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27インチiMac 5K VESAマウントモデル(Late 2015)長期利用レビュー。書斎を「基地化」!マニアックに使えるデスクトップPCの魅力を再認識

iMacは便利です!

2017年1月にiMac 5K Retina 27インチ(Late 2015)を購入して、2年が経過した。

モニターアームに接続出来るVESAマウントモデル

以来、2泊3日以上で自宅を空けたことは無いので、使用時間の差はあっても文字通り毎日使ってきたわけだが、良い買い物をしたと思っている。

会社でも、自宅でも、ここ5年くらいはノートPCばかり使っていた僕にとって、

今更デスクトップPCに『回帰』するのか?

という疑問は消えないまま、ポチったわけだが、結果的にはこれが大正解だった。

ブログ執筆の、生産性は確実に上がった。

また、2017年の大きなトピックとして、新しいイベント「岡山ブログカレッジ」を立ち上げ、ここでは講演動画を共有するために、動画作成を行うようになった

動画エンコードは時間がかかるので、マシンパワーという意味でも助かった。

最低3年、できれば5年は使う想定で購入したが、次もiMacにしようと決意するくらい満足度は高い。

僕の使い方は、わりとマニアックなところも多いが、この記事では、

2年使い続けたiMacの魅力

を紹介しようと思う。

この記事の掲載内容は、2021年11月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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デスクトップPCなんて『時代遅れ』と思っていた

2018年1月のデスク
2018年1月のデスク

僕が初めてパソコンを購入したのは1998年の話。

確かWindows 98が入ったNECのデスクトップPCだったが、当時はパソコンと言えばデスクトップだった

ノートPCも存在したが、値段が高かった。

だが、その後ノートPCはどんどん進化し、主流派となっていく。

  • 持ち運び出来る
  • キーボードが一体化しているので、ケーブル類がスッキリしている
  • 価格も安くなった

などの要因で、2010年頃にはパソコンと言えばノートPCになった。

僕は会社では2005年頃からノートPCだったが、自宅はわりと長い間デスクトップで、2011年の「MacBook Air」購入がきっかけだ。

自宅も外出先も、これ1台で完結させる

というのがこれからの使い方で、デスクトップPCなんて時代遅れという考えもあった。

だが、自宅も外出先も同じ環境が使えるメリットは確かにあるものの、自宅で不自由なく使えるパソコンとなると、高スペック(=重い)パソコンになる

重いというただ一点で、持ち歩くのが面倒になるという矛盾……。

だが、2016年4月に「12インチMacBook」を購入して、軽くて薄いモバイルPCの機動力を知ると、1kgを超えるPCなんて持ち歩けなくなった

  • 自宅はデスクトップPC
  • 外出先は機動力重視のモバイルPC

その結果、上記のスタイルに行きついた。

カッコイイとか、時代遅れとかそんなものではなく、

役割分担

の問題と感じた。
作業効率を求めるならやはりデスクトップPCが良いとというのが、2024年時点における僕の考えだ。

デスクトップPC

デスクトップPC『iMac』の魅力・使うメリット

iMacの箱
iMacの箱

2017年1月に購入した、iMac 5K Retina 27インチ(Late 2015)は『2015』とつく通り、2015年10月に発売した。

2017年1月に購入する際でも、発売から1年以上経過しており「古いモデル」だった。

さらに、新モデル発売の噂も多かったので、新モデルを待つかどうかかなり悩んだ。

確かに、ベンチマークなどを取れば最新モデルの方が早いのは言うまでもないが、実使用上で差が出るかと言えばそこまで感じることはないと思う。

モニターアームに接続出来るVESAマウントモデル
モニターアームに接続出来るVESAマウントモデル

それでも感じたデスクトップPC『iMac』の魅力(メリット)は以下。

iMacの魅力
  • (主観はあるが)とにかく早い
  • 広大なディスプレイ
  • 大容量メモリが搭載できる
  • 作業スペースを『基地化』できる

そして、小さなことだが自宅で使うことが前提になるので、

最新モデルにこだわる必要性が薄い

というのも魅力かもしれない。

チー
見せびらかそうにも、持ち歩けない(笑)

ガジェットヲタク的にはなるべく最新モデルを使いたいし、自慢もしたいが、そういう欲求と無縁でいられるのがデスクトップPCの魅力とも言える。

また、例えば重い・デカいなどのデメリットもあるが、デスクトップPCなら当たり前なのでこの記事では敢えて触れない。

その後、でかくて重いことが災害発生時の故障リスクに繋がると考えて、「Mac mini」に買い替えました。

Mac miniを搭載したデスク(Thunderbolt 3のディスプレに接続)

とにかく早い

作業効率が上がる

デスクトップPC最大のメリットはやはり、早いことだろう。

モバイルPCはバッテリー駆動時間とのバランスや、熱処理の関係もあり、CPU本来のスペックを活かすのは案外難しい。

夏場は熱くなって、ファンが常時回りっぱなしなんていうのも珍しく無く、そうなると途端に遅くなる。

だが、iMacを購入してからは真夏の暑い時も含めて、遅いと感じたことがほとんどない。

  • Parallelsで並行稼働しているWindows 10
  • ブラウザは10タブ以上
  • Lightroomなど重たい画像管理ソフト
  • ブログエディタ

を立ち上げていても、全くへこたれない

CPU稼働率は高くてもせいぜい50%、メモリは24GB積んでいるので、20GB程度使うことも多いが、安定感が抜群だ。真夏でもファンが回ることがほとんどない

そして、一番驚いたのが動画エンコードをした時だ。

2017年4月から開始した「岡山ブログカレッジ」は、講演動画を参加者向けに共有している。

  1. iMovieで編集
  2. 4K画質で出力

なんてことをやっても、ファンは回っても、動画エンコード中に普通に操作できる

iMacの前に使っていたMacBook Pro」だと、動画エンコードを行うと、重すぎで使い物にならなかった。

どこまでいじめたら音を上げるんだろう

と購入から1年以上経った今でも、限界を知らない印象がある。

広大なディスプレイ

27インチディスプレイと縦置きディスプレイ
27インチディスプレイと縦置きディスプレイ

27インチiMacは5Kディスプレイなので、とにかく高解像度だ。

だが、高解像度ディスプレイでも画面が大きいと、見やすいエリアというのは自然に決まってくる

僕はブログ執筆がメインなので、エディタアプリを一番見やすい場所に配置し、他を周りに散らすような使い方をしている。

僕はここまで大きなディスプレイを使うのが初めてだったが、大型ディスプレイを使うメリットは、

役割毎にエリアを完全に決められる

ということだと気がついた。

ディスプレイは大きく分けて3つの役割分担
ディスプレイは大きく分けて3つの役割分担

僕の場合、縦置きのフルHDディスプレイも使用しているが、以下のような役割分担が自然とできあがった。

位置 役割
中央 ブログエディタ or ブラウザ
右側 SNSなどサブブラウザ
左側 カレンダー・リソースモニターなど参照系

こんなことは、ノートPC1台ではできない。

27インチディスプレイと縦置きディスプレイ

大容量メモリが搭載できる

iRam PC3-14900 (DDR3-1866) SO.DIMM 16GBを購入
iRam PC3-14900 (DDR3-1866) SO.DIMM 16GBを購入

負荷の掛かる処理、広大なディスプレイ、これらの実行環境を支えているのは、CPUではなくどちらかと言えばメモリだ。

Macは昔からメモリ消費が多いと言われる。

iMac購入前に使用していたMacBook Proは8GBメモリで、最後の方はメモリ不足に悩まされていた。

Macはメモリを積めるだけ積め

という意見を昔から使っている人ほどよく言うのだが、それを実感したので、iMac購入に当たってできる限り搭載した

27インチiMacはメモリが自分で換装できる。

  • 元々入っている8GB
  • 増設メモリ16GB

で、合計24GBメモリの構成で運用することとした。

足りなくても32GBまで増やせる余力は残しているが、1年間使った感じだと、Windows 10(メモリ割当は4GB)を並行稼働させても、不自由なく使えている。

この構成でのメモリ使用量は平均20GBなので、Windowsを動かさなければ余裕だ。

Windowsも本気で使う場合は、Macのメモリを32GBにした上で、Windowsには8GB割り当てるとかなり快適になりそうだ。

MacBookシリーズはメモリ増設ができないので、こういう自由度はデスクトップならではとも言える。

作業スペースを『基地化』出来る

2018年1月のデスク
2018年1月のデスク

そして、デスクトップPCを使う最大のメリット。

動かせないというデメリットの裏返しともいえるが、徹底的にマニアックな環境を作り込めることだと思う。

  • 書斎などのデスクに座って
  • ソファに寝転がって
  • ダイニングテーブルに座って

という感じで、ノートパソコンはカフェなど外出先はもちろん、自宅でも作業場所を柔軟に変更することができる

デスクトップPCはそれができず、さらに言えば十分なスペースも必要になるのだが、仕事場として環境を作り込むことができる

僕は自宅リビングの一角が作業スペースなのだが、iMacの購入前に机を拡張した。

作業スペースに用意した装備
そして、液晶ディスプレイなどはもちろんだが、

これら様々なアイテムを揃えて、作業環境を『基地化』した

チー
これは、男のロマン!!(笑)
椅子とかもいいものを揃えた
椅子とかもいいものを揃えた

この環境は自分で言うのもなんだが、最高に快適。

チー
もうここにずっといたい

って思うくらいだ。

こういう環境が作れるのは、やはりデスクトップならではだと思う。

自宅だと作業に集中出来ないから、外に出る

なんて人は多いし、僕も実際そうだったが、この環境になってからは、自宅作業を何よりも愛するようになった。

だから、結果として外に出る時間などがなくなったので、ブログ執筆に使える時間が増えて、アウトプット量は増えたと感じている。

終わりに

今の時代デスクワークの大半はパソコンを使う仕事だ。

今回紹介した内容はiMacしかできないこと『ではない』のも1つのポイント。

  • Windowsのデスクトップでもいい
  • ハイスペックなノートPCに、外部ディスプレイを接続してもいい

ご自身にあったPCを選べばよいと思う。

しかし、以下はiMacならではといえる。

  • ケーブルなどが少ないオールインワンデスクトップ
  • モニターアーム接続モデル(VESAマウント)がある

僕にとっては27インチiMacは最適なパソコンだったというのは申し添えておこうと思う。

パソコンの作業効率UPなどを模索している方の、参考になればと思う。

デスクトップタイプのMacは、Appleストアや家電量販店で販売されています。

一般ユーザーでもカスタマイズできるのは、iMacのメモリ増設くらいなので、スペック選定は慎重に行ってください。

デスクトップタイプのMac
  • オールインワンの「iMac
  • ディスプレイなど全て別売りだがコンパクトな「Mac mini
チー
僕は2019年4月までiMacを使っていたけど、平成30年7月豪雨の体験を経て(被災はしてません)、コンパクトなMac miniに切り替えました
Mac miniを搭載したデスク(Thunderbolt 3のディスプレに接続)
Mac mini 2018パッケージ

Macはどこで買うのが安いのか?

パパンダ
Macは10万円以上する高い買い物だし、「少しでも安く」買いたい!
チー
それなら「ビックカメラ」か「Amazon」がおすすめかな。

特にM1プロセッサのMacはカスタマイズしなくても「爆速」なので!
2024年4月時点の「2020年モデルのM1 MacBook Air」販売価格です。カラーによる価格変動はありません。
店舗 タイプ 定価(税込) 値引き 実質価格
Apple Store 256GB 115,280円 - 115,280円
512GB 142,780円 - 142,780円
Amazon 256GB 115,280円 5,764ポイント 109,516円
512GB 142,780円 7,139ポイント 135,641円
ビックカメラ.com 256GB 115,280円 5,764ポイント 109,516円
512GB 142,780円 7,139ポイント 135,641円
チー
Macの場合、CTO(カスタマイズオーダー)したい人も多いと思うので、その場合Apple認定整備済製品を狙うのもあり!
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また、店頭モデルを購入する場合、SoftBank・Y!mobileユーザーは条件を満たせば、Yahoo!ショッピングで買うと「最大20%還元」なのでお得だと思います

Macを買うならどこがお得なのかを考察

Macのメモリ増設について

MacはWindowsと異なり、メモリがあればあるだけ使うので、多いほど動作が速くなります。近年のMacはCPUを増強するより、メモリ増設の方がおすすめです。

チー
迷ったときは、「メモリを16GB」に増設しておくとかなり快適に使えます!

一緒に使いたいおすすめアクセサリ

チー
僕がデスクトップタイプのMacユーザーにおすすめしたい、アクセサリは以下です。

特にThunderbolt 3」対応製品はチェックしてみて欲しい!

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Mac mini 2018パッケージ

2007年以来のMacユーザーである管理人が、これまで書いて来たMac関連レビューを、Macカテゴリートップページでは整理して紹介しています。

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