Apple純正の「クリアケース」は他社製品と何が違うのか?
Apple純正ケースは長年、レザーケースとシリコンケースの構成だったが、2018年に「iPhone XR」用として、初めてクリアケースが発売された。4,950円(税込)のクリアケース……。
高いと言われるApple純正ケースだが、レザーケースでも6,000円程度なわけで、値段の高さが突出している。
ちなみに、一般的なクリアケースなら「1,000円程度」で購入できる。
この記事では、Apple純正クリアケースに関して、以下を紹介しようと思う。
- 使用感
- 他のクリアケースと何が違うのか
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Apple純正ケースの特徴と種類
Apple純正のiPhoneケースは、2019年現在大きく分けると5種類ある。
種類 | 価格(税込) | 対応モデル |
---|---|---|
シリコーンケース | 4,180円〜 |
|
レザーケース | 6,380円〜 |
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レザーフォリオ(手帳タイプ) | 11,880円〜 |
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Smart Battery Case(バッテリー内蔵タイプ) | 16,280円〜 |
|
クリアケース | 4,950円 |
|
2013年にApple純正iPhoneケースが登場した当時は、シリコーンとレザーのみだったのだが徐々にラインアップを拡大し、2018年には「iPhone XR用クリアケース」が登場した。
iPhone XRはカラーバリエーション豊富なモデルなので、お気に入りのカラーを楽しみたいユーザー向けのケースと言える。
だが、iPad用ケースもそうだが、基本は高品質なレザーを使用したケースが主流。
Apple純正レザーケースの特徴は以下。
- 純正ケースにのみ許される「Appleロゴ」
- 寸分の違いもないくらい、ジャストフィットする
- 純正ケースらしい高品質さ
- 価格は高い
- 極上の手触り
- ワイヤレス充電対応
レザーケースとシリコーンケースは確かに高品質なのだが、クリアケースは正直差別化が難しい。
- TPU素材のソフトケース
- ポリカーボネートのハードケース
くらいしか違いがないわけで、「Apple信者」を自認する僕でも、購入を躊躇していた。
クリアケースとしての特徴は以下の4点。
- ポリカーボネートと柔軟なTPU素材を組み合わせて設計
- 内側も外側も表面には傷に強いコーティング
- すべての素材とコーティングは、長期に渡って使用する際に黄ばみを防げるように考慮
- ワイヤレス充電対応
クリアケースの欠点は「経年変化で黄ばむ」ということ。
このため、1,000円程度の安価なケースは、長くても半年程度しか使えないのだが、Apple純正クリアケースは「黄ばみ対策」を施しているのが、最大の特徴と言えるだろう。
今回は「iPhone 11」対応製品をレビューするが、2024年12月現在以下のモデルに対応したケースが販売されており、仕様も価格も同じなので参考にして欲しい。
iPhone 11用Apple純正クリアケース開封レポート
簡単な開封レポートを。
今回購入したのは「iPhone 11」に対応するもので、価格は「4,950円(税込)」。
クリアケースなので、カラーバリエーションなどはなく、パッケージも簡易的なものだった。
とはいえ、Apple製品らしい高級感はあるのだが、中身はいたってシンプルで、ケースが入っているだけ。
これは装着後の状態だが、クリアケースなので存在感はあまりない。
TPU素材のケースは、内部の張り付き防止を防ぐような加工を施す製品もあるが、Apple純正クリアケースの内部はポリカーボネート製。
このため、張り付く心配はない。
逆に、側面はTPU素材となっており、柔軟性がある。
このため、ケースの装着は「押し込む」ような感じとなる。
装着後の状態
iPhone 11に装着してみた。みた感じはクリアケースなので大した特徴はないのだが、意外と厚みがあり、しっかりした作りで、「耐衝撃性能」は高そうだ。
前後左右からチェック。
ボタン類はミュートスイッチを除き、全てケースでおおわれる。
Lightningコネクタ周辺は、スピーカーなどを覆わないようにおおきく切り抜かれている。
しかし、衝撃に弱いかといえばそこまでではなく、縁が浮き上がるような構造になっており、落下時などの衝撃対策は施されている。
カメラ周りもキレイで、さすが純正ケースという感じだ。
Apple純正クリアケースを使った感想は「滑りやすい」
税込4,950円のクリアケース
どんなものかと思ったが、手に持ってみると「他社製品との違い」はほぼ感じない。
ただ、普通のクリアケースはない「しっかりした作り」であることだけは、使ってみるとよく分かる。
例えば、以下のようなパターン。
- ポリカーボネート製のハードケースなので「割れた」
- TPU素材のソフトケースなので「汚れが目立つ」
- すぐに傷が付く
これが極めて少なく、「クリアケースなのに恐ろしく頑丈」と感じた。
ただ、あくまでもクリアケースなので、皮脂や指紋が付着しやすいという欠点は変わらない。
あと、これは盲点だったが、ツルツルしていて、かなり滑りやすい。
本体部分がポリカーボネート製なので、iPhoneを裸で持つよりも滑りやすいかもしれない。
レザーケースとシリコーンケースでこれはない。
「厚み」はないのだが、グリップ性が高まり落としにくくなるのが、純正ケースの魅力だったからだ。
終わりに
Apple純正ケースは高いけど、値段なりの高品質さが魅力だ。
クリアケースにおいても、品質の高さは実感できた。
しかし、ケースとしての使い勝手は、イマイチだったかもしれない。
Apple純正ケースが全種類展開される、「iPhone 11 Pro」を例にすれば、価格は以下のような感じだ。
タイプ | 価格(税込) |
---|---|
クリアケース | 4,950円 |
シリコーンケース | 4,950円 |
レザーケース | 6,380円 |
レザーケースは少し高いが、クリアケースとシリコーンケースは同価格。
iPhone 11向けとしては、このクリアケースとシリコーンケースの構成なのだが、背面カラーをどうしても見せたいのでなければ、シリコーンケースの方が無難だと僕は思う。Apple純正iPhoneケースを購入する
Apple純正iPhoneケースのレビューを、初登場したiPhone 5sの頃から使用して、書き続けています。
Apple純正iPhoneケースに関する記事
Apple純正ケースは主に以下の3種類があります。
iPhone 11を購入する
iPhone 11はAppleおよび、大手キャリアから販売されています。
AppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされ、条件を満たせばSIMロック解除可能です。
- 契約事務手数料が無料の、オンラインショップを活用する
- ストレージは基本「64GB」で十分
- カラーはトレンドに左右されず、「好み」で選ぶ
今はとにかくスマホが高いので、少しでも節約しましょうね。
iPhone 11用アクセサリについて
定番のケース・保護フィルム(ガラス)については、以下のまとめ記事をご覧ください。
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iPhone 11の考察記事
2011年発売のiPhone 4S以来、iPhoneを毎年購入している管理人が、これまで書いて来たiPhone関連レビューを、iPhoneカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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