12インチMacBook急速充電対応のお勧めケーブルと注意点。エレコム「USB3-CCP05NBK」レビュー

エレコムUSB-TypeCケーブル「USB3-CCP10NBK」のパッケージ

12インチMacBookは自宅と外出先の2箇所で使用するため、充電用のケーブルが1本では色々不便になって来た。

忘れるとまずいので外出用のポーチに入れているが、そうすると自宅で充電する時色々面倒、、、

というわけで、自宅用のMacBook充電環境を作る事にした。
MacBookの大きな特徴は汎用端子であるUSB-TypeCを採用していること。つまり、高額なApple純正品を購入する必要は無いわけだ。

今回はエレコム社の「USB3-CCP05NBK」を購入したのだが、その理由・選定ポイントと購入後の感想を紹介しようと思う。

USB Power Delivery(USB PD)とUSB Type-Cケーブル

ポートはUSB-Cが1基、通常のUSBが4基

USB Type-Cは最大5V/3Aで充電可能という仕様だ(従来のUSBでは最大5V/1.5A)。

この為、Nexus 6PやNexus 5Xは3Aでの充電が可能だが、さらに上の規格として存在するのがUSB Power Delivery(以降:USB PD)。

最大20V/5Aの100W充電が可能となり、より高速な充電が可能となる。

ただし、

  • 充電器
  • ケーブル
  • 利用機器

この全てが対応している必要があり、これらの製品はまだ少ない。2016年現在では機器として存在するのは、12インチMacBookくらいだと思う。

この為、対応製品はまだまだ高価で、例えばUSB Type-Cケーブルを例に取ると、

  • USB PD非対応のケーブル:約1,000円
  • USB PD対応ケーブル:約2,500円~

という感じで、USB PDの対応有無で値段が2倍以上違う

ただ、12インチMacBookに関して言えば、USB PD非対応機器での充電は非常に時間がかかるため、購入時に付属していた純正ACアダプタとケーブル以外に1つくらいは予備が欲しくなる。

自宅での充電用と外出用という感じだろうか。実は先日「Anker社USB-C Power Delivery対応マルチポート充電器」を購入した。

なので、Apple純正は外出用、上記マルチポート充電器とセットで使う、ケーブルを購入する事にした。

MacBookの充電に使うUSB PD対応USB-TypeCケーブル選定ポイント

というわけで、MacBookの充電用ケーブルを選定するわけだが、MacBook Pro/Airの専用ACアダプタ(MagSafe)と違い、Amazonなどで検索するとケーブルは山のように出てくる。価格も安い。

だが、数は多いが充電出来なかったなんて口コミも沢山目にしたし、やはりUSB PD対応機器はまだまだ過渡期だなという印象を持った。

この為、ケーブルの選定に当たっては、USB PD対応であることはもちろんだが、

  • 信頼性の高いメーカー
  • 12インチMacBookでの動作確認が取れていること

を最重要ポイントとした。充電機器はケーブルが壊れるだけならまだイイが、最悪本体も壊れるためここは慎重に選定することにした。

また、僕独自の選定ポイントとしては、

  • ケーブル色がブラックである事(Apple純正はホワイトだが、Anker社の充電器がブラックなので色合いが悪い)
  • ケーブル長が1Mであること(Apple純正は2Mと自宅用としては長すぎた)

その結果選定したのは、

エレコム社が販売する「USB3-CCP05NBK」というケーブルだ。
Amazon価格では2,100円くらい

ただ、ここからまた迷うことになる。上記ケーブルは、

USB PD(Power-Delivery)対応により、最大20V/3Aの大電流で接続機器への給電が可能です

という記載があるのだが、同メーカーで「USB3-CC5P05NBK」というケーブルもあり、こちらは最大20V/5Aでの充電が可能と記載されている。

こちらはAmazon価格2,700円くらい。価格差は600円ほど。どうせ買うなら誤差の範囲だ。

そして、どちらの製品も「MacBookの充電ケーブルとして使用可能です」との記載。

何が違うのか、、、

MacBookで使うなら「最大20V/3A」で十分そう

じゃあ、「3Aと5A」で一体何が違うのか。文系人間の僕が、中学辺りで習った知識で考えると、

20V × 3A = 60W
20V × 5A = 100W

Apple純正のACアダプタは「Apple 29W USB-C電源アダプタ」と書かれている。

つまりMacBookの充電にはこれと同等の電力(W)があれば良いと思われるので、「最大20V/5A」のケーブルでも対応可能だが、MacBook用としては「最大20V/3A」対応で十分と思われた。

試しに、同じくMacBook対応を謳う前述のAnker社充電器の仕様を調べると、USB PD対応のType-Cコネクタは対応機器に合わせて、

  • 5V3A
  • 9V2A
  • 15V2A
  • 20V1.5A

との記載があり、ここでも30Wくらいの電力が最大と言う事になる。

というわけで、確証はないのだが「最大20V/3A」対応のエレコム社「USB3-CCP05NBK」を購入することにした。

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エレコムUSB Power Delivery対応ケーブル「USB3-CCP05NBK」利用レポート

エレコムUSB-TypeCケーブル「USB3-CCP10NBK」のパッケージ

エレコムUSB-TypeCケーブル「USB3-CCP10NBK」のパッケージ

というわけで購入したエレコムUSB Power Delivery対応ケーブル「USB3-CCP05NBK」が到着した。

とはいえ、ただのケーブルなので簡単に紹介しようと思う。

最大の特徴はUSB Power Delivery(PD)に対応している事

最大の特徴はUSB Power Delivery(USB PD)に対応している事

最大の特徴はUSB Power Delivery(USB PD)に対応していること。この為に買ったと言っても過言ではない。

裏面にはUSB-TypeCの説明が

裏面にはUSB-TypeCの説明が

まだまだ一般的とは言えないUSB-TypeCなので、説明もわりと詳しい。

今回は長さ1mのケーブルを購入

今回は長さ1mのケーブルを購入

ケーブルの外観。今回僕はブラックの1mが希望だったので、まさにそれを購入(長さは他に0.5mがある)。

コネクタは思いの他大きい

コネクタは思いの他大きい

これがUSB-TypeCコネクタ。
思いの他でかいと感じた。

その他のスペック的なものとしては、

  • コネクタ形状は両方(オス・メス)USB-TypeC
  • ケーブル長は「1.0m」(その他に0.5mがあり)
  • ケーブルの太さは「4.6mm」
  • ケーブル色は「ブラック」
  • 規格は「USB3.1」

といった辺りだろうか。

Apple純正「USB-C充電ケーブル(2m)」と比較

12インチMacBook購入時に付属していた、Apple純正「USB-C充電ケーブル(2m)」と比較してみた。

上がエレコム製、下がApple純正。明らかに大きい

上がエレコム製、下がApple純正。明らかに大きい

一番大きな違いはコネクタ部分。

エレコム製は明らかに大きい。USB-TypeCは今後スマートフォンでも採用が増えていくと思うが、そういう時にはこの違いが色々問題を引き起こすかもしれない(ケースとの干渉など)。

ケーブルも少しエレコム製の方が太い

ケーブルも少しエレコム製の方が太い

ケーブルもエレコム製の方が太い
ただこれには理由があり、エレコム製ケーブルは以下のような特徴を持っている。

  • 細線同軸を採用:細くてしなやかな、取り回しのしやすいケーブルを実現
  • 3重シールドケーブル採用:外部ノイズの干渉から信号を保護

実際触ってみても、Apple製ケーブルと比較して、明らかに柔らかく取り回しがやりやすい

端子部分は大差なし

端子部分は大差なし

USB-TypeCの端子部分を比較。
ここは大差ない。エレコム製は金メッキピンを採用するなど、品質は高いようだ。

「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」で充電してみた

というわけで早速、「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」で充電してみる。

「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」で充電

「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」で充電

「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」は本体色がブラックのため、ケーブルがブラックになると雰囲気が良くなった。

USB-Cケーブルを接続

Apple純正USB-Cケーブルを接続

ちなみにApple純正ケーブルを接続するとこんな感じだったので、違和感が強かったのだ。

充電器とケーブルと12インチMacBookがブラック系で統一されいい感じ

充電器とケーブルと12インチMacBookがブラック系で統一されいい感じ

そして僕が使っている12インチMacBookはスペースグレイなので、それとの統一感もグッド。

もちろん充電は全く問題なし。
速度などは細かく計測していないが、純正ACアダプタ&ケーブルの組み合わせと比較しても全く変わらないと思う。

終わりに

12インチMacBookのUSB-TypeCケーブルで全てをカバーするというアプローチは、正直どうなのかなと思っていた。

だが、USBは汎用的なコネクタなので、今回のようにサードパーティー製のACアダプタやケーブルが非常に使いやすい。

2016年7月時点ではまだまだ高価だが、そのうちもっと安くなっていくと思う。さらに言えば、現時点でもApple純正と比較すれば十分安価なのだ。

今回僕が購入した製品と、Apple純正で税込価格を比較すれば以下のような感じになる。

品目 Apple純正 サードパーティー製 備考
ACアダプタ 6,264円 3,999円 サードパーティー製はマルチポート
ケーブル 3,780円 2,190円 Apple純正は2m、今回購入したのは1m
合計 10,044円 6,189円

差額はなんと約4,000円。かなり大きい。
この差額でケーブルくらいもう1本余裕で買えてしまう。

僕は当面Apple純正は外出用(ケーブルが長い方が色々便利なので)、サードパーティー製は自宅用という形で棲み分けて使おうと思っている。

12インチMacBookユーザーなら揃えておいて損はないアクセサリだと思う。
お勧めです!

USB-C Power Delivery対応の充電器は以下の記事をチェック!

記事内で紹介した 「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」については、以下の記事をご覧ください。

MacBook(12インチ)ユーザー必携!USB-C Power Delivery対応マルチポート充電器レビュー

2016.05.28