元家電量販店ケータイ担当のやぶなお(@yabnao)です∩^ω^∩
僕はこれまで、「LINEモバイル」を1年半使っていたのですが、遂に解約をしてY!mobileへ乗り換えることに決めました。
▼金額は若干上がりましたが、データ通信量は4倍、10分かけ放題も使えるようになりました。
| LINEモバイル | Y!mobile | |
|---|---|---|
| 基本使用料（税込） | 1,859円 | 2,728円 ※6ヶ月目以降3,498円 |
| データ通信量 | 3GB | 12GB |
| 通話 | 従量制(11円/30秒) | 10分かけ放題 |
| 割引 | 無し | 家族割(-550円) |
| 合計費用 | 1,859円 | 2,178円 ※6ヶ月目以降2,948円 |
Y!mobileは、格安SIMでは珍しく「家族割」や「おうち割」という割引も使うことができます。
また、割引を利用することで、家族全体の通信費を節約できたり、Y!mobileユーザーはPayPay還元が最大20%になったりと、SoftBankグループ特典の恩恵をかなり受けることができるようになりました。
この記事では、LINEモバイルからY!moibleに乗り換えた後の、実際の使い勝手を含めて、以下を紹介します。
- 通信速度の比較
- Y!mobileのメリット・デメリット
- リアルな感想
と悩んでいるかたは、ぜひ参考にしてみてください。
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LINEモバイルからY!mobileへ乗り換えて、通信速度はどうなった？
もっと早く知っておきたかったなと思う(笑)
▼実際のY!mobileの速度結果は、大手並みの57Mbps！
▼実際に、同じ場所で通信速度を比較してみると以下の通り。
| 時間帯 | LINEモバイル回線 | Y!mobile回線 | ||
|---|---|---|---|---|
| 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | |
| 平日 午後12時台 | 0.67 | 4.35 | 57.12 | 4.42 |
| 平日 午後15時台 | 2.05 | 15.53 | 36.26 | 1.87 |
| 平日 午後21時台 | 1.02 | 6.79 | 39.27 | 4.41 |
どの時間帯でも、Y!mobileの方が「下り」は圧倒的に早いという結果が出ました。
「上り」は、LINEモバイルが若干早い時もあるのですが、閲覧時に重要なのは「下り」なので、「Y!mobile」を使う大きなメリットでしょう。
SoftBank回線と同等の通信ができることが、Y!mobileの強みとは言え、LINEモバイルと同じくらいの料金で、これほど早いことに驚きました。
「Y!mobile」は、格安SIMの中でも特別扱いのサブブランドだということは知っていましたが、ここまでの差が出るとは想像もしていませんでした。
また、LINEモバイルでは3GBのプランだったのですが、SNS使い放題が無くなってしまうのでデータ通信量を12GBに増量。
LINEモバイルでもSNSを使っている間は速度低下が無いものの、Y!mobileほどの速度は出ません。
なので、結果的にSNSを使っている間の通信速度も向上し大満足でした。
これまで大きな悩みだった「月末の通信制限」も解消され、月末もサクサク使える安心感。
- 大手キャリア並みの通信速度でも、月3,000円以下で使える
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Y!mobileを実際に使ってわかったメリット
通信速度の向上や通信費の安さ以外でも、「Y!mobile」にはメリットがたくさんありました。
実際に使ってみて、良かったなと実感したのは、以下の3つでしょうか。
- プロファイル無しでSIMを差したらすぐ使える！※注意点あり
- 通話かけ放題が10分間あると、余裕を持って電話できて安心
- 最大20%相当のPayPay＋Tポイント還元で生活費の節約になる
iPhoneは、プロファイル設定無しでSIMを差したらすぐ使える！※注意点あり
機械音痴の私には絶対無理そう…
格安SIMを新たに購入した場合は、「通信設定プロファイル」というものをインストールする必要があります。
大手SIMの場合は、SIMカードを差せばそのまま使えるので、その手間が格安SIMのデメリットと呼べる点なんですよね。
しかし、Y!mobileは格安SIMなのに、iPhoneの「1世代前のモデル」までプロファイルインストール不要で使えるという点が魅力。
最新機種の「iPhone 11」とiPhone 11 Pro」は対象外なのですが、1世代前のモデルなら大手同様SIMカードを差せばそのまま使うことができます。
ただし、一つ注意が必要なのが、以前に使っていた格安SIMのプロファイル設定をしている場合は、過去のプロファイル設定を削除する必要があるということ。(これは、どこに乗り換えても必要)
僕は、うっかりそれに気がつかずにSIMを差してしまったので、すぐに使うことができなかったんですね。
原因は、LINEモバイルの時に設定したプロファイル設定のデータが残っていたからでした。
詳しいやり方は、Y!mobileスマホ初期設定方法に乗っているので、チェックしておきましょう。
通話かけ放題が10分間あると、余裕を持って電話できて安心
LINEモバイルでは、「いつでも電話」という専用アプリから電話をかけることで、通話料が一般的なスマホの通話料の半額の11円(税込)/30秒で利用することができるサービスがありました。
しかし、一部発信できない番号があったり、通話に失敗することがあって、面倒になって使うのをやめてしまっていました。
しかし、Y!mobileでは10分間の国内通話かけ放題が「無料で」ついています。
このため、通話はほぼ10分間の無料内で収まることが多いので、ほぼ通話料金がかからなくなりました。
もし、10分以上かけるケースが増えた場合でも、1,000円追加すれば「スーパー誰とでも定額」が利用できます。
通信だけでなく、通話に関しても「Y!mobile」は満足度が高いなと感じました。
最大20%相当のPayPay＋Tポイント還元で生活費の節約になる
Y!mobileユーザーは、「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」というサービスに無料で加入できます。
月508円(税込)かかる、「Yahoo!プレミアム」が無料で使えるようになり、以下のサービスが受けられます。
- Y!mobileメール
- 「Yahoo!ショッピング」のポイント特典
- Yahoo!かんたんバックアップが容量無制限になる
特典の中でも、一番ありがたいなと感じたのは、Yahoo!系列でお買い物をした時のポイント還元の多さです。
Yahoo!系列のショッピングサイトは以下の通り。
- Yahoo!ショッピング･･･amazon、楽天市場のYahoo!版
- LOHACO…日用品を基本送料無料で最短翌日お届け
- PayPayモール･･･Yahoo!から優良認定を受けた店のみ厳選
- PayPayフリマ･･･メルカリのYahoo!版
▼実際に、LOHACOで日用品のお買い物を10,000円分してみると、合計約2,000円分のポイントを獲得できました。
1万円で2,000円分のポイントを獲得できるので、相当お得ですよね。
LOHACOでは日用品のまとめ買いで、最大32%還元などのキャンペーンもしており、わざわざスーパーへ買い物に行かなくても、お得に最短翌日で届けてくれるので、非常に便利だと感じました。
また、本来値引きができないAppleのような商品でも、PayPayモールで購入すればポイント還元でかなりお得に購入できます。
▼AirPodsを仮に購入するなら、約5,000円相当のPayPayとTポイントがもらえる。
ちなみに、特典ポイントをフルに獲得するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- Y!mobileユーザーであること
- 「
Yahoo!プレミアム」契約であること(Y!mobileユーザーなら無料)
- 「
Enjoyパック」に加入(月額550円：税込)
- PayPay残高払い
- 「Yahoo!JAPANカード」払い
「Enjoyパック」は月額税込550円こそかかりますが、Yahoo!ショッピングで使えるクーポン500円分とデータ容量500MBを毎月もらえるので、結果的に契約していたほうがお得になります。
5つも条件があると、多いように感じてしまいますが、手順は以下の通りです。
- 「
- 「Yahoo!JAPANカード」(無料)を契約し、PayPayにチャージ
- 支払時に「PayPay残高支払い」を選ぶ
Y!mobileの契約時に上記手順を終わらせておけば、以後のお買い物でポイントを大量獲得できるので、生活費の節約につながってありがたいですね。
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Y!mobileを実際に使ってわかったデメリット
通信速度の速さ、通話の快適さ、ポイント還元など、おおむね満足の「Y!mobile」でしたが、実際に使ってわかったデメリットもあります。
- Y!mobileのデータ最大容量は17GBで、「大容量プラン」がない
- Yahoo!経済圏に囲い込まれてしまう
- Y!mobile関連のDMが定期的に来るようになる
Y!mobileのデータ最大容量は17GBで、「大容量プラン」がない
Y!mobileは前述の通り、通信速度は高速なのですが、最大容量が17GBまでしかありません。
Y!mobileはSoftBankグループなので、僕が以前使っていた「LINEモバイル」も含めて、棲み分けが行われているためです。
実は「LINEモバイル」も「Y!mobile」も、広い意味では全部「SoftBankグループ」なんですよね。
大手キャリアの「SoftBank」も含めた、選ぶ基準は以下のような感じになると思います。
なので、速度が早いからと言って、毎日動画を見まくったり、アプリを使いまくっていると、月末には通信制限にかかる可能性があります。
Y!mobileは家族とのデータシェアやデータ繰越ができないため、データを追加する場合は500MBごとに税込550円の課金が必要です。
▼データ容量17GBの1日の使用目安は以下の通り。
Wi-Fiがない状況下で、これ以上データを使用する場合は、Y!mobileよりも「SoftBank」の大容量プランを契約することをオススメします。
Yahoo!経済圏に囲い込まれてしまう
最近の人は何かしらお得なポイントをお買い物によってもらっているはず。
- docomoは「dポイント」
- auは「Pontaポイント」
- SoftBankは「Tポイント」
大手キャリアはざっくりいえばこのような棲み分けで、さらにdocomoはAmazon、auは楽天と提携していたりします。
各社「通信サービス以外」のサービスを、自前で作ったり他社と提携しながら「経済圏」という名の囲い込みを行っているんですが、どうせ使うなら思いっきり囲い込まれて、なるべく一本に絞った方がお得感は増します。
Y!mobileを契約するなら、「Yahoo!経済圏」です
- 「
- ポイントは「Tポイント」を貯める
- ネットショッピングは「Yahoo!ショッピング」
- 日用品購入は「LOHACO」
- QRコード(バーコード)決済は「PayPay」
- クレジットカードは「Yahoo!JAPANカード」
という感じで、とことん「Yahoo!経済圏」へ寄せれば、ポイント還元などのメリットは最大化します。
なので、これまでYahoo!以外の経済圏でポイントを貯めていた人は、最大限生活費を下げようとした時に、支払いの移行に多少手間がかかるかもしれません。
「Yahoo!経済圏」に囲われてしまうことは、「何となく怖い」という感情的なものを除けば、デメリットではないと思います。
これまで別の経済圏でポイントを貯めていた人は、ポイントの整理をして、「Yahoo!経済圏」へ移行することをおすすめします。
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Y!mobile関連のメッセージが定期的に届くようになる
LINEモバイルの時には、広告メッセージの印象があまりなかったのですが、Y!mobileは定期的にPayPayがもらえるキャンペーンなどの通知がSMSで届くようになります。
頻度で言うと、だいたい月に3回程度です。
僕個人は、PayPayやお得なキャンペーン大好き人間なので「ラッキー！」と思いながら開いて見ていますが、人によっては通知がうっとおしく感じる人もいるかもしれません。
また、「Yahoo!ショッピング」、「LOHACO」、「PayPayモール」からのアプリ通知も定期的に届くので、僕は通知をOFFにしています。
もちろん、どれもお得情報ばかりですし、「Yahoo!経済圏」に囲まれてる人にとってはありがたい情報です。
おわりに
「LINEモバイル」から「Y!mobile」に乗り換えてみて、データ容量が17GB以下で十分な人にとっては、最高のキャリアだと思いました。
格安SIM価格で大手品質の通信速度を利用できるキャリアは、「Y!mobile」か「UQ mobile」しかありません。
しかも、Y!mobileは「10分間の通話定額」が無料で付いてくる、iPhoneが使いやすいなどの強みがあります。
大手SIMと格安SIMの良いとこどりができる、バランスの取れたキャリアだと感じました。
さらに、「家族割」や「おうち割」、PayPayやTポイント特典などで、生活費をさらに下げるキッカケにも繋がります。
ちなみに、Y!mobileを契約するなら、オンラインストアが絶対にお得です。
他社からMNPでPayPayがもらえるキャンペーンもあるので、ぜひキャンペーン情報をチェックしてみてくださいね。
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月3,000円以下で早い格安SIMを選ぶなら、Y!mobileがおすすめ
格安SIMを契約するなら、Y!mobileがおすすめです。
Y!mobileのメリットは以下のようなものがあります。
- 格安SIMなのに、通信品質がソフトバンク回線と同等で混雑しない
- 家族割、おうち割で家族全員の通信費を削減できる
- PayPayが最大20%還元で利用できる
- オンラインストアのキャンペーンがかなりお得
2024年9月現在、オンラインストアはお得なキャンペーンが豊富なので、是非最新キャンペーン紹介記事も参考にしてくださいね！
通話をあまり使わないなら、UQ mobileも視野に入れてみよう
UQ mobileは以下のような人におすすめです。
- とにかくスマホ代を安くしたい人
- 通話をあまり利用しない人
- 余ったデータ容量を翌月に繰り越したい人
- 大手キャリア並みの通信速度でも、月3,000円以下で使える
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UQ mobileとY!mobileの違いを、通話料金・データ通信・キャンペーンの観点から徹底比較し、それぞれに向いている人について解説しているので、以下の記事も合わせてご覧ください。
初心者向け「格安SIM」への乗り換えガイド
通信料の節約を目的に、大手キャリアから格安SIMへの乗り換える方が増えてきましたが、安いなら安いなりの理由があります。
ガイド記事では、スマホ初心者だったパパンダさんが、実際に体験したことを詳しく解説しています。
▼ガイドページは以下の画像をクリック！
