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モトローラ「Moto X Play」レビュー。低価格&大容量バッテリー&SIMフリーなAndroidスマホ

みなさまこんにちは。aruteo(@aruteo)です。

2013年にiPhone 5sを購入してから2年が経ち、2016年2月に、iPhone 6sを購入して以来、毎日快適に使っています。

しかしそんな私は元々Android派。

色々訳あってiPhone 5sを購入しましたが、その次はAndroidスマホに戻る気満々だったのです。

で、実は1度だけ戻ったんです。

その間僅か1週間。

というわけで、闇に葬られた1週間の真意と、その際入手したSIMフリースマホ「Moto X Play」(海外版)のレビューです!

※海外版(形式:XT1562)は、初期のOSがAndroid 5.1.1だった事以外、国内版と同一の仕様のようです。

この記事の掲載内容は、2020年12月29日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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「Moto X Play」とは

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中国レノボの傘下となったモトローラブランドで、2015年夏に発売されたミドルレンジのSIMフリースマホ。
2016年3月15日より日本国内での正式な販売が始まりましたが、今回購入したのは国内版と同等の海外版(形式:XT1562)です。
まずはスペックからご紹介。

Moto X Play(XT1562)スペック

項目名 スペック~
プロセッサ(SoC) クアルコム Snapdragon 615(4+4コア、最高1.7GHz)
搭載OS Android 6.0 Marshmallow
ディスプレイ 5.5インチ液晶ディスプレイ ※解像度はフルHD(1920×1080)
RAM 2GB
内蔵ストレージ 16GB
外部ストレージ microSDカードスロット(最大128GB)
背面カメラ 約2100万画素、デュアルフラッシュ搭載
前面カメラ 約500万画素
対応LTEバンド 1/3/5/7/8/19/20/28/38/40/41
W-CDMAバンド 1/2/5/6/8/9/19
対応GSM周波数 850、900、1800、1900MHz
SIMスロット ナノSIM×2(両スロットでLTEサポート、デュアルスタンバイ[DSDS])
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)
Bluetooth Bluetooth 4.0 LE
サイズ 148mm × 75mm × 10.9mm(縦×横×厚さ)
重量 約169g
バッテリー容量 3630mAh
搭載センサー 加速度、環境光、電子コンパス、地磁気(ホール効果)、磁力、近接
拡張端子 マイクロUSB(2.0)×1、3.5㎜オーディオジャック×1

仕様は至ってシンプルですが、特筆すべきは後述の、LTE band 19に対応していることでしょうか。

Moto X Playの良い点

余計なプリインストールアプリが殆ど無い

Moto X Playには余計なプリインストールアプリが殆どありません。


端末の加速度センサーが動きを検知することで、ディスプレイがアクティブ状態になるなどの些細な独自機能はありますが、ほぼNexus並のスッピンAndroidといえます。

キャリア製のアプリが暴走しない端末はとても快適です。

比較的低価格

Amazonでの価格は¥42,800(2016年3月21日時点、本体色:ブラック)となっており、比較的低価格となっています。
極端にスペックを下げてある部分は皆無ですし、非常に好印象です!

価格の割に質感が良い

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背面は樹脂素材の表面をマット加工してあります。

手に馴染んで滑りにくく、安っぽさのない仕上がりです。

大容量バッテリー

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バッテリーは3630mAhの大容量!
ヘビーユーザーでなければ2日は持ちます。

写真では「残り約4日(?!)」と表示されていますが、流石にそこまでは試していないです(笑)

ドコモの周波数にバッチリ対応

今回購入したMoto X Playは海外版であり、日本市場での投入が明らかになる前に入手したものですが、LTEのband 19に対応しています。

また、正式に表記されてはいませんが、W-CDMAのいわゆる「FOMAプラスエリア」にも対応しているようです。

これらの仕様は、国内版と同じ模様。
細かい測定などは行っていませんが、確かに通常の生活範囲で圏外になることはありませんでした。

OSのバージョンがAndroid 6.0

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本機購入時(2016年1月末)、OSのバージョンはAndroid 5.1.1でしたが、約1周間程度でAndroid 6.0にバージョンアップされました。
これにより、スリープ時の電力消費を抑える「Doze」機能や、micro SDカードの内部ストレージ統合などの機能が実装されました。

直後にiPhone 6sを買ってしまいましたが。

ちなみに、日本市場向けモデルは最初からAndroid 6.0で出荷されているようですが、この海外版では、アップデート前は技適マークの表示がありませんでした。

もちろん今ではバッチリ表示されています。

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地味に良い所

  • ディスプレイが流行りの有機ELではなく液晶(屋外での視認性に優れる)
  • 15分の充電で8時間使える急速充電機能対応(Quick Charge 2.0対応充電器が必要)
  • RAMが2GB
  • 高画質のカメラ(2100万画素)

何故、1周間しか使わなかった? /悪い点

さて、Moto X Playはバランスの良い普通の端末なのですが、正直な話、最初から「繋ぎ」のつもりだったんです。
Androidに戻りたいのに変態な端末が現れない。しかし2年使ったiPhone 5sのバッテリーが劣化気味…。

「そうだ、安くてバランスの良い端末を購入して、昨今のAndroid事情に慣れておこう」

と思ったのがそもそものきっかけ。

しかし僅か1周間でiPhone 6sに移ってしまったのは自分でも想定外で…。理由は以下。

本体がデカい

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写真左側がMoto X Play、右側がiPhone 6sです。
「最近みんな大きな端末使ってるし、大丈夫だろう」

と高をくくっていましたが、全く大丈夫でありませんでした(汗)
iPhone 6sと比較してみても、5.5インチはなかなか大きいです。

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端末の背面が丸みを帯びているため、意外と保持はしやすいのですが、ポケットに入れようとすると服を選びます。

とはいえ、分厚くはないので、普段カバンを持ち歩く方なら問題ないと思われます。

高負荷に弱い

スペック的にはミドルレンジであるため仕方がない部分はありますが、高負荷のかかるアプリを使用すると、動作が鈍くなります。
特に私の中では、Officeアプリの動作が緩慢だったのが致命的でした。

もちろん普通に使うなら必要十分で、Webブラウザなどは快適に動作します。

日本市場正式投入による「変態感」の完全喪失

何度も言いますが端末の仕様は「普通」です。
しかし、「わざわざ海外のSIMフリー端末を入手して使用する」ことって、

一般的に見ればある意味「変態」だと思うんです。

アップデート前は技適の表示も無かったですし、それこそ

「いけないPlay」

なんちゃって…いえ、何でもないです。

そんな細やかな変態感を楽しんでいたのにも関わらず、

「技適通って普通に発売される?!もう全然変態じゃない!!」

とまぁ、ショックで涙を流したのでした(笑)

まとめ

良い点

  • 比較的低価格
  • 価格の割に質感が良い
  • 大容量バッテリー
  • ドコモの周波数にバッチリ対応
  • OSのバージョンがAndroid 6.0
  • ディスプレイが流行りの有機ELではなく液晶(屋外での視認性に優れる)
  • 15分の充電で8時間使える急速充電機能対応(Quick Charge 2.0対応充電器が必要)
  • RAMが2GB

悪い点

  • 本体がデカい
  • 高負荷に弱い
  • 日本市場正式投入による「変態感」の完全喪失

終わりに

いかがだったでしょうか。
個人的にMoto X Playは優等生なミドルレンジ端末だと思っています。
大画面でシンプルに使いたい方にはピッタリです。

というわけで、全てがバランス良くまとまった変態じゃないスマホ、Moto X Playでした!

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