WWDC2017の基調講演で発表された、数多くの新製品のうち僕が一番注目しているのは、10.5インチ型「iPad Pro」という記事を書いた。
ちなみに言うと、僕はiPad Air 2を持っているが、2017年6月時点でiPadはほぼ使っていない。
なのに何故注目するのかと言えば、ICT教育の一環として、子供に使わせるのによさそうって思うからだ。僕が使いたいからじゃない。
その理由などを紹介しようと思う。
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iPadを使いこなそうとして失敗した歴史
僕は2014年10月に当時発売したばかりのiPad Air 2を購入した。
この時、「これで使わなかったらもうタブレットは買わない」という気持ちで購入しており、実際その後1年くらいは毎日持ち歩き快適に使っていた。
ただ、同時にブログ記事を書くには物足りないという思いも高まり、色々試行錯誤もした。
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それでもベストな環境にはならず、2016年4月に12インチMacBookを購入。これに大満足してしまった。
結果、iPad Air 2は全く使わなくなった。
僕の中でiPadは『ビューアーとしてしか価値のない端末』となったので、であれば機動力の面でiPhoneには勝てないという感じだ。
2017年6月時点の考えとしても、新しいタブレットを買いたいとは特に思わない。
やはり僕はパソコンからデジタル機器に入った人間なので、タッチデバイスネイティブではないんだなって最近はよく思う。ただ、
子供はそうじゃない
とも思う。
そう、子供が使うデジタル機器としてiPad Proは最適じゃないかと思う事がある。
で、我が家としてはそうしようかなぁとぼんやり思っている。理由もある。
子供のガジェットにiPad Proがよいと思う理由
子供のおもちゃにiPad Proなんて贅沢!
そういう声もあるとは思う。
ただ、今の時代これらの機器を使わせない or 取り上げるなんて僕はナンセンスだと思う。僕が小学生だった1980年代だってコンピューターはあった。
ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイだ
もちろん皆が持っているわけではなかったが、遊んだことがない人は少なかったと思う。子供がコンピューターに触れるのは特別な事じゃない。
じゃあ、2017年時点なら3DSとかじゃないのかという話もあると思う。これはこれで結局必要になると思う。ただ、ゲーム専用機はその枠を超えることはできない。興味を持つきっかけにはなるかもしれないが。
僕が子供の頃、ファミコン以上のコンピューターなんて知らなかったし、あったとしても高くて買ってもらえなかっただろう。今は、周りを歩けば、
- パソコン
- タブレット
- スマートフォン
などをいくらでも見かけるので、親がいくら頑張って遠ざけても、最終的にそこに行きついちゃうと思う。
そしてこれらは、ゲーム機と比べたら高いが、一般家庭でも買えなくもない価格で販売されている。
だったら、最初からそれでいいんじゃないか、って僕は思う。
もちろん、興味のない子もいるとは思うが。
『本物』を使う意味
例えば子供向けのデジタル機器として、進研ゼミやスマイルゼミなどはタブレットを活用している。これらは、
- OSは主にAndroid
- 汎用機器に独自のソフトウェアを被せる形でセット販売
というのがざっくりした特徴。
教育用途というだけで、基本はゲーム機と同じアプローチだと思う。
まあ、「教育用タブレットでネットやゲームばかりされたらたまらない」という親の感情に配慮した面もあると思うが、1つ言える事はあまり長く使えないということだ。
子供はよくものを落としたりして壊すので、破損リスクを考えたら、安いものを短期間で買い換える方がいいのかもしれない。
だが、それって使い捨ての精神が染みつく気もする。
僕は小学生になった時、今は亡きおばあちゃんが机を買ってくれた。今でもよくある、ドラえもんとかのキャラクターが付いている、学習机じゃない。
書斎に置くような本格的なデスク
だ。
当時キャラクターものの机を使う友達が羨ましかったし、ゴネた覚えもあるのだが、同時に、
「一生使えるような机だから大事にしてね」
と言われたこともよく覚えている。
で、それから30年経った今どうなっているかと言えば、今も大事に使っている。今はむしろキャラクターものじゃなくてよかった、って思っている。
これも、今4歳の長男が小学生になったら、譲ろうかなって思っている。
『本物』って大事にしようって思うし、愛着も湧きますよね。
『本物』のデジタルガジェットとしてのiPad Pro
デジタルガジェットは僕がもらった机のように、『一生もの』というわけにはいかない。
長く見ても5年もすれば陳腐化するし、買い換える日がそう遠くない未来に訪れる。ただ、iPad Proなら小学校の6年間くらいならなんとか持つかも、とも思う(1度は壊すだろうが)。
- 最初はタッチデバイスの導入として
- 勉強や調べ物、さらにはゲームなど遊びに使う
- お絵かきとかしたければ、Apple Pencilを購入
- 本格的に使う時は、Smart Keyboardを購入し、PCのように使う
- プログラミング教育(Swift Playgroundsなど)にも使う
この発展性が魅力なんですよね。
世界標準ともいえる端末で、これだけの発展性があるのはiPad Proだけだと思う。
もし仮に6年くらい使い続けたとすれば、この中には6年間の成果物が残り、写真などの思い出も記録される。
これ以上のアルバムって無いだろうって思う。
また、そうすることで、モノを大事に使う意識や愛着もわくと思うからだ。
まあ大人の押しつけかもしれないが、これが2017年現在として僕が考えているプラン。
終わりに
デジタルデバイスは子供の為になるのか、ならないのか
これはここ2、30年ずっと議論されている話ではないかと思う。
僕もいよいよ、その当事者になって来たのだが、大切にしたいのは、
- ダメなことは理由と共にちゃんと伝える
- 子供に負けない
って事だ。
前者はよく聞く話だが、後者を言う人はあまり聞いたことがない。
自分の方が詳しいってわかると、馬鹿にするし、何より抜け道を色々探し始める。大事なことだと思う。時にはお互いに教え合いながら、親もそうして成長できる。
その上で、僕は「子供こそガンガン使っていくべき」って考え。その為にiPad Proを子供に渡すって、ありだと思うんですよね。
まあ、最大の難点は、
値段が高い!!!!
ってことなんだがww
上の子が小学生になる2019年4月まで、あと2年ほど。もう少し検討しようとは思っているが、今のところそのように考えている。
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