自分の中でにわかに盛り上がってきた、「MacBook Pro 13インチ Retinaディスプレイモデル(Late 2013)」。
嫁決裁はまだ下りていないが、買う気満々でスペックなどを検討してみるw
とりあえず検討はApple Storeでいつもやっていて、ここで購入するメリットは、CPU・メモリなどのCTO(カスタマイズオーダー)が可能なことだ。
基本的な方針
MacBook Proに限らず最近のApple製ノートパソコンは、CPU・メモリ・SSDが全てオンボードになっているため、換装が非常に難しい。
例えばこれくらいの事なら、蓋を開けてもAppleの保証対象外になる事はないそうだが(Apple Storeの店員さん情報)、パーツを換装すればAppleの保証対象外になるし、リスクも高く、普通の人にはあまりお勧めできない行為だ。
要するに購入時のスペック検討は重要度が高い。
ブログとかを見ると、全部盛りのUltimateモデル(CTOオプションで全て最上位を選択)を購入する人が多い印象があるが、僕の場合はUltimateモデルの1つ下くらいを買うことが多い。
理由は単純で、価格とスペックのバランスが一番よいと思うからだ。逆に一番購入しないのがエントリーモデル。これは、毎年買替えるような人にしかお勧めできない。
CPUはCore i5かCore i7か
まず一番分かりやすいのはCPU。「MacBook Pro 13インチ Retinaディスプレイモデル」で選択可能なのは以下。
- 2.4GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
- 2.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
- 2.8GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ
細かいクロック数の違いは普通体感できないので、大きく分けたらCore i5かCore i7か。
こちらについてはCore i5で十分と考える。動画編集とかやる人ならCore i7の方が良いかもしれないが、13インチモデルのCore i7はクアッドコアではなく、デュアルコア。Core i7を選択するのであれば、クアッドコアになる15インチモデルを選択した方がよいように思う。
メモリは8GBか16GBか
最近のPCで一番重要と思うのは、メモリの選択。選択可能なのは以下。
- 4GB
- 8GB
- 16GB
4GBは今使っているMacBook Airと同じになるのだが、多くのアプリケーションを立ち上げたり、仮想環境(VMWare Fusionなど)にWindowsを入れたりするとあっという間に足りなくなる。なので、今買うなら4GBは論外。8GBと16GBが候補となる。
で、どちらを選ぶかだが普通は8GBで十分と考える。
WindowsとMacでは単純比較出来ないが、1年弱前リプレースされた会社のPC(Windows7)がメモリ8GBで、開発環境とかをゴリゴリ立ち上げまくっても足りないと感じた事はない(頑張っても6GBくらいで収まる印象)。つまりよっぽどの事をしない限り8GBで足りないと感じる事はほとんど無いはずだ。
また、「OS X Mavericks」の新機能である圧縮メモリ機能の存在もそれを後押しする。予算に余裕があるなら16GBを選択する方がよいと思うが、そのお金(8GBから16GBには20,800円かかる)があればSSDの容量を増やした方がよいと思う。
メモリが足りなくなるとスワップという現象が発生するが、従来はそれがスピードの遅いHDDだったから処理速度の低下に繋がった。しかし、今はSSDの時代。しかも今回からPCIeベースになりさらに高速化している。それでもメモリよりは遅いが、スワップが発生しても以前ほど処理速度の低下を感じる事はないように思う。
SSDは256GBか512GBか1TBか
SSDで選択可能なのは以下。
- 128GB
- 256GB
- 512GB
- 1TB
128GBは最下位モデルでしか選択できないので除外。1TBは予算に余裕があれば選択したいが、51,500円もかかるためあまり現実的ではない、、、
よって256GBと512GBが選択候補となる。
通常は256GB、数年使う予定でストレージ不足が懸念されるなら512GBが無難かと思う。特にMacではiTunes・iPhotoを使う事が多く、これは長く使えば使うほど容量が増えていく。
もちろんライブラリを外付けHDDに保存するとかして、節約する術はあるが折角のノートパソコン。外付けHDDとセットで持ち歩くような事はなるべくしたくないと思うので、必要な容量はよく考えた方がいいと思う。
数年使うなら今の使用量+100GBくらいは見ておいた方が無難。
今のAirは256GBで容量はあと50GBほど残っているが、今後の事を考えてメモリ16GBを見送って浮いた分を、SSDを512GBへアップグレードする費用に充てる事とした。
キーボードはJIS配列かUS配列か
Apple Storeで購入する場合のメリットとして、USキーボードが選択出来る事がある。
余計な文字が刻印されないことでMacが美しく見える、英字を打つことが多いプログラマーには利便性の高いキー配列など、メリットは色々ある。
しかし、キーボードとマウス(トラックパッド含む)は毎日触るもの。ここにストレスを感じたら全てがダメなものに感じてしまう。なので、
入力デバイスは格好良さより、絶対利便性を取るべきだと僕は思う。
個人的にはUSキーボードに憧れはあるものの、正直生産性向上に寄与するとは思わない。USキーボードに慣れる時間があれば、一部で最近再び脚光を浴びつつある親指シフトに慣れる方が有益だ。特に自宅ではプログラムを書くより、文章を書くことが圧倒的に多いので。
また、仕事で使うパソコンはJIS配列で今後長い目で見てもUS配列が許容されることはあり得ないので、会社員である限りUS配列に統一は難しい。なので、JIS配列を選択する。仕事はJIS、自宅はUSなんてことにすると戸惑って、タイピングスピードが落ちるのは目に見えている。
終わりに
とりあえず今回の構成は、
- CPU:Core i5
- メモリ:8GB
- SSD:512GB
- キーボード:JIS
という形が一番収まりが良さそうな感じだ。この構成での価格は184,800円。そしてこれは店頭モデルそのもの。これだとCTOを行う必要が無い。
要するに明日でも買えるw
ちなみにMacBook Air 13インチで同じ構成を選択すると170,101円で実はそれほど価格は変わらない。店頭モデルであれば家電量販店などで購入することで大体5%程度のポイント還元が得られるし、価格差はさらに縮まる。この構成ならAirを選択する理由はなさそうだ。
何かの参考になればと思う。
しかし、こうやって検討している今が一番楽しい。これはやはりiPhoneにはない楽しみだなぁw
MacBook Pro/Airを購入する
MacBook Pro/Airは、Appleストアや家電量販店で販売されています。
購入後のカスタマイズは不可能なので、スペック選定は慎重に行ってください。
- 薄型で安価な「MacBook Air」
- 万人向けの「MacBook Pro」

2020年モデル以降は評判の悪かった「バタフライキーボード」を廃止し、全てが変わった「Magic Keyboard」を採用しよくできているので、旧モデルはおすすめしません
Macはどこで買うのが安いのか?

店舗 | タイプ | 定価(税込) | 値引き | 実質価格 |
---|---|---|---|---|
Apple Store | 256GB | 115,280円 | - | 115,280円 |
512GB | 142,780円 | - | 142,780円 | |
Amazon | 256GB | 115,280円 | 5,764ポイント | 109,516円 |
512GB | 142,780円 | 7,139ポイント | 135,641円 | |
ビックカメラ.com | 256GB | 115,280円 | 5,764ポイント | 109,516円 |
512GB | 142,780円 | 7,139ポイント | 135,641円 |

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また、店頭モデルを購入する場合、SoftBank・Y!mobileユーザーは条件を満たせば、Yahoo!ショッピングで買うと「最大20%還元」なのでお得だと思います。
MacBookのメモリ増設について
MacBookはカスタマイズができないので「16GBメモリ」を推奨していましたが、近年のモデルはストレージ(SSD)が高速なので、以前ほど大容量メモリの必要性は下がりました。

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2007年以来のMacユーザーである管理人が、これまで書いて来たMac関連レビューを、Macカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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