運営者チーが使う、厳選ガジェットを知りたい方はこちら

iPhone 12・iPhone 12 Pro発表!2020年iPhone新モデルは何が変わった?気になるポイントをピックアップ

iPhone 12 Pro/iPhone 12発表

iPhoneの2020年モデルが発表された。

  • iPhone 12 mini
  • iPhone 12
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max

の4モデルで、2019年モデルまでの構成に5.4インチディスプレイの「mini」が加わった形となる

全モデル共通の進化は、以下の3点。

  • 5G対応
  • iPhone 5sっぽい、フレームがエッジのある角張ったデザインに
  • MagSafe対応で、アクセサリの装着、ワイヤレス充電が便利に

そして、ある意味もう1つの注目は、

既存モデルのどれが販売終了し、どれが残るのか

チー
iPhone 11 Proが販売終了となり、iPhone 11iPhone XRが値下げされました

ついにiPhone X系列のモデルが、5万円台で購入できるようになった

この記事では、「iPhone 12」・「iPhone 12 Pro」の概要と、僕の気になったポイントを紹介しようと思う。

この記事の掲載内容は、2021年3月18日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

2020年モデルのiPhoneはiPhone 12とiPhone 12 Pro

iPhone2020年モデル

今回のモデル構成を、ざっくりタイプ分類して、2019年モデルと比較すると以下のような感じだろうか。

タイプモデル名2019年モデル名
大画面iPhone 12 Pro MaxiPhone 11 Pro Max
プレミアムiPhone 12 ProiPhone 11 Pro
スタンダードiPhone 12iPhone 11
コンパクトiPhone 12 mini

見ての通り、2019年モデルと基本的な構成は同じで、「mini」が登場したことが最大のトピックといえるだろう

「mini」といいつつ、ディスプレイは「5.4インチ」で、iPhone SE(第2世代)よりは大きくなっている

2017年に発売した「iPhone 8」と「iPhone X」以来、上位モデルと下位モデルというモデル構成が続いていたが、iPhone 12シリーズの魅力を増してきた印象が強い

どうしても「iPhone 12 Proシリーズ」に注目が集まりがちだが、2020年モデルのポイントは「iPhone 12シリーズ」と思っていて、注目ポイントは以下

  • コンパクトモデルの「mini」が登場
  • 画面が液晶(LCD)から有機EL(OLED)に

特に大きいのは有機ELを採用したことで、カメラ機能とフレーム素材の違いを除けば、「iPhone 11 Pro」と同等になった

iPhone 12 Proで変わったこと(iPhone 11 Proからの進化ポイント)

iPhone 12 Pro

では、2020年モデルのフラグシップいえるiPhone 12 Proは、前モデルiPhone 11 Proから何が進化したのか。

ここ数年では最も大きな進化だったと思う。僕が気になったポイントは以下。

iPhone 12 Proの進化ポイント
  • 5G対応
  • iPhone 5sっぽい、フレームがエッジのある角張ったデザインに
  • ベゼルを削ってディスプレイがより広く
  • 最低ストレージが「128GB」に(従来は64GB)
  • Maxのカメラがより進化
  • 望遠カメラの性能アップ
  • プロセッサが進化(A13→A14)
  • 耐水性能が「水深6メートルで最大30分間」に進化
  • MagSafe対応で、アクセサリの装着、ワイヤレス充電が便利に
  • 同梱アクセサリは「USB-C-Lightningケーブル」のみに

逆に変わっていない部分は以下。

  • 「nano-SIMとeSIM」によるデュアルSIM対応
  • 生体認証は「Face IDのみ」
  • 充電端子はlightning(=USB-C対応は見送り)
チー
生体認証が顔認証「Face ID」のみ、というのが一番残念だった……。

5G対応

5G対応

2020年の通信業界は、全世界共通で「5G」がキーワード。

海外においては2019年から対応モデルが増えており、iPhoneの対応は遅れていたが、iPhone 12シリーズの発売でキャッチアップした形となる。

ただ、長い目で見れば大きなトピックではあるものの、日本国内に目を向けるとほぼ意味が無い

新しい通信方式に対応といえば、2012年発売の「iPhone 5」を思い浮かべる方もいるかもしれない。

2023年現在としては当たり前になった「4G LTE」を初採用したiPhoneで、LTEはiPhoneが起爆剤になって普及した

3Gと比較して圧倒的に早かったため、当時「どこが使える・使えない」という話題で盛り上がり、LTEエリアの広さが、通信キャリアの満足度に直結したとすらいえる

これは、狭いとはいえ「地方含めてある程度のエリアで使えた」からなのだが、5Gは2020年10月現在ほとんど使えない

これはdocomo・au・SoftBankの大手キャリア3社に共通しており、徐々に広がっているが4G LTEのようなエリア展開ではないため、「5G」を目当てに購入するメリットは薄いと思う

チー
4G LTEでも十分早いし、僕が住む岡山県倉敷市では、未だに5Gは使えません……(笑)
日本では「ミリ波」にも非対応です

iPhone 5sっぽい、フレームがエッジのある角張ったデザインに

角張ったデザイン

個人的に、iPhone 12シリーズ最大のトピックと思うのは「デザイン変更」だと思う。

ただ、大きく変わったわけではなく、どちらかといえば「原点回帰」という感じかもしれない

iPhoneは、iPhone 6シリーズ以来、丸みを帯びたエッジの「ラウンドフォルム」を採用してきた

その前は「角張ったデザイン」だったのだが、iPhone 12シリーズはそれに近いデザイン。

美しいステンレスフレーム

Proシリーズの特徴である「ステンレスフレーム」だと美しさが際立っていると思う。

iPhone 12では「アルミニウムフレーム」です

そして、カラーバリエーションもProシリーズは以下の4色展開となった。

カラーバリエーションは4色
カラーバリエーション
  • シルバー
  • グラファイト
  • ゴールド
  • パシフィックブルー
チー
ブルーが気になる!!

ベゼルを削ってディスプレイがより広く

ディスプレイが少し広くなった

デザイン変更という意味で、実物をみると印象が変わるだろうなと感じているのが、ディスプレイが広くなったこと

ベゼルを削ってディスプレイがより広くなったので、サイズ感は変わっていないのがポイント

モデル名ProPro Max
iPhone 115.8インチ6.5インチ
iPhone 126.1インチ6.7インチ

たかが「0.2か0.3インチ」だが、実物をみると広さを実感できそうだ

また、下位モデルにあたるiPhone XR・iPhone 11と比較して、スペックは上だが、画面は狭いという「逆転現象」も解消された

最低ストレージが「128GB」に(従来は64GB)

ストレージが128GBからに

iPhoneシリーズは、長年最低ストレージが「64GB」だった。

そろそろ「128GB」にして欲しいと思っていたのが、Proシリーズはついに最低ストレージが引き上げられた

これはおそらく「iPad Pro」にあわせた感じなのだろうが、個人的には64GBはちょっと不安だけど、128GBなら十分という感じだったので、嬉しい進化だ。

チー
大多数の人は「128GB」を選んでおけば大丈夫でしょう!

望遠カメラの性能アップとMaxのカメラがより進化

カメラが進化

iPhoneがカメラ機能を特に強化してきたのは、デュアルカメラを初採用した「iPhone 7 Plus」からと思う。

大型モデルはカメラの配置などに余裕があるためと思うが、iPhone 12 Pro Maxは独自機能が搭載されている

  • センサーシフト光学式手ぶれ補正(広角カメラのみ)
  • 望遠カメラは5倍の光学ズームレンジ

この2点。

Maxのカメラはより進化

これをどう捉えるかは人によると思う。

もちろんあるに超したことはないが、スマホカメラはとにかく高性能なものが欲しいという方には朗報といえる

LiDARスキャナ

LiDARスキャナを搭載するなど、センサー機能の進化はProシリーズ共通

チー
今までのMaxは、本当に「デカいだけ」だったので、差別化ポイントがあるのはよいと思う

MagSafe対応で、アクセサリの装着とワイヤレス充電がより便利に

MagSafe対応

多くの方はあまり注目しないと思うが、古参のAppleユーザーとして嬉しかったのは「MagSafe」の復活

「MagSafe」はMacBookシリーズの電源コネクタとして長年作用されていたもので、MacのUSB-C対応で廃止された。

磁力で「ピタッ」と引っ付く電源コネクタ

ただこれだけといえばそうなのだが、これが本当に便利。

iPhone 12シリーズはAppleロゴ周辺にコネクタが内蔵され、ケースやワイヤレス充電ケーブルを磁力で引きつけて装着できる

パッと想像するのは、位置合わせが面倒だったワイヤレス充電が便利になりそうだが、これは「Apple Watch」の充電ケーブルを想像すれば良さそうだ。

ワイヤレス充電も高速化
充電速度も従来の「7.5W」から高速化しています

個人的には、ケースの装着などがどれくらい楽なのか、その「体験」に注目している。

同梱アクセサリは「USB-C-Lightningケーブル」のみに

同梱アクセサリの削減

最後に紹介するのは、同梱アクササリについて。

iPhoneは長年、イヤホン(EarPods)、Lightningケーブル、USB充電器の3点セットを同梱していた。

ただ、正直イヤホンは完全ワイヤレスイヤホンの「AirPods」を使う人が多いし、充電器は家に転がっている人も多い。

充電ケーブルだけは、相変わらずLightningなので、ケーブルだけだけ残してくれたのはありがたい。

しかも、iPhone 12シリーズはもちろん、iPhone SE 第2世代など「既存モデル」も全て「USB-C Lightningケーブルのみ」の同梱に変わるそうだ

パッケージがコンパクトに

さらにこのことで、パッケージがコンパクトになるらしい。

チー
iPhoneでもようやく、USB-PDによる急速充電が主流になりそう
USB-C Lightningケーブルで充電中

iPhone 12シリーズはiPhone 11と比較してなにが変わった?

iPhone 12

そして、もう1つの新モデルは「iPhone 12」だ。

2019年モデル「iPhone 11」の後継モデルにあたる。

iPhone 12 Proとの共通仕様は以下。

  • 5G対応
  • iPhone 5sっぽい、フレームがエッジのある角張ったデザインに
  • MagSafe対応で、アクセサリの装着、ワイヤレス充電が便利に

そして、iPhone 11から変わったのは以下となる。

  • コンパクトモデルの「mini」が登場
  • 画面が液晶(LCD)から有機EL(OLED)に

miniが登場
従来モデルは、ディスプレイが液晶でこれがコストダウン要素になっていたが、有機EL(OLED)に統一された

有機EL対応

デュアルカメラ、豊富なカラーバリエーションはiPhone 11から変わっていない。

このように書くと、地味な印象を持つかもしれないが、「Proでない下位モデル」という印象がかなり薄くなり、miniという独自モデルの登場で、魅力が大幅に増した

特に、ディスプレイサイズがiPhone 12 ProとiPhone 12は同じなので、Proを積極的に選ぶ理由は薄くなったと思う。

チー
2020年モデルで一番売れるのは、「iPhone 12」になる気がする

販売終了となったモデル、値下げして販売継続したモデル

iPhone 11はiPhone XRの後継モデル

iPhoneの新モデル発表は確かに注目されるが、その裏で別の注目ポイントがある。

既存モデルがどのような扱いになるか?

近年のiPhoneは10万円を超えることも珍しくなく高い。

値下げされた旧モデル狙いの人はここに注目する人のだが、以下のような対応となった。

値下げされた2モデルは、「1万円」の値下げとなっている

Appleストアにおける税込み価格です
モデル名値下げ前値下げ後
iPhone XR71,280円〜60,280円〜
iPhone 1182,280円〜71,280円〜

この展開は予想通りで、ついにiPhone Xシリーズも5万円台から購入可能になった

この結果、iPhoneのラインアップは以下のようになった。

モデル名発売年月Apple大手キャリア格安SIM実勢価格
iPhone XS2018年9月×××販売終了
iPhone XR2018年10月×
※在庫限り
×販売終了
iPhone 112019年9月61,800円〜
iPhone 11 Pro2019年9月×××販売終了
iPhone SE(第2世代)2020年4月49,800円〜
iPhone 12 / 12 mini2020年10月69,800円〜
iPhone 12 Pro / Pro Max2020年10月×
※在庫限り
×販売終了
iPhone 13 / 13 mini2021年9月×86,800円〜
iPhone 13 Pro / Pro Max2021年9月×122,800円〜
チー
iPhone XRのお得感が強い
型落ち(旧モデル)iPhoneの狙い目を解説
iPhone XR徹底レビュー

全体的な感想

iPhone2020年モデル

近年のApple製品は、「秘密主義なんて言われていた時代もあったね」と思うくらい、事前に流れていた噂通りなので、サプライズはほぼ無かった

2022年iPhoneの噂

個人的に嬉しかったのは、エッジのあるデザインへの回帰、MacSafeの復活だろうか

チー
MacSafe対応アクセサリを使うのが楽しみ!

チーは何を買うか

で、僕は何を買うのかと言えば、

iPhone 12 Proのパシフィックブルー128GBモデル

かなと思っている。

チー
ガジェットヲタクなので新色にはいかないと!

カメラ機能は気になるものの、Maxはやめておこうと思っている。

iPhone XS Max」を使った時どう考えても重すぎて、持ち歩くのがしんどかったので……。

ケースと保護ガラスを合わせると250グラム以上

終わりに

iPhone 12 Pro

最先端のスマホはiPhone

という時代はもう終わっていると思う。

カメラ機能に関していえば、Androidの方が先を行っているし、画面の大きさもアピールポイントにはならない。

ただ、「使い勝手」に着目したときにiPhoneの印象は変わる。

チー
スマホはもはや生活の必需品なので、トレンドに流されず、よく考えて買った方がよいと思うよ

MacSafeなんかは典型と思うし、iPhone 12シリーズの進化は楽しみだ

iPhone 12はAppleおよび、大手キャリアから販売中です。

AppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされ、条件を満たせばSIMロック解除可能です。

買い方のポイント
チー
一番大事なのは、オンラインショップで購入することです
今はとにかくスマホが高いので、少しでも節約しましょうね。
iPhone 12 Pro・12 mini長期利用レビュー

ドコモでiPhoneを買うならオンラインショップがおすすめ

購入手続きはオンラインショップで行うのがおすすめです。
利用するメリットは、以下のようなものがあります。

チー
手続きの楽さだけで無く、価格面でもたくさんのメリットがありますよ!
オンラインショップのメリット
\ 送料・事務手数料無料 /

ドコモのiPhoneをチェック

  • 公式ショップだから安心して購入できる
  • 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
ゆりちぇる
2023年9月現在、オンラインショップはお得なキャンペーンが豊富です!
ドコモ最新キャンペーンページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください!
docomo最新キャンペーン ゆりちぇるアイキャッチ

注目の料金プラン「ahamo」・「5Gギガホプレミア」

2021年3月以降、料金プランが大きく変わります。ほとんどの方はプラン変更する価値があるので理解しておきましょう。

ahamo」が目立っていますが、1,000円値下げされて、テザリング込みで「データ通信無制限」の「5Gギガホプレミア」はヘビーユーザー要チェックプランです

ぽんイケ
やはり注目は「ahamo」です!
元携帯ショップ店員の僕も驚くようなプランで、各社同種のプランを出しましたが、以下の記事で詳しく解説しています
ahamo 元携帯ショップ店員が徹底解説
docomo新料金プラン「5Gギガホプレミア」・「ギガホプレミア」とは?元携帯ショップ店員が徹底解説!

運営者チーのおすすめ記事

チー
僕がこだわって使っている、厳選ガジェットを良かったら見て行ってください。
チーが本当に使っているガジェット一覧
この記事のシェアはこちらから!