夏の熱暴走対策!MacBook Air/Proのファンが回り続ける時に効果のあった対処方法

熱い夏にはいり、MacBook Air(2011 Mid)のファンが回りまくるなど、色々調子が悪いというエントリーを書いた。

MacBook Air(2011 Mid)のファンが異常回転する不具合発生

2013.09.28

このエントリーに対して、読者の方から色々お知恵をいただいたり、ネットで様々な事例を調べたりして試した、いくつかの方法が効果があったので紹介しようと思う。

対処法としては、

  • SMC (システム管理コントローラ) をリセット
  • 裏蓋を外して、内部のホコリを除去するなど『掃除する』

という内容だ。

Macの調子が悪いなら『とりあえずSMCリセット』

CPU使用率が高い

まず、MacBook Air・Pro・iMacなど製品に関係なく、おすすめの対処方法がSMC (システム管理コントローラ) をリセット

Appleのサポートに詳細な手順が記載されているが、

このページ内にもSMCリセットを行うべき状況として、

コンピュータへの負荷が高くなく、正しく通気されているにもかかわらず、コンピュータのファンが高速で回転する。

という記載があるため、Appleが公式に認める対処法ということになる。

手順としては以下のようなもので、

  1. MacSafe(MacBookシリーズの場合。iMacなどは電源を繋げば良い)を接続し、電源接続状態にする
  2. 『shift + control + option』を押しながら電源ボタンを押す
  3. 特に反応はないが、しばらくそのままにしてキーを離す
  4. 通常通り、電源ボタンを押してMacを起動

それほど難しくないので、まずは試してみるのがおすすめ

Macの不調時にまず試そう!SMC (システム管理コントローラ) をリセットする方法

2013.07.12

MacBook Air不調の『真の原因』と対処法

MacBook Air(Mid 2011)

ただ、今回の場合SMCリセットで一時的に解消したように思えたのだが、すぐにファンが異常回転するようになった。

  • 起動した直後(スリープ復帰含む)からファンが回る
  • Mac本体、特に裏側が『異常に熱い』
  • ファンが常に回り続ける

という状態で、Macそのものも心配だが、ファンの風切り音がうるさくて作業に集中出来ない

背面に風を当てるノートPC用の冷却ファンも使用したが、多少効果はあっても根本的な解決にはならなかった。

正直頭を抱えていたわけだが、理由は案外単純だった。

MacBook Airの内部にホコリがたまって廃熱が正常に動作しなくなっていた

というのが真の原因。

当ブログの読者の方々に色々な情報をいただいたのだが、その中で一番多かったのが以下のような助言。

  • 内部にホコリがごっそりたまっているじゃない?
  • ソファとかベッドで使い始めたなら、ホコリがすごくたまっていると思う
  • 分解して内部を掃除した方がよいと思う

とはいえ、何もしていなかったわけではない。一応対処はしていた。

  • 本体の外側から排気口に対してエアダスターを吹き付ける
  • 掃除機で吸ってみる

くらいはやっていた。
僕はそれで十分だろうと思っていたのは事実だが、これだけ言われたらもうMacを開けてみるしかないと思った。

で、実際MacBook Airを開封して内部を掃除したらビックリするくらい調子が良くなった

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MacBook Airの筐体を開けて分解する方法

MacBookAirの内部

ただ、MacBook Airの裏蓋を外して分解するというのはそんなに簡単な方法じゃない。

まず、Appleの保証対象外の動作となるため、こういう事をしたら保証が効かなくなる可能性がある

なので、AppleCareなど延長保証サービスに入っているのであれば、時間のあるときにGenius Barに持っていくなど、Apple公式のサポートを受けた方がよいと思う。

もう1つ困る事象としては、特殊なネジを使っているため一般的なドライバーは使えないという事だ。

規格としては『ペンタローブ1.2mmドライバー』というもので、ネジが星形の形状をしているかなり特殊なネジで、基本的にホームセンターなどではドライバーは売っていない

だが、Amazonではあっさり手に入る。
ちなみに価格は、Amazonで345円(送料別)と特殊ネジだが価格は高くない。

余計な出費ではあるが、Macを買替えたり修理に出すことを思えば全然安い。

MacBook Airの裏蓋を外して内部を清掃する方法

手順というほど大層なものではないが、一応やり方を紹介する。

必要なものは前述の専用ドライバーのみだ。ちなみに今回はMacBook Airが対象だが、MacBook Pro Retinaディスプレイモデル(13インチ・15インチ・2016発売の新型)、12インチMacBookでも同じ事は可能だ。

ただし、12インチMacBookはファンレスなのでホコリがたまりにくく、やる意味はないためおすすめしない

MacBook Airを裏返し

MacBook Airを裏返しにして、

ペンタローブ1.2mmドライバー

購入した専用ドライバーを使い

MacBook Airのネジ

ネジを外すだけだ。この時無理に力を入れてネジの溝をなめてしまわないように気をつけよう

今回使った専用ドライバーは先端部がマグネットになっているし、持ち手の辺りが回るようになっているので、ネジに確実にはめ込んでゆっくり回せばちゃんと外れる。

外したネジは無くさないように、どこかにまとめておいておこう。

MacBook Pro/Air裏蓋のネジを外すドライバーは?開封して内部を掃除してみた

2017.02.14

約2年間毎日使用したMacの内部はこんな状態に

で、裏蓋をガパっと開けたらこの状態。

MacBookAirの内部

正直、

「酷い!ホコリだらけやん!」

というのを期待していたが、事前に掃除を行っていたせいか思いのほかキレイだったw

しかしMacBook Airの中身は初めて見たがなんともキレイというかスッキリした作りであることに驚く。

筐体のほとんどはバッテリーというのがよく分かる。一応自作パソコン等の経験もあるし、会社のノートパソコンとかで開封したこともあるが、こんなにスッキリしたPCは初めて見た。

しかし、思いのほかキレイとはいえ、全体的にホコリは沢山ある。

バッテリー周辺

バッテリーの辺りもこんな状態だし、

SSDメモリ周辺

SSDやメモリの辺りもホコリがいるし、

CPUファン周辺

一番問題と思われるCPUファンの辺りもホコリの固まりがいる。

裏蓋

裏蓋も結構汚い。

とはいえ、思いのほかキレイだからこれは掃除してもあまり効果はないかなと思っていた。

内部を掃除する

早速掃除をする。
今回使ったのはエアーダスターとティッシュだけ。

エアーダスター

最低限エアーダスターくらいは用意した方がよいと思う。ものは何でもいい。

間違っても口でフーッとやったり、でかい掃除機で吸ったりしないようにしようw

で、エアーダスターを使ってホコリを飛ばしていったわけだが、一箇所驚くところがあった。CPUファンだ。

写真は流石にとれなかったが、

ホコリが舞い上がった

この部分にエアーダスターを吹きかけたら、ブワッとホコリが舞い散って行った。見えない部分にたまっていたと思われるw

掃除終了後の状態と動作状況

こんな感じになった。

全体

CPUファン
裏蓋

キレイになりました!

で、この後使ってみたのだが、本体の裏側が熱くなっているのはいつもと同じ。だが、ファンがブンブン回る機会が圧倒的に減った

例えば、今までだとブラウザでYouTubeを見たら一瞬でファンが回り始めたし、Time Machineのバックアップが動くとバックアップを行っている間はずっとファンが回っていた。それがほとんどなくなったのだ。

内部のホコリを取っただけでこれほど違うのかと驚いた。

まさに『絶大な効果』があった!

終わりに

Macに限らずPCの進化は一段落しているため、コアユーザーでなければPCの運用期間は非常に長くなっている。

僕は大体2~3年で買替えというペースだが、5年くらい使う人も今や珍しく無いだろう。

その為には、多少メンテナンスを行う事も重要だ。
特にMacBook Airのようにコンパクトな端末ではホコリがたまることで、本体に大きな影響を及ぼすことが今回よく分かった。

Macに限らずPCを長く使いたい人は、時々このようなメンテナンスを行ってはいかがだろうか。
※ただし、基本的には本体を開けると保証対象外となる事があるので、その辺りは確認の上で行う事を推奨

Macの不調時にまず試そう!SMC (システム管理コントローラ) をリセットする方法

2013.07.12

MacBook Pro/Air裏蓋のネジを外すドライバーは?開封して内部を掃除してみた

2017.02.14

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