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松田美里初の広島凱旋ライブ!わーすた「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」広島レポート【前編】

ツインボーカル(廣川奈々聖・三品瑠香)&3パフォーマーはわーすたの特徴の1つ

わーすた「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」の初日広島公演に行ってきました。

前日に行われた1stシングル「完全なるアイドル」リリースイベントに続く、2日連続岡山→広島間往復というアホプレイw

でも、楽しかったし、ちょっと感動したし、「わーすたが好きだなぁ」ってことを再実感したライブでした

レポート記事としては、

  • 前編(=この記事)はライブ本編と僕個人の感想
  • 後編は特典会(個別撮影会・握手会)などライブ当日の出来事全般

を紹介する形で記事を書いて行こうと思います。

では、以下少々長いですがどうぞ〜

記事内で使用している画像は、所属事務所・レーベルから掲載および撮影許可を得ているものです。

この記事の掲載内容は、2020年12月30日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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わーすた「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」広島公演の概要

整理番号は67番
整理番号は67番
日時 2016年10月22日 17:30~
都道府県 広島県
場所 広島SECOND CRUTCH(セカンドクラッチ)
会場キャパシティ 250人
座席形式 オールスタンティング
チケット代 3,500円
専用エリア 女性専用エリアあり

セットリスト

ライブ開始前
ライブ開始前
セットリスト

  1. Overture
  2. 完全なるアイドル
  3. ワンダフル・ワールド
  4. らんらん・時代
  5. ぱわわわわん!!!パワーパフガールズ
  6. グーチョキパンツの正義さん
  7. 〜MC〜

  8. 【新曲】NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2
  9. 好きな人とかいますか(廣川奈々聖・三品瑠香)
  10. にこにこハンブンコ(坂元葉月・松田美里・小玉梨々華)
  11. 〜MC〜

  12. ちいさな ちいさな
  13. 僕だけのサンシャイン(★)
  14. 〜MC(松田美里)〜

  15. いぬねこ。青春真っ盛り
  16. うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ
  17. 〜アンコール〜

  18. 【新曲】約束だから
  19. ~MC~

  20. いぬねこ。青春真っ盛り

※「★」はストリート生(スト生)の曲

セットリスト的に最大のトピックは、新曲が2曲も披露された事でしょうか。

これ一番驚きましたね。
これで「グーチョキパンツの正義さん」を含め、音源化されていない楽曲が3曲。

2017年最初のCDリリースは2ndアルバムかなって感じがしました。

NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2

振り付け内に魚の顔真似が組み込まれた、わーすたらしいコミカルな楽曲です。

約束だから

「青春とか別れ、そして約束をテーマにしたパンクロック」ということで、今までわーすたにはあまりなかったようなタイプの曲です。

「ちいさなちいさな」に近い感じですが、これから長く歌い継がれていきそうなタイプの楽曲です。

「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」で披露された衣装

今回のライブでは、3種類の衣装が使われました。

  1. 1stシングル「完全なるアイドル」衣装(NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2まで)
  2. 秋冬制服衣装(アンコール前まで)
  3. 完全なるアレンジTシャツ(アンコール)

という感じです。

衣装的の構成的には「わのさん」と一緒でした。

会場の様子(女性専用エリアについて)

女性専用エリアあり
女性専用エリアあり

わーすたのライブでは定番と言える、女性専用エリア(通称:女限)もありました。

広島公演では、ステージに向かって左側のエリアに設置されており、前方から真ん中辺りまでとわりといい場所でした。

なので、ほとんどの女性はここに入っていたと思います。

ちなみに僕はというと、整理番号70番くらいで入ったんですが、既に一般エリアの前方はかなり埋まっていたので、女性専用エリアの後ろに陣取りました

お陰で距離は多少ありましたが、とても見やすかったです。
僕はオールスタンディングライブは大体柵などの区切れ目に陣取ることが多いんですが、正解だったなと思いました。

ライブ全般の感想

1stシングル衣装のわーすた
1stシングル衣装のわーすた

チケットがSOLD-OUTということで、この日は満員でした

男女比としては7:3くらいで男性が多かったと思いますが、このクラスのアイドルとしては驚異的に女性ファンが多いです。

それはグッズ購入などで並んでいても感じますし、特典会などに参加する人をみても一目瞭然でした。それくらい女性ファンが増えています。

そして、ライブそのものは非常に盛り上がってましたし、メンバー全員、

ライブができて嬉しい

という雰囲気が出まくっていたと思います。

パフォーマンスも安定してましたね。松田美里さんはさすがに緊張している感じでしたが。

実際、キャパ300人程度の小さなライブハウスとはいえ、地方をまわるツアーができるというのは、1つ上のステージに上がったことを意味します。

それはメンバー全員分かっているだろうし、だからこそ既に次の目標に向けて動いているのだと思います。その証拠は、

メンバーに涙がなかったこと

だと思います。
どうも「泣かない」ことを課題にしているそうです。

わのさん」の時もそうでしたが、明確な目標が見えてきているのを強く感じます。

わーすたのライブは、アイドルライブにありがちな、

  • 無意味に大きな声援
  • リフトやモッシュなどの危険行為

をやるファンがほとんどいません。仮にいたとしても、初期からのファンであればあるほど、そういうのはむしろ止めます(メンバーがこういうのを好まないのを知っているので)。

なので、初参加の人でも比較的落ち着いて見られるという特徴があります。

それは、地方公演においても同様でした。

ただ、どうしても気になる事がありました。

同じ曲を2回披露するのは「安っぽい」

ライブの最後はやっぱり「いぬねこ」
ライブの最後はやっぱり「いぬねこ」

「いぬねこ。青春真っ盛り」を2回歌うという『恒例行事』

です。
わーすたの単独ライブが始まった2016年2月から続くこの文化。ダブルアンコールとか、ツアーファイナルのみの特別な演出なら分かりますけどね。

セットリストに組み込まれた同じ曲。僕は2回目のライブですが正直「またか」って思いました。

今や地下アイドルの課題曲と呼ばれるくらい人気の曲ですが、わーすたが自ら消費を早めている感じがしてなりませんでした。言ってしまえば「飽きてきました」。

常連客の戯れ言と思われるかも知れませんが、この時で『2回目』です。まだ、飽きるほど見てません。

特に最後の曲のワクワク感が全く無いのが良くないですね。

もう頭の中で「いぬねこでしょ」って思ってますから。

アイドル特有とも言える「人気曲を2回歌う」という文化。

僕は元々好きじゃないです。「安っぽい」んですよね。手軽に沸ける曲を使っとけという姿勢が。

今回一緒に行った方は、元々海外アーティストのライブとかよく行く方で、そこは驚いてました。

楽曲が少ない時期なら仕方無いですが、もうそろそろやめて欲しいですけどねぇ、、、

わーすた全体やメンバーの印象

ライブ中盤は制服秋冬衣装
ライブ中盤は制服秋冬衣装

このライブはメンバーの出身地を巡る凱旋ライブなので、基本的に出身地のメンバーが主役です。他のメンバーも脇役に徹している感がありました。

つまり、広島では松田美里さんなので、

  • 思い入れのある曲を披露
  • MCが多め

という感じになっていました。

前回のライブである、わーすた定期ライブ「わーすたランド わー3」が先を見たようなセットリストや演出だったとすると、今回は原点回帰というか、結成からの1年半を振り返るようなライブだった気がします。

具体的には、

  • ストリート生の楽曲が復活
  • 人気曲をかためる(いぬねこ→うるちょこなど)

といったあたりでしょうか。

僕はわーすたの単独ライブは2回目で、ストリート生の曲を初めて生で聴きました。

正直もう聴けないかもと思っていたので、嬉しかったですねぇ。

とはいえ、今回はとにもかくにも松田美里さんに尽きるかと思います。

なんというか、「松田美里推してよかった」って心から思ったんですよね。

松田美里と大阪DAIZY7「僕だけのサンシャイン」

松田美里の「僕だけのサンシャシン」
松田美里の「僕だけのサンシャシン」(引用元:公式ブログ

この日の凱旋メンバーは「みりてこ」こと松田美里さん。

ライブ前に行われた個別撮影会、ライブ後の握手会、どちらも圧倒的な人気でみりてこヲタが集結していたのだと思います。

僕にとっては岡山から見ると一番近いというのももちろんありますが、やはり特別でした。

そして本当に最高のステージ見られて、行って良かったと思いました。凱旋ライブは多分これからわーすたが続く限りあるでしょう。

ただ、初の凱旋ライブはこれが最初で最後。

その空間にいられたことは幸せでした。緊張のせいかいつものようなパフォーマンスではなかったと思いますが、そんなの吹き飛ばしちゃいましたよね。

そして、会場毎にメンバー思い入れの曲が披露されていましたが、松田美里さんの選択は、大阪DAIZY7の「僕だけのサンシャイン」
5分くらいなのでとりあえず見てみてください。

この曲は、2013年〜2015年まで所属していた、iDOL Streetの研修生(ストリート生)ユニット「大阪DAIZY7」に、後のわーすたプロデューサー鈴木まなかさんが書き下ろした楽曲です。

さらに言えば、松田美里の曲と言っていい曲なんです。

とはいえ、僕は当時の事なんて知りません。生で聴いたのはこれが初めてです。でも、凄く嬉しかったんですよね。

それは、わーすたのファンになって松田美里さんを初期から応援している方に知り合い、色んな話を聞いたからかもしれません。

僕はこの曲のイントロを聴いた瞬間に、客席にいるその人を探してしまいましたからw

終演後少し話す機会がありました、ものすごく嬉しそうでさらに幸せな気分になりました。

この方実を言えば、今や手に入れることは不可能な、ストリート生のCDを僕にくれたり、以前書いた松田美里紹介記事で情報提供いただいた方なんです。

曲を披露した後のMCや、こうやってファンの気持ちを理解しているあたり、「出来る子」だなぁと思うんですが、僕が松田美里という年齢だけで言えば20歳も年下の女の子を、何故応援するのか。

何に共感しているのかを再認識した気がしました。

「僕だけのサンシャイン」披露後のMC

披露後のMCも秀逸
披露後のMCも秀逸(引用元:公式ブログ

この時のMCを簡単ですが、文字起こししたのでまずはご覧ください。

「僕だけのサンシャイン」という曲はですね、私が広島県から大阪にストリート生として通っていた時に、大事にしていた曲で。

だからこうやって広島県という地元に帰ってきて、思い入れの強い曲を皆さんに聞いていただけてほんとに嬉しいです。ありがとうございます。

あの、この曲本当に思い入れがあって、この曲をずっと聞きながら広島から東京とか大阪に行ってたんですけど、私この曲聞いてたときも色んな事があって、やっぱわーすたになるまでに、広島まで東京から帰るまでの新幹線がめちゃめちゃ、「たいぎ」くて、、、w

しんどかったんですよ。

で、すぐ寝ちゃって、寝過ごしてしまったときも、おばあちゃんがタクシーで迎えに来てくれて、大泣きしたことがあったりとか、、、

ヤバいと思って今まで言ってなかったんですけど。

こういうことがあったり。

あと、学校を早退して行かなきゃいけない時も、後輩とかクラスのみんなが

「アイドルレッスン頑張ってね」

って応援してくれて、だから頑張ろうって思って。

大切な「僕だけのサンシャイン」って曲をずっと移動中とかに聞いていたので、どの曲も大好きなんですけど、この曲は特別大好きだったので、今日披露できてよかったです!

どうでしたか?

やっぱりこうやってみんな来てくれたじゃないですか。
私、この曲もわーすたのオリジナル曲もそうなんですけど、もっと広いところでやりたなって、思ってるので、

まあ、例えば「マツダスタジアム」とか

出来るなら本当に、私、

『まつだ』みりなので!
『まつだ』みりなので!!

マツダスタジアムでこの曲とかわーすたの曲が披露できたら本当に気持ちいいんじゃないかって思うんですよ。

なので、わーすたはこれからもっともっと頑張るので、応援してください!

いい話ですよね。

僕は、

自分を支える人・モノ・環境をリスペクトできる人が好き

なんです。

松田美里って子はこれを凄く大切にしていると思います。まだ17歳なのに。

僕が同じ歳の頃そんな意識皆無だったと断言できますから。

かつての仲間の為にも頑張る松田美里

大阪単独遠征中の松田美里(引用元:公式ブログ)
大阪単独遠征中の松田美里(引用元:公式ブログ

さらに、もう1つエピソードがあります。

大阪のストリート生であるOSAKAラピラーズ(旧:大阪DAIZY7)のメンバーが、2016年9月頃から相次いで卒業しています。というか、ストリート生という存在そのものが、今解体に向かっている事を多くの人が感じています。

大阪DAIZY7時代の仲間である月山京香さんの卒業も発表され、そのラストライブを見に(正確にはその1つ前)、メジャーアイドルの女の子が、夜行高速バスにのって東京から大阪へ行くなんてことをします。

その時に松田美里さんが書いたブログ記事がこちら。

  • 原点となる過去があって、今がある
  • 思い出も仲間も大切だけど、振り返りはしない
  • 今は前しか向かない

これが彼女の決意であり・アイドルという立場におけるミッションなんだと思います。

内容は違えどこれは僕が35歳くらいになってようやく辿り着いた境地。年齢なんか関係無く、同じような考えを持っているから、勝手に親近感を持ってしまったのかも知れません。

『凱旋ライブすら通過点』

と恐らく言い切ってしまうであろう強い意志。そういうものは感じました。この日のステージに涙はありませんでした。

色んな人の思いを背負って、泣いてる場合じゃないんですよ。
ただそれって10代の女の子には、厳しいもの。だから、僕はこの子を推すんだろうなって思いました。

ほんとものすごく「できる子」ですよ。

そんな事をこのライブを見ながら思い出したり、再実感してました。

終わりに

最後まで会場は大盛り上がり
最後まで会場は大盛り上がり

わーすたというアイドルは好きですし、だからこそブログ記事を通じて活動を応援・後押しできるようなことを続けています。

ほぼ自己満足ですが、そこには戦略や僕個人の思いは当然あります。ですが、メンバーにあまり感情移入し過ぎないようにしていました。

元々そんな頻繁にライブやイベントにいけるわけじゃないですし、だからこそ握手会や撮影会などの接触系イベントへ積極的に参加もしません。

  • 楽曲
  • 演出
  • 衣装
  • プロデューサー

などアイドルを構成する要素はアイドル本人以外にも色々あり、歳をとると「裏方」が案外気になったりします。「わのさん」なんかは、そういう「戦略」的なものを強く感じたライブです。

ですが、今回は久々にメンバー個人にグッと心を持って行かれたライブでした。

いい子だから売れるわけでも、楽曲やパフォーマンスが凄いから売れるわけでもないです。あるにこしたことはないですが、最後の決め手は『運』みたいな要素だと思います。

ですが、この子達は突き抜けて欲しいなぁと心から思いましたね。

もちろんそうなると、握手会等で直接的にコミュニケーションする事はなくなりますが、それでも『マツダスタジアム』でライブできるくらい大きくなって欲しいなぁと。

こういうのを『沼』っていうんでしょうね、、、w

後編の記事はこちら

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2016年10月23日福岡公演(福岡INSA)

2016年10月29日札幌公演(DUCE札幌)

2016年11月6日名古屋公演(RAD HALL)

【地方ファイナル】2016年11月12日神戸公演(Kobe SLOPE)

【ファイナル】2016年12月11日東京公演(TSUTAYA O-WEST)

わーすたメンバーのブログ記事

この記事内の画像のいくつかは、上記ブログより転載させていただいています。

広島公演の動画

わーすたのまとめページ

2016年3月から、100以上書いた記事を整理したページです。

今でも応援していますが、家庭の事情などもあり、わりと頻繁に足を運べた2018年頃までの出来事が中心となります

▼まとめページは以下の画像をタップしてね

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