USB-PDの充電テストに最適!「Satechi USB-C パワーメーターテスター」レビュー

12インチMacBookを2016年4月に購入し、1年弱が経過した。

USB-TypeCを1基のみ搭載するという潔さがある意味魅力だが、充電規格として作用している『USB Power Delivery(USB PD)』は、汎用規格である事が魅力だがまだ普及段階ということで、対応製品が少ない。

使っている方も、今は本体購入時に付属していた純正品を使っている方が多いと思うが、持ち歩き用など増やしたいシーンも増えてきた。

サブの位置付けなら、安価なサードパーティー製を購入したくなるが、USB PDは大容量電流を扱うため発火などが怖いという事情があり、慎重に選定している。そんな時の1つの指標としてメーカーの信頼性が一番だが、もう1つは、

測定して検証する

という事だと思う。
USB接続タイプの、いわゆる『電流チェッカー』は数多く存在するが、実はUSB Type-Cに対応した製品はまだ少なく、USB Power Delivery対応製品はさらに少ない。

そんな中、『Satechi サテチ USB-C パワーメーターテスター』という製品を見つけ購入したら、便利だったので紹介しようと思う。

『Satechi USB-C パワーメーターテスター』の概要

Satechi USB-C パワーメーターテスター

Satechi USB-C パワーメーターテスター

『Satechi USB-C パワーメーターテスター』はUSB Type-Cポートに直差しできる、電流チェッカーだ。

大きな特徴は、

  • USB Type-C対応
  • USB Power Delivery対応(100Wには非対応)

という感じで、スペックをまとめると以下のようになる。

分類 スペック
測定可能な電圧 4~30V
測定可能な電流 50mA~9.99A
計測可能な電力 ~65W
重量 18g
寸法(幅×高さ) 6.2 x 20 mm

USB Power Deliveryにはいくつかの規格があるが、大きなポイントは100Wには非対応ということになる。

ただ、2017年現在100Wの製品はほぼ存在せず、Apple製品で言うと、

  • 12インチMacBook
  • MacBook Pro 13インチ(2016以降)
  • 2017年モデルのiPad Pro(10.5インチ、12.9インチ)

は計測可能で、MacBook Pro 15インチが採用する『Apple 87W USB-C電源アダプタ』は、

20.2V/4.3A = 86.86W

であるため、65Wまでしか計測することは出来ないと言うことになる。なので、MacBook Pro 15インチユーザーにはあまりお勧めはできない。

普通の電力メーターと比較し、高い電力を取り扱うため故障も気になるが、メーカー保証は18ヶ月と長いので、安心して利用できる。

価格はAmazonで3,499円
USB-TypeA(昔からあるUSB)に対応したテスターは2,000円以下で購入できることを考えたら、テスターとしては少々高い。

だが、2017年現在ではUSB-Cに対応している製品は少ないため、こんなものかなという感じだ。

開封レポート

簡単に開封レポートを。

パッケージ

パッケージ

Satechi社は主にApple製品向けのアクセサリも発売しているためか、この手のテスターは簡易パッケージが多い中で、化粧箱を使うなどこったパッケージとなっている。

中身は本体と説明書のみ

中身は本体と説明書のみ

中には本体と取扱説明書のみ。
付属品はなにもない。

Satechi USB-C パワーメーターテスター

Satechi USB-C パワーメーターテスター

裏側は何も無し

裏側は何も無し

『Satechi USB-C パワーメーターテスター』本体。
実にシンプルな作りで、表面の液晶に電圧・電流が表示されるだけの仕様。

iPhone 7と比較。かなり小さい

iPhone 7と比較。かなり小さい

サイズは『6.2 x 20 mm』、重量は18gということで、ものすごくコンパクト

小さすぎて、持ち歩く場合は紛失に注意するべきと思う。

USB-TypeCポート

USB-TypeCポート

背面にもUSB-TypeCポート

背面にもUSB-TypeCポート

ポートはUSB-TypeCポートのみを採用しており、USB-TypeAには対応しない。

USB-TypeA用必要な場合は、

ルートアールが販売するこの辺りの製品が定番になると思う。

『Satechi USB-C パワーメーターテスター』でUSB-PDを測定してみた

12インチMacBookで使うとこんな感じ

12インチMacBookで使うとこんな感じ

というわけで、早速測定してみた。
充電対象機器は12インチMacBook(2016 Early)で、充電機器の組み合わせは僕が自宅用としてはいつも使っている、

の組み合わせだ。

出力電力を測定

出力電力を測定

Ankerの充電器にテスターを挿して、12インチMacBookを充電している状態。この時は、

15.0V × 1.84A = 28.336W

ということでこの充電器最大出力30W以下であり、12インチMacBookがサポートする29Wをキッチリ満たしていることが分かる。

入力電力を測定

入力電力を測定

今度はMacBook側に挿すと、入力電力が測定できる。
入力か出力かは、液晶をみれば分かる。

14.8V × 1.93A = 28.757W

ということでこちらも定格通り。

『Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery』は購入からちょうど1年程経ち、信用していたが、1年経って自分の目で規格通り動作している事が確認できた

終わりに

2015年に発売した12インチMacBookで一気に注目を浴びたUSB-TypeCだが、

  • 2016年発売のMacBook Proに採用
  • 2016年以降はAndroidでもmicroUSBに変わり採用が増える
  • 2017年発売のNintendo Switchに採用

など、USB-TypeCおよびUSB Power Delivery(USB PD)を採用した機器は今後どんどん増えるのは間違いない。2017年モデルのiPhone(iPhone 7s/iPhone 8)でも採用されると言われている。
※コネクタはLightningのままで充電がUSB-PD準拠になる(2017年モデルのiPad Proもこの形式)

USB PDは、

  • 本体
  • 充電器
  • ケーブル

の全てが対応しなければ使えないというわりと厳しい規格だが、それは従来では考えられないくらい大きな電力を取り扱うからだと思う。

実際、ケーブルはわりと太く頑丈な作りとなっており、発火などのリスクが高い事も事実だ。

だからこそ、USB PDはまだまだ100円ショップなどで売っているケーブルでは利用できないし、そもそも怖いのでおすすめできない。

粗悪品や規格外動作のチェック用

として、今回紹介したようなUSB PD対応のテスターは1つ持っておいても損はないと思う。

価格は3,499円と安くはないが、MacBookなど充電するガジェットを壊すことを思えば安いのではなかろうか。

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