2020年4月に第4のキャリアとして、目玉プラン「UN-LIMIT」を引っ提げてサービス開始した「楽天モバイル」。
楽天モバイルが販売するスマホは、AQUOS・Galaxy・OPPOなど大手キャリア・格安SIMも取り扱っているスマホが大多数。
そんな中、2024年11月現在唯一販売されている、楽天モバイル限定のオリジナルモデルが「Rakuten Mini」。
- 世界最小、最軽量
- eSIM対応
- おサイフケータイ(Google Pay)対応
これらが目玉といえるスマホだが、「サブスマホ」として気になっている方が多いかと思う。
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Rakuten Miniの概要
「Rakuten Mini」は、2020年1月23日にMNO楽天モバイル向けのオリジナルスマホとして発売された。
世界最小、最軽量
これが最大の特徴。
「コンパクトさ」をアピールしているため、端末スペックとしては高くないし、価格も定価「18,700円(税込み)」と安く抑えられている。
今回僕は2020年6月17日まで行われていた、「Rakuten Mini本体代が1円キャンペーン」で購入した友人が、本体を貸してくれたのでレビューすることにした。
スペック概要としては以下の通り。
ディスプレイ | 約3.6インチ(液晶) |
---|---|
バッテリー容量 | 1,250mAh |
プロセッサ | Snapdragon 439 |
内蔵メモリ(RAM) | 3GB |
内蔵メモリ(ROM) | 32GB |
アウトカメラ | 広角:1,600万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
テレビ機能 | × |
おサイフケータイ | ○ |
急速充電 | × |
ワイヤレス充電 | × |
サイズ | 106.2(高さ) × 約53.4(幅) × 約8.6(厚み) mm |
重量 | 79g |
販売価格は「18,700円(税込み)」。
スペック的に特筆する点はないのだが、とにかく軽くて、このクラスとしては珍しく「おサイフケータイ」に対応していることが魅力といえる。
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技適問題は?購入したモデルは「LTE BAND 1」非対応の最新版
「Rakuten Mini」は技適問題で世間を賑わせている。
簡単に解説すると、スマホを含む無線機器を日本国内で販売する場合、総務省の認可を受けて、技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)を表示する義務がある。
無線通信の利用用途は国毎に異なるため、統制をとる必要があるためだ。
「Rakuten Mini」ももちろん認可を受けているのだが、認可後に使用する周波数を変更し、変更前に受けた技適マークをそのまま表示していた。
特にスマホにおける「技適問題」については、そもそも制度としてどうなのかという議論はあるが、ルールはルール。
実際海外メーカーのスマホではこういう事例は珍しくないそうだが、日本の携帯キャリアが販売するスマホで、ルール違反を犯したのが前代未聞だった。
対応する周波数などは、以下のページをご覧いただきたいが、「Rakuten Mini」は大きくわけて3モデル存在する。
- 製造番号(IMEI)351676110356708以前
- 製造番号(IMEI)351676110356716~351676110680487
- 製造番号(IMEI)351676110682491以降
僕がレビューしているのは、3番のモデルに該当する最新モデルで、表示される技適マークの認証番号が誤っているモデル。
日本においては、全キャリア対応している「LTE Band 1(2.1GHz帯)」が使えないのは痛いが、そもそも他社回線で使うあてもないので、大きな問題にはならない。
開封レポート
簡単な開封レポートを。
意外と(?)といっては失礼かもしれないが、価格の割に上質なパッケージ
蓋を開けると、本体がドーンとお目見え。
同梱品は以下。
- 本体
- ACアダプター
- USB Type-Cケーブル
- 3.5mmイヤホン変換アダプター
- ユーザーガイド
近年のAndroidスマホは、10万円ほどするハイスペックモデルでも、USBケーブルや充電器を同梱しないモデルが多い。
しかし、Rakuten Miniは1万円台で購入できるスマホなのに、充電器・ケーブルなどアクセサリを全て同梱していくれているのは嬉しいポイント。
本体をチェック。
「Rマーク」が新鮮(笑)
四方からチェックしてみる。
充電端子は「USB-Type C(USB-C)」を採用している。
ボタン類は右側に集約されている。
カメラは「シングルカメラ」。
生体認証については「顔認証」に対応している。
手のひらに収まるコンパクトさが最大の特徴。
「iPhone 11 Pro」など手持ちのスマホと比較すると、どれほど小さいかが分かると思う。
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「Rakuten Mini」のここが凄い!
以降は僕の感想を中心に紹介しようと思う。
コンパクトさを追求した「ニッチなモデル」なので、普通のスマホと比較したらツッコミどころが多すぎるし、スペック比較に意味はない。
それでも、僕が触ってみて「Rakuten Mini」の良いなと思ったポイントは、以下の2点だ。
- とにかく軽い
- おサイフケータイ(Google Pay)に対応
とにかく軽い
「Rakuten Mini」の重量はわずか「79g」。
今どきは200グラムを超えるスマホも珍しくないので、とにかく軽い。
軽い以外の感想が思い浮かばないが、「Mini」の名は伊達じゃない。
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おサイフケータイ(Google Pay)に対応
軽量コンパクトかつ安価なスマホは、多くの機能が削られる。
この辺りはよく削られる機能。
2019年以降のスマホは、「18W程度」の急速充電にほぼ対応しているが、Rakuten Miniは従来通り「5W」。
ある程度割り切られているわけだが、「おサイフケータイ(Google Pay)」を残していることには驚いた。
スマホより、複数枚のカードが収納できる「キャッシュレス決済専用端末」として使う用途を意識しているのかなと感じる。
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「Rakuten Mini」のここがイマイチ
「Rakuten Mini」を使って、イマイチと感じた点ももちろんある。
ただ、画面が小さい・処理スピードが遅いなど「スペック批判」は割愛する。
感じたことをまとめると、以下のような感じだ。
- eSIM対応で汎用性が低く、SIM差し替えで手数料が発生する
- 「コンパクトなスマホ」の使いどころが見えない
eSIM対応で汎用性が低く、SIM差し替えで手数料が発生する
「Rakuten Mini」は物理的なSIMカードではなく、「eSIM」という仕組みで通信契約情報を判定している。
「SIMカードを挿す」という操作が不要なことはメリットだが、日本では楽天モバイル・IIJmio以外はeSIM導入に積極的でないため、サービスの認知度が低い。
このため、どうしても僕のような「ガジェットに詳しい人向け」なスマホになってしまう。
というのも、eSIM最大のデメリットは、機種変更など利用端末を変更する作業の繁雑さ。
物理的なSIMカードの場合、SIMロックという別の問題が発生するケースはあるが、基本的にはカードを差し替えれば、別のスマホですぐに使える。
しかし、eSIMの場合、「SIM再発行手続き」が必要になる上、しかも「3,300円(税込み)」と有料。
料金そのものは、他社と比較しても「普通」なのだが、SIMを差し替えるたびに手数料が発生するのは面倒といわざるを得ない……。
「コンパクトなスマホ」の使いどころが見えない
「Rakuten Mini」はその名の通り、コンパクトなスマホ。
しかし、2024年現在のスマホは6インチ程度のディスプレイを搭載するのが主流だ。
スペック比較は無意味だが、「コンパクトなスマホ」の使いどころが見当たらない。
僕のような「ガジェットオタク」は、「サブスマホ」として使う用途もあるだろう。ただ、この地点で利用用途として、ずれているとも思う。
確かにコンパクトだが、これを「メインスマホ」として使う時、何がメリットになるのか僕には分からないのが難しいところ……。
結局ところ、「安く買えるからお試しで」という感じで買っている人が多いように感じる。
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終わりに
楽天モバイル初のオリジナルモデル「Rakuten Mini」は、安価なわりに必要な機能は押さえており、思った以上に使える。
ただ、スマホも含めて「大画面でリッチな情報表示」が当たり前になってきた現在、小さなスマホの強みを活かすシーンがどれだけあるのかが僕にはちょっと見えなかった。
電話したり、メッセージを見る程度
という方には、ポケットに収まるスマホとして便利なのではないかと感じた。
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第4のキャリア「楽天モバイル」はお得?
2020年4月に、第4のキャリアとして登場した「楽天モバイル」は以下のような特徴があります。
- 料金プランは「UN-LIMIT Ⅵ」1種類
- 通信量が1GB以下なら無料
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