先日docomoから遂にiPadの発売が発表された!
昨年iPhoneを発売していたので、出るのは時間の問題だったが、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の開始に合わせた感じで発売が決定。
待っていた人も多いだろうし、これで日本の大手キャリア3社が全て同じ条件になった。
だが、気になるのは料金面。
docomoといえば未だに高いというイメージを持っている人も多いが、先行しているau/SoftBankと比べてどうなのか検証してみる。
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docomo版iPadの料金と他社との比較
docomo版iPadの値段は以下のような感じとなっている。例として、iPad Airの場合を紹介。
docomo
16GB | 32GB | 64GB | 128GB | |
---|---|---|---|---|
総額 | 68,040 | 77,760 | 88,560 | 98,280 |
実質負担 | 6,480 | 16,200 | 27,000 | 36,720 |
Wi-Fi版 | 52,704 | 63,504 | 74,304 | 85,104 |
Wi-Fi版との差額 | 15,336 | 14,256 | 14,256 | 13,176 |
対して、既に発売済みのau/SoftBankはこんな感じだ。
au/SoftBank
16GB | 32GB | 64GB | 128GB | |
---|---|---|---|---|
総額 | 66,720 | 77,520 | 88,320 | 99,120 |
実質負担 | 6,240 | 16,560 | 26,400 | 36,240 |
Wi-Fi版 | 52,704 | 63,504 | 74,304 | 85,104 |
Wi-Fi版との差額 | 14,016 | 14,016 | 14,016 | 14,016 |
比較結果
3キャリアの端末価格は、docomoだけがわずかに高いレベル。
だが、Wi-Fi + Cellular版は端末代に加えて通信費がかかる。これを踏まえると様相が変る。
docomoが6月から開始するシェアプランは結構強烈なのだ。
iPadの通信費用比較
タブレットだけ購入するという人はあまりいない。
大体がスマートフォンまたはフィーチャーフォンを別に持っていて、2台目として購入する。
そうなると、docomoの場合タブレットユーザーの大半が、2代目プラスまたはファミリーシェアとして購入して、シェアオプションを適用する。
au/SoftBankはこれまで2台分のパケット料金が丸ごと発生するイメージだったが、auが昨年データシェアプランを発表した影響で、現在は2台目として購入すると維持費が安くなる。
通信費だけに絞ると、以下のような感じになる。
キャリア | 基本使用料 | ISP | オプション | 合計 |
---|---|---|---|---|
docomo | 1,700 | 300 | 500 | 2,500 |
au/SoftBank | 2,850 | 300 | – | 3,150 |
月額の通信費用はdocomoが約600円安い。
だが、現在au/SoftBankはキャンペーンで2年間合計14,040円(税込)割引かれるため、2年間の運用価格だと実はほとんど差がなくなる。
こうしてみるとau/SoftBankがdocomoのiPad発表前に、何故このキャンペーンを発表したのかが分かりますねw
docomoだけに絞るとiPadの月々サポート金額2,520円と、通信費がほとんど同じであることに気づく。
つまり、端末を一括で購入すれば月々の維持費は0円になるイメージ。この辺りau/SoftBankというより、Wi-Fi版を購入する人を狙っているようにも見える。
2年間の維持費はWi-Fi版の差額15,000円程度で、Wi-Fiルーターやテザリング無しですぐ使えて、GPSがあるから地図アプリも使いやすい。
だったら、Wi-Fi版よりWi-Fi + Cellular版の方がよいと思いますよ!
なんて、ドコモショップ店員が言ってそうだw
docomoのiPadを購入するメリットは?
通信環境とかはとりあえず置いておいて、料金的な部分ではほとんど差がないことが分かる。
が、細かい条件は実は結構違う。例えばau/SoftBankのデータシェアプランは同社のスマートフォンを所有しパケット定額も契約している事が条件となり、対象はスマホ1台に付きタブレット1台。
docomoは2台目プラスだと考え方は同じだが、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」を申し込めば、1台目がスマートフォンではなくフィーチャーフォンでも可能。
また、パケあえる家族(シェアパック)になれば何台でも増やすことが可能になる。
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逆に、データ通信料はau/SoftBankが合計9GB通信できるのに対して(2014年5月時点)、docomoは2台目プラスの場合5GBくらい。データ通信をゴリゴリ使う人には余り向かないかもしれない。
現docomoユーザー以外で、docomo版iPadを購入するメリットがある人は、
- キャンペーン価格などではなく、長い目で見て料金が一律である事を好む人
- フィーチャーフォンとタブレットという組み合わせでお得に使いたい人
- 既に所有済みのタブレット以外に、家族向けなどで買い足したい人
- 通信量が比較的少ない人
- 将来的にMVNOのSIMを刺して使いたい人
って感じだろうか。
スマホとタブレットを1台ずつ自分用に所有するってだけであれば、docomo・au・SoftBankの3社では2年間にかかる費用にそれほど差はないため、好みやキャンペーンの手厚さで選べば良いかと思う。
終わりに
docomoがiPadを発売したことで、おそらくAppleがSIMフリー版iPadを発売すると思われる。
もはや日本国内でしか使わないような人にSIMフリーを購入するメリットはないが、選択の自由が生まれるのは嬉しいことだ。
個人的には色々使ってみたけど、結局それほど価値を見いだせなかったタブレットなのだが、その理由の1つとしてWi-Fi版ばかり買っていることがある。
スマホにしてもタブレットにしても、やはり使いたい時すぐ使えないでは意味がない。
docomoの新料金プランでWi-Fi + Cellular版が売れるようになったら面白いが、さてどうなるだろうか。
とりあえず今年はdocomoのiPhone+iPadを購入かな、、、
現役社長ゆうたのiPad仕事術
iPad Proを仕事で使いまくる「ガチiPadユーザー」で、「株式会社松本鉄工 代表取締役」のゆうたさんが、仕事に役立つiPad活用術を紹介する連載記事を、2019年3月から公開しています。
iPadのおすすめアクセサリ
あるとないとでは大違いなので、是非合わせて購入してみてください!
iPadを購入する
「iPad」はAmazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。
Wi-Fi+Cellular版はAppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされていますが、条件を満たせばSIMロック解除できます。
キャリアで購入するなら、契約事務手数料が「無料」のオンラインショップがおすすめ!
取り扱い店舗 | Wi-Fi版 | Wi-Fi+Cellular版 |
---|---|---|
Apple Store | ○ | ○ |
大手キャリア | × | ○ |
Amazon | ○ | × |
家電量販店 | ○ | × |
iPadはどのモデルのコスパが高い?
正直ショック受けるくらい、処理スピードに差がない割に、値段はProの半額以下ですからね。
あと、SoftBank・Y!mobileユーザーは条件を満たせば、Yahoo!ショッピングで買うと「最大20%還元」なのでお得!
店舗 | タイプ | 定価(税込) | 値引き | 実質価格 |
---|---|---|---|---|
Apple Store | Wi-Fi | 39,800円 | - | 39,800円 |
Wi-Fi + Cellular | 56,800円 | - | 56,800円 | |
Amazon | Wi-Fi | 39,800円 | 398ポイント | 39,4027円 |
Wi-Fi + Cellular | - | - | - | |
ビックカメラ.com | Wi-Fi | 39,800円 | 398ポイント | 39,4027円 |
Wi-Fi + Cellular | 56,800円 | 568ポイント | 56,232円 | |
ドコモオンラインショップ | Wi-Fi | - | - | - |
Wi-Fi + Cellular | 60,984円 | - | 60,984円 | |
auオンラインショップ | Wi-Fi | - | - | - |
Wi-Fi + Cellular | 58,320円 | - | 58,320円 | |
SoftBankオンラインショップ | Wi-Fi | - | - | - |
Wi-Fi + Cellular | 63,360円 | - | 63,360円 |
iPadOSに対応したiPadは、パソコン無しで仕事できるポテンシャルがあります。以下の機能を活用すると、凄く便利になりますよ!