MVNO(格安SIM)でiPhone・iPad用APN構成プロファイルを自作する方法。「iPhone 構成ユーティリティ」の使い方を紹介します

11月末に申し込みすると、契約事務手数料と開通月の通信料が無料となるキャンペーンがあったので、申し込みした「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」。

先日SIMが届いたので早速セットアップしてみた。
ただ、MVNOについてはSIMを挿せば終わりとはならない。事前にセットアップが必要になるため、備忘録的にまとめておく。

今回はiPad Air 2に挿したので、iPad向けとご理解いただきたい。

MVNOのSIMを利用する場合、事前にセットアップが必要

以下の記事で話題にしたが、docomo・auのSIMをSIMフリー端末に挿して使用する場合、特別な設定は不要で挿せばすぐに使える状態となる。

しかし、MVNOだとそうは行かない。MVNOはdocomo回線を使うので、SIMはdocomoのものだが APN設定 というものをやらなければネットワークに繋がらないのだ。

iPhone・iPadでAPN設定を行う方法

というわけで、MVNO(格安SIM)を利用する場合ネットワーク設定(APN設定)が必要になるわけだが、この設定は大きく分けると3種類ある。

  1. MVNOが提供するAPN構成プロファイルをダウンロードして適用
  2. 画面上からAPN設定を入力して設定
  3. APN構成プロファイルを自作して適用

最もお勧めは1番の方法。そしてこれが一番無難だ。
しかし、2014年12月時点でぷららはAPN構成プロファイルは提供していなかった(現在は提供されている)。このため、2番か3番の対応が必要となる。

この記事では3番の方法を説明するイメージとなる。自作と言うと難しいように思うだろうが、構成プロファイルの作成自体はそれほど難しいものではない。

構成プロファイルの作成手順

MacでもWindowsでも作成用アプリケーション(iPhone 構成ユーティリティ)が用意されている。

アップル_-_サポート_-_ダウンロード
まずは以下のサイトにいって、アプリケーションをダウンロードする。

2014年12月現在、Windows用は3.6.2、Mac用は3.5が最新。とりあえず最新版をダウンロードすればよい。そして、「iPhone 構成ユーティリティ」をインストールする。

以降はMac版の画面。
ユーティリティ
Macの場合アプリケーション→ユーティリティに「iPhone 構成ユーティリティ」がいるので起動する。
iPhone_構成ユーティリティ
起動したら、一番左側のメニューで「構成プロファイル」を選択、続いて「一般」を選択する。
ここでは名前と識別子を入力するが、これは任意の名前でよいようだ。僕は名前に「ぷららモバイルLTE」、識別子を「plala」とした。
iPhone_構成ユーティリティ1
続いて、メニューを切り替えて「APN」を選択する。
ここはプロファイル設定の肝なので、SIMとは別送されたぷららの本会員証を片手に設定する。ちなみに僕は、SIMの方が先に届いた。会員証が届いていない場合は設定できないので、とりあえず待つしか無い。

設定内容は以下。

  • アクセスポイント名(APN):lte.nttplala.com
  • アクセスポイント・ユーザー名:【会員証記載のユーザID】@plala.or.jp
  • アクセスポイント・パスワード:【会員証記載のパスワード】

ここまで、終わったら画面左上の「書き出す」ボタンを押して、任意のファイル名で保存したら終了だ。

構成プロファイルの適用方法

方法は色々ある。
DropBoxなどのオンラインストレージにアップロードし、iPhone・iPadのSafariからアクセスする方法などだ。ただ、一番お手軽なのは適用したいiOS機器で受信出来るメールアドレスに対して、作成した構成プロファイルを添付ファイルで送信することじゃないかと思う。

それなら、iOS機器で受信して添付ファイルをタップしたら自動的にSafariが立ち上がり、プロファイルのインストール画面が出てくる。自作のプロファイルなので警告などもでるが、そこは無視して適用すれば設定終了だ。

「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」に接続する

と言ってもここまで終わったら、後はSIMを挿すだけだ。

ブログとかを見ると接続までに1時間程かかったとか、機内モードのON→OFFが必要だったとか書いてあったが、僕はSIMを挿したらまずは「3G」に即繋がり、その後しばらく待つとLTEに繋がった。多分、5分も待っていないと思う。

問題となる通信速度は何度か計測してみたところ、僕が住む岡山県倉敷市で大体「1~2Mbps」が常時出ている感じだった。YouTubeの動画は画質がかなり落ちるし、デカいデータのダウンロードには時間がかかるが、普通にWEBを見る分にはそれほど遅いとは感じない。

数字上は同じ通信速度でも3GとLTEでは体感速度が随分違うわけだが、LTEが普通に繋がる分には「十分使えるレベル」の通信スピードと感じた。

終わりに

というわけで、僕としては初めての利用となるMVNOサービス「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」だが、予想以上に使えると感じた。

通信速度は遅くても無制限という恩恵は大きい。僕はモバイルデータ通信を使用した動画視聴を意図的に避けていたが、これなら利用しようという気になる。スマートフォン・タブレットを使用した新たなライフスタイルが模索できそうだ。

お勧めMVNO

2016年12月現在では以下のMVNOがお勧めです。
  • DMM mobile
    MVNO最大手であるIIJmioと同じ回線で、通信量が1GBからとより安価に始められます
  • OCN モバイル ONE
    NTT系列の安心感が魅力。通信速度が低下しても回線増強がわりと早いです
  • mineo
    MVNOはdocomo回線を使うものが多いですが、au系を使うならここ。キャンペーンも充実しています。
  • ぷららモバイルLTE
    速度が3Mbpsに制限されますが無制限に通信出来る事が最大の魅力です

MVNO(格安SIM)の感想・注意点・コラムの一覧

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2 件のコメント

  • ご無沙汰しております。
    第二子の子育てに奮闘中の事と存じますがいかがお過ごしでしょうか。

    とまあ前置きはこの辺で、早速ですが私めから幾つか。

    チーさんが元ネタではないのですが、私も無制限プランを11月30日に申し込みました。設定書類は既に受け取りましたが、SIMがまだ。

    今はauSIMをしフリー5sで使用していますが、通勤経路に地下部分があり、万が一の際に連絡がつかなくなるのは問題だと思い始め、且つauは対処するそぶりがないので、(恐らく繋がるであろう)docomoのネットワークを使用するMVNOを検討中です。

    チーさんみたいにSIMが先行する事もあるんですね。

    因みに、私もレコーダーがない時間が長かったですが、子どものためだと奥さんを説得してnasneを導入しました。外出先からの録画予約も録画番組の視聴、はたまた放送中の番組視聴も出来るのでオススメです。TV sideviewというアプリでアプリ内課金が有りますけどご検討されてみては?

    • お久しぶりです!
      ぷららは最初SIMだけ届いて、どうしろと?って思っていたら、翌日に書類が届きました。他のブログとかを見る限りあまりこういう事例はなかったようで、珍しかったのかもしれませんw

      レコーダーはnasneも検討したんですが、Blu-rayが再生できる環境がないと困るので、SONYのBDレコーダーを買う方向にしています。なのでTV sideviewを使う事になりますね。PS3をそろそろ処分しないと、価値がなくなりそうなのでw