貼りやすいガラスフィルムが欲しい
最薄でも0.2mm程度あるガラスは、ホームボタンに干渉し、位置合わせを難しくするするという宿命があり、iPhone 8までの製品で「決定版」といえるものはなかった。
しかし、全面ディスプレイとなり、ホームボタンが廃止された「iPhone X」以降、保護ガラスが再び脚光を浴びている。
ホームボタンがなくなったことで、操作に干渉することがなくなったからだ。
しかし欠点もある。
位置合わせが難しく、ずれると残念な見栄えになること
この問題を解消するために、各社「ガイド枠」と呼ばれる取り付けキットを同梱する製品が増えてきた。
- 2枚セットで1,000円程度
- ガイド枠が付属
これが保護ガラスのトレンドで、3,000円ほどした時代から比較すれば、恐ろしく安くなったのだが、保護ガラスの元祖メーカーと言える「Spigen社のGlas.tシリーズ」はこの流れに少し出遅れていた。
しかし、「iPhone 11」および「iPhone 11 Pro」の発売にあたり満を持して新製品を投入した。
「Spigen Glas.tR AlignMaster」だ。
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Spigen iPhone 11 Pro用保護ガラス「Glas.tR AlignMaster」の概要
Spigen「Glas.tR AlignMaster」は、保護ガラスの元祖メーカーと言えるSpigen社が販売する保護ガラスだ。
僕は、「Glas.tシリーズ」を2012年頃から使用しており、品質は折り紙付きという感じで、僕自身も絶大な信頼を置いているメーカー。
しかし、冒頭にも記載したが1枚500円以下で、保護ガラスが購入できる2019年現在としては、割高感が否めない状況だった。
- 2枚セット
- 取付キットを同梱
- 価格は1,000円程度
このような「最近のトレンド」に乗って最初に登場した製品が「Glas.tR EZ Fit」。
さらに取付のしやすさを追求したのが、「Glas.tR AlignMaster」という感じのようだ。
製品概要としては、以下のような感じとなる。
製品名 | Glas.tR AlignMaster |
---|---|
薄さ | 0.33mm |
硬度 | 9H以上 |
コーティング | オレオフォビックコーティング |
同梱品 | ガラスフィルム× 2 貼り付けキット(AlignMaster)× 1 液晶クリーナー× 1 アルコールクリーナー× 2 ほこり取りシール× 2 ヘラ× 1 |
対応機種 | iPhone 11 Pro/11 Pro Max iPhone XS/XS Max iPhone X iPhone 11 iPhone XR |
価格 | 999円 |
正直、今となっては特筆するべきスペックではないのだが、「Glas.tR」シリーズ最大の特徴は「オレオフォビックコーティング」だと思っている。
他社製品も、防汚効果などコーティング性能をアピールするが、「オレオフォビックコーティング」より優れている製品を僕は知らない。
なので、多少高い程度なら「Glas.tRシリーズ」を僕は選択する。
iPhone X以降の保護ガラスは「取り付けキット(ガイド枠)」が必須
余談だが「Glas.tR AlignMaster」も付属してる、「ガイド枠」はiPhone X以降のモデルで保護ガラスを購入する場合、必須だと思っている。
2019年時点でも付属していない他社製品は多いが、「ガイド枠付き」を必ず選んで欲しい。
「Glas.tR AlignMaster」開封レビュー
Spigen iPhone 11 Pro用保護ガラス「Glas.tR AlignMaster」の開封レビューを簡単に。
パッケージはSpigen定番のオレンジとブラック。
開封すると、以下が同梱されていた。
- ガラスフィルム× 2
- 貼り付けキット(AlignMaster)× 1
- 液晶クリーナー× 1
- アルコールクリーナー× 2
- ほこり取りシール× 1
- ヘラ× 1
- 取扱説明書
説明書は「案内文」といった方が良さそうなもので、取付方法は動画を誘導していた。手抜きのようにも思えるが、この方が分かりやすいので僕は高評価。
▼取付動画
保護ガラスと取り付けキット(AlignMaster)。
取り付けキット(AlignMaster)が目玉なのだが、他社製品と比較して特別な違いは感じなかった。
貼り付け方法はiPhoneを取り付けキットをはさんで、ガラスをのせるだけで簡単
「iPhone 11 Pro」に早速貼り付けてみる。
まずはiPhoneを付属のクリーナーでキレイに拭き上げて、ホコリを除去する。
次に「取り付けキット(AlignMaster)」を装着する。
はめ込むだけなので、向きさえ間違わなければ特に迷うことはないだろう。
その後、保護ガラスを貼り付ける。
貼り付けた瞬間から、吸着が始まっているが、「Press→Slide」の記載に従い、指をスライドして吸着をうながす。
30秒ほど待つと完全に吸着するので、取り付けキット(AlignMaster)を外す。
その後貼り付けキットを外し、保護ガラスに残っているフィルムをはがせば完了だ。
気泡があればヘラで押し出そう。
小さな気泡は時間の経過と共に消えると思うが、この仕上げが重要。
これが貼り付け後の状態。
▼取付動画
貼り付け後の状態と使った感想
上記画像は貼り付け後の状態。
この製品は「全面保護」タイプではない。
- Face IDが動作する「TrueDepthカメラ」周辺
- 縁の部分
にはガラスがあたっていないため、ガラスを貼っていることはハッキリ分かる。
これが気になるなら、「全面保護タイプ」を使った方が良いと思うが、Face IDの動作を優先するならこのタイプの利用を推奨する。
ただ、特に凝ったことをしなくても、これだけキレイに貼り付けられれば、十分過ぎると思う。
そして、肝心の使い勝手は全く問題なし。
Spigen社の「Glas.tR」シリーズの特徴ともいえる、オレオフォビックコーティングによる指滑りのよさは、他社の保護ガラスとは一味違う。
指紋や皮脂がついても、拭けばスッと消える。
終わりに
ホームボタンが廃止され全面ディスプレイ化したiPhone Xシリーズ以降、保護ガラスは使いやすくなった。
しかし、位置合わせが難しいという欠点は残っていたので、取り付けキット(AlignMaster)の存在は大きい。
実際使ってみても、カンタンかつ確実に貼り付けできるので、とても使いやすいと思う。
「縁」が気になる方もいるかもしれないが、僕は短期間でガラスを貼り替えるのが、落とした時の安心感と画面の清潔感を保てる(皮脂などで不潔にならない)という言う意味で、おすすめしている。
全面保護(フルカバー)タイプのガラスもあるのだが、欠点としては若干値段が高くなってしまうこと。
- 保護ガラスの元祖Spigen社が販売する「Glas.tR」
- 2枚で999円という破格の安さ
- 貼り付けキット付きで、誰でもキレイに貼り付けられる
コスパの高さならこのタイプと思います!
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