こんにちは、三重野です。
僕にとって、cheeroのバッテリーは「特別な存在」です。
2012年「初代Power Plus 10000mAh」から、そばにはいつも「cheero」がありました。
今回ご紹介する「cheero Flat 10000mAh with Power Delivery 18W (CHE-112)」は、Power Delivery(以下、USB-PD)18W出力で、対応スマホへ急速充電できる大容量薄型モバイルバッテリーです。
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「cheero Flat 10000mAh with Power Delivery 18W (CHE-112)」の仕様
「cheero Flat 10000mAh with Power Delivery 18W (CHE-112)」の、製品仕様は以下の通りです。
型番 | CHE-112 |
---|---|
カラー | ブラック、ミント、ピーチ、ホワイト |
入力 | USB-C(PD) : 5V / 2.4A , 9V / 2A (18W max.) Micro-USB : 5V / 2A (10W max.) |
出力 | USB-C(PD) : 5V / 2.4A , 9V / 2A , 12V / 1.5A (18W max.) USB-A : 5V-6.5V / 3A , 6.5V-9V / 2A , 9-12V / 1.5A (18W max.) |
サイズ | 約138×69×14mm |
重量 | 約190g |
価格 | 3,980円(税込) |
すっかり身近になったモバイルバッテリーですが、USB-PDにちゃんと対応した製品は、まだまだ少ないです。
- iPhone 11 Pro
- Pixel 4
- Galaxy S10+
などiPhone・Android関係なく、スマホの最新モデルはほぼ全て、USB-PDの急速充電に対応しています。
しかし、モバイルバッテリー側が、USB-PDに対応できていないケースは多いです。特に古いモデルは全滅でしょう。
価格は、Amazonで「3,980円(税込)」です。
「cheero Flat 10000mAh」開封レポート
簡単な開封レポートをします。
パッケージは吊り下げフックの付いたタイプです。
開封すると以下が入っていました。
- 本体
- 本体充電用USB-A to C ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書(1年保証)
色はミントを選びました。持っているだけで嬉しくなるような、とってもいい色です(笑)
「cheero Flat 10000mAh」の特徴
「cheero Flat 10000mAh」のスペック的な特徴は、以下です。
- 大容量&薄型
- 「逆流しない」安心安全の信頼設計
- 入出力ともにUSB-PD対応している
どんな薄さなら持ちやすいのか。
滑りにくい表面処理にも「こだわり」を感じます。
実は以前購入したモバイルバッテリーでこんなことがありました。
寝ている間にモバイルバッテリーで充電して、翌朝には満充電のはずの Galaxy Note8がまったく起動しません。
「えっ、いったい何が起こったの?」
調べてみると、満充電になったNote8から、あろうことか、空になったモバイルバッテリーへ逆充電されていたのです!
その点でも、cheeroはやっぱり信頼できます。逆充電なんてことは起こりません。
なお、「本体充電用USB-A to C ケーブル」ケーブルは付属していますが、スマホを18W急速充電をしたい場合、「USB-PD対応ケーブル」が別途必要です。
充電性能をチェック
本体のバッテリー残量は、本体側面のLEDインジケータで確認できます。
まずは本体をしっかり充電してから、手持ちの端末を充電してみました。
今回は、USB-C端子からの充電を確認しました。
micro-USB端子は本体充電専用。USB-A端子からの充電は従来通り(USB-PD非対応)です。
- Galaxy Note8
- iPad mini(第5世代)
- iPhone SE(第1世代)
Galaxy Note8は、「9.09V / 1.35A (12W)」で、USB-PDの急速充電ができています。
iPad mini(第5世代)は、USB-C to Lightning の場合「5V / 2.28A (11W)」で充電。
iPhoneSE(第1世代)は、撮影の瞬間には「5.13V / 0.4A (2W)」で充電されていました。
ちなみに、
iPhoneSE(第1世代)は充電中、一緒に握ることができるくらいスリムです(笑)
【参考】USB Power Delivery(USB-PD)とは
「USB Power Delivery」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。
急速に充電できるのは、高出力だからです。
便利さの裏には、危険性も潜んでいます。使い方を間違えたら、発火などの危険もあります。
特に注意が必要なのは「ケーブル」です。
怪しいメーカーの安価な製品には注意してください!
「cheero Flat 10000mAh」の欠点はあるのか?
- メーカーの信頼性
- 充電性能
安定した品質は確認できましたが、欠点はあるのか?
正直欠点らしい欠点はありません。
唯一注意点としてあげるとすれば、この製品は「18W出力」です。
など、同じUSB-PD対応製品でも、より高出力な充電に対応している製品では、パワー不足になります。
MacBook Proなども充電できますが、フルスピードで充電できない
この点には注意してください。
終わりに
製品としての完成度は高いです。
PC、スマホ、タブレットなどが、どんどんUSB-Cに集約されていく中、どれを買えばいいのか悩みます。
そんな時、値段だけではなく、
安心・安全設計されているのか、信頼できるメーカーかどうか
が、ポイントです。
とりわけ、USB-PD対応の充電機器は高出力の製品なので商品選びの際、メーカーの信頼性は最も重要。
パソコン・タブレットを充電するにはパワー不足ですが、スマホのみ充電するなら十分ですし、メーカーの信頼性含めた総合力で僕は「cheero Flat 10000mAh」をオススメします。
モバイルバッテリー買うならUSB PD対応製品がおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があるので長く使えるので購入をおすすめします。
- USB-Cポートを最低1つ搭載していること
- 高速充電規格(USB PD・Quick Charge3.0)に対応していること
- 高出力の充電器なので、信頼できるメーカーと品質重視
▼バッテリー内蔵の充電器
▼最新規格はいらない。とにかく安さ重視ならこれ(1,599円)!
USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!
スマホ、ケーブル、モバイルバッテリー、全てPD対応してはじめて「急速充電」が動作します