすることはないので、大容量モバイルバッテリーならこれだけでもこと足りることは多い。
だが、1年弱この使い方をして感じたのは、
モバイルバッテリーが切れる不安が大きい
ということ。
実際切れたときはわりと焦ったし、コンセントから充電器できるグッズが1つは必要と実感した。
なので、沢山のポートは必要ないので、必要最低限に限定されて、何より折りたたみプラグ対応でコンパクトな「Anker PowerPort ll PD」は便利だった。
同じような製品をお探しの方は、是非使って見て欲しい。
持ち歩きに最適なモバイル用USB充電器のおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があり長く使えるので購入をおすすめします。
- 折りたたみプラグ
- USB-C端子を搭載し、USB-PDによる急速充電に対応している
- できればUSB端子を2基搭載している
- PSEマーク取得
その他のおすすめ製品
▼iPhone 7ユーザーでバッテリー内蔵型ならこちら▼これ1台あればMacもiPhoneもOK
USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!
の2種類しかない、、、
各1基搭載した、折りたたみプラグの充電器が欲しい!