2017年6月からドコモが開始した、期間の縛りがなく毎月1,500円引きとなる「docomo with」プラン。
他の大手キャリア(au、SoftBank)が、安価なスマホや料金プランを、自社が運営するサブブランド(UQ mobile、Y!mobile)で実現するなかで、サブブランドを持たないドコモがとった苦肉の策とも言えた。
端末料金を4万円以下にするという縛りがある中で、提供されるスマホはAndroid中心だ。
- 日本ではiPhoneユーザーが多い
- 他社サブブランドは、iPhone 6s・iPhone SEを目玉としている
状況なので、ドコモもiPhone 6sを対象に加えるのでは、と噂にはなっていた。
そして、2018年9月1日からiPhone 6s(32GB)がdocomo with対象スマホに加わることに!
これはかなり大きなインパクトがあると思う。
お値段据え置きで、iPhone 7から切り替わったので、店頭などで型落ちで販売されていても、iPhone 6sを購入するメリットは薄いと思います。詳しくは以下の記事をご覧ください。
目次
docomo withシリーズはAndroid中心

2017年6月から開始した「docomo with」シリーズは、対象機種を購入することで毎月1,500円引きがずっと継続するというサービスだ。
従来、月々サポートや端末購入サポートなど、2年契約を前提とした端末購入が中心だったが、同じスマホを長く使う人には不公平感があったので、それを解消する目的もあった。
だが、「元を取る」と考えた場合、2年〜3年では回収できないと、利用者にとってのメリットが見えづらいため、
端末価格は3万〜4万円のみとなっていた
このため、以下の縛りが発生していた。
- Android中心
- Androidのミドルクラス(1年ほど前のスペック)
- メーカーが限定される
といった感じだ。
周りをみれば分かるが、日本では圧倒的にiPhoneユーザーが多い。
UQ mobile・Y!mobileも基本的にAndroid中心で売り込んでいるが、目玉スマホはiPhoneとなっており、iPhoneの商品価値はまだまだ高い。
今回それが実現したわけで、ドコモとしては悲願と言えるのかもしれない。
docomo with「iPhone 6s」の価格と元を取る方法

docomo with「iPhone 6s」は、
- ストレージが「32GB」のみ
- iPhone 6s Plusは対象外
という感じで、モデルが限定されている。

販売価格は「42,768円」だ。
docomo withでは2年縛りなどの考えや割引はないため、分割払い・一括払いの違いはあっても、均一価格となっている。
docomo withで割引されるのは毎月「1,620円(税込)」だ。
このため、
27ヶ月(2年3ヶ月)以上保有し続けると得になる
2年弱という期間は、2018年現在のスマホ寿命を考えたら、十分な期間だろう。
実際iPhone 6sは、2015年9月に発売したスマホだ。docomo with対象機種になる、2018年9月時点で発売から3年経過したスマホということになる。

参考までに2015年9月の発売当時、同じドコモで購入すると「約10万円」だった。
相当安くなっていることは分かるかと思う。
2018年9月に購入すると、元をとる頃には、発売から5年以上経過することになるが、普通に使うには十分な性能と思われる。
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iPhone 6sは発売から3年以上経過しても「十分使える」
3年前の機種を、4万円も払って購入することに抵抗がある方もいるかもしれない。
だが、2018年時点で僕もiPhone 6sを持っているが、普通に使う分には遅いと感じることはない。
普通というのは、
- WEBを見る
- Twitter・FacebookなどSNSチェック
- メール、LINEなどのコミュニケーション
- Evernoteなど一般的なアプリの利用
あたりでの利用を想定している。
さすがに、高度なグラフィック表示を行うゲームや、カメラ性能という意味では、最新モデルと比較すれば見劣りする。
特にカメラに関して言うと、iPhone 6sの後継モデルに当たる、iPhone 7以降はデュアルカメラを搭載しており大幅に画質が向上している(Plus系とiPhone Xのみ)。
スマホはカメラがメインという人も多いと思うので、その辺りはトレードオフになることは覚悟して欲しい。
だが、画質的に大きく見劣りすることはないと思う。
終わりに

ドコモはサブブランドを作らないのか?
という話は頻繁に出てきていたし、個人的には「docomo with」が実質的にその位置付けだと僕は思っていたが、これで答えが出た気がする。
ドコモはサブブランドを作らない
ドコモの本音としては、iPhone Xなど最新モデルを売りたいだろうし、Appleとしても同じ思いだろう。
だが、スマートフォンの進化も一段落して、価格が高い最新モデルを求める人ばかりではなくなってきた。
敢えて、廉価版を作るよりは、かつての最新モデルを値下げして販売する方が、色々効率的なんだろうなと感じた。
2015年最新モデルが、3年経ってもまだ普通に使えて、しかも売れるというのがすごい話で、iPhoneの底力を見た気がする。
スマホは3年ほど使いつづけるけど、とにかくiPhoneがいい!
という方には、最適な選択肢になるかと思う。
ちなみに、購入は手数料や頭金が発生しない、ドコモオンラインショップでの購入が圧倒的にお得なので、是非利用して欲しい。
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ドコモスタンダードモデル(旧docomo with)のおすすめモデル
スタンダードモデルのドコモスマートフォンは以下の特徴があります。
価格が安いため、「値下げ」はほぼありません。このため、在庫が豊富で、事務手数料が「無料」のドコモオンラインショップでの購入がおすすめ!。
条件を満たせばSIMロック解除も可能です。
- 3万円〜4万円と安価
- 「スマホおかえしプログラム」の対象外だが、買い切りなので長く使える
- 分離プラン「ギガホ・ギガライト」のメリットが得やすい(新規契約の方におすすめ)
機種名 | 本体価格 | 発売月 |
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