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OPPO「Reno A」レビュー。デュアルSIM・ディスプレイ指紋認証・有機EL対応。4万円以下で買える、ミドルクラススマホの決定版の弱点はあるか?

OPPO「Reno A」レビュー

5万円以下で買える、一番ハイスペックなAndroidスマホが欲しい

2019年10月からの改正通信事業法の施行に伴い、最新モデルの値引きが「2万円まで」と縛られた結果、売れ筋モデルは「5万円以下のミドルクラス」へ移行した。

の登場は本来ハイスペックモデルを売るメーカーも、日本市場におけるトレンドの変化を感じている証拠だろう。

このクラスの製品は、以下の特徴を持つ製品が多い。

  • プロセッサは「2世代程度古い」
  • おサイフケータイ(Google Pay)、防水など日本市場の特化機能に非対応
  • デュアルカメラ、有機ELなどハイスペックモデルで主流の機能は搭載しない

ハイスペックモデルから「そぎ落として」できあがったのが、5万円以下のミドルクラス

と言えるのだが、「日本市場に狙いを定めた、海外メーカースマホ」が登場した。

OPPO「Reno A

中国のスマホメーカー「OPPO(オッポ)」は日本ではあまり馴染みがないが、HUAWEIやXiaomiに次ぐ規模の中国大手スマホメーカー。

日本では既にHUAWEIが覇権をとった印象もあったが、政治的な動きもあり環境が変わり、他メーカーが力を入れ始めているようだ。

「Reno A」は、OPPOが日本市場の開拓を目指して投入した「戦略モデル」。このため、元々中国系メーカーはコスパが高いのだが、あり得ないレベルのスペックと価格を実現している

OPPO「Reno A」の特徴
  • プロセッサは「Snapdragon 710」(通常はさらに1世代古い600番台が多い)
  • 6GBメモリ
  • 防水、おサイフケータイ(Google Pay)対応
  • 有機EL、デュアルカメラ搭載
  • デュアルSIM対応
  • 価格は「39,380円(税込)」

この記事では、OPPO「Reno A」に関して以下を紹介しようと思う。

  • OPPO「Reno A」の特徴
  • OPPO「Reno A」の良いところ・イマイチなところ
  • 同クラスのスマホと比較した魅力
チー
僕は「iPhone信者」だからiPhoneを使い続けているけど、客観的にみれば一番使いやすいと思う。

特に仕事している人は、「デュアルSIM」を試してみて欲しい

この記事でレビューするOPPO「Reno A」は、IIJmio様からお試しでお借りしています。
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この記事の掲載内容は、2021年3月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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OPPO「Reno A」の概要

OPPO「Reno A」

2019年10月に発売したOPPO「Reno A」は、グローバルモデルではなく「日本専用モデル」だ

CMに指原莉乃さんを起用するなど、プロモーションにも気合いが入っているのが特徴で、販路も多く用意している。

ドコモなど大手キャリアでは販売していないが、どこで買っても「SIMフリー」なので、スマホだけ買ってドコモのSIMを挿すなんて使い方も可能

価格は「39,380円(税込)」。

税込でも4万円以内に収まることから、2019年10月から施行された「改正通信事業法」の対応で、分離プランが導入され、端末が全体的に高くなったこともあり、大手キャリアユーザーも注目するべきスマホだと思う。

スペック概要としては以下の通り。

OS ColorOS 6.0(Android 9.0ベース)
ディスプレイ 約6.4インチ(有機EL)
バッテリー容量 3600mAh
プロセッサ Snapdragon 710
内蔵メモリ(RAM) 6GB
内蔵メモリ(ROM) 64GB
アウトカメラ 1600万画素 + 200万画素
インカメラ 2500万画素
サイズ 158.4(高さ) × 約75.4(幅) × 約7.8(厚み) mm
重量 169.5g
防水・防塵 IP6X/IP67/td>
おサイフケータイ
デュアルSIM対応 nano-SIM×2
※DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応
LTE対応バンド LTE FDD: Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28
LTE TDD: Bands 38/39/40/41(full-band)

Androidスマホとしてみたとき、価格の安さは大きな特徴だが、スペック的に特筆するべき点は少ない。

あえて言えば、SIMフリーで販売されており、nano-SIMカード2枚でのデュアルSIM対応しているのは、日本では珍しいと思う

iPhone 11Pixel 4もデュアルSIM対応していますが、2つ目のSIMは「eSIM」なので日本では使いづらい状況にあります
チー
10万円くらいする、ハイスペックモデルと同等の機能を搭載して、4万円以下という価格には驚く!

OPPO(オッポ)はスマートフォン市場で世界トップクラスの大手企業

OPPOの企業文化

OPPO(オッポ)というスマホメーカー、日本ではあまり馴染みがないので、不安に思う方もいるかもしれない。

しかし、その認識は日本人だけの話で、OPPOは世界6位のスマホメーカー(2019年第1四半期実績)。

  1. サムスン電子
  2. Apple
  3. ファーウェイ
  4. Xiaomi
  5. vivo
  6. OPPO

1位から3位の企業は、日本でもすっかりお馴染みのメーカー。

4位〜6位も中国メーカーで、激戦を繰り広げており四半期毎に順位が変わる。なので、「OPPOは日本で知られていないだけ」というのは伝わるかと思う

日本での認知度が低い最大の理由は、参入が遅かったため。

日本法人のOPPO Japanが設立されたのは2017年8月で、日本国内でのスマホ販売スタートは2018年2月の話だ。

スマホ戦争としてはほぼ決着して、買い替え(機種変更)需要が大半になった時期の参入なので、あまり話題にならなかったし、それが2024年現在の認知度に繋がっていると思う。

そんな状況を打開するべく、「日本でシェアをとる」という覚悟のもとで投入されたのが、この記事で紹介する「Reno A」というわけだ。

開封レポート

OPPO「Reno A」パッケージ

簡単な開封レポートを。
OPPO「Reno A」のパッケージは、白基調で高級感がある。

OPPO「Reno A」蓋を開封

蓋をあけると、冊子が登場。どことなく「iPhone XS」までのiPhoneシリーズに近い雰囲気。

本体が登場

冊子をとると本体が登場。

チー
6.4インチは大きいなぁ
アクセサリ類 同梱アクセサリ マニュアルは日本語にも対応

さらにその下には、アクセサリ類が入っている。同梱品は以下。

OPPO「Reno A」の同梱品
  • 本体
  • AC アダプター
  • イヤホン
  • USB-Cケーブル
  • 安全ガイド
  • クイックガイド
  • SIMカードスロット用ピン
  • 保護ケース
  • 保護フィルム(貼付済み)

中国メーカーのスマホには、保護ケースを同梱するモデルが多い。

ただ、フィルムまで同梱し、さらに貼り付け済みというのには驚いた。

チー
買ってすぐに使えるのは嬉しい!
OPPO「Reno A」正面 OPPO「Reno A」裏面

本体をチェック。
背面の高級感が4万円以下のスマホとは思えない。OPPO「Reno A」はおサイフケータイに対応するので、FeliCaマークもある。

ワイヤレス充電」には非対応です

四方からチェック。

本体下部

充電端子は「USB-Type C(USB-C)」を採用し、「3.5mmステレオミニプラグ(イヤホンジャック)」も搭載している。

iPhoneをはじめ、近年のスマホはイヤホンジャックを廃止し、「完全ワイヤレスイヤホン」を使う形を推奨している印象が強いので、長年愛用しているオーディオ機器が使いたい人には嬉しい仕様だ

本体上部 左側面 右側面

スッキリとしたデザイン。

カメラ部分

スマホのメイン機能とも言えるカメラは「デュアルカメラ」。

フロントカメラ

生体認証は「Face ID」相当の顔認証、

ディスプレイ指紋認証

Touch ID」相当の指紋認証に対応している。しかも、指紋認証は「ディスプレイ指紋認証」

チー
10万円クラスのスマホならともかく、4万円のスマホで顔認証と画面内指紋認証に対応しているのはヤバい!
nano-SIM2枚のデュアルSIM対応

そして、個人的に一番注目機能である「デュアルSIM対応」。nano-SIMカードを2枚挿すことができる。

わりと大きな本体

スペックは非の打ち所がない感じだが、6.4インチディスプレイということで、手に持つと重量感と共に、それなりの「デカさ」は感じる

Pixel 3・iPhone 11 Proと比較

iPhone 11 Pro」・「Pixel 3」と比較してみても、大きさは伝わるかと思う。

OPPO「Reno A」のここが凄い!

OPPO「Reno A」レビュー

僕が触ってみてOPPO「Reno A」の良いなと思ったポイントは、以下の4点。

OPPO「Reno A」のよいところ
  • 「デュアルSIM対応」で仕事とプライベートの回線を1台にできる
  • デュアルカメラ搭載で写真性能は十分
  • 顔認証とディスプレイ指紋認証対応で「弱点のない生体認証」
  • おサイフケータイ(Google Pay)に対応している

「デュアルSIM対応」で仕事とプライベートの回線を1台にできる

デュアルSIMに対応

OPPO「Reno A」はハイスペックスマホに匹敵する機能が搭載されていると、繰り返し書いているが、日本で販売されるハイスペックモデルにもない魅力が「デュアルSIM対応」

iPhone 11はデュアルSIM対応してるでしょ?

同じくGoogle「Pixel 4」もデュアルSIM対応しているのだが、2枚目のSIMは「eSIM」という仕組みで対応している

個人と会社の回線でデュアルSIM

日本国内でeSIMサービスを本格的に展開しているのは、格安SIM大手の「IIJmio」のみ。

しかも、このサービスは「データ通信」にしか対応していない。

デュアルSIMに対応

OPPO「Reno A」は、一般的なnano-SIMカード2枚の挿入に対応し、しかもDSDV対応(デュアルSIMデュアルVoLTE)している

  • 1枚目のSIMはプライベート用
  • 2枚目のSIMは会社(仕事)用
  • データ通信は個人SIMを使う

例えばこんな使い方ができる。

任意の名前を設定可能 発信時に切り分け可能

任意の名前も設定できるので、「あれ、この電話はどっちにかかってきてる?」なんて迷うこともない。もちろん発信時の切り替えも可能。

アンテナピクトも2本立つ

アンテナピクトも2種類立つ。

2024年現在、個人でスマホを2台以上持つ人は珍しくないが、その大半はプライベートと仕事用を分けているためだろう。

OPPO「Reno A」オリジナル機能というわけではないが、4万円と安価に手に入るスマホで、デュアルSIM対応しているのは大きな魅力と言える

主要なAPN設定は本体内に保存されている

僕が試したのは「ドコモ」と「イオンSIM」のデュアル構成だが、本体内に主要キャリアのAPN設定は保存されていたので、手動設定も不要

APN設定に苦戦することも少なそうだ。

チー
どこで買ってもSIMフリー版しかないので、SIMロック解除も不要で使いやすい
\ 2つの回線をお得に使える /

eSIMプランをチェック

デュアルカメラ搭載で写真性能は十分

カメラ部分

OPPO「Reno A」はデュアルカメラを搭載している。

スペック的に特筆するべき点はないが、「十分な機能」は有している。

シーンに応じてAIで調整

中国メーカーがカメラの技術で後れをとっている面があるとすれば、「センサー技術」だと思うが、それをソフトウェア(AI)で補うのは各社共通。

上記画像のように、シーンに応じて色合いを自動調整してくれる。

OPPO「Reno A」の望遠カメラ OPPO「Reno A」の広角カメラ

最大で「光学2倍ズーム」まで対応し、カメラ性能としては十分だろう。

色合いはAI特有の「盛った感じ」だが(特に青空)、肉眼との比較ではなく、写真単体でみればこの方がキレイだと思う。

カメラアプリでモード切替 背景処理もわりと優秀

また、近年のスマホカメラと言えば、一眼レフのような「背景ぼかし」の写真が撮れる「ポートレートモード」。

OPPO「Reno A」も対応しており、カメラアプリからモードを切り替えることで利用可能だ。

被写体は「人物」・「もの」なんでもOKで、背景色と同化するとぼかすのが難しくなるが、「わりといい感じで調整」してくれる。

わりと寄れるポートレートモード

ソフトウェア処理がメインのポートレートモードのようで、「Pixel 3」ほどではないが、かなり寄ってもポートレート撮影が可能

Pixel 3で寄って撮影する

顔認証とディスプレイ指紋認証対応で「弱点のない生体認証」

ディスプレイ指紋認証 2024年4月現在、僕がメインで使っているスマホは「iPhone 11 Pro」。

基本的なスペックは2017年に発売した「iPhone X」から変わっておらず、この当時からの不満は解消されていない。

チー
顔認証「Face ID」は確かに便利だけど、マスクをつけていたり、暗闇では認識率が落ちるんだよねぇ……。

iPhoneの場合、Face ID導入前まで指紋認証「Touch ID」を搭載していたが、スッパリ切り替えてしまった。

ただ、使ってみて思うのは……。

  • 顔認証は普段使いに便利
  • 指紋認証は指が乾燥したり、濡れていると認識率がおちる

つまり、両方あると便利と感じていた。

Face ID

かといって、指紋認証センサーを「本体背面」に配備すると、使いづらいことは、「Pixel 3」を使って実感した。

顔認証に対応

顔認証を搭載し、本体正面に指紋認証を配備する

これが理想だが、そうなるとディスプレイに指紋認証センサー搭載するしかない。

夢のような技術と思っていたが、実は既に解消しており、2019年に入り「HUAWEI P30 Pro」や「Galaxy S10」が採用している。

とはいえ、これらのスマホは10万円くらいする、ハイスペックモデルの話。

OPPO「Reno A」は4万円以下なのに、顔認証とディスプレイ指紋認証の双方に対応している。

指紋認証認証が認識するエリアは「限定的かつ狭い」

という難点はあるが、慣れればどうということはないので、本当に便利だなと感じた。

指紋認証を登録 センサーが表示される

登録もスムーズで、

ディスプレイ指紋認証

使う時は「わりと派手にセンサーが光る」。
認識率は顔認証ほどの快適さはないが、顔認証を補完するものと考えたら十分過ぎる性能だ

チー
これ、iPhoneに欲しいよねぇ……。

おサイフケータイ(Google Pay)に対応している

Google Pay対応

2019年10月から消費税が10%に増税された。
同時に、「キャッシュレス還元事業」も始まり、現金主義が多い日本でも、ようやくキャッシュレスが国策として盛り上がりつつある。

  • クレジットカード
  • QRコード(バーコード)決済
  • SuicaなどFeliCa方式のICカード決済

これらがキャッシュレス決済に該当するわけだが、5万円以下の安価なスマホはおサイフケータイに非対応モデルも多い

QRコード決済だとどのモデルでも対応するので利用者が増えているが、不正アクセスによる利用などのリスクもある。

FeliCa方式のICカード決済はその点よく考えられていると、今更ながら思うが、「FeliCaが普及しているのは日本だけ」なので、グローバルメーカーの採用事例は少ない。

AppleのiPhoneは「FeliCa方式のApple Pay」を2016年発売のiPhone 7から搭載しているが、日本専売モデルを廃止したのは2019年発売の「iPhone 11シリーズ」まで時間を要した

iPhone 8以降はグローバル版にもFeliCaは搭載されています

海外メーカーにとってFeliCa搭載はコスト面でまだまだハードルが高いのだと思ったが、OPPO「Reno A」はこれも対応している。

Google Pay対応

しかも、「Google Pay」として対応しているため、他社のスマホから乗り換えても、Googleアカウントが同じであれば、改めて登録することなくカード情報の復元が可能。

Apple Pay」最大のメリットは、利用時の利便性だけでなく、機種変更などデータ移行が必要になったときの手順が簡単なこと。

おサイフケータイそのものは、2000年代前半のガラケーの時代から存在するが、普及しなかったのは「移行手続きが滅茶苦茶面倒くさいから」と思っていたので、Androidの世界もようやく便利になった

チー
OPPO「Reno A」を使うなら、是非おサイフケータイ(Google Pay)は使ってみてほしい!
Google Pay
Google PayでQUICPay

OPPO「Reno A」のここがイマイチ

OPPO「Reno A」レビュー

OPPO「Reno A」を使って、イマイチと感じた点はもちろんある。

感じたことをまとめると、以下のような感じだ。

OPPO「Reno A」のイマイチなところ
  • 6.4インチ有機ELディスプレイはキレイだが「でかい」
  • 独自OS「ColorOS 6.0(Android 9.0ベース)」は何となく怖い……
  • ワイヤレス充電に非対応

6.4インチ有機ELディスプレイはキレイだが「でかい」

本体はそれなりに大きい

OPPO「Reno A」は約6.4インチの有機EL(OLED)ディスプレイを搭載している。

4万円以下、かつ6.4インチという大画面で有機ELというのはさすがに驚いた。

スマホ用のディスプレイは、2024年現在ざっくり以下の役割分担。

  • ハイスペックモデルは「有機EL(OLED)」
  • それ以外は「液晶(LCD)」

安くなったとはいえ、有機ELの方がコストが高いためだが、OPPO「Reno A」は有機ELを搭載。

メーカーとしては6GBメモリを搭載していることを含め、「負荷の高いゲームもプレイできる」とアピールしているので、大画面を搭載しているようだ。

確かに、有機ELらしい発色の良さで美しいと思う。

ただ、僕は男性にしては手が小さいので、さすがに「でかすぎる」しちょっと持ちづらいと感じた。

実は画面の大きさの割に「169.5グラム」と軽量なのに、6.5インチの「iPhone XS Max」とサイズ感的には変わらない。

しかし、重量は「iPhone XS Maxより50グラムほど軽い」わけで、見た目ほど重くないが、でかいことには変わりない

ケースと保護ガラスを合わせると250グラム以上

独自OS「ColorOS 6.0(Android 9.0ベース)」は何となく怖い……

OPPO独自のColorOS

OPPOスマホは「ColorOS」と呼ばれる独自OSを搭載している。

OPPO「Reno A」はAndroid 9.0ベースの「ColorOS 6.0」を搭載し、使い勝手としては何も変わらない

むしろ、Android 10で対応した「ゼスチャー操作」をいち早く取り入れるなど、使い勝手はむしろ高まっている。

Android 10のゼスチャー操作も対応

「ゼスチャー操作」は大ざっぱに説明すると、iPhone X以降のiOSが採用した、下からスワイプでホーム画面表示、サイドのスワイプで「戻る」などの操作に近いもの。

Androidが伝統的に採用していた、画面下部のナビゲーションボタンに変わる新しい操作方法です

ただ、この「独自OS」というのが何となく気持ち悪い……。

OPPOは中国のスマホメーカー。
2019年はアメリカと中国の貿易戦争が大きなトピックだが、その中心には「HUAWEIの躍進」がある。

アメリカがHUAWEIを敵視するのは、製品開発力だけじゃない。その先に何がいるのかを「リスク」と捉えているわけで、同じ中国メーカーであるXiaomiやOPPOは関係ないとは言い切れない。

僕自身の考えとしては、「今の時代こればかり気にしていたら、時代に取り残される」と思っている。

ただ、リスクはリスクとして認識するべきだし、それを許容できないなら購入するべきではないだろう。

ワイヤレス充電に非対応

最後が「ワイヤレス充電」に非対応という点。

これはスペック表を見れば分かる話で、不満というほどのものではない。

4万円以下のスマホはほとんど非対応なので欠点というのも失礼だが、OPPO「Reno A」はなんでも対応しているので、ハイスペックモデルが対応している機能のなかで、数少ない非対応機能として紹介しておく

終わりに

OPPO「Reno A」レビュー

スマホという製品は、すっかり一般化したので形状・機能などはすぐに他社が追随する。

  • デュアルカメラ
  • 顔認証
  • ディスプレイ指紋認証
  • Apple Payなどのキャッシュレス機能

これらがここ数年スマホの「トレンド」だったと思うが、どのメーカーが最初に実現したかはさておき、今やどのメーカーでも採用する「当たり前」の機能になった。

こうなると、差別や要素はブランド力だったり価格だったりするのだが、世界トップクラスのスマホメーカーOPPOが本気で売りに来ると、ここまでできるのかと驚いた

トレンドの機能をほぼ全て盛り込んで「実売4万円以下」。

  • 型落ちで安くなったハイスペックスマホ
  • 同価格帯のミドルクラススマホ

これらと比較した場合、スペック・質感何をとってもOPPO「Reno A」以上のものはないと思う

チー
価格と使い勝手の良さで「Pixel 3a」を推していたけど、メーカーにこだわりがないならOPPO「Reno A」をおすすめしよう

そう思うくらいの完成度だった。

既に噂になっているスマホではあるが、気になる方は買って損のないモデルだと思う。

OPPO「Reno A」はAmazon・ビックカメラなどの量販店、IIJmioなどの格安SIMから販売されています。

どこで買ってもSIMフリーなので、SIMロック解除不要でデュアルSIM対応対応しているので、プライベートと仕事ように分けて使うのにも便利です。

Androidは様々なメーカーが販売していますが、日本で人気が高いのは長らくSONY「Xperia」・シャープ「AQUOS」・サムスン「Galaxy」の3本柱でした。

しかし近年は、中国メーカーの進出が増え、安くて高性能な高コスパモデルが増えたので勢力図が変わりつつあります

チー
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