仕事はシステムエンジニアのチーです。
APN設定を「iPhone 構成ユーティリティ」を使用して構成プロファイルを作成する方法を紹介する記事を先日書いた。
出来上がったファイルは「mobileconfig」という拡張子を持つファイルだったのだが、仕事柄こういうファイルを見ると、ついテキストエディタで開いてみたくなる。
多分、XMLなんだろうなと思いつつ開いてみると、これはかなり危ないファイルであることが分かった。その内容を紹介する。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
iPhone・iPad用APN構成プロファイル(mobileconfig)の中身
中身を見ること自体は特別な操作は必要無い。
Macならテキストエディットでも開けるし、Winodwsならメモ帳でも開くことは出来る(メモ帳は非常に見づらいが)。
で、問題内容だがこんな感じだった。
先頭(ヘッダー部)は何かオリジナルの情報がセットされているようで、文字化けしたが以降はXMLというファイル形式であることが分かる。
そして、そのXMLの内容だが、「iPhone 構成ユーティリティ」を使用して設定したAPNの接続情報が平文で保存されている。
APN情報、ユーザーID、パスワード、全てだ
暗号化とかは一切無い。
と言うことは、原理上このプロファイル情報を盗み見て、他人が設定すれば使えてしまう可能性がある。
APN構成プロファイル作成後の注意点
というわけで、構成プロファイルの取り扱いは注意した方が良さそうだ。
例えば、「iPhone 構成ユーティリティ」を使用して作成したAPN構成プロファイルはパソコン上にあるので、iPhone・iPadに適用するには何らかの形で、端末からアクセスする必要がある。
このようなファイルを作る方は、専門知識を持つ方が多いだろう。
- 自分で契約しているサーバーにFTPでアップロードする
- Dropboxなどのオンラインストレージにアップし、パブリック(公開)共有する
どんな手段でも良いが、パスワードなどの情報が暗号化無しで保存されている関係上、パブリック共有かけてiPhone・iPadにプロファイルを適用した場合、そのファイルは速やかに削除する方が良いと思う。
僕はメールの添付ファイルで送信する手段を取っているが、メールという仕組み自体が危ないという意見はあるものの、ある意味一番安全かつ現実的な方法なんじゃないかと思う。
終わりに
若干気にしすぎな面もあるが、便利な設定ファイルには落とし穴もあるということだ。
詳しい人はよく質問されると思うので、注意点の1つとして認識しておいた方が良いかと思った。
月3,000円以下で早い格安SIMを選ぶなら、Y!mobileがおすすめ
格安SIMを契約するなら、Y!mobileがおすすめです。
Y!mobileのメリットは以下のようなものがあります。
- 格安SIMなのに、通信品質がソフトバンク回線と同等で混雑しない
- 家族割、おうち割で家族全員の通信費を削減できる
- PayPayが最大20%還元で利用できる
- オンラインストアのキャンペーンがかなりお得
2024年11月現在、オンラインストアはお得なキャンペーンが豊富なので、是非最新キャンペーン紹介記事も参考にしてくださいね!
通話をあまり使わないなら、UQ mobileも視野に入れてみよう
UQ mobileは以下のような人におすすめです。
- とにかくスマホ代を安くしたい人
- 通話をあまり利用しない人
- 余ったデータ容量を翌月に繰り越したい人
- 大手キャリア並みの通信速度でも、月3,000円以下で使える
- 最新キャンペーンをチェック
UQ mobileとY!mobileの違いを、通話料金・データ通信・キャンペーンの観点から徹底比較し、それぞれに向いている人について解説しているので、以下の記事も合わせてご覧ください。
初心者向け「格安SIM」への乗り換えガイド
通信料の節約を目的に、大手キャリアから格安SIMへの乗り換える方が増えてきましたが、安いなら安いなりの理由があります。
ガイド記事では、スマホ初心者だったパパンダさんが、実際に体験したことを詳しく解説しています。
▼ガイドページは以下の画像をクリック!