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Apple Watch Series 3発表!初心者お勧めモデルと私がCellular版を購入する理由

Apple Watch Series 3
Apple Watch Series 3

2017年9月12日(日本時間9月13日)に新型iPhoneである、

が発表された。

iPhone Xにはどう考えても人気が集中

そしてこのイベントでは、iPhone専用周辺機器とも言える、ウェアラブル端末「Apple Watch」の最新モデル、

Apple Watch Series 3

も発表された。
前モデルからの進化は少なめだが、初代Apple Watchの購入以来、初めてApple Watchを買換えるつもりなので、個人的な注目度はiPhoneよりも高かった。

詳しく解説しようと思う。

この記事の掲載内容は、2021年3月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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第3世代のApple Watch Series 3の概要

Apple Watch Series 3
Apple Watch Series 3

2015年4月に初代Apple Watchが登城して2年半経過する。

どんな製品でも、概ね3代目くらいになると機能的にも価格的にもこなれてくるイメージが強い。その3代目にあたるApple Watch Series 3の目玉機能と言えるのは、

  • プロセッサが「S3」に進化(前モデルはS2)
  • AirPodsに採用されている、ワイヤレスチップ「W2」を搭載(AirPodsはW1)
  • モバイルデータ通信(LTE)対応

あたり。
最初の2つはSeries 3共通仕様と言えるため、なんと言っても目玉はモバイルデータ通信に対応したことだと思う。

その他のスペック、

  • デザイン
  • サイズ
  • ディスプレイ
  • バッテリー駆動時間
  • 耐水性能(50メートル)
  • GPS搭載
  • Wi-Fi、Bluetoothの仕様

などは、前モデルとなるApple Watch Series 2とほぼ同じだ。

製品構成としては、

  • Series 3 GPS + Cellularモデル
  • Series 3 GPSモデル(Wi-Fiモデル)

の2種類となっており、Series 3 GPSモデルはSeries 2の正統な後継モデルといえる。

そのためか、Series 3登場のタイミングでSeries 2はラインアップから姿を消した

そして、これも重要なことだが、デザインが同じなので、初代Apple Watchから続くバンドや充電グッズはそのまま使うことができる

Apple Watchはモバイルバッテリーと純正磁気充電ケーブルで充電

目玉はモバイルデータ通信に対応

eSIM対応でLTE通信に対応(Cellular版のみ)
eSIM対応でLTE通信に対応(Cellular版のみ)

Apple Watch Series 3の目玉は、モバイルデータ通信に対応することだ。

通信方式はLTEに限定され、通信契約は一般的なカードタイプのSIMではなく、「eSIM」というソフトウェア制御のSIMを採用する。

つまり、カードスロットがないため本体サイズに変更はない

これを通じて出来ることは、

  • 電話
  • メッセージ送信のデータ通信
  • iPhoneの通知を受信
  • 音楽の再生

ということだが、「いままでとなにが変わるのか?」と思う方も多いかもしれない。最大の違いは、

iPhoneが近くになくてもこれらの操作が可能になる

ということだ。
Apple Watchを使った事がある人ならお分かりと思うが、Apple WatchはBluetooth経由でiPhoneを利用して通信を行う。

つまり、

iPhoneが無ければ何もできない子

だったのだが、これが変わる。
仮に出来たとしても、Apple Watchの小さな画面で、ブラウザやSNSを見る人はほぼいないだろう。つまり、高速通信は必要無い。

低速でも単体で通信できることは、地味だがApple Watchの利用幅を広げる可能性がある。

懸念事項はバッテリー駆動時間が短くなることだ。スペック上は18時間で全く同じだが、通信状態に左右されるのでGPSモデルと比較したらバッテリー駆動時間が短くなるのは宿命と言える。

正直、以下の記事でも書いたが、モバイルデータ通信対応よりはバッテリー駆動時間の向上を目指して欲しかった。

この辺りは次期モデルにお預けということなんだろう。

Apple Watch Series 3の通信契約はどうなる?維持費は?

通常SIMとeSIMの比較
通常SIMとeSIMの比較

そして、Cellular版はモバイルデータ通信に対応ということで、それはすなわち通信契約が必要という事になる。

など気になる事もあると思うが、こちらはdocomo・au・SoftBankの各社が既に対応サービスを発表している。

サービス名や料金を一覧にすると以下のような感じだ。

キャリア サービス名 月額利用料(税込) 登録手数料(税込)
docomo ワンナンバーサービス 550円 550円
au ナンバーシェア 385円 0円
SoftBank Apple Watchモバイル通信サービス 385円 0円

サービス的にはほぼ同じものだが、docomoだけが他社より高い

ポイントは3つ。

  • 大手キャリアの通信回線のオプションサービス(単体では契約出来ず、メイン回線の契約が必須)
  • 電話番号はメイン回線と同じになる
  • オプションなので金額は税込385円~550円と安価だが、維持費が発生する

ということだ。

メイン回線のオプションサービスというのはちょっと予想外だった。

このことが意味するのは、

メイン回線に「格安SIM」を使っている人は契約出来ない

ということだ。
格安SIMユーザーは僕の周りをみても確実に増えたと思うのに、使えないのはちょっと残念だなと思う。

まあ、そのうち対応するのではないかと思うが、現状は大手キャリアを契約している人しかApple Watch Series 3 GPS + Cellularモデルを契約するメリットはないという感じになりそうだ。

逆に大手キャリアから見れば、MVNOやサブブランドへの顧客流出が続いているため、差別化に繋がると考えている可能性もある。

Apple WatchのApple Pay起動はサイドボタン2度押し
applewatchCellular

GPS + CellularモデルとGPSモデルはどちらがお勧め?

CellularモデルはiPhoneが無くても通知が受けられる
CellularモデルはiPhoneが無くても通知が受けられる

Apple Watchは初代モデルから共通した考えとして、同一世代のモデルであれば、

  • プロセッサなど、内部スペックは全て同じ
  • 価格の違いは素材(アルミやステンレス)または大きさ(38mmか42mm)の違い
  • アクセサリは共通(サイズには依存する)

だった。

ところが今回GPS + CellularモデルとGPSモデルが登場し、通信方式の違いが出てきた

悩む人も多いとは思うが、

  • 初めて買う人(初心者)は『GPSモデル』
  • 2回目以降で必要な人は『GPS + Cellularモデル』

とするのが良いかと思う。

1つ目の理由は、GPS + Cellularモデルだと前述のとおり、維持費が発生すること。

そして、最大の理由はウェアラブル端末に最初から高機能を求めない方がよいと思っているからだ。

僕の周りにもApple Watchを購入した人は沢山いるが、使わなくなった人も多い。

ウェアラブル端末は機能以前に、合う合わないという主観の壁がある

という事を認識しておくべきと思う。
初めてApple Watchを購入する人が『GPSモデル』を選択して、「やっぱりCellularにしとけばよかった」と思うことはまずないと断言できる。

もし必要なら、2年後に買換えたらいい

と僕は思う。

Series 3とSeries 1はどちらがお勧め?

悩みどころはSeries 1と3どちらがよいか
悩みどころはSeries 1と3どちらがよいか

Series 3の発表に伴い、Series 2が姿を消し、Series 1は残った。

Series 1はエントリーモデルという位置付けなのだろう。その分価格的にはかなりお安くなっており、Apple Watchを体験するには十分な機能を有している。

  • Suicaが使えない(FeliCa非対応)
  • 耐水性能が無い(生活防水のみ)
  • GPS非搭載

あたりが大きな違いとなっているが、最新OSであるwatchOS 4にも対応するので、機能的に見劣りすることはほぼない。

Suicaに対応しているのはSeries 3のポイント
Suicaに対応しているのはSeries 3のポイント

その割に税込価格は、以下のような感じで、

内容 Series 3 GPS + Cellular Series 3 GPS Series 1
価格 50,380円~ 40,480円~ 30,580円
LTE通信 × ×
GPS ×
耐水性能 △(防沫のみ)
FeliCa ×

かなり安いので、初めて購入するなら、例えば、

  • ランニングで位置情報ログを取得しながら使いたい
  • Suicaが使いたい

など明確な目的がないならSeries 1がお勧めだ。

理由は安いから、に尽きる。
以下の記事はSeries 2発売時に書いた記事だが、この考えは今も変わっていない。

Apple Watch SEが登場

何を購入するか?

購入予定のApple Watch
購入予定のApple Watch

で、冒頭に記載した通り、今回僕はApple Watchを Series 3を購入しようと思っている。

2015年4月に初代Apple Watchを購入して約2年半。そろそろ買換えても良いかなと思っているからだ。

以下の記事でも紹介したが、僕はApple Watchで特別なことはなにもしていない。通知を見ているくらいだ。

だが、毎日使うくらいには必需品と感じているので、今回は新たな可能性を求めて、Apple Watch Series 3 GPS + Cellularモデルを購入するつもりだ

ケースは今使っているものはステンレススチールケースなのだが、特に高級感を実感したわけでも無いし、スポーツバンドが一番使いやすいと思っている。

ウーブンナイロンバンドは使いやすいが汚れ易く、ミラネーゼループは緩みやすくという欠点があり、正直あまり気に入っていない。

なので、

スペースグレイアルミニウムケースとグレイスポーツバンド(38mm)

にしようと思っている。

価格は50,380円(税込)。
安くはないが、2年前買った時は、

2015年4月の購入価格
2015年4月の購入価格

約8万円だったので、その事を思えば安い気もしているw

終わりに

Apple Watch Series 3は2017年9月15日から予約開始、9月22日発売とiPhone 8シリーズと同じ流れとなっている。

僕は今回GPS + Cellularモデルを買うので、購入したら早速レポートしようと思う!

発売日に入手したApple Watch Series 3

「Apple Watch」はAmazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。

Apple Watch SEが登場

Apple Watchはどこで買うのが安いのか?

パパンダ
まだまだApple Watchを買う余裕はないけど、うちは家計が厳しいので「少しでも安く」買いたい!
チー
それなら「ビックカメラ」か「Amazon」がおすすめかな。ポイントは大してたまらないけど、ポイントが使えたり在庫が豊富なので。
簡単に比較するとこんな感じ。
2024年4月時点のApple Watch Series 7(41mm、アルミニウムケース&スポーツバンド)販売価格です。カラーによる価格変動はありません。
店舗 タイプ 定価(税込) 値引き 実質価格
Apple Store GPS 48,800円 - 48,800円
GPS + Cellular 60,800円 - 60,800円
Amazon GPS 48,800円 1,464ポイント 47,336円
GPS + Cellular 60,800円 1,824ポイント 58,976円
ビックカメラ.com GPS 48,800円 1,464ポイント 47,336円
GPS + Cellular 60,800円 1,824ポイント 58,976円
Apple Watchをどこで買うのがお得?

Apple Watchに関する記事

チー
2015年4月の発売以来、ほぼ毎日使い続けて感じたことをまとめています。
Apple Watchは必要か

オプションサービスについて

watchcare
Apple WatchのApple Pay起動はサイドボタン2度押し

初代モデルからApple Watchを使い続けている管理人が、これまで書いて来たサービスの解説・お得な使い方などを、Apple Watchカテゴリートップページでは整理して紹介しています。

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