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iPhone XはGalaxy S8のパクリ?Galaxyで有機ELや顔認証を使った感想と比較

Galaxy S8 SC-02J
Galaxy S8 SC-02J

発売当初の品薄で混乱も見られたが、なんとかiPhone Xを入手した。

iPhone X本体

iPhone Xの大きな特徴は、

  • 全面ディスプレイ
  • 有機EL(OLED)ディスプレイ
  • TrueDepthカメラを使った、新たな生体認証Face ID(顔認証)

だと思っているが、これらの特徴はiPhoneが最初に導入した、革新的な機能ではない

敢えて言えば、TrueDepthカメラだけはAppleが導入した『世界初の仕組み』かもしれないが、それ以外の製品や技術は、既に存在する。

iPhone Xそっくりのスマホ。それは、

Samsung(サムスン)のGalaxy S8シリーズ

だ。

かつて、サムスンといえばアイコンレベルまでiPhoneに似せた製品を作り、訴訟になったりした。

しかし、今やiPhoneがGalaxyをパクったとも読み取れるわけで、時代は変わったなぁと思う。

Galaxy S8のディスプレイや顔認証を紹介しながら、iPhone Xとの違いを紹介しようと思う。

この記事の掲載内容は、2019年2月7日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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Galaxy S8 SC-02Jを入手した理由

Galaxy S8 SC-02J
Galaxy S8 SC-02J

僕が、持っているGalaxy S8はグローバル版とかではなく、Galaxy S8 SC-02Jというdocomo版

なんでこんなモノを持っているのかと、継続的に当ブログをご覧の方は思うかもしれないが、友達と交換したw

僕が提供したのは、『Galaxy Feel SC-04J』だ。

Galaxy Feel SC-04Jは35,000円くらいの端末。Galaxy S8は10万円近くするので、普通に考えて等価トレードとかあり得ないが、

iPhone X買って、レビューするならいいよ

と交換してくれた。
まあ、その友達はiPhone飽きたと思って買ったけど、合わないから使わなくなり、放置されていたというオチなのだがw

iPhone XとGalaxy S8の違いをスペックから比較

iPhone 8 PlusとGalaxy S8 SC-02J
iPhone 8 PlusとGalaxy S8 SC-02J

iPhone XとGalaxy S8は、僕の印象ではそっくりだなと思うが、気になるポイントに絞ってスペック比較をしてみる。

  iPhone X Galaxy S8 SC-02J
ディスプレイ 5.8インチ有機EL 5.8インチ有機EL
解像度 2,436 x 1,125 2960×1440
ppi 458ppi 570 ppi
高さ 143.6 mm 149 mm
70.9 mm 68 mm
厚さ 7.7 mm 8.0 mm
重量 174 g 150g
バッテリー容量 2,716mAh(推定) 3000mAh

全体的には、

Galaxy S8が少し縦に長いだけで、若干コンパクト

という感じかと思う。

iPhone 8 Plusは少々持ちづらい
iPhone 8 Plusは少々持ちづらい

実際、片手で持つと男性にしては手が小さい僕は、iPhone 8 Plusだと手に余る感じだが、

Galaxy S8はコンパクト
Galaxy S8はコンパクト

Galaxy S8は持ちやすい。

Galaxy S8と比較してiPhone Xは2mm幅が広いが、持った感触は似ているだろう。

もはやスマートフォンにおいて、単純なスペック比較には意味がないと思っているが、

  • ディスプレイ性能
  • バッテリー容量
  • サイズ感
  • 重量

あらゆる面において、Galaxy S8の方が優れているような印象を持つのが自然だと思う

ただ、Galaxy S8が使いやすいかと言えば、僕はそうでもなかった。

使い勝手だけで言えば、『Galaxy Feel SC-04J』の方が上とすら思った。

その理由は、生体認証の使い勝手にある。

生体認証が使いづらいGalaxy S8

Galaxy S8の生体認証は3種類
Galaxy S8の生体認証は3種類

Galaxy S8の生体認証は、

  • 指紋認証
  • 虹彩認証
  • 顔認証

の3種類があり、いずれか1つを選ぶことになる

指紋認証はiPhoneでもお馴染みTouch IDと同じようなものだが、指紋認証の使い勝手が悪い

本体裏面の指紋認証センサー
本体裏面の指紋認証センサー

Galaxy S8は本体の裏面にある。

Galaxy FeelはiPhoneのホームボタンに該当する位置
Galaxy FeelはiPhoneのホームボタンに該当する位置

対して、Galaxy Feelは本体の前面にある。というか、iPhoneのホームボタンと同じと言った方が良いかもしれない。

これは、僕がiPhoneユーザーだからという『慣れ』の面もあると思うが、コンパクトとは言えないGalaxy S8で、裏面の指紋認証センサーは触りにくいと感じた。

なので、虹彩認証と顔認証を試した。

虹彩認証を使った感想

虹彩認証は簡単に言うと瞳で認証する機能

2015年頃から富士通のARROWSで採用されて、便利そうだなと思っていたが、実は初体験だった。

なのだが、使いづらかった。

理由はたった1つ。

認証そのものは早いが、『瞳の位置合わせ』がすごく面倒!

これに尽きる。

位置合わせが『激しく』面倒
位置合わせが『激しく』面倒
  • 枠に合わせろと言われる
  • 距離を取れと言われる
  • 正面から見ろと言われる

もうこれだけで面倒になる。

ロック解除なんて、1日に何十回もする。

その都度、これを求められるとストレスがたまる。

業務端末など、ものすごくセキュアな端末ならまだ理解する

だが、日常利用する個人端末では使い勝手が悪すぎた。

顔認証を使った感想

虹彩認証と顔認証はフロントカメラを使う
虹彩認証と顔認証はフロントカメラを使う

続いて、顔認証を試した。

顔認証はかなり昔からある仕組みだが、近年ようやく増えて来た印象がある。

虹彩認証と同じく試すのは初めてだったが、これも使いづらかった。

僕の場合、

  • 基本はメガネ
  • 時々コンタクト(デイリー)

という生活をしている。

メガネをかけていてもある程度認証はしてくれるが、認識率は悪かった

また、暗い部屋の中や外出先では使い勝手が悪いと感じた。

iPhone XのTrueDepthカメラとFace IDを使った感想

Face IDは不安だらけ
Face IDは不安だらけ

結果、Galaxy S8では生体認証の利用をやめてしまった

虹彩認証と顔認証に共通しているのは、フロントカメラを使うことだ。

そして、iPhone Xはまさにこの方式を採用している。

正直不安しかない

ただ、Appleもこの欠点(明るさや顔の状態による認識率の悪さ)は、当然認識しているようだ。

TrueDepthカメラは『ただのカメラ』ではない
TrueDepthカメラは『ただのカメラ』ではない

iPhone Xで採用されるTrueDepthカメラを見るとよく分かる。ポイントは、

  • 赤外線カメラ
  • 投光イルミネータ
  • ドットプロジェクタ

を搭載しておりただのカメラだけじゃないということだ。

このことで、Face IDは顔の画像データだけでなく、顔の形で認識させようとしているのだと思う。

これなら少なくとも、Galaxy S8の認証よりは性能が高いと思える。

そして、iPhone Xの購入後に実際色々試してみたが、欠点はあるものの、Galaxy S8とは比較にならない速度と精度で認証してくれる

Face ID

もちろん、Face IDにも欠点はある。ただ、Touch ID(指紋認証)でよく指摘された欠点、

  • 指が乾燥している
  • 指が濡れている
  • 怪我をした

などは、顔認証になると解消する。
※逆にマスクを付けた場合などの認識率は著しく下がるが

有機EL(OLED)の採用は期待大

有機ELの特性を活かした『Always On Display』
有機ELの特性を活かした『Always On Display』

生体認証についてはメリットデメリット色々あるが、もう1つの目玉であるディスプレイについてはかなり期待している。

Galaxy S8を使って感じるのは、画面の美しさだ。

Galaxyシリーズではお馴染み、有機EL(OLED)は、

  • 確かにキレイだが、色合いが鮮やかすぎて品がない
  • 焼き付きが発生しやすい

という印象を持っている人は、ガジェットに詳しい人ほど多い。僕もそうだった。

ただ、今の有機ELはそんなこともない。

液晶の性能は飛躍的に向上したが、やはり色の鮮やかさ・発色の良さは有機ELが優れていると感じている。

これはやはり、

  • 写真を見る
  • 動画を見る

なんてシーンでは違いを実感出来るだろう。

そして、液晶では絶対に出来なくて、有機ELならできることがある。

部分的な発光

だ。

Galaxyシリーズでは「Always On Display」という機能名で、常時表示の時計を実現している

さらに焼き付きやすくなるなんて言われているが、この機能は抜群に便利だ。

置き時計としてw

iPhone Xにおいて同種の機能が搭載されないが、やはり有機ELの美しさは比べると分かるレベルの違いがある。

iPhone X

終わりに

iPhone Xは未来のスマホか?
iPhone Xは未来のスマホか?

iPhone Xで採用された新機能は、Androidを中心に、既に採用事例が多くある技術・機能であることは分かると思う。

ただ、同時に言えるのは、

採用事例は多いが、あまり普及していないし、使い勝手も悪い

という特徴がある。
ワイヤレス充電規格の『Qi』なんて典型だ。iPhoneが採用したことで、再び脚光を浴びている。

ワイヤレス充電規格『Qi』

有機ELの特性については、さすがにサムスンの方が1年も2年も先を行ってそうだが、それ以外の技術は、Appleの味付けが注目ポイントだったが、特にFace IDはよく考えられているなと感じた。

一昔前は、iPhoneのデザインなどをGalaxyがパクるという流れが多かったが、今後は両社が採用する技術の共通点を見ると、スマホの新しいトレンドが見えてくるかもしれない。

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