2016年9月に発売した、iPhone 7・iPhone 7 Plusにおいて、ちょっとした事件があった。
それは、
3.5mmイヤホンジャックが廃止された
ということだ。
3.5mmイヤホンジャックは、ここ数年のデバイスに採用されているインターフェースとしては最も歴史が古い。
それ故に、採用している機器も非常に多くスマホ以外でも、
- iPod・ウォークマンなどの音楽機器
- 3DSなどのゲーム機
- パソコン
- カーステレオ
など数多くの機器で採用されている。
そんなインターフェースを廃止するというのは、かなり大きな変化で、当然反対の声も沢山上がった。
この結果実現した機能の1つが、iPhoneの防水対応だ。
そして、インターフェースの大胆にそぎ落とすのはAppleの真骨頂ともいえ、なくなるメリットをキッチリ見せた辺りは上手かったなと感じている。
目次
Appleはレガシーインターフェースの廃止と新インターフェースの採用が早い

12インチMacBookのUSB-Type Cコネクタ
Appleは例えば、無線LAN(Wi-Fi)をいち早く採用するなど、
- ワイヤレス機器
- 高速インターフェース
の採用にかなり積極的だ。
ただし、過去にはFireWire・Thunderboltなど、採用は早かったが普及に失敗したインターフェースも数多く存在する。
最近の話だと12インチMacBookがUSB-TypeCという最新インターフェースを1基のみ搭載という大胆なことを実行した。
この流れからも、iPhoneのインタフェースが刷新される日は近いと考える人は多かった。
必ずしも普及するとは限らないものの、Appleの動きはとにかく早い。
3.5mmイヤホンジャックはスマホに必要か
イヤホンジャックはスマホが登場してから、ずっと採用され続けている。
iPhoneの充電端子が30ピンのDockコネクタからLightningに変わり、Androidがmini-USBからMicro-USBに変わった中で、ここだけは変わっていない。
ただ、2018年現在は以前ほど、イヤホンジャックを使用している人を見なくなった。
- ヘッドセット
- ヘッドフォン
を使用している人は有線ではなく、Bluetooth接続が主流になってきている。
唯一残っているのはイヤホン
という印象が強いのだが、これにはiPhone付属の「Apple EarPods」を使っている人をよく見るが、逆に言えばAppleがやめるとここは一気に変わる気もする。
というのも、1度ワイヤレスに慣れるともう戻れなくなるからだ。
僕は2016年に入ってBluetoothイヤホンを購入した。これがすこぶる快適で気に入っている。
イヤホンジャックと繋がなくていいだけでこれほど楽なものかと驚いた。
なので、少なくともスマホにイヤホンジャックはなくてもいいと思うようになった。
3.5mmイヤホンジャック廃止のメリットと防水対応

イヤホンジャックの廃止には2つのメリットがある。
1つは端末がより薄く出来ることだが、薄いから使い勝手が良いものでもないし、近年のスマホは十分薄いので、それほど大きなメリットにはならない。
僕が一番大きいと思うのは、防水対応が楽になることだ。
2015年に発売したiPhone 6s最大の欠点であり、特に日本人が一番望んでいいる機能は防水対応だと思う。
僕もその1人。
防水端末のメリットといえば、水没を防ぐことと思う人も多いだろうが、実はそれだけじゃない。
汚れたら洗える
これが何気にものすごく大きなメリットなのだ。
特にスマホは、1日中画面を触る。それが毎日続く。
皮脂汚れなども多いし、お世辞にも清潔とは言えないと思う。なので定期的に洗えば、多少マシになるんですよね。
そんな防水機能を実現するに当たっての対応は、基本的に穴をふさぐということなる。
今のiPhoneあいている穴は主に2つ。
- イヤホンジャック
- Lightningコネクタ
ふさぐ穴は減るに越したことはない。
Lightningコネクタを廃止は現実的に難しいため、減らすなら3.5mmイヤホンジャックであることは、素人でも想像出来る話だ。
Android端末の世界では、イヤホンジャック・micro-USB端子はキャップレス防水が常識。
だが、その結果故障が増えたり、各メーカー苦労していた感じなので、穴は少しでも減らしたいのがメーカーの本音だろう。
イヤホンジャックが廃止されたらどうやって音楽を聴くのか?
多くの方は、イヤホンジャックが廃止されたら、iPhoneで音楽を聴けなくなると思ってはいないだろうか?
もちろんそんなことはない。
1つは多くの方が既に使っているであろう、Bluetoothイヤホン・ヘッドフォンを使用して音楽を聴くと言うことだ。
Bluetoothイヤホンも今ではすっかり一般的になり、安いものでは3,000円程度で購入出来るようになった。なので、対応策その1はBluetooth機器を購入しワイヤレス化すること。
ただ、
- そんなもの買いたくない
- 音楽は有線で聴かないと音質が悪い(特にハイレゾとか)
- バッテリー残量を気にするのが嫌
なんて人も多いと思う。
実はLightningコネクタは音声出力に対応している。
このため、iPhone 7以降のiPhone 6sは、
- Lightning対応の「Apple EarPods」
- Lightning-3.5mmイヤホンジャック
これらを同梱する形で、対応した。
が、Appleの本音としては同時期に発表した、完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」を使って欲しいというのが本音だろうなと思う。
実際、「AirPods」は僕も使っているが、ものすごく便利なので、イヤホンジャックの廃止を嘆くことなく、是非「完全ワイヤレスイヤホン」を体験して欲しい。
終わりに
僕がApple製品を好む理由の1つがシンプルさだ。
ハードウェアのインターフェース、ソフトウェアのUIなど、全てに共通している思想がこのシンプルさだと思っている。
とはいえ、近年のAppleは製品ラインアップやカラーバリエーションを増やして、膨張を続けている。
革新的なデバイスが生まれない中では仕方無いのかなと思う面もあるのだが、この思想だけは失われていないと信じている。
実際にiPhone 7以降のiPhoneでは、イヤホンジャックが廃止されてしまったのだが、世の中がドンドンUSB-Type Cに統合されていっているので、先見性があったのではないかと感じている。
今一番コスパの高いモデルは「iPhone 8」
iPhoneの最新モデルは、iPhone XS・iPhone XRですが、10万円程度と値段が高くなっています。
2017年モデルのiPhone 8は値下げされ、コスパが良いので、最新モデルにこだわりが無い方にはおすすめです!
iPhoneを購入する
iPhoneはAppleおよび、大手キャリアから販売されています。
AppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされていますが、条件を満たせばSIMロック解除可能です。
キャリアで購入するなら、手数料や頭金がないオンラインショップがおすすめです!
新生活に向けてスマホを「学割」で買おう
新生活(進学・就職・引越しなど)に伴い、スマホやタブレットを買うなら、「学割」をうまく使うと通信費用が安くなるので購入時期としては一番おすすめです。
「学割」と聞くと、中学生・高校生・大学生くらいが思い浮かびますが、「25歳以下」なら適用対象なのでわりと簡単に使えますよ。

ドコモでiPhoneを買うならオンラインショップがおすすめ
ドコモは店頭が非常に混み合っており、購入手続きはオンラインショップで行うのがおすすめです。
メリットは以下です。
- 24時間受付可能
- 送料無料(2,500円以上ですがスマホ・タブレットで、この条件を満たせないことはほぼない)で届けてくれる
- 機種変更では事務手数料がかからない
- 頭金もかからない
- キャンペーンが多い

最新キャンペーン

docomoユーザー必携!dカード GOLD
docomoでiPhoneを買うなら、利用料金の10%がポイント還元される、「dカード GOLD」の契約をおすすめします。



普通のクレジットカードとして十分使えるし
歴代iPhoneのレビュー記事

iPhoneは旧モデルになっても、3年程販売されるので参考になると思います!
iPhoneカテゴリートップ
2011年発売のiPhone 4S以来、iPhoneを毎年購入している管理人が、これまで書いて来たiPhone関連レビューを、iPhoneカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
▼以下の画像をクリック!
運営者チーのおすすめ記事
