iPadのソフトウェアキーボードを使いこなせ！意外と知られていない裏技テクニック4選

どうも、iPad仕事術のゆうたです。

iPadを仕事に使う際、タイピングを主に使うのであれば「Smart Keyboard Folio」など物理キーボードを使う方が多いと思います。

しかし、Apple Pencilなどを使って文章や絵を描く方は、「オンスクリーンキーボード」を使う方が多いと思います(Smart Keyboard Folioなど立てかける系のキーボードを付けたままだとApple Pencilで書きにくい)。

iPadのオンスクリーンキーボードは、iPhoneのオンスクリーンキーボードと比べて入力に便利な機能がたくさんあるのを知っていますか？

この記事では、iPadのオンスクリーンキーボードで使える便利な機能として、以下を紹介します。

iPadのキーボードで使える便利な機能

数字キーや記号キーを長押し or 上 or 下スワイプで入力をショートカット
Shiftキーを2度押しでShift Lock(シフトロック)し、大文字を連続入力
「キーボードを2本指でタップ」で、オンスクリーンキーボードをトラックパッドに変更
オンスクリーンキーボードを使って範囲選択をする方法

この記事の掲載内容は、2020年3月8日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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iPadのオンスクリーンキーボードテクニック4選を動画で解説

詳しくはこの後に文章で解説しますが、動画も制作しているのでよろしけばご覧ください。

数字キーや記号キーを長押し or 上 or 下スワイプで入力をショートカット

iPhoneとiPadのオンスクーンキーボード(iPhoneは日本語-ローマ字入力)の最大の違いは、iPad版には数字キーや記号キーが表示されていることです。

数字キーや記号キーは、Shiftキーを1度押すことでキーボードが変化し、割り振られた記号を入力することができます。

例えば、数字の1に割り当てられている記号は「！」(ビックリマーク)で、この記号はShiftキーを押すとキーボードが変化して入力出来るようになります。

しかしいちいちShiftキーを入力するのは面倒ですよね。

数字の1を長押し or 上 or 下スワイプしてみてください

すると、「！」(ビックリマーク)が入力されます。

それぞれキーボードに表示されている記号であれば、長押し or 上 or 下スワイプで入力できるようになるので、この操作法を覚えればわざわざShiftキーを入力する手間を省けます。

また、キーボードには表記されていないので気付きにくいですが、英字キーボード使用時のみ、発音表記で使われる特殊なアルファベットを入力可能です。

区分	キーボードの表記	発音表記
母音	a	æ、â、à、á、ä、ā、ã、å
	i	į、í、î、ï、ī、ì
	u	ū、ù、û、ü、ú
	e	ē、ê、è、é、ë、ė、ę
	o	œ、ò、ô、ö、ó、õ、ø、ō
子音	z	ż、ž、ź
	c	č、ç、ć
	n	ñ、ń
	y	ÿ
	l	ł

Shiftキーを2度押しでShift Lock(シフトロック)し、大文字を連続入力

英語文章を打つ際に、全て大文字で入力したいのに、毎回Shiftキーを毎回入力するのを面倒だと感じたことはありませんか？

iOSのオンスクリーンキーボードのShiftキーは、一度タップしてキーを大文字に変換したあと、大文字を打つとキーボードは小文字に戻ってしまいます。

そんな時は、Shiftキーを2度連続でタップしてみてください。

Shiftキーが白く点灯し、キーが大文字から小文字に戻らず、連続して大文字入力が可能になります。

小文字入力に戻す時には、Shiftキーをもう一度タップしてください。

「キーボードを2本指でタップ」で、オンスクリーンキーボードをトラックパッドに変更

iPhone 6s以降のiPhoneには、3D Touchが搭載されています。

オンスクリーンキーボードをグッと押さえると、トラックパッドのようにカーソル移動ができるようになる機能があり、使いこなすと非常に便利です。

2020.12.28

iPhone XRは3D Touchは搭載されていませんが、カーソル移動はHaptic Touch(強く押し込む)で実現可能です

このオンスクリーンキーボードをトラックパッドに変える方法、iPadでも可能なことを知っていますか？

iPadには3D Touch機能が搭載されていないので、操作方法がiPhoneとは違って知らない人も多いようです。

iPadのスクリーンキーボードをトラックパッドに変更する方法は、

キーボードを2本指でタップする

というもの。

キーボードを2本指でタップすると、オンスクリーンキーボードの文字が消え、キーボードがトラックパッドに変化します。

その状態で指を動かすと、カーソルが動きます。

オンスクリーンキーボードを使って範囲選択をする方法

iPhoneでは3D Touch機能を使ってカーソル移動だけでなく範囲選択も可能ですが、iPadでも範囲選択することは可能です。

iPadで範囲選択をする方法は以下の通りです。

キーボードを2本指でタップ（＝トラックパッドに変わる）
そのまま2本指を長押し
カーソルが若干変化するので、変化したら範囲選択可能

普段は物理キーボードの「Smart Keyboard Folio」を使っていますが、この機能のためだけにオンスクリーンキーボードを使いたくなるほど便利です。

iPadのソフトウェアキーボード裏技テクニック4選(動画)

文章だけではわかりにくい部分も多いと思うので、動画にて説明をしています。ぜひご覧ください。

今後の記事も動画解説は必ず入れるので、よかったらチャンネル登録してくださいね

最後に

iPadのオンスクリーンキーボードは、iPhoneのキーボードとは違いかなり考えて作られています。

オンスクリーンキーボードは、慣れるまでは時間がかかりますし、入力した感触がないから、長文を入力するのには正直向いてないと思います。

しかし、基本はApple Pencilを使用し、文章をたまに入力するぐらいであればオンスクリーンキーボードでも十分です。

「オンスクリーンキーボードが使いにくいな」と感じてる方がいたら、ぜひ今回紹介した小技を覚えて使ってみてください。

2020.03.08

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