Macのスリープ復帰・起動時のフリーズ問題(レインボーカーソル表示が止まらない)の対処法

2013年11月に購入したMacBook Pro Retina 13インチ(Late 2013)

スペックに特別な不満はないが、ずっと悩まされている問題が未だ解決せず、不満が積もり積もっていた。

それは、Mavericks(10.9)の時代から発生していた、スリープ復帰時にレインボーカーソルが表示され、操作できなくなってしまうと言う現象だ。

対処方法がようやく見つかったので、備忘録もかねてこれまでの経緯と、対処法を記事にしておこうと思う。

ちなみに、この記事を最初に書いたのは2015年4月なのだが、その後OS X(macOS)のバージョンアップを行ううちに不具合が解消したことを申し添えておく。

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MacBook Pro Retina 13インチ(2013 Late)の不具合の経緯

僕がMacBook Pro Retina 13インチ(2013 Late)を購入したのは、発売から間もない2013年11月の話。この時からスリープ復帰時のレインボーカーソル問題は発生していた。

不具合の内容としては、

  • スリープ復帰後トラックパッド操作やキーボードからの文字入力を行う
  • すぐに、レインボーカーソルが表示され操作を受け付けなくなってしまう

と言うもの。
1分程度ほっとけば直ることもあるし、10分以上ほっといても直らないこともあり、基本的にはこの現象が発生すると僕は強制的に電源OFFして解消していたする。

その前に使用していたOSはLion(10.7)なのだが、このような現象は1度も発生した事がなかった。

なので、購入当時の最新版でありプリインストールOSCARであるOS X Mavericks(10.9)を疑った。とにかく不具合が多かった。

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ただ、何をやっても状態は改善せず、その次に疑ったのはハードウェア。
その時既に購入から半年程経過していたのだが(2014年4月頃)、Appleに相談してかなり長いやりとりをやった結果として、本体交換をしてもらった。

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ハードが新しくなって、しばらくは発生しなくなっていたが、程なく再発するようになる。

その後、現在の最新版であるYosemiteも発表されたが、OS Xの全てを疑っていたので速攻で導入するのは避け、「10.10.1」のタイミングで導入した。

もしMavericks特有の現象なら解消するかもという、淡い期待を抱いたが、結果はなにも変わらなかった。

自身がインストールしているアプリケーションを疑う

正直ネットを調べても、周りの人に聞いても、このような現象を申告する人は0ではないが、ほとんどいない。となると、僕がいつも入れているアプリケーションに起因するのだろうかと思えてきた。

僕は、仕事がシステムエンジニアなので開発系のアプリもMacに入れているが、印象的にはスリープ中またはスリープ復帰時に通信が発生した際に問題が起こっている印象がある。なので、クラウド絡みのアプリをまず疑った。具体的には、

  • ATOK Passport
  • Adobe Creative Cloud

‎だ。特にATOK Passportは文字入力に絡む部分で、スリープ復帰時のパスワード入力で頻発することから、一番怪しんでいた。

なので、1度アンインストールして試してみたものの、これでもレインボーカーソル発生。

次に疑ったAdobe Creative Cloud‎はこのような記事を目にしたので、ちょっと期待したが、

これも関係なかった。

アプリに関しては人によって環境が違いすぎるし、一概には言えないが多分関係なかった。次に疑ったのは、自宅の環境だ。

Time CapsuleとTime Machineを疑う

Macユーザーでは比較的利用者は多いだろうが、それでも割合としてはかなり少ないマイナーなハードと言える、Time Capsuleを僕は使っている。

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これの最高に便利だと思う所は、Macをスリープしている時でもPower NapがTime Machineを起動しWi-Fi経由でTime Capsuleにバックアップをしてくれる事。

バックアップって思い出した時するのでは意味が無くて、自動的にやってくれるのが理想なので、まさに最高のアクセサリだと思っているのだが、これが動くことでスリープ復帰時の動作がおかしくなる可能性を感じた。

実際、就寝後(=Time Machineが動作する)の初回起動時に発生する印象が強かったからだ。なので、Time Machineの設定を1度解除する形で様子を見たのだが、これも関係なし。

バックグラウンド動作という意味で、Power Napという機能そのものも疑ってOFFにしてみたが、

省エネルギー

これも効果はなかった。もはや詰みである、、、
ここで最後の手段。スリープ機能自体を動作しないようにするという荒技だ。

Macのスリープ機能自体を無効化する「NoSleep」を利用

一口にMacのスリープといっても、実は3つのモードがある事をご存じだろうか。ざっくり言うと、

スリープの種類 メモリの状態
Sleep 維持する
Safe Sleep 維持する
Deep Sleep 破棄する

こんな感じだ。より詳しい内容は以下をご覧いただけたら。

僕が問題にしている現象は、印象的にはDeep Sleepまで落ちた時に発生しているような気がしないでもないわけだが、もうスリープさせないのが無難だろうと思った。

ただ、iMacなどデスクトップタイプはディスプレイの電源を切れば終わりだろうが、MacBookだとどうしてもモニタを閉じたくなるため、モニタを閉じてもスリープさせないような設定が必要となる。

この設定自体はターミナルからコマンドを叩いても実行できるのだが、より手軽に行えるのが「NoSleep」というアプリだ。

これはMacBookを閉じてもスリープに移行させないというアプリ。インストールして、常駐させておけばよく、設定画面も以下のように実に単純。

NoSleep

ACアダプタ接続時、バッテリー接続時にスリープさせるかどうかを選択する項目と、ディスプレイを開けた時にパスワードを要求するかくらいしかない。

これを導入して1週間ほど様子を見ていたのだが、この間にレインボーカーソルは一切発生していない。やはりスリープに起因していたと言って間違いなさそうだ。

終わりに

スリープに起因するため、やはり根本原因はOS XかMacBook Pro Retina 13インチ(2013 Late)というハードそのものが原因の可能性が高いように思う。

が、発売から1年半経過しても解消されないところを見ると、今後解消される期待も薄いため、現状ではスリープさせないという対応が一番無難な気がする。

スリープさせないということは、バッテリー消費が当然激しくなるわけで、外出先で使用する事が多い人にとっては致命的だが(よりによって比較的軽量な13インチモデルなので)、僕の場合は自宅での利用が9割なので特に問題はない。

とりあえずこれで様子を見るしかないかなぁという感じ。
とはいえ、ある程度の解決法が見えたので1年以上経ってようやく快適に使えるようになりホッとした。どうもこのモデルはハズレだった気がしなくはないが、、、

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