内蔵ストレージ容量(ROM)は?カタログ・公式HPから見るAndroid端末スペック情報の問題点

ARROWS
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昨日のエントリー「iPhoneユーザーがなかなか気づかない、Android端末の盲点」はTwitterとかはてブでかなり拡散して、様々なコメントをいただいた。共感の意見も多かったが、手厳しい意見としては、

  • 内蔵ストレージの容量をちゃんと調べずに買うのが悪い
  • 国内メーカーがクズ
  • 情弱はこれだから、、、

みたいなものがあった。まあ確かにiPhoneと同じノリで考えてたので、ちゃんと調べなかったのは悪いかもしれない。だが、実際のところちゃんと調べたら内蔵ストレージの事がどこまで分かるのか実際に調べてみることにした。一般的に携帯端末の情報収集と言ったらまずは、

  • 最新カタログ(2012年1月版)
  • キャリア公式サイトの商品紹介ページ

だと思うのであえてこの2つのみで調べた。対象は内蔵ROMの最大容量だけなので、そこからプリインストールアプリなどを除いて残りどれくらいユーザーが使えるかまではわからない(そんな記載はどこにもない)。

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ストレージ容量を明確に記載しているのはauのみ

まずカタログで内蔵ストレージが明確に分かるのはauだけだった。
docomoとSoftBankについては内蔵ストレージについては明確な記載がなく、メモリダイヤル(電話帳)の登録可能件数に共有メモリの容量が記載されているだけ。ただ共有メモリが何に使われるものなのかについては記載されていない。要するにガラケー時代の記載と何も変わらないのだ。

docomo

DSC02746.JPG

au

DSC02745.JPG

SoftBank

DSC02747.JPG

じゃあ公式HPを見れば分かるかと言えば、そうでもない。これもauだけしか明確には書かれていない。docomoとSoftBankは内蔵ストレージ(ROM容量)について今年の冬モデルからは記載されているが、それより前のモデルではそもそも記載されていなかったり、カタログと同じように共有メモリという表現がされているだけだ。スマートフォンに出遅れたと言われたauだが情報公開という意味では先を行っている。

ドコモ端末のストレージ容量

一例としてわりと古いdocomo端末について調べてみたが、これがまあ大変で最終的には取説の末尾についているスペック情報を見ることでようやく分かった。買ってからならともかく、購入前から取説見る人なんていますかね?(買ってもほとんど見ない人の方が多いはず)

機種名容量HP取説備考
Xperia arc SO-01C1GB×
Xperia acro SO-02C1GB×
MEDIAS N-04C1GB×
MEDIAS WP N-06C1GB電話帳として400MBと記載あり
AQUOS PHONE SH-12C1.1GB×
AQUOS PHONE f SH-13C1.2GB電話帳として1.2GBと記載あり
GALAXY S II SC-02C16GB電話帳として1.87GB

まあ見ての通りで、内蔵ROMは1GBだけど共有メモリは400MBだったり、一体どれだけの容量が何に使えるのかさっぱり分からない。大は小を兼ねるという意味でも、GALAXYが突出してよい端末に思えてくる。国内メーカーのAndroid端末はダメで、海外メーカーのがいいというのも何となく分かる気がする。「パクリ」と言われ特許戦争が起きるくらいiPhoneを研究しただけの事はあるとも言える。

終わりに

総括として言えるのは現在の国内キャリアが販売しているAndroid端末については、国内/海外メーカーの区別なく正しいスペック情報が公開されていない。これはメーカーと言うよりキャリアの姿勢の問題だと思う。例えばパソコンだったら、最大容量が何GBで、その内プリインストールアプリがどれくらいを占めているなんて事は、どのメーカーでも書いているかと思う。

携帯は国内においてフィーチャーフォン(=ガラケー)が長らく中心だったが、ここ1年くらいでスマートフォンの普及が急速に進んた。にもかかわらず、そのスペック情報はフィーチャーフォン時代のものと変わっていない。今時電話帳の件数だけ気にしてる人なんかいますかね?スマートフォンに限らず、むしろそれ以外の事に使える容量がどれだけあるかの方が気になるかと思う。

共有メモリなんて訳の分からない表現は、自由度の少ないフィーチャーフォンであれば許されたかもしれないが、OSをバージョンアップしたりアプリをインストールすることでどんどん機能が拡張できるスマートフォンにおいては不親切すぎると言わざるを得ない。

  • 内蔵ストレージの最大容量
  • その内プリインストールアプリが占める容量
  • ユーザーが自由に使える容量
  • 共有領域(電話帳とか)とアプリなどに使える領域の差異

せめてそれくらいはカタログやHPでわかりやすく記載して欲しいものだ。
Androidも急速に普及してきたのでもうそろそろこなれて来たかなと思ったが、現状では何も考えずにスマートフォン買うなら、iPhoneにするか海外製のAndroid端末にするのが無難というのが結論になってしまうのが少し悲しい。

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