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5.5インチiPhoneが出たら、iPad miniの存在価値がなくなるのではないか

いよいよ発表まであと数日に迫っている、iPhone 6。

今回は画面サイズのアップなど、多くの流出情報が流れているが、例年のパターンからしてほぼ間違いないと思われる。

まあ、昨年の64bit対応のように1つくらいは隠し球はあるかもしれないが。

で、画面のサイズアップは2つの方向性が噂になっていて、ほぼ確定と思われるのは現在のiPhone 5s/5cの正当な後継モデルとなる4.7インチモデルと思う。

そして、もう一つ話題なのが5.5インチモデルだ。

これ、いわゆるファブレット(スマホとタブレットの中間的な存在)と言われるカテゴリーに入ってくると思うが、もし本当にこれが出たらiPad miniの存在価値ってかなり薄くなってしまう気がする。

この記事の掲載内容は、2020年12月27日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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日本でのファブレット代表格はGalaxy Noteシリーズ

今やスマホで5インチの液晶ってわりと当たり前になったが、つい2年ほど前まではそうでもなかった。

この分野を開拓したのは、SamsungのGalaxy Noteである事は間違いないと思う。

Galaxy Noteは僕も使った事があるのだが、サイズ感が絶妙で、まさにスマホとタブレットの間に位置するようなモデル。ビューアとしてはとても使いやすい。

スマホじゃ画面が小さすぎるが、タブレットほどでかい端末は欲しくないって人にはピッタリ。

ただ、逆に言えば画面が大きい分「電話」としては使いにくくなる。どちらを重視するかという議論になるかと思う。

どっちつかず故に競合の多い分野

ただ、この分野はスマートフォン・タブレット全ての分野において、中間的な位置付けになるため、どっち付かずの中途半端な存在とも言える。

Xperia Z Ultraという端末が今年発売したが、後継モデルの噂を聞かないのは、この分野の製品作りの難しさを象徴しているように思う。

さらに言えば、スマートフォンはどんどん画面が大きくなり、タブレットは画面が小さくなっている中で、中間的な部分の範囲がもはや5.5〜6.5インチ程度の狭い部分に限定されている。

正直、どっちでもいいやん!っと言いたくなるw

ただこの分野の端末が増えた場合、割を食うのは大型スマートフォンではなく、小型タブレットじゃないかと僕は思う。

なぜなら、タブレット分野では「通話」機能がないのが普通だが、スマートフォン分野でそれはあり得ないからだ。

iPad miniが中途半端な位置付けに

Appleは製品1つ1つに意味合いを持たせているため、同種の製品は基本的に作らない。

作ったとしても、サクッと撤退する事が多い。近年で言えば、iPhone 5cはまさに典型で、恐らく今年後継モデルが出ることはないだろう。

iPhoneが極端な大画面化に走らない理由って、僕はiPadとの棲み分けが大きな理由だと思っていた。

特にiPad miniなんてファブレットともろに競合してしまうし、このサイズの端末が欲しい人は、5.5インチiPhoneが出たらかなりそちらに流れて行きそうだ。

5.5インチiPhoneが本当だとして、iPad miniどうなるんでしょうね、、、

終わりに

まあ、自社内で競合製品が出たとして、それに食われて売れなくなるなら、その程度の製品だったとも言える。

iPad miniって登場時から、ちょっと特殊な位置付けだった。

発売経緯や価格はNexus 7を強く意識していただろうし、他社への対抗という位置付けで出来上がった製品としか僕は思えなかった。

昨年Retinaになって「miniなのはサイズだけ」と、iPad Airとの違いは画面サイズだけとなったが、逆に言えば違いが分かりづらくなってしまった。

そこに来て5.5インチiPhoneなんて出たら、iPad miniの存在理由ってなくなってしまうのではないかとすら思える。5.5インチiPhoneが登場するか否かは、別の製品の寿命すら決めてしまう。

そんな気がしてならない。

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