2017年9月に「Apple Watch Series 3」を購入してから、一番楽しみにしていたのは、Series 2から採用された、Apple Pay(FeliCa)を使うことだった。
僕はApple Payを「iPhone 7」からから既に利用しており、元々おサイフケータイ大好きなので、もはやこれ無しの生活は考えられない。
しかし、当時はApple Pay対応端末をiPhoneしか持っていなかったのだが、iPhoneとApple Watchの両方が対応したことで、迷いが出た。
iPhoneとApple Watchのどちらが使いやすいのか?
ということだ。
さらに言えば、「Apple Watchはどうかざすのがよいのか?」という悩みもあって、色々検証してみた。
結論から言えば、
![](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2019/05/chi_normal-1.jpg)
となったのだが、その理由などを紹介しようと思う。
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Apple Payを使うための操作の違い
![Apple WatchのApple Pay起動はサイドボタン2度押し](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/09/DSC07948-700x467.jpg)
Apple Payを使う場合、iPhoneとApple Watchでは操作が異なっている。
さらに言えばiPhoneは、
で異なっている。まとめると以下のような感じだ。
モデル名 | 操作 |
---|---|
iPhone 7 iPhone 8 |
|
iPhone X iPhone XS iPhone XR |
|
Apple Watch |
|
一番楽なのはApple Watchで、身につけている分、操作が簡易化されているようだ。
「iPhone 8」までは、Touch ID認証でカード起動する動作と、認証がセットで使いやすかった。
しかし、iPhone X以降はFace ID認証で、カード起動後、画面を見つめる必要があり使い勝手が悪くなった。
iPhone 8まではTouch ID認証が必要だったのだが、iPhone 7を使っていて、Touch ID認証によるApple Payが使いづらいと思ったことはなかった。
特に、スピードが重要な自動改札の通過時には取り回ししづらい。
もちろんTouch IDも完璧ではなく、例えば手が濡れていた場合など、使いにくいシーンがある。
その点、Apple Watchの場合、サイドボタンを2度押しで起動なので、失敗することがない。
機動力はApple Watchの方が上だと感じた。
ただ、Apple Watchをメインにする場合、Suica利用に大きな懸念があった
自動改札のFeliCaリーダーにApple Watchをどうかざすか?
![自動改札は通常リーダーが『右側』](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/79eb4fd7ec55df9f5b8fec46a5fe5df0_m-700x467.jpg)
それは、
Suicaをかざす自動改札のリーダー(FeliCaリーダー)はどこにあるのか?
という問題。
僕は、右利きなので、腕時計は左手の手首に巻いている。つまり、Apple Watchは左側にある。
だが、自動改札のリーダーは通常『右側』にある。
Apple Watchを右手に付けたらシームレスだが、左手でも使いやすいのか?
例えば、
![左手から右側のリーダーに手を延ばし、かつ手首を捻るのは面倒](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_2157-700x525.jpg)
こんな感じで、Apple Watchのディスプレイ側を自動改札に近づけるような動きをすると、手を延ばし、さらに手首をひねる必要があり面倒くさい。
それでも、こうするしかないんだろうなぁと思っていた。
そして、実際はというと、、、
![自動改札を通る](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_1983-700x525.jpg)
![こんなかざし方でも感知される](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_1984-700x525.jpg)
画面側をかざさなくても自動改札通れた!!
これには驚いた。
僕は岡山県倉敷市在住で、JR西日本のICOCA圏内なので、西日本の自動改札特有かもとも思った。
![JR東日本管内でも問題なし](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_2047-700x933.jpg)
だが、先日東京に行ったとき試したら、SuicaエリアでもPASMOエリアでも大丈夫だった。
つまり、
自動改札は画面側をかざさなくても通れる!
ということになる。
理由だが、自動改札は特に首都圏のラッシュ時など、1分間に何十人・何百人という人が通る。
この場合、感度が悪いとすぐ止まってしまい混雑するので、かなり感度を高くしているのだと思われる。
Apple WatchのSuica、時計側をリーダーにかざさなくても、普通に通れた
これなら左手でも、iPhoneかざすより断然便利
iDとか街中のリーダーはダメなの多かったが、「自動改札」は捌く数がケタ違いなので、リード性能はおつよいようだ pic.twitter.com/Hs1GjUwyvS
— チー@岡山のわーしっぷ (@ktoi_chi) 2017年10月13日
実際、このツイートをした後、リプライで、
腰のスマホホルダーにつけてた、iPhoneまで反応して二重課金された
という話もあり、かなり感度が高いようだ。
Apple WatchとiPhoneを持っている人は、逆に『近づき過ぎることに』気を付けた方がよいかもしれない
コンビニ・スーパーなどのFeliCaリーダーにはどうかざすか
![電子マネーのリーダー](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/e6da25194604b2f9ee5b3d638485f01d_m-700x525.jpg)
そして次に気になるのは、自動改札よりも一般的な、
- コンビニ
- スーパー
- 家電量販店
などにある、iD・Suica・QUICPay・Edy・nanaco・WAONなどに対応した、決済用FeliCaリーダー。
これらの端末の特徴は、複数の規格に対応していること(Suica・ICOCAなど交通系ICはサービス名がことなるだけで、根本的な規格は同じもの)と、リーダーの種類も様々と言うことだ。
![セブンイレブンのレジは本体をかざさないと感知しない](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_2154-700x525.jpg)
実際、コンビニなどにあるレジ併設のFeliCaリーダーの場合、かなり機種依存が激しく、上記画像のように、セブンイレブンのレジはApple Watchのディスプレイ側をかざさないと感知しない。
僕が試した感じだと、
- イオン系店舗にあるFeliCaリーダー(2010年頃からある旧型のみ)
- セブンイレブンのレジ内蔵のFeliCaリーダー
は100%ダメだった。
Apple Payの普及で2016年辺りから、リーダー端末が刷新される動きが活発化しており、端末によってはOKかもしれないが、
『自動改札以外』は本体をリーダーに触れさせるイメージでかざす
が基本になるかと思う。
やはり、店舗の決済端末の場合、
- 電子マネー支払いであることを伝える(選択する)
- リーダーが読み取り可能状態になる
- かざして決済する
という流れで、自動改札ほどの高速処理は求められていないので、端末の作りが根本的に異なるのだと思う。
わりと長い間かざしておかないと感知しないことも珍しく無い。
また、決済用端末は、自動改札と異なり、左側に設置されていることが多い。
なので多少感知に時間がかかっても苦になることは無かった。
終わりに
![Apple Watchの決済は便利](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_1984-700x525.jpg)
誤解のないように補足しておくが、今回紹介したリーダーの感知性能については、Apple Pay特有のものではなく、カードタイプでも同じことが言える。
ただ、カードにしてもスマホにしても、決済端末を、
- 手に持っているか(カード・スマホ)
- 身につけているか(Apple Watch)
で、気になることは案外違うんだなと思った。
カード・スマホを使っている時、リーダーの位置をあまり意識したことがなかった。
だが、どちらが便利かと言えば身につけている方が楽、と僕は感じたので、Apple PayのメインはApple Watchとした。
ただ、iPhoneも忘れた時のことなどを考慮し設定は行っており、
![iPhoneにはカードを多めに登録](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/040da0c207157df287a1ed6b542c9393-700x1244.jpg)
Apple Payにはわりと沢山のカードを設定しているが、iPhoneとの棲み分けとして、
![Apple Watchのカードは厳選](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_2155-700x1244.jpg)
Apple Payはよく使うカードだけ設定
という形にして、さらに、
![エクスプレスカードとメインカードを設定](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_2156a-700x1244.jpg)
- 選択無しで決済出来るエクスプレスカードは『Suica』
- メインカードは『ANA VISAカードのiD』
に設定した。
FeliCa決済の8割はこれで満たせるので、かなり便利!
Apple WatchのApple Payは案外使っていない人も多いと聞くが、Apple Watch Series 2以降を使っている方は、是非活用して欲しい。
Apple Payに関する記事
iPhone 7、Apple Watch Series 2以降のモデルは、日本で主流のFeliCa方式によるApple Payが利用可能です。
Suica・iD・QUICPayに対応しているので、まだ使って使っていない方は、1度使ってみることをおすすめします!
Apple Payに対応するiPhone・Apple Watch
SuicaなどFeliCa方式のApple Payに対応する、iPhone・Apple Watchは以下のモデルです。
- iPhone 7以降のiPhone
- iPhone SE(第2世代)
- Apple Watch Series 2以降のApple Watch
- Apple Watch SE
![](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2019/05/papanda_left.jpg)
![](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2019/05/chi_normal-1.jpg)
Apple Watchを購入する
「Apple Watch」はAmazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。
Apple Watchはどこで買うのが安いのか?
![](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2019/05/papanda_left.jpg)
店舗 | タイプ | 定価(税込) | 値引き | 実質価格 |
---|---|---|---|---|
Apple Store | GPS | 48,800円 | - | 48,800円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | - | 60,800円 | |
Amazon | GPS | 48,800円 | 1,464ポイント | 47,336円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | 1,824ポイント | 58,976円 | |
ビックカメラ.com | GPS | 48,800円 | 1,464ポイント | 47,336円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | 1,824ポイント | 58,976円 |
Apple Watchに関する記事
![](https://estpolis.com/wp-content/uploads/2019/05/chi_normal-1.jpg)
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