Macが遅いならメモリ増設が効果絶大!iMacのメモリを増やす方法とそのメリットとは

2017年1月2日にAppleの初売りセールで購入した『iMac Retina 5Kディスプレイ VESAマウントアダプタ搭載モデル(2015 Late)』。

CPUを『4.0GHzクアッドコアIntel Core i7』にCTOするなどかなり高スペックな構成としていたが、メモリは標準の8GBのままだった。

これには理由があって、iMac Retina 5Kディスプレイモデルは『メモリが自身の手で増設可能』という特徴があるからだ。つまり、高額なApple純正メモリではなく、安価なサードパーティー製のメモリが使えるのでアップグレードはしなかった。

結果から言えば、標準の8GBに16GB増設し24GBメモリとしてのだが、こうするとものすごく快適に動作するようになった。

メモリ増設のメリットを、増設手順などと合わせて紹介しようと思う。

8GBメモリでは『明らかに遅かったiMac』

iMacの箱

『iMac Retina 5Kディスプレイ VESAマウントアダプタ搭載モデル(2015 Late)』の開封レポートは以下の記事で紹介したが、この時使用感などは敢えて書かなかった。

iMac Retina 5K VESAマウントアダプタ搭載モデル開封レポート。スタンド版との違いをチェック

2017.01.13

普通なら、

うぉぉぉぉ!さすが最新モデルは違う!!爆速だぜ!!!

って言いたかったのだが、

正直別に早くない。むしろ遅い、、、?

くらいの感覚だった。
その要因として大きかったと予想しているのはストレージ。iMacを買うまで僕が使っていたのはMacBook Pro Retina 13インチ(2013 Late)で、ストレージはSSDだった。

iMacはフュージョンドライブ3TBということで、ハイブリッドとはいえHDDである事には変わりないので、ストレージとしての性能は劣っていた。

ちなみにメモリは容量だけで言えば8GBでほぼ同等だったので、5Kという広大な描画領域を持つiMacではメモリ不足に陥り易いという状況だったのかと思う。

さらに言えば、僕は常駐系のアプリをわりと沢山使っているし、Adobe Lightroomなど重いアプリをほぼ常時立ち上げているので、メモリが逼迫してスワップしていることは容易に想像出来た。

アクティビティモニタのメモリ使用量

実際アクティビティモニタを見ると、8GBをほぼ使い切っている状態で余裕がないと言うのは明らかだった。ただ、数字上はギリギリだが足りてないわけじゃ無いとも読み取れる。

WindowsとMac(macOS)の思想的な違いとしてよく言われるのが、Macはメモリをフル活用して高速化するため、多いほど快適という話。

実際使用歴の長いMacユーザーほど、

CPUやGPUよりメモリに金を使え。CTOでしか追加出来ないなら積めるだけ積もう

みたいなことをよく言うし、僕自身としてもそれは実感としてあった。
じゃあどれくらい違うのかを検証してみたくなった。

MacBook Proはメモリ16GBへ増設がおすすめ!メモリ不足に悩まされた体験と後悔の記録

2014.07.03

iMacのメモリは何を買うのがよいか

というわけで、『27インチiMac Retina 5Kディスプレイ VESAマウントアダプタ搭載モデル(2015 Late)』のメモリを増設することにした。

ちなみに27インチ 5Kディスプレイモデルは、メモリスロットを4基搭載しデフォルトでは空きスロットが2基ある状態。

デフォルトは4GB×2で2基使用済み

これが21.5インチモデルや21.5インチ 4KディスプレイモデルのiMacの場合は、MacBookシリーズなどと同じくオンボードなのでユーザーの手で増設は不可となっている(CTOで16GBまで増設可能)。

で、まず増設するメモリだが規格上は、

PC3-14900 (DDR3-1866) SO.DIMM

というものになる。
まあ自作PCなどをしている人で無ければ、普段メモリの規格などを意識することはほぼ無いと思われるため、『27インチiMac Retina 5Kディスプレイ(2015 Late)』に対応している製品を探せば良いと思う。

大抵の方はAmazonや楽天でまずは検索すると思うが、方向性としては2種類の製品が登場する。

  • 1万円以下で購入できる『安価なメモリ』
  • 安価なメモリの倍くらいの値段がするが『相性保証などをうたうメモリ』

どちらを購入するかは予算との相談にもなるが、iMacに使用するのであれば多少高くても相性保証されているメモリを購入するのがお勧めだと思う。

理由は、iMacを購入するような人は利用頻度が高い人かつ長く使おうと考えていると思われるからで、そういう人にとって最初はちゃんと動いてもすぐ壊れたなんてシーンが一番困る。

なので多少いいものを買うのがよいと僕は思う。

増設メモリは16GB(8GB×2)がおすすめ

iRam PC3-14900 (DDR3-1866) SO.DIMM 16GBを購入

というわけで僕は、『iRam PC3-14900 (DDR3-1866) SO.DIMM 16GB(8GB x 2枚組)』を購入した。

価格はAmazonで19,500円(税込)なのでちょっと高いが、相性保証と5年保証が魅力だった。

ちなみにiRam社は、Mac向けメモリのメーカーとしては老舗でApple純正ではないがブランド品といえる。

比較検討したのは、Komputerbayというノンブランドのメモリ

価格はAmazonで11,999円(税込)で、iRam社製と比較して差額は約8,000円。

結構悩んだのだが、iRam社製を購入することにした。

あとは悩んだのは容量。
2017年1月地点での価格を比較すると、

容量 価格
4GB ¥7,318
8GB ¥9,817
16GB(8GB×2) ¥19,500
16GB ¥29,300

という感じで、メモリ単価で見ると4GBとの差額が小さく、16GBとは数倍の差があるため8GBが安価

あとは、

  • とりあえず8GB増設し16GBとして様子をみるか
  • 一気にドーンと16GB増設して24GBにするか

だったが、どうせなら豪華に16GB増設することにした。まあ一番コスパも高いと思うので。

ちなみに、AppleストアのCTOでメモリを増設すると、16GB(+8GB)が20,000円、32GB(+24GB)が60,000円となる。比較すると8GB増設する値段で、サードパーティ製なら16GB増設できるというイメージなので、価格的メリットも大きい。

『27インチiMac Retina 5Kディスプレイ VESAマウントアダプタ搭載モデル(2015 Late)』のメモリ増設手順

選定したメモリが早速到着したので、増設することにした。

iRam PC3-14900 (DDR3-1866) SO.DIMM 16GBを購入

パッケージはこんな感じ。

iMacの裏側

で、『27インチiMac Retina 5Kディスプレイ VESAマウントアダプタ搭載モデル(2015 Late)』への増設方法だが、これが凄く楽だった。

僕は2007年にiMacを購入してメモリを増設したことがあったが、この時はドライバーが必要だった。いつからかは分からないが、今は専用器具は一切不要となっていて驚いた。

電源コネクタ

ボタンがある

具体的には、電源を接続するコネクタを外すとボタンがあって、

これを爪を立てて押すと(ここでボールペンとかは必要かもしれない)、

蓋が浮き上がる

メモリがお目見え

外した蓋の裏側には説明

その上にある蓋がパカっとあいてメモリがお目見えする。
メモリ増設時は電源オフが必須。こうすることで物理的にも電源を切らないとメモリが増設できないようになっていて、上手い仕組みだなと思った。

レバーを引くと手前にメモリが出てくる

側面にあるレバーを引くと、メモリが挿入しやすいように手前に出てくる。

メモリを差し込む

横から見るとこんな感じ

ガシャっとはめ込む

続いてメモリを2本スロットに差し込む。
ラベルを上にして、メモリの切れ込みが右側になるように挿入すれば、それほど迷うことは無いと思う。グッと押し込むと簡単に差し込める。

レバーを押して本体内部に収納

終わったらレバーを元に戻して、蓋を閉めてメモリ増設作業は完了だ。

製造番号のシールを見えやすいようにiMacに貼り付け

ちなみにiRam社のメモリは製造番号などが記載されたシールが付いていたので、少し見栄えは悪いがあえてiMacに貼り付けておいた。こうすることで紛失も防げるし、メモリに何かあった時に絶対気づけるからだ。

最後に、再びMacを起動し、左上のリンゴマークから「このMacについて」を選択し、メモリのメニューを表示して、

メモリが24GBとして認識されている

このように24GB認識されていれば問題なしだ。

Macのメモリ増設効果は?どれくらい早くなるのか

メモリを増設して8GBから24GBになったのだが、OS起動の地点から明らかに早くなったというのが体感的に分かる。

そして、システムを終了(=シャットダウン)する時も同様。OSはもちろん全てのアプリケーションの起動と終了が全体的に早くなったというのが一番分かり易い違いだ。

サクサク感が全く違うと感じる

で、ここで冒頭の話に戻るが、正直以前使っていたMacBook Proの方が早いくらいに感じていた印象がガラッと変わり、

うぉぉぉぉ!さすが最新モデルは違う!!爆速だぜ!!!

って思うようになったw
僕の使い方の場合やはりメモリが足りなくなり、スワップが発生するわけだが、この時ストレージがSSDかHDDかで差が出ていたということなのだと思う。

これは、もうアクティビティモニタを見ても明らかで、

通常利用でも14GB近く消費している

普通の利用でも14GBくらい使用している
8GBの時も足りないような見え方はしていなかったが、メモリの上限が上がり余裕が出た事で、macOSはメモリをフル活用して高速化したということなのだろう。
※ATOKインサイトがかなり占有しているが、これはOFFにできる

OSの詳しい仕様は分からないが、体感的に明らかに違うのでほぼ間違いないと思う。

仮想環境(Parallels)のWindows 10も快適に動く

さらに言えば、僕が今回iMacをハイスペックな構成で購入した理由の1つに、仮想環境(Parallels Desktop)にインストールしたWindows 10を快適に使いたいことがあった。

僕はシステムエンジニアの仕事をしていて会社ではWindowsを使用しているのだが、Windowsにしかないツールがあり、できればWindowsも並行して使いたいと言うマニアックな願望がある。

MacBook Proでも同環境は作っていたが、常に稼働させると流石に重かったので、『必要な時に起動』というスタンスだったが、利便性は低かった。

ParallelsのWindows 10には4GBメモリを設定

というわけでParallels DesktopのWindows 10に4GBのメモリを割り当て(今までは2GBとしていて明らかに重かった)、

ParallelsでWindows 10を稼働させると20GB近く使う

並行稼働すると、アクティビティモニタ上はこのような感じになった。
ほぼスペック通りというか、macOS上では約4GB消費され、全体のメモリ使用量が跳ね上がった。

色々使っていて感じるのは全体で概ね20GB程度使用されているという印象。つまり24GBのメモリでちょうどいいくらいになった。

長い目で見ると今刺さっている4GBメモリを8GBに差し替える必要はありそうだが、まあほぼ十分だろう。

ちなみに、Windows 10はとりあえず起動しておいてたまにツールを触る程度の用途なので、重たい処理をする想定は元々無いし、アプリも必要最低限のものしかインストールしていない。

ただ、macOS上でネイティブに動くOffice 2016と仮想環境のWindows 10のOffice 2016だと、Windows 10の方が明らかに早いというのはどうかと思ったが、、、

終わりに

ハイスペックiMacの誕生

Macはメモリを積めるだけ積め

とよく言われる。僕も気がつけば10年に及ぶMacユーザー。それは恐らく間違いないだろうと思っていたが、今回体験してみてその正しさを実感した。

Macはメモリ消費が大きい。だが、逆に言えばメモリを多く搭載すればそれだけ快適に使えるとも言える。Mac購入時にCTO(カスタマイズオーダー)するとしたら、

  • CPU
  • ストレージ(HDD・SSD)
  • メモリ
  • GPU(グラフィック)

辺りが中心となると思う。予算は人それぞれだが、CTOの最優先はメモリを増やすことというのは覚えておいた方が良いと思う。

今回購入した『iMac Retina 5Kディスプレイモデル(2015 Late)』は後からメモリが追加出来るが、MacBookシリーズなどメモリが追加できない仕様の製品の方が多いので最初の選択が全てとなる。

今は毎年PCを買い替えるような人は少ない。
大体3~5年使うと思うので、その間ストレス無く使おうと思ったら、メモリを増設しておくことを強くおすすめする。

MacBook Proはメモリ16GBへ増設がおすすめ!メモリ不足に悩まされた体験と後悔の記録

2014.07.03

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