iPhone Xを使い始めて、半年以上が経過した。
正直なところ、
多分合わない気がする
と思っていたので、『控え』としてiPhone 8 Plusを購入した面があったのだが、使ってみると案外違和感なく使えている。
ただ、機能的な魅力よりも大きいのは、
持ちやすいサイズ感
と思うわけで、これこそがiPhone 8 Plusと比較して、どちらを選択するかの基準にもなるかと思う。
その魅力を紹介しようと思う。
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iPhone Xを使う前に抱いていた不安
iPhone Xを買う前に、懸念していたのは大きく変わる操作性だった。
具体的には、
- 生体認証がTouch IDからFace IDに変わる
- ホームボタンがなくなり、従来の操作が変わる
iPhoneを使い始めて8年ほどが経過する。
その習慣力は侮れないと思っていて、特に、
ホーム画面に戻る操作が、『ホームボタンクリック』から『下スワイプ』に変わる
というのは、絶対に受け入れられないだろうなぁと思っていた。
生体認証がTouch IDからFace IDに変わる
ホームボタンタッチによる指紋認証から、TrueDepthカメラによる顔認証に変わる。
思った以上には便利だし、双方にメリットデメリットががあると感じた。
僕の場合は、あまり合わなかったようで、認識率が悪く不満がたまっているのが現状だが、それでも従来の顔認証とは比べものにならない便利さだ。
Face IDはこれからまだまだ進化すると僕は思っている。
初号機でこの性能なら、今後の期待大という意味で、満足出来た
ホームボタンがなくなり、従来の操作が変わる
これは、自分でも意外だったが、
半日も経たずに慣れた
ホームボタンの役割が変わるわけではなく、そもそも無くなっているので、iPhone Xを使う分に戸惑うことはほぼないというのが、率直な感想。
問題は、僕みたいなガジェットヲタクは、iPhoneを複数持っていると言うことだ。
わかるだろうか?
iPhone X以外のiPhoneはホームボタンを搭載しているのだが、
iPhone Xと同じ操作をして、コントロールセンターが立ち上がる、、、
これをやってしまうと言う意味で、不満だw
iPhone Xに切り替えると、旧モデルをサブ機とかで持っておくのが、デメリットに感じるようになってきた、、、
iPhone XとiPhone 8 Plusを比較して、iPhone Xのよかったこと
この程度の不満はあるが、基本的にiPhone Xには大満足している。
- iPhone 8 Plusより圧倒的に軽くて、コンパクト
- iPhone 8のサイズ感で、デュアルレンズを実現している
というのが嬉しい。
iPhone 8 Plus最大の不満は、大きくて重いことだ。
この不満がiPhone Xでは全て解消されるので、とてつもなく便利だ。
iPhone 8 Plusより圧倒的に軽くて、コンパクト
iPhone X最大の魅力は、コンパクトさだと思う。
iPhone 8・iPhone 8 Plusとサイズ感を比較すると、以下のようになる。
iPhone X | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | |
---|---|---|---|
高さ | 143.6 mm | 138.4 mm | 158.4 mm |
幅 | 70.9 mm | 67.3 mm | 78.1 mm |
厚さ | 7.7 mm | 7.3 mm | 7.5 mm |
重量 | 174 g | 148 g | 202 g |
ポイントは、
- iPhone Xは縦長
- 幅は、iPhone 8とほぼ同じ
- 重さは、iPhone 8とiPhone 8 Plusの中間
という辺りだろうか。
重量は見た目のわりにかなり重いのだが、僕の場合直前までiPhone 8 Plusを使っていたので、30gも軽量化した。
めっちゃ軽い!
というのが正直な感想だったが、逆にiPhone 7から移行すると、
ずっしり重い、、、
という感想を持っただろうと思う。
ただ、重さは案外慣れる。逆に慣れないのは『幅』で、これは完全に手の大きさに依存する。
僕は、男性だが手が小さい。
感覚はほぼ女性だと思うが、
iPhone 8 Plusは、大きすぎて持ちづらかった
特に片手操作がつらかった。
なので、iPhone 6以来ずっとPlusは使ってこなかったのだが、iPhone XはiPhone 6系とほぼ同じなので、持ちやすい。
スマートフォンは一番良く触る端末なので、この違いは大きかった。
iPhone 8のサイズ感で、デュアルレンズを実現している
iPhoneが、
- コンパクトな無印
- 大型でハイスペックなPlus
に分かれたのは、iPhone 6の時代からだ。
一番分かりやすい違いは『画面の大きさ』だが、実はそれ以外にもハードウェア的に大きな違いがあった。
それは、カメラだ。画素数やレンズの種類は同じだが、細かい違いがある。
一覧にすれば以下のようになる。
光学式手ぶれ補正 | デュアルカメラ | |
---|---|---|
iPhone 6 | × | × |
iPhone 6 Plus | ○(静止画のみ) | × |
iPhone 6s | × | × |
iPhone 6s Plus | ○(静止画・動画) | × |
iPhone 7 | ○(静止画・動画) | × |
iPhone 7 Plus | ○(静止画・動画) | ○ |
iPhone 8 | ○(静止画・動画) | × |
iPhone 8 Plus | ○(静止画・動画) | ○ |
iPhone X | ○(静止画・動画) | ○ |
スマホのカメラに光学式手ぶれ補正を搭載したのはiPhone 6 Plusからで、以後本格的に増えて来た。
デュアルカメラもiPhone 7 Plus以降、一気に一般的になった。
Plus系は常に1歩先の性能を持っていた
無印を使い続けていた人とすれば、カメラのスペックは羨ましいけど、大きくて使いづらいというのが本音だった。
iPhone Xは、前述のように無印のサイズ感で、Plusの性能を実現している。
つまり、
コンパクトなのに、カメラがハイスペック!
何気なくパシャっと撮った写真が、高画質過ぎて驚く。
iPhone 8 Plusのデュアルカメラよりも、ポートレートモードでの距離感が近くなったように感じるので、より使いやすい。
僕はブロガーなので、新しいお店とか行くと写真を撮るようにしている。
1インチセンサーのRX100M3を愛用しているのだが、
何も考えず、ポートレートモードで撮影しただけの写真で、この画質
料理の写真撮影程度なら、もうカメラはいらないんじゃ、、、って思えてくる。
終わりに
当初の予定を1年早めて、無理矢理10周年に間に合わせたと言われるiPhone Xだが、その完成度は高かった。
正直「人柱になるだろうなぁ」と思っていたので、思っていた以上に使えるどころか、従来モデルを超える満足感がある。
iPhone 8シリーズかiPhone Xか?
で悩んでいて、予算が許すならiPhone Xが良いと思う。
そして、同時に思うのは
iPhone Xの思想は、今後のApple製品に多大な影響を及ぼすだろう
ということだ。
特に『TrueDepthカメラ』の可能性は群を抜いている。
間違いない予想は、iPad Proへの展開だが、その先
Macへ展開されたらどうなる?
とか考えたらワクワクしてくる。
iPhone Xにはそんな未来が詰まっているように感じた。
iPhone Xを購入する
iPhone Xは販売終了しました
2024年9月現在は後継モデルとして「iPhone 13シリーズ」が販売されています。キャリア版はSIMロックされていますが、条件を満たせばSIMロック解除可能です。
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iPhone X・XS用アクセサリについて
定番のケース・保護フィルム(ガラス)については、以下のまとめ記事をご覧ください。
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元携帯ショップ店員の僕も驚くようなプランで、各社同種のプランを出しましたが、以下の記事で詳しく解説しています
iPhone Xのまとめ記事
2011年発売のiPhone 4S以来、iPhoneを毎年購入している管理人が、これまで書いて来たiPhone関連レビューを、iPhoneカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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