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MNVO(格安SIM)契約・解約時の注意点。SIMカードは忘れずに返却を

真っ白なSIMカード(nuro)

SIMフリーのiPad Air 2購入をきっかけに、MVNO(格安SIM)をいくつか試してきた。

  • ぷららモバイル
  • BIGLOBE
  • IIJmio

の3社だが、MVNOの魅力は安さで、大きな違いは特にピークタイム(平日ランチタイム)の通信速度というのは各共通の仕様とも言えるが、サービス内容以外にもMNO(docomo・au・SoftBank)とは大きく違うんだなぁと感じた事がある。

それは、契約と解約時の手続き内容だ。

特に解約時の扱いは注意点とも言えるのでピックアップして紹介しようと思う。

この記事の掲載内容は、2019年5月9日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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契約手続きは店舗かWEBの2つだが、店舗を展開するのは大手のみ

MNO(docomo・au・SoftBank)との新規契約はほとんどの人が店頭でやっていると思う。

一応今は各社オンラインショップを持っているため、WEBの割合は確実に増えているが、全国津々浦々に張り巡らされたキャリアショップの力は強く、店頭手続きの割合が圧倒的に高いと思う。

ところが、MVNOの契約手続きは基本的に全てWEBから行う事になる。その起点は大きく分けたら2種類。

  • 家電量販店の店頭で契約する
  • オンラインショップ(Amazonなど)から購入したSIMカードに記載されている、番号をもとにWEBで契約手続きを行う
  • MVNOのWEBサイトで手続きを行い、後日SIMカードが送付されるのを待つ

どちらが有利とか安いとかは特にない。
違いがあるとすれば、開通までのスピードが多少早いかどうかくらいだ。基本的には店頭手続きが一番早いと思う。

また、お得感で言えば、当ブログのようにアフィリエイトを利用している場合、MVNOについては大半が自己アフィリエイト(自分で購入してアフィリエイト報酬を得る仕組み)対象なので、2,000円程度のキャッシュバックが受けられるイメージとなるため、WEBサイトでの手続きがお得だと思う。

店頭手続きができるMVNOも近年増加しているが、基本的には大手に限定される。

具体的には、

  • BIC SIMなど家電量販店系
  • OCNモバイルONEなどNTT系
  • 楽天モバイル、イオンモバイルなど流通大手系
  • UQ mobile・Y!mobileなど大手のサブブランド

など、店舗を持つ業者が自店舗で展開するというケースが目立つ。つまり、それなりの資本力がないとできない。

そういう意味で、MVNOは、

  • リアル店舗を展開できるほどの資金を持つMVNO(または親会社が強い)
  • 弱小のMVNO

に2分されていることは知っておくべきだと思う。
言うまでも無く、無難な選択は前者だ

決済方法はクレジットカード中心

手続きがWEB中心ということで、決済方法もクレジットカード支払いが中心となっている。

口座振替にも対応したMVNOも増えたが、契約のスピード感という意味でも、理由がなければ選択するメリットないし、そもそもクレジットカード決済のみ対応のMVNOも多い。

クレジットカードについては特に未成年の場合は持っていないことが多いし、事情があって持て無い人もいると思うので、決済方法についてはよく確認しておく必要がある

SIMを挿したら即通信可能とはならない

契約手続きも終わり、SIMカードも手元に届き、後は端末に挿せば終わり!

そう思っている人も多いと思う。事実MNO(docomo・au・SoftBank)のSIMを使う場合それで終わりだ。

SIMフリーモデルを使う場合、基本的に何も設定しないでSIMを挿せば即使えるようになる(iPadの場合はそうだった)。

しかし、MVNOの場合そうは行かない。

APN設定というものが必要になる。この設定方法はMVNOによって異なっており、やり方は各社公開しているが、作業は自分で行う事になる。

iPhone・iPadの場合構成プロファイルを自作したり、多くの場合MVNO自身が公開してくれているため多少ハードルは下がるが、SIMを挿した後もう一手間あると言う事は覚えておく必要がある。

また、解約時は削除しておかないと、その後別のSIMを挿した場合上手く通信出来なくなる可能性がある。

解約時にはSIMカードの返却が必要なMVNOが多い

解約時の扱いもMNOとは異なっている。
特に、SIMカードの扱いが異なっている。

MNOは基本的には店頭での手続きが前提となっている。この為、WEBで解約手続きはできない

なので、多くの方が1度くらいは経験があるのでは無いかと思うが、解約手続きは身分証明書などがあればそれでおわりだ。

SIMカードの返却を求められることはない

一応名目としては、SIMカードはキャリアから貸与されたものであり、解約時は返却が必要ということになっているが、現実は使い捨てとなっている。

最初は律儀にキャリアショップに持っていったりしていたのだが、むしろ面倒くさそうな顔されるし、逆に聞いてみたら「自由に破棄してくれてOK」と言われて、以来返却するのはやめてしまった。

現在のMVNOは大半がdocomo回線を使用している。
この為、MVNO業者が違っても、中に入っているSIMカードは基本的にdocomoのものとなる。こんな感じだ。

SIMカードはドコモのロゴ アンテナピクトもドコモ

SIMケースについては2016年頃までこんなものが多かったが、2017年現在は、

真っ白なSIMカード(nuro)
真っ白なSIMカード(nuro)

こんなものになって、回線はドコモだがSIMカードもMVNO向けに切り替わってきている

SIMパッケージ

このSIMカードはMVNOから見てもdocomoから貸与されているものなので、MVNOは自由に破棄することが恐らく出来ない。

この為、解約時にはMNVO業者に返却が必要となる事が多い(送料などは契約者負担)。ここの対応はMVNOによって分かれており、

  • 返却は任意
  • 返却は必須で、返却しない場合再発行手数料を請求

の2パターンだ。利用しているMVNOがどのような方針かは、解約時にきちんと確認しておく必要がある。

代表的なMVNOで比較すると、

| MVNO名 | SIMカードの返却有無 | 送料 | 備考 |
| — | — | — | — |
| IIJmio | ○ | 自己負担 | |
| OCN モバイル ONE | ○ | 自己負担 | |
| BIGLOBE | ○ | 自己負担 | |
| mineo | Aプラン:不要
Dプラン:必須 | 自己負担 | |
| UQ mobile | × | | |

という感じになる。
ざっくり分けると、ドコモ系MVNOは返却が必要、au系MVNOは返却不要という感じに分かれている。

ここはMNOとMVNOで大きく対応が違う部分だと思う。

無難な対策としては、MVNO契約時はSIMが入っていたケース含めて、全て保管しておく事だと思う(返送時にそのまま使えるので)。

終わりに

MVNOはまだまだ通信サービスに詳しかったり、端末を多く持っている人が利用する傾向が強いが、今後利用者が減ることは考えられず、どんどん増える方向となる。

ただ、絶対に認識しておくべき事は、安くて高品質なんてものは存在しないわけで「安いものには理由がある」いう事。

  • 店舗が少ない
  • サポートが貧弱
  • サービスも時間帯や日によって波がある
  • SIMカードをいちいち返却する必要がある

というのは、安さの裏返しと考えるべきと思う。

その辺りをきちんと理解して、MVNOは利用するべきだと僕は思った。

逆に言えば、それさえ分かっていればMVNOはとても便利なサービスだ。

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1件のコメント

MVNO解約時にSIMカードを実際に返却したことも周りでしている人も見たこと無いですね.MNOと同じ運用状況だと思いますよ