2019年3月にMNP・新規契約限定で格安販売されていた「iPhone 7」を購入した。
iPhoneマニアである僕がわざわざ回線契約したのは、iPhone 7が欲しかったからではない。
Y!mobileも含めた、携帯キャリアのサービスはどこも似通っているが、端末購入費用を抑える仕組みも大体似ている。
その代表格は「下取りプログラム」だ。
ただ、条件や割引方法はキャリアによってかなり違っているので、この記事では以下を中心に紹介しようと思う。
- Y!mobile下取りプログラムの内容
- 下取りの流れ
- ドコモ・Apple下取りプログラムとの違い
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Y!mobile下取りプログラムの概要
「Y!mobile下取りプログラム」は、ドコモなど大手キャリアが全て導入している、スマホ・タブレットの購入時に、それまで使っていた端末を「比較的高い価格」で下取りしてくれる制度だ。
スマホ・タブレットの購入時しか利用できないのがポイントで、キャリアとしては割引施策の一部と位置付けられている。
僕は毎年iPhoneを買い替えているので、下取りプログラムは何度も利用している。
主に、ドコモとAppleの下取り、つまりキャリアおよびメーカーの公式下取りなのだが、利用した感想として「サクッと下取り出来る」ことが最大のメリットと感じている。
これが最大の関心事項だった。
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店頭やヤフオク・メルカリ(ネットオークション)での売却は「手続きが面倒」
このような意見は確かにある。
スマホの売却手段としては、主に以下の4種類。
- ヤフオク・メルカリなどの個人間売買(ネットオークション)
- キャリア(docomo・au・SoftBank)の下取りプログラムを利用する
- Apple公式の下取りプログラムを利用する
- ソフマップなど中古業者に売却する
下取り価格は1~4の順に安くなっていくことが多いが、案外盲点になるのは下取りにかかる手間。
手間も大きく分けると、作業的な手間と、トラブル時の手間の2種類がある。
このどちらも一番面倒なのは、「ヤフオク・メルカリなどの個人間売買(ネットオークション)」。
- 写真撮影
- 出品手続き
- 落札後の連絡
- 発送
これら全てを自分でやるのは案外面倒で、僕も昔はやっていたのだが、最近は利便性の方を重視するようになった。
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Y!mobile下取りプログラムの流れ(オンラインストア申込み)
今回僕は、「Y!mobileオンラインストア」でiPhone 7を新規契約した。
オンラインで手続きしているため、下取りプログラムの申込みもオンラインで行ったのだが、実際は以下4種類の手続き方法がある。
手続き方法 | 機種送付キットの受取 | 査定通知方法 |
---|---|---|
店頭でのお申し込み | なし | 店頭 |
郵送でのお申込み(店頭で送付キット受け取りの場合) | 店頭 | 査定完了後SMSにて通知 |
郵送でのお申込み(指定先住所で送付キット受け取りの場合) | 自宅(本人確認あり) | |
オンライン※今回のケース |
以降は、オンライン申し込みでの流れを紹介する。
オンライン申込み時
繰り返しになるが、今回オンラインストアで下取りの申込みをした。
このため、WEBフォーム上で下取りプログラムの利用有無と下取り機種を選択する。
こうしておけば後日「機種送付キット」が送付される。
機種選択には注意!間違っていても大丈夫だが事前にしっかり確認を
なのだが、申込みが終わった後に重大なミスに気がついた……。
「6」と「6s」というよくある間違いだとは思うが、間違いは間違い。
申告した端末と違うものを発送した場合、査定されずに返却されることもあるので、オンラインストアのカスタマーセンターに問い合わせてみた。
すると回答は以下のようなもの。
と思いつつ、オンライストアでは完璧な確認をとるまではできないそうだ。
過去の事例からこのような回答になっているという話だったので、信用することにした。
機種送付キットの送付・返送
2019年3月13日に「Y!mobileオンラインストア」で申込みを行い、3月15日に商品は到着。
そこからさらに2日経った、3月17日に「機種送付キット」が本人確認ありで到着した。
送付先は「ソフトバンク株式会社」、パッケージはソフトバンク・Y!mobile共通となっており、グループ会社であることを最大限に活かしているようだ。
中身は以下のような構成。
- 返送用の封筒(郵便ポストにそのまま投函できる)
- 梱包材
- 添え状
- 説明書
説明書には、下取り時の注意点(初期化・iPhoneを探す設定のOFF)が記載されている。
説明書に従い、添え状には以下を入力する。
今回僕は、オンラインの申告と違う機種を送付するため、その旨も一応記載しておいた……。
- 氏名
- 住所
- Y!mobileの契約電話番号
- 下取りするスマホの機種名
- 下取りするスマホのIMEI番号
あとは、梱包してポストに投函するだけだ。
同梱するのはスマホ本体のみで、充電ケーブルや化粧箱は不要となっており、梱包などはとても簡単だった。
査定・査定割引適用の通知
その後説明書上では、査定結果をSMSにて通知すると書いてあった。
というわけで、査定結果のSMSは受信できなかったのだが、2019年4月の明細で割引が適用されていることは確認できた。
割引額は「324円」
間違えて「iPhone 6s」で申請していたが、iPhone 6の正常品として査定されたことが確認できた。
以後、2年間24回分割で下取り割引が適用される。
申込みから下取り査定完了までの所要時間
日付 | 出来事 |
---|---|
2019年3月13日 | 新規契約の申込 |
2019年3月14日 | 商品(iPhone 7)発送 |
2019年3月15日 | 商品到着 |
2019年3月17日 | 機種送付キット到着 |
2019年3月24日 | 下取り品返送 |
2019年4月 | WEB明細上で下取り割引が適用されていることを確認 |
機種送付キットが到着した頃、身内に不幸がありバタバタしたため返送が遅れたが、申込みから査定完了まで、最速10日もあれば完了すると思われる。
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ドコモ・Appleの下取りプログラム(Trade In)と比較したメリット・デメリット
というわけで、Y!mobileの下取りプログラムを利用してみた感想だが、基本的にドコモ・Appleと同じようなものだった。
具体的には、以下の点はほぼ同じだ。
- 送付キットが郵送される(本人確認あり)
- スマホ本体のみの送付でOK
査定金額については、時期やキャンペーンの実施有無によって左右するため、一概にはいえないが比較的高くなっている。
逆に、明確なメリット・デメリット双方にいえるものが1つある。
割引が「現金値引き」だが、「24回の分割」で割引される
という点。
ドコモやAppleなど他社の下取りは、dポイント・Apple Storeギフトカードとして一括で支払われる。
主な違いをまとめると以下のようになる。
※箱・充電器などは不要
docomo | Apple | Y!mobile | |
---|---|---|---|
利用条件 | 機種購入時 | なし ※店頭では機種購入が必要 |
機種購入時 |
査定方法 | 店頭 or 郵送 | ||
割引方法(店頭) | その場で使えるdポイント | その場で現金値引き | 利用料金からの割引(24回の分割割引) |
割引方法(郵送) | dポイント | Apple Storeギフトカード |
どちらがよいかは、利用者しだいだと思うが、個人的にはポイントでもよいから一括払いの方が嬉しいかな……。
終わりに
キャリア・メーカーが行っている下取りプログラムは、本体のみを送付すればサクッと査定してくれることが最大のメリットだ。
Y!mobile下取りプログラムでもこの点は変わらないので、Y!mobileでスマホを購入した時限定だが、スマホ購入費用の原資に活用出来ると思う。
古いスマホは予備として残して置くのも手だが、売却したい人は利用してみてはいかがだろうか。
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