2017年6月からドコモが開始した、期間の縛りがなく毎月1,650円(税込み)引きとなる「docomo with」プラン。
他の大手キャリア(au、SoftBank)が、自社が運営するサブブランド(UQ mobile、Y!mobile)でiPhoneの旧モデルをメインに販売しており、docomoも2018年9月から「iPhone 6s」を投入し対抗していた。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
しかし、iPhone 6sの販売をAppleが終了したことから、iPhone 7への切替が噂され、2018年12月からUQ mobile・Y!mobileでの発売が開始された。
こうなると、「docomo withにiPhone 7が追加されるのはいつか?」が注目だったのだが、遂に投入が発表された。
- 発売は2019年2月27日(予約受付中)
- docomo withのiPhone 6sは販売終了
- iPhone 6sを差し替える形で、iPhone 7が登場
ちょっと意外だったのは、iPhone 6sをさらに値下げして在庫処分するのではなく、iPhone 7に差し替えたところだろうか。
この辺りに、ドコモの戦略が見え隠れしている気がする。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
docomo with「iPhone 7」の価格とカラーバリエーション
2019年2月27日から販売される、docomo with「iPhone 7」の特徴は以下の通り。
- ストレージが「32GB」のみ
- 価格は「42,768円(税込み)」
- カラーバリエーションはブラック・シルバー・ゴールド・ローズゴールドの4色
- iPhone 7 Plusは対象外
基本的にAppleが販売するSIMフリー版と同じ構成だが、128GBモデルは対象外ということは知っておこう。
また、2016年9月iPhone 7の発売当初は品切れが多発するなど、人気が集中した「ジェットブラック」も販売対象ではないことには注意。
価格に関しては、高い安い色々意見はあるかと思うが、AppleのSIMフリー・UQ mobileなどと比較すると以下のようになる。
UQ mobile・Y!mobileはプランによって、割引額が異なりますが、プランM相当以上(=割引額が一番多いケース)で試算しています
価格 | Apple | docomo | UQ mobile | Y!mobile | |
---|---|---|---|---|---|
新規 | 機種変更 | ||||
本体価格 | 54,864円 | 42,768円 | 67,932円 | 73,116円 | 73,116円 |
2年間利用での割引額 | – | – | 33,696円 | 38,880円 | 25,920円 |
実質価格 | 54,864円 | 42,768円 | 34,236円 | 34,236円 | 47,196円 |
「docomo with」を選択するメリットとして、実質価格や端末利用期間などの条件がなく、毎月「1,650円(税込)割引」というシンプルな料金になるということが上げられる。
UQ mobile・Y!mobileのように、契約プランや契約種別(新規・機種変更など)による割引額の変動がないのに、価格的にそれほど高くない。
もちろん、SIMロック解除だって出来る。
そう思うくらいコスパが高い。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
docomo withのiPhone 7は本当に安いのか?
iPhone 7の販売価格は「42,768円」だ。
docomo withでは2年縛りなどの考えや割引はないため、分割払い・一括払いの違いはあっても、均一価格となっている。
docomo withで割引されるのは毎月「1,650円(税込)」。
このため、
27ヶ月(2年3ヶ月)以上保有し続けると得になる
2年弱という期間は、2019年現在のスマホ寿命を考えたら、十分な期間だろう。
ドコモの料金プランは基本的に「家族」を軸に考えられている。このため、一人で利用する場合は、格安SIMと比較して価格メリットは薄い。
しかし、家族(多くの場合はお父さん)がドコモユーザーで、シェアパックを導入している場合、docomo withなら最安「月308円(税込み)」から利用できる。
だから、ドコモは安いという話ではないが、家族がドコモユーザーなら格安SIMより有力な候補になるかと思う。
価格以外のメリットとして、安定したドコモ回線を利用できることもポイントだ。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
iPhone 6sと比較したiPhone 7の魅力とデメリット
お手頃価格のiPhoneが、iPhone 6sからiPhone 7へシフトするのは既定路線なのだが、
ドコモはiPhone 6sを販売終了し、一気にiPhone 7に切り替えた
というのが特徴だ。
格安SIMの多くは、iPhone 6sを値下げし併売している中で、思い切ったなと思う。
このことで、型落ちになったiPhone 6sを安価に入手するという道は絶たれたが、お値段据え置きならiPhone 6sを選択するメリットはない。
iPhone 6sからiPhone 7で大きく変わった点は、以下の4点。
- 防水対応
- Apple PayがFeliCaに対応(Suica・iD・QUICPayが利用できる)
- カメラが光学式手振れ補正に対応(従来はPlusのみ)
- ホームボタンが感圧式に(従来は物理ボタン)
いずれも、2019年時点の最新モデル「iPhone XS」への流れを作ったiPhoneだ。
逆に、デメリットとして最も大きいものは、3.5mmイヤフォンジャックが廃止されたことだと思う。
iPhone 7以降、Appleは基本的に完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」を推奨する流れになった。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
iPhone 7は発売から2年以上経過しても「十分使える」
2年前の機種を、4万円も払って購入することに抵抗がある方もいるかもしれない。
だが、2019年時点でiPhone 6sを持っているが、普通に使う分には遅いと感じることはない。
iPhone 6sでも不満を感じないので、iPhone 7ならもっと感じないだろう。
普通というのは、
- WEBを見る
- Twitter・FacebookなどSNSチェック
- メール、LINEなどのコミュニケーション
- Evernoteなど一般的なアプリの利用
あたりでの利用を想定している。
さすがに、高度なグラフィック表示を行うゲームや、カメラ性能という意味では、最新モデルと比較すれば見劣りする。
特にカメラは、iPhone 7 Plusが対応するデュアルカメラとポートレートモードに非対応なので、スマホはカメラがメインという人も多いと思うので、その辺りはトレードオフになることは覚悟して欲しい。
だが、画質的に大きく見劣りすることはないと思う。
終わりに
iPhone 6sと同じ値段で、iPhone 7が買える
このインパクトはかなり大きいと思う。
販売価格だけを見れば、
- AppleのSIMフリー版より安い
- 定価だと格安SIM版の割高感が目立つ
という印象がある。
iPhoneを使うためには、結局通信回線の契約は避けられない。
- UQ mobileなど、大手のサブブランドで使う
- AppleのSIMフリー版と、サブブランド以外の格安SIMを使う
これがiPhoneを安く使うセオリーだったのだが、docomo withのiPhone 7はその印象を大きく変えそうだ。
ドコモへの一極集中は、別の議論を呼ぶためあまり望ましい状況とは思えないが、docomo withとiPhone 7は相当売れるだろうなと思った。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
ドコモスタンダードモデル(旧docomo with)のおすすめモデル
スタンダードモデルのドコモスマートフォンは以下の特徴があります。
価格が安いため、「値下げ」はほぼありません。このため、在庫が豊富で、事務手数料が「無料」のドコモオンラインショップでの購入がおすすめ!。
条件を満たせばSIMロック解除も可能です。
- 3万円〜4万円と安価
- 「スマホおかえしプログラム」の対象外だが、買い切りなので長く使える
- 分離プラン「ギガホ・ギガライト」のメリットが得やすい(新規契約の方におすすめ)
機種名 | 本体価格 | 発売月 |
---|---|---|
Galaxy A22 5G SC-56B |
22,000円 | 2021年12月 |
Xperia 10 III SO-52B レビュー記事 |
51,480円 | 2021年6月 |
Xperia Ace II SO-41B レビュー記事 |
22,000円 | 2021年5月 | iPhone SE 第2世代 64GB レビュー記事 |
57,024円 | 2020年4月 |
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
- ドコモ料金をdカード払いで2年縛りの違約金1000円が0円に
- ドコモ通信料の節約方法を知りたい方はこちら
20年以上ドコモを契約している管理人が、これまで書いて来たサービスの解説・お得な使い方などを、ドコモカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
▼以下の画像をクリック!