ドコモ旧モデルの値下げを狙ってますか?
近年のスマートフォンは、例えばiPhoneの場合2018年4月時点の最新モデル「iPhone Xは、10万円以上の値段となっている。
- ネット
- メールやSNS
- 動画や音楽の再生
程度でしかスマホを使わない方にとって、オーバースペックな製品だ。
そんな方が狙うのは、
最新モデル発売に伴い、値下げされた旧モデル
ではないかと思う。
ドコモに限らずスマートフォン購入は様々な制度があり、非常に分かりにくいのだが、時々掘り出し物のスマホが安く売られることがある。
今回紹介する「V20 PRO L-01J」は、まさにそんなスマホだ。
価格は機種変更でも、なんと『648円』
そして安いだけでなく、「V20 PRO L-01J」には、他のスマホにはあまりない目玉機能がある。
それは、広い範囲が撮影できる『広角カメラ』だ。集合写真・風景を撮る時に役立つ、広角カメラ搭載のスマートフォンは非常に珍しい。
『値下げされた在庫品』などと侮れないスペックを持っているので、旧モデル狙いの方にはおすすめしたいスマホだ。
ドコモが販売する、最新のLG製スマホは「LG style2 L-01L」です
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「V20 PRO L-01J」のスペック
『V20 PRO L-01J』は、韓国のLGエレクトロニクスによって日本国内向けに開発された、Androidスマートフォンだ。
グローバルモデルである『LG V20』がベースになり、日本向けにローカライズされ、日本国内ではドコモ専売モデルとなっている。
発売は、2017年2月17日で、この記事を書いている2018年4月起点で見ると、1年ちょっと前に発売された。
後継モデルとして『V30+ L-01K』が発売されており、『V20 PRO L-01J』は旧モデルという扱いで値下げされている。
というわけで、旧モデルとして安く販売されているが、最新モデルと比較して遜色ないスペックを有している。
- Android 7.0搭載
- ROM(内蔵ストレージ)は『32GB』、microSDカードで拡張可能
- IPX5/IPX7の防水対応
- ワンセグ・フルセグ対応
- おサイフケータイ対応
- 通常カメラと広角カメラ搭載(デュアルカメラ)
辺りがスペックとしての大きな特徴で、
特に広角カメラは面白い機能なので是非使って見て欲しい。
そして、最大の特徴は何と言っても安さだろう。
端末価格は機種変更で送料500円を抜くと『668円』!
ドコモオンラインショップで購入すると、500円の送料が発生するが、送料の方が高く感じるくらいで、格安スマホもビックリの激安スマホだ。
「V20 PRO L-01J」開封レポート
簡単な開封レポートを
パッケージは、ドコモ専売モデルらしく、シンプルなものとなっている
付属品は以下
- 本体
- イヤホン
- テレビアンテナケーブル
- SIMスロット用ピン
これが本体。
カラーは『チタン』で1色のみの展開となる。
ドコモ版なので、ドコモロゴもプリントされている。これは議論があると思うが、位置・色共に比較的大人しい感じだ。
最大の特徴はデュアルカメラ。
ただし、iPhone 7 Plus以降搭載された、デュアルカメラといえば、
一眼レフのように背景をボカして撮影出来る『ポートレートモード』
が有名だが、V20 PRO L-01Jのアプローチは用途を完全にわける2種類のカメラとなる。
使ってみた感想
「V20 PRO L-01J」は僕のメインスマホではないため、常用はしていない。
常用するとまた印象は変わるかもしれないが、まず手に持って思うのが、
軽い
ってことだろうか。
5.2インチというわりと大型の液晶を搭載している割りには、非常に軽い。重さは『146g』だが、数字よりも軽く感じる。
動作は普通に使う分には遜色のないスピードで、操作感は普通のAndroidスマホだ。
Androidはメーカーの独自カスタマイズで、若干操作感が変わったりするが、LGはあまりカスタマイズしないようだ。
唯一戸惑ったというか、不便に感じたのは、
背面の指紋センサーと電源ボタンが一体化していること
だろうか。
普通に「電源ONはどうやってやるのか?」って悩んでしまった、、、
知ってしまえばどうというものでもないが、最初は戸惑うと思う。
「V20 PRO L-01J」のおすすめポイント
「V20 PRO L-01J」は旧モデルの値下げ品とはいえ、2017年モデルのミドルレンジスマートフォンなので、機能的には妥協はない。
値段は格安だが、1万円程度で販売されている格安スマホとは比較にならないほど多機能だ。
僕がおすすめするポイントは以下の3つ。
- 通常カメラと広角カメラ搭載(デュアルカメラ)
- 時計が常時表示できる「セカンドスクリーン」搭載
- USB-Type Cコネクタ採用
順番に紹介しようと思う。
通常カメラと広角カメラ搭載(デュアルカメラ)
デュアルカメラは2018年時点でのスマートフォンのトレンドともいえ、各社が採用を進めている。
増やせばいいというものでもないが、トリプルカメラのスマホも登場している。
デュアルカメラのメリットとして各社が訴求しているのは、
- 標準カメラ
- 望遠カメラ(大体は光学2倍)
を搭載し、これらを組み合わせて一眼レフのような背景ボケ写真が撮影出来る『ポートレートモード』だ。
こんな写真だ。
iPhoneではiPhone 7 Plusが初採用し、以来一気に採用事例が増えていった。
だが、「V20 PRO L-01J」は少しアプローチが異なる。
- 標準カメラ
- 広角カメラ(撮影範囲が広い)
を用途によって分けて撮影するというものだ。
この切替はカメラアプリ上でできるようになっている。
標準カメラと広角カメラの比較
まず1つ比較してみる。
僕が住むJR倉敷駅北口の景色だ(この日はあいにくの雨)
これが、標準カメラでの撮影。
これが、広角カメラでの撮影。
明らかに画角が広いことは分かると思う。
もう1つ作成を紹介しておく。
どちらが標準と広角なのかは、一目瞭然かと思う
広角レンズの欠点として、サイドが歪むのだが、大人数の集合写真や風景写真では威力を発揮するだろう。
135度の広角撮影出来るスマホはほぼないので、大きな差別化ポイントだと思うし、非常に面白い機能だ。
参考までに僕のメインスマホ『iPhone X』で撮影するとこんな感じ。
是非試して欲しい。
時計が常時表示できる「セカンドスクリーン」搭載
もう1つ面白いなと感じたのが、5.2インチ液晶とは別に搭載されている、セカンドスクリーンだ。
画面右上の部分だが、
常時表示が可能となっている
ガラケーのサブ液晶みたいなイメージだ。
「V20 PRO L-01J」の画面は液晶なので、常時表示は難しいのだが、小型の液晶を別途搭載して、スリープ中でも、
- 時計
- バッテリー残量
- アンテナピクト
などが表示できるし、
スリープ解除後はショートカットのような使い方もできる。
常時表示といえば、有機EL(OLED)の『Always on Display』が有名だが、液晶でもこういう使い方があったか〜と驚いた。
USB-Type Cコネクタ採用
最後がインターフェースに最新のUSB-Type Cを採用していることだ。
Androidの世界では、
- microUSB
- USB-Type C
の両方が存在するが、2018年現在としてはUSB-Type Cが増えており、V20 PROもその流れに従っている。
先進性という意味では十分だと思う。
急速充電規格は、Quick Charge3.0に対応しているため、対応する充電器を利用すれば急速充電が可能となる。
「V20 PRO L-01J」の値下げ後価格
「V20 PRO L-01J」は、
- 新規契約
- MNP
- 機種変更
いずれの場合でも『648円』という格安で販売されている。
このため、新規契約よりは機種変更で購入する人が多いと思う。
これは『端末購入サポート』という制度で値下げされている。
- 1年間の利用を約束する
- 2年分の割引を、購入時に適用する
という制度で、月々サポートだと2年で回収する割引を、1年かつ購入時に適用できるというお得な制度だ。
このため、定価としては8万円近くする本体価格が、購入時点で大幅値引きされる。
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【豆知識】ドコモ旧モデルが値下げされる時期
ちなみに、このような割引が行われるのは、
- 旧モデル
- あまり売れなかったモデルの在庫処分
- 目玉商品にする
あたりが目的と思われる。
このため、いつも安く買えるわけではなく、
- 年末(12月)
- 年度末(3月)
など新規契約を増やしたい時期に出てくることが多い。
「V20 PRO L-01J」に関して言うと、2017年11月から値下げされており、これは年末にかけての目玉商品にする目的があったと思われる。
終わりに
送料を入れても1,100円程度で購入できると言うことで、ほとんど遊びで購入した端末だが、十分使えるスマホだった。
後継モデルとして『V30+ L-01K』が既に発売されているが、
- カメラ性能はV20とほぼ同じ
- 画面は有機EL(OLED)となり6インチに大型化
- セカンドディスプレイは廃止、『Always on Display』を採用
など進化はしているものの、価格差(実質負担金の差は約5万円)を考えたらV20の方がお得な気もする。
気になる方は、合わせてチェックしてみてはいかがだろうか。
Androidのおすすめモデル
Androidは様々なメーカーが販売していますが、日本で人気が高いのは長らくSONY「Xperia」・シャープ「AQUOS」・サムスン「Galaxy」の3本柱でした。
しかし近年は、中国メーカーの進出が増え、安くて高性能な高コスパモデルが増えたので勢力図が変わりつつあります。
ハイスペックスマホのレビュー
モデル名 | 販売価格 | ||||
---|---|---|---|---|---|
docomo | au | SoftBank | 格安SIM | SIMフリー | |
Xperia 5 III レビュー記事 |
113,256円 | 121,405円 | 137,520円 | - | - |
Xperia 1 III レビュー記事 |
154,440円 | 178,000円 | 188,640円 | - | 159,500円 |
AQUOS R6 レビュー記事 |
115,632円 | - | 133,920円 | - | - |
Galaxy S21 5G レビュー記事 |
99,792円 | 118,540円 | - | - | - |
Galaxy S21 Ultra 5G レビュー記事 |
151,272円 | - | - | - | - |
ミドルクラススマホのレビュー
モデル名 | 販売価格 | ||||
---|---|---|---|---|---|
docomo | au | SoftBank | 楽天/格安SIM | SIMフリー | |
AQUOS sense6 |
57,024円 | 40,470円 | - | 39,800円 | - |
Xperia 10 III レビュー記事 |
51,480円 | 53,985円 | - | 54,000円 | - |
Xperia Ace II レビュー記事 |
22,000円 | - | - | - | - |
一緒に使いたいおすすめアクセサリ
- 画面保護シート
- USB充電器
- モバイルバッテリー
- 完全ワイヤレスイヤホン
ドコモでスマホを買うならオンラインショップがおすすめ
購入手続きはオンラインショップで行うのがおすすめです。
利用するメリットは、以下のようなものがあります。
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ドコモ最新キャンペーンページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください!
注目の料金プラン「ahamo」・「5Gギガホプレミア」
2021年3月以降、料金プランが大きく変わります。ほとんどの方はプラン変更する価値があるので理解しておきましょう。
「ahamo」が目立っていますが、1,000円値下げされて、テザリング込みで「データ通信無制限」の「5Gギガホプレミア」はヘビーユーザー要チェックプランです
元携帯ショップ店員の僕も驚くようなプランで、各社同種のプランを出しましたが、以下の記事で詳しく解説しています