元家電量販店ケータイ担当のやぶなお(@yabnao)です∩^ω^∩
2018年6月30日から「LINEモバイル」を利用していたのですが、1年半経った2019年11月で解約し、他のキャリアに乗り換えることを決めました。
僕が「LINEモバイル」を契約した理由は、主要SNSが使い放題になる、人気プランのコミュニケーションフリープランを使いたかったから。
僕自身、SNSを頻繁にチェックしますし、他の格安SIMと比べても評判が良さそうに思えたので契約しました。
しかし、最初は満足だったのですが、長期で使ううちにストレスを感じる点も……。
この記事では、以下を紹介します。
- 1年6ヶ月利用したからこそわかった、LINEモバイルのメリット・デメリット
- 僕がLINEモバイルを解約することを決めた理由
別サービスですが、LINEのデータ通信量が無制限のプランとして、「LINEMO」がありますので、LINEヘビーユーザーさんは「LINEMO」をご検討ください
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利用プランは、コミュニケーションフリープラン1,690円
僕が使っていたプランは、LINEモバイルでも一番人気の「コミュニケーションフリープラン」です。
音声通話SIMなら月額1,690円から利用でき、以下のSNSが使い放題になります。
- LINE
ブロガーたるもの、息をするようにSNSを使いまくるので、主要SNSの4つが使い放題になるのは本当に魅力的でした。
▼容量別の月額料金は、以下の通り。
容量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
僕は、一番安い3GBの音声通話SIMプランを利用していました。
たった、1,690円で3GB+SNS使い放題なので、相当コスパは良いですね。
また、LINEモバイルにはdocomo、au、SoftBank回線の3つがあります。
僕は、docomo回線を利用していたのですが、2024年11月時点としてはSoftBank回線が一番快適らしいです。
理由としては、LINEモバイルはSoftBankの子会社だからですね。
公式でも「SoftBank回線が最も速度が安定している」と伝えているので、今からLINEモバイルを契約するなら、SoftBank回線にすることをオススメします。
LINEモバイルの概要や、通信速度の比較は以下の記事にて解説していますが、とにかくSoftBank回線が圧倒的に早いです。
LINEモバイルを1年6ヶ月使って感じたメリット
「SNS使い放題で1,690円」の低価格で利用できることを目的に契約した「LINEモバイル」。
実際に1年6ヶ月使ってみて感じたメリットは、以下の2つでした。
- 通信制限になっても、SNSデータフリーは快適
- テザリング先でも、SNSデータフリーが適用できる
通信制限になっても、SNSデータフリーは快適
僕は3GBプランだったので、月末にはほぼ必ず通信制限にかかっていました。
LINEモバイルは通信制限がかかると、通信速度は「200kbps」が上限になるため、普段使いでは使い勝手が悪くなってしまう通信速度です。
しかし、良く使うSNSがデータフリーに対応しているおかげで、3GBでもある程度は不自由なく使うことができました。
もちろん、ネットの閲覧になるとデータフリー対象外なので遅くなりますが、隙間時間にSNSを見るくらいの使い方なら、十分です。
家や出先のWi-Fiを活用しながら、モバイルデータ通信はSNSのみという活用の仕方で十分に使うことができたのは便利だと感じましたね。
テザリング先でも、SNSデータフリーが適用できる
最近では、テザリングができることがほぼ当たり前になってきました。
僕自身は、「MacBook Pro」と「Y!mobileのポケットWi-Fi」を仕事用で持ち歩いているのですが、たまにポケットWi-Fiの充電が切れてしまったり、圏外になってしまうことがあります。
そんな時に、LINEモバイルのSIMなら、テザリング先のデバイスでのSNSもデータフリーにカウントしてくれるので、SNSの通信制限を気にする必要がありません。
ついつい、ダラダラとSNSを見てしまって、データ容量を消費してしまうことが多いですが、LINEモバイルならそれが無いので、安心してSNSを見ることができました(笑)
LINEモバイルを1年6ヶ月使って感じたデメリット
コスパや、SNSの使い勝手など、おおむね満足の「LINEモバイル」でしたが、1年6ヶ月使って感じたデメリットもあります。
- 時期によって、速度の速さが全然違う
- 通話専用アプリが面倒
時期によって、速度の速さが全然違う
僕がLINEモバイルを使い始めた2018年6月当時は、
と、思っていました。
しかし、月日を重ねるごとに通信速度が遅くなってきて、使い勝手が悪くなってきました。
特に、昼と夕方18時以降から夜中の1時までは本当に遅くて、基本的にWi-Fiがないとスムーズに通信ができない状況。
▼18時ごろの計測で、下り1.01Mbps、上り6.83Mbpsでした。
これは、docomoに限らず、au、SoftBankでもほぼ同じようです。
時間帯 | docomo回線 | au回線 | SoftBank回線 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
下り(Mbps) | 上り(Mbps) | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | |
平日 午後18時台 | 1.01 | 6.83 | 1.03 | 11.83 | 1.01 | 4.48 |
データ容量を増やしたとしても、速度混雑はどうしようもないので、SNS以外の使い勝手に不満が出てしまいました。
通話専用アプリが面倒
LINEモバイルには、「いつでも電話」という専用アプリがあります。
「いつでも電話」のアプリを通して電話をかけることで、通話料が一般的なスマホの通話料の半額の10円/30秒で利用することができるんです。
▼LINEモバイル「いつでも電話」のアプリ画面
上記のように電話番号を入力して、受話器のマークをタップし発信すると、自動的に(0063/006751)が先頭につき発信されます。
プレフィックス型の特徴をまとめてみると、以下の通り。
- 通常の電話よりも料金が安く設定されている
- 特定の番号を電話番号の頭につける必要がある
- 電話回線のため音質の劣化が少ない
- 固定電話への通話が非通知になる(※非通知拒否の場合、繋がらない)
- フリーダイヤルや、0570で始まるナビダイヤル、110番等の3桁番号へ発信できない
LINEモバイルは、この「プレフィックス型」通話によって安くなるわけですが、一部発信できない番号があったり、通話に失敗することがあって、面倒になって使うのをやめてしまいました。
友人にかける時は、LINEの音声通話がデータフリーなので便利でしたが、仕事の電話などはLINEではできないので、不便さを感じることが多かったです。
LINEモバイルからの乗り換え先はY!mobile
低価格でSNS使い放題が魅力の「LINEモバイル」でしたが、混雑時の通信速度低下、通話専用アプリの不便さから乗り換えを検討するようになりました。
しかし、他の「格安SIM」も混雑時の通信速度低下は同じ状況。
大手キャリアに戻れば、たしかに通信も通話も高品質ですが、通信費も大幅に上がってしまう。
そんな状況で、乗り換え先としてピッタリだったのが「Y!mobile」でした。
Y!mobileはSoftBank回線を使用してサービスを提供しますが、混雑時の速度低下の影響を受けにくい特徴があります。
さらに、通常プランで10分間の無料通話もついているため、仕事の電話でも安心。
なんといっても、大手同等の高品質なのに、格安SIM並みの低価格で利用できるコスパの良さが最高でした。
▼LINEモバイルからY!mobileに乗り換えるにあたって、以下のようにプラン変更しました。
LINEモバイル | Y!mobile | |
---|---|---|
基本使用料 | 1,690円 | 2,480円 ※6ヶ月目以降3,180円 |
データ通信容量 | 3GB | 12GB |
通話 | 従量制(10円/30秒) | 10分かけ放題 |
割引 | 無し | 家族割(-500円) |
合計費用 | 1,690円 | 1,980円 ※6ヶ月目以降2,680円 |
Y!mobileでは、SNS使い放題ができなくなってしまうので、データ容量を12GBにアップ。
LINEモバイルから、データ容量が4倍増えましたが、最初の6ヶ月は1,980円、以降も2,680円というコスパの良さがありがたいです。
データ通信容量を変えずに3GBのままでプラン変更する場合は、1,480円(※6ヶ月目以降2,180円)で利用することもできました。
また、Y!mobileでは、格安SIMでも珍しく「家族割」や「おうち割」という割引も使うことができます。
割引を利用することで、家族全体の通信費を節約できたり、Y!mobileユーザーはPayPay還元が最大20%になったりと、SoftBankグループ特典の恩恵をかなり受けることができます。
SNSだけでなく、通信も通話もバランス良く利用したいなら、家計全体の節約になるY!mobileが一番お得だと僕は感じたので、今回乗り換えを決意しました。
- 大手キャリア並みの通信速度でも、月3,000円以下で使える
- 最新キャンペーンをチェック
LINEモバイルの解約は簡単だった?
LINEモバイルの解約は、「マイページ」からスムーズに終えることができました。
▼MNP転出・解約を選択し、必要事項を記入していくだけ
面倒な引き留めは一切なく、素早くメールにてMNP番号を受け取ることができました。
▼MNP転出の流れは、以下の通り。
LINEモバイル解約のためのMNP番号は、マイページからすぐに取得でき、Y!mobileも「Y!mobileオンラインストア」からスムーズに契約ができたので、30分程度で乗り換え手続きを終えることができました。
- 大手キャリア並みの通信速度でも、月3,000円以下で使える
- 最新キャンペーンをチェック
おわりに
「LINEモバイル」を1年6ヶ月使ってみて、最終的に「Y!mobile」」に乗り換えましたが、SNSをガッツリ利用する学生や主婦の方にはおすすめできる格安SIMです。
僕自身は、最近SNSを見る頻度が減ってしまったので、LINEモバイルの恩恵を受けづらくなりました。
受けることが減りましたが、通信制限時もサクサク見れるLINEモバイルは、SNS好きな人にぴったりですね。
実は「LINEモバイル」も「Y!mobile」も、広い意味では「SoftBankグループ」です。
大手キャリアの「SoftBank」も含めた、選ぶ基準は以下のような感じになると思います。
SNS利用に関しては、LINEモバイルが最高なんですが、それ以外は良くも悪くも普通の格安SIMなんですよねえ。
僕自身は、仕事でもガッツリスマホを使うため、総合的にバランスが良かった「Y!mobile」を選びました。
ちなみに、Y!mobileを契約するなら、オンラインストアが絶対にお得です。
僕は、MNPキャンペーンで9,000円分のPayPayをもらったので、ぜひキャンペーン情報をチェックしてみてくださいね。
SNSに特化したい!というかたは、LINEモバイルが一番コスパよく利用できるので、ぜひ自分に合ったプランを選んでみてくださいね。
月3,000円以下で早い格安SIMを選ぶなら、Y!mobileがおすすめ
格安SIMを契約するなら、Y!mobileがおすすめです。
Y!mobileのメリットは以下のようなものがあります。
- 格安SIMなのに、通信品質がソフトバンク回線と同等で混雑しない
- 家族割、おうち割で家族全員の通信費を削減できる
- PayPayが最大20%還元で利用できる
- オンラインストアのキャンペーンがかなりお得
2024年11月現在、オンラインストアはお得なキャンペーンが豊富なので、是非最新キャンペーン紹介記事も参考にしてくださいね!
通話をあまり使わないなら、UQ mobileも視野に入れてみよう
UQ mobileは以下のような人におすすめです。
- とにかくスマホ代を安くしたい人
- 通話をあまり利用しない人
- 余ったデータ容量を翌月に繰り越したい人
- 大手キャリア並みの通信速度でも、月3,000円以下で使える
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UQ mobileとY!mobileの違いを、通話料金・データ通信・キャンペーンの観点から徹底比較し、それぞれに向いている人について解説しているので、以下の記事も合わせてご覧ください。
初心者向け「格安SIM」への乗り換えガイド
通信料の節約を目的に、大手キャリアから格安SIMへの乗り換える方が増えてきましたが、安いなら安いなりの理由があります。
ガイド記事では、スマホ初心者だったパパンダさんが、実際に体験したことを詳しく解説しています。
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