ガジェットを何個持ち歩いてますか?
スマートフォンという製品が登場して10年が経過しようとしているが、この間でいわゆるデジタルガジェットは激増した。従来スマホを含む携帯電話くらいだったのが、
- Bluetoothヘッドセット or イヤホン
- Wi-Fiルーター
- タブレット
この辺りを持ち歩いている人は珍しくないと思うし、ノートパソコンなどさらに多くのガジェットを使っている人も多いと思う。
これらの機器に共通しているのは『バッテリー搭載』である、ということで逆に言えばバッテリーが切れると使えないため充電が必要になる。
外出先での充電グッズと言えば『モバイルバッテリー』だが、充電するガジェットが増えると共に、容量もドンドン増加。
一昔前は最大容量10000mAhくらいが多かったが、近年は20000mAhを超えるものも珍しく無く、しかも価格が安くなった。
今回、『REMAX』という若者向けにスマホアクセサリーやカー用品、生活雑貨など世界中に展開しているブランドのモバイルバッテリーのレビュー依頼を受けたので紹介しようと思う。
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『REMAX』ブランドについて
まず、今回レビューする『REMAX』というブランドだが、僕は初めてきいた。
調べてみるとそれも当然、海外発のブランドで2017年辺りから日本で購入できるようになったばかりだという。
AmazonなどのECサイトはもちろんだが、ドンキホーテ・ヨドバシカメラなどリアル店舗でも取り扱っているというのが大きな特徴となる。
おしゃれなデザインと実用的な機能に加えて、遊び心のある楽しい製品が特徴と言う話だが、
- 一見無骨なデザイン
- ドンキホーテで販売
と聞いて、「なるほど」と思ったのは僕だけでは無いと思う。
確かにちょっと変わった製品が多い(特にデザイン面)。
REMAXモバイルバッテリー『VANGURAD(ヴァンガード)』の概要
今回紹介するREMAXモバイルバッテリー『VANGURAD(ヴァンガード)』の特徴は以下。
- 容量20000mAhの大容量バッテリー
- 充電用microUSBポートを2基搭載し最速約5時間で充電可能
- 出力ポートもUSBを2基搭載(5V2.1Aと5V1A)
- LEDライト機能搭載
- 品質の高いリチウムポリマー&安全設計
また、20000mAhの大容量と言うことで、重量が約359gとかなり重くなっているが、これは大容量バッテリーの宿命とも言える。
さらに、容量が大きいと充電にも時間がかかるわけだが、電用microUSBポートを2基搭載しているため、2Aケーブルの同時充電で最短約5時間(理論値)のフル充電が可能となっている。
※1Aのケーブル1本だと理論値では20時間もかかる
価格はAmazonで6,966円。
ネット価格としては少々高い分類に入ると思う。ただ、この製品の特徴は、ドンキホーテなどのリアル店舗で購入できることだと思うので、家電量販店などで販売されている製品としては、一般的な価格だ。
カラーバリエーションは、
- シルバー
- ブラック
の2色で、機能的な違いは無い。
今回はシルバーを紹介する。
REMAXモバイルバッテリー『VANGURAD(ヴァンガード)』の開封レポート
簡単に開封レポートを。
パッケージは一般的なプラスチック製。
REMAXは海外ブランドだが、日本の販売代理店が仲介しているため、パッケージ裏面には日本語でスペックなどが記載されている(シールを被せる形)。
開封。同梱品は、
- VANGURAD本体
- 充電用microUSBケーブル
- マニュアル
の3つのみ。ただし、マニュアルは日本語化されていない。ただ、今回はモバイルバッテリーなのでそれほど使い方に困る事はないと思う。
入力用(モバイルバッテリーの充電用)のmicroUSB端子が2基と、出力用(スマホ等の充電用)のUSB端子が2基、そしてLEDなどが搭載されている。
iPhone 6 Plusと比較してみた。
20000mAhという容量は伊達ではなく、結構大きく分厚いということが分かると思う。
REMAXモバイルバッテリー『VANGURAD(ヴァンガード)』の使い方
VANGURADにはLEDライト機能が搭載されている。
懐中電灯の代わりになるわけだが、オンオフのやり方にちょっと迷ったので紹介しておこうと思う。
まず、こちらの電源ボタンを長押しすると給電が可能となる。
この時、バッテリー残量を示す青色のLEDが点灯する。
さらに、電源ボタンをダブルクリックの感覚で「カチカチ」と押すとLEDが点灯する。消灯は同じ操作を繰り返す。
LEDは結構明るいため、懐中電灯としては十分な性能だ。
本当に機器毎に最大出力で充電されるのか?
この製品は、
- 5V2.1A
- 5V1A
の出力用USBポートを2基搭載している。前者はiPadなどのタブレット向け、後者はiPhoneなどのスマホ向けという位置付けになると思う。
最近では機器毎に最適な電流(A)を自動調整する機能を搭載するバッテリーも多いが、VANGURADは非対応となっている。
実際どんな感じで充電されるか以下の機器で試してみた。
ちなみに、充電していない時はこんな状態となっていた。
iPhone 6 Plus
5V2.1Aに接続
5V1Aに接続
iPhoneは純正のACアダプタが1Aとなっているのだが、ほぼ定格通りの電流となっていた。
iPad Air 2
5V2.1Aに接続
5V1Aに接続
今回計測した機器では最も大きなバッテリーを搭載しているiPad Air 2。
2.4Aまで対応していると言われているが、確かに接続するUSBポートによって電流は異なってい
た。
Xperia Z5 Compact(E5823)
5V2.1Aに接続
5V1Aに接続
最後にAndroid端末。
僕は海外版SIMフリーのXperia Z5 Compact(E5823)を持っているので、これで試してみた。
Androidだけは不思議な動きをした。
1Aと2.1Aどちらに接続しても、1.3A程度の電流となっていた。
Xperia Z5 Compact自体は他の機器で充電しても1.3〜1.5A程度で充電されるため、動作としては問題ないが、なぜこれだけ1Aでも1A以上で充電されたのかが謎だった。
終わりに
大容量バッテリーは出張や旅行で長時間外出する時に便利だが、重たいので普段使いとしては使いづらい面もある。
僕はこのタイプのバッテリーを実は自宅で使っている事が多い。
- 枕元
- 台所周り
などコンセントが一応あるが、取り回しが面倒な場所で充電するのに最適だからだ。
また災害など緊急時のために持っておくのもありだと思う。iPhone 7なら7回くらいフル充電できるので、数日ならコンセントがなくても耐え抜けるだろう。
LED搭載で懐中電灯のように使えることも緊急時としては便利だ。防災グッズの1つと捉えても良いかと思う。
大容量モバイルバッテリーに興味があるなら、VANGURADを検討してみてはいかがだろうか。
モバイルバッテリー買うならUSB PD対応製品がおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があるので長く使えるので購入をおすすめします。
- USB-Cポートを最低1つ搭載していること
- 高速充電規格(USB PD・Quick Charge3.0)に対応していること
- 高出力の充電器なので、信頼できるメーカーと品質重視
▼バッテリー内蔵の充電器
▼最新規格はいらない。とにかく安さ重視ならこれ(1,599円)!
USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!