iPadで印刷なしに書類へ記入・署名・捺印する方法。無料アプリ「Adobe Fill ＆ Sign」を使いこなそう

iPad仕事術のゆうたです。

仕事で書類に記入したり、署名・捺印をする機会はありますか？

受注書、発注書、見積もり、請求書、契約書……。

デジタルの時代になったとはいえ、世の中は書類であふれています。

仕事上の役職は「代表取締役」なので、記入・署名・捺印をするシーンは多いです。

書類なんてなくなって欲しい……。

そう思いつつ、契約が絡むビジネスの世界では消えないものです。

しかし、現在では書類をメール添付して送られてくることも多いと思います。

この時、記入・署名・捺印するためにわざわざ印刷とかしてないですか？

それって面倒ですよね！

iPadのアプリ「Adobe Fill & Sign」を使えば、記入も署名も捺印も、全てiPadだけで完結させることができます。

この記事では、以下を紹介します

「Adobe Fill & Sign」の使い方
仕事上で効率的に使うコツ

この記事の掲載内容は、2020年3月8日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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「Adobe Fill & Sign」の使い方についてまずは動画で解説

詳しくはこの後に文章で解説しますが、動画も制作しているのでよろしけばご覧ください。

「Adobe Fill & Sign」はお手軽にPDF記入できるアプリ

「Adobe Fill & Sign」は、Adobe社がリリースしている「無料アプリ」です。

何ができるかというと、選択したフォーム(PDFファイル)に対して、文字等を記入することができます。

PDFや画像ファイルは、編集できませんが、例えば申込み書のような書類で、名前や住所をアプリ上から入力出来るわけです。

選択するフォームは、主に以下から選択出来ます。

ファイルアプリ
カメラロール

ポイントは、カメラ撮影した「写真」も利用可能ということでしょうか。

カメラを起動させて書類を撮影し、そのままiPad上で入力出来るのは、カメラが搭載されているiPadならではの使い方といえます。

また、「Adobe Fill & Sign」が素晴らしいのは入力フォーム認識率の高さです。

マークアップ（iOS標準の編集機能）のように単純に文字を記入するだけでなく、チェックボックス・ラジオボタンをきちんと認識し、ワンタップでチェック等を記入することができます。

Adobe Fill & Sign 19.3.0（無料）
カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
販売元: Adobe – Adobe Systems, Inc.（サイズ: 17.6 MB）

「Adobe Fill & Sign」へマイプロファイルとして会社情報を登録し、ワンタッチで記入

「Adobe Fill & Sign」はPDFファイルに直接記入できる便利なアプリですが、あらかじめ「マイプロファイル」として個人情報を入力しておくことで、それらの情報をワンタップで記入することが可能です。

入力する個人情報は、

名前
住所
電話番号
メールアドレス
日付(自動更新)
生年月日

などの定型情報はもちろんのこと、編集からカスタムフィールドを設定することもできます。

なので、会社名や部署など、頻繁に記入する項目を追加することでさらに便利になります。

そして、このマイプロファイルはAdobe IDでログインすることで、クラウド上に保存され、同IDでログインした別端末でも使えるようになります。

ログインした方が便利ですが、ログインしていなくても機能は使えます。

「Adobe Fill & Sign」に署名・印鑑を登録し、署名捺印をしよう

さらに、仕事で使う上で便利なのは、署名などタイプされた文字だけではなく、「手書きの文字（サインなど）」もあらかじめ登録しておくことができるんです！

あらかじめ署名を登録しておくことで、毎回わざわざ手書きで、自分の名前を書く必要はなくなります。

そして、署名・イニシャル登録には写真も使用することが可能です。

日本におけるサインと言えば、「印鑑」です。

認印レベルの押印のためだけに、

紙書類にプリントアウト
プリントアウトした紙書類に押印
押印した紙書類をスキャンしてメールなどで送信

なんてことをかつてはやっていましたが、今では押印もコレで済ませています。

電子印鑑作成サービスを使用し、自分の名字の入った「印鑑の画像ファイル」を作成しておけば、iPadだけで捺印まですることが可能です

ただ、署名捺印は認印レベルのものだけです。

個人であれば実印、会社であれば代表者印鑑や銀行印を押印するような、契約関係書類では使っていません。

そもそもそれらの印鑑を押す書類は原本を求められているケースが多いので、電子印鑑ではダメなケースが多いです。

大半の署名捺印はこれでこなせるけど、ダメなシーンもあるので、よく考えて利用してくださいね

「Adobe Fill & Sign」の使い方と活用例(動画)

文章だけではわかりにくい部分も多いと思うので、動画にて説明をしています。ぜひご覧ください。

今後の記事も動画解説は必ず入れるので、よかったらチャンネル登録してくださいね

最後に

僕はこのアプリを使うようになってから、簡単な書類は全てiPadで済ませるようになりました。

会社の代表者印鑑・原本を送らなくてはいけない書類の場合は印刷します。

しかし、そうではない書類の場合はiPadだけで作成・入力し、「ファイルアプリ」に保存。

そのあと、「ドラッグ＆ドロップ機能」を使ってメールに添付し先方へ送り返しています。

もし先方から送られたファイルがPDFファイルでないものであれば、「AirPrint(プリント機能)」を使ってPDF化し、そのあとに今回紹介した「Adobe Fill & Sign」を使って記入します。

プライベートでの利用シーンは少ないですが、ビジネス上はかなり重宝しています。

「Adobe Fill & Sign」はダウンロードも無料ですし、利用にも費用はかからないのでぜひ使ってみてください。

Adobe Fill & Sign 19.3.0（無料）
カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
販売元: Adobe – Adobe Systems, Inc.（サイズ: 17.6 MB）

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