iPhone Xの画面割れ対策どうしますか?
全面ディスプレイのiPhone Xは画面割れリスクが非常に高いという欠点があり、割れてしまうと多額の修理費用が発生する。
なので、落としても割らない対策が必要になる。
この時活躍するのが、
- ガラスフィルム
- 保護ガラス
などと呼ばれる、アクセサリだ。
iPhone 4Sの時代から登場し、今やフィルムに並ぶくらいすっかり一般的になったが、ラウンドフォルムのiPhone 6シリーズ以降使いにくくなった。
だが、iPhone Xはホームボタンが廃止され、平面に近い画面になったので、再び使いやすくなった。
保護ガラスはiPhone Xで僕が最も重要視しているアクセサリで、保護ガラスの『元祖』と言えるのが、Spigen社の『GLAS.tR SLIM』だ。
iPhone X向けももちろん発売しているので早速試してみた。
なお、僕が使っているのはiPhone Xシルバー64GBモデルとなる。
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iPhone Xの『画面割れ』修理費用は高い
iPhone Xでは、保護ガラスの利用を僕はおすすめしたいと思っている。
その理由はなんといっても、修理費用の高さだ。
iPhone Xは有機ELディスプレイ(OLED)を採用しており、高くなると言われていたが、
※価格は税込 | 画面の損傷のみ | その他の損傷 |
---|---|---|
iPhone X | 34,980 円 | 66,880 円 |
iPhone 8 Plus | 21,780 円 | 48,180 円 |
iPhone 8 | 19,580 円 | 42,680 円 |
画面の損傷のみ(いわゆる画面のガラス割れ)で34,980円(税込み)と、同じく2017年モデルとなるiPhone 8シリーズと比較して、1万円以上高い。
これはもう、部品代の高さと言っても過言ではないだろう。
なので、iPhone Xを使う場合、ある意味必須オプションとなったのが、Apple公式の保証サービスである、『AppleCare+』への加入だ。
この場合、修理費用が2年間で2回までと限定されるが、
※価格は税込 | 画面の損傷のみ | その他の損傷 |
---|---|---|
全モデル | 3,740 円 | 12,980 円 |
とかなり安くなる。
その代わり保証料金も高くなっているが(税込25,080円)、1回の損傷で元が取れるので、加入した方が良いと思う。
iPhone Xのガラスフィルム(保護ガラス)選定ポイント
ただ、AppleCare+に加入しても、なるべくならお世話になりたくない。
そんな時に便利なアクセサリが、ガラスフィルム(保護ガラス)だ。
僕はこのアクセサリをiPhone 4Sの時代から使っており、iPhone 5sまでは必須アクセサリとおすすめしていた。
今でもiPhone SEでは一番のおすすめアクセサリだ。
だが、iPhone 6以降はランドフォルムとなり使いづらくなったため、あまり強くおすすめしなくなった。
保護ガラスはフィルムに比べて高額なのに見栄えがイマイチ
というのが最大の欠点だった(2015年辺りまで3,000円くらいした)。
だが、ここ2016年辺りからこの状況が変わった。
保護ガラスの価格破壊で、1枚500円なんてものも登場するし、100均でも販売されるくらい一般的になった。
結果、
1ヶ月程度の使い捨て
が可能になった。
保護ガラスはiPhoneを落とした時の、画面割れを防止することがピックアップされがちだが、普段使いは指滑りの良さが重要なポイントになる。
コーティングが施されているわけだが、1ヶ月もすれば効果が落ちるので、そのタイミングで買い替えするといい。
そして、保護ガラスには重要な選定ポイントがある。
厚さ
だ。
iPhone Xのガラスフィルムは『厚め』を選ぶのがおすすめ
iPhone 8 Plusにあって、iPhone Xにないもの。
それは、
ホームボタン
だ。
保護ガラス選定に当たっては、ホームボタンの引っかかりが重要な選定ポイントに
なっていた。
- 分厚いガラスは、引っかかる
- 薄いガラスは、引っかかりにくい
という違いがあって、普通なら後者を選ぶだろう。
だが、薄いガラスはその分割れやすい。
つまり、落とした時の強度としても弱いし、ちょっとしたことで割れてしまう。
保護ガラスは大体、0.15mm〜0.4mmくらいの幅があるが、厚くなるほど利便性は落ちていた。
それでも、僕はiPhone 8 Plusまでは薄さ重視で選択していた。
そんな中で保護ガラスの元祖Spigen社は、0.4mmの保護ガラスを販売し続けていた。
一応薄型タイプも販売していたが強く訴求はしていなかったので、僕もあまり使っていなかった。
だが、iPhone Xはホームボタンがないので、0.4mm厚でも問題ないというか、むしろこれがいい。
他社のガラスフィルムとSpigen社製品最大の違いは、コーティングの性能だと思う。
コーティングを施していることは、今や500円のフィルムでも訴求しているが、Spigen社独自の『オレオフォビックコーティング加工』は一味違う。
滑らかな滑り心地は安物のフィルムにはないものだ。
Amazon価格1,419円(税込み)と少し高いだけの違いは体感できる。
Spigen『GLAS.tR SLIM』を開封
前置きが長くなったが、簡単な開封レポートと貼り付けの手順を紹介する。
パッケージはシンプルな作り。
同梱品は、
- GLAS.tR SLIM本体
- 取り扱い説明書
- ウェット(アルコール)クリーナー
- ホコリとりなどメンテナンスグッズ
となっている。
GLAS.tR SLIMは、
画面全体を完全に覆うタイプではない
ことを説明する紙も入っていた。
これがGLAS.tR SLIM本体。
大きなポイントは、
TrueDepthカメラ部分は『切り抜き』
となっていること。
TrueDepthカメラは、Face IDで使うなどiPhone Xの根幹をなす部分だ。
Apple自身もアナウンスしているが、ここをフィルムなどで覆い隠すと性能が低下するので絶対におすすめできない。
TrueDepthカメラ部分は『切り抜き』となっている、ガラスを選択するようにしよう。
Spigen『GLAS.tR SLIM』の貼り付け
早速貼り付けてみる。
まずはiPhone Xの画面を、付属のウェットクリーナーでキレイに拭き上げる。
そして、貼り付け。
ガラスフィルムは位置合わせが全てなので、ここは慎重に行おう。
貼り付け後。
久しぶりに撮影しながら貼り付けていたら、失敗して気泡が残ってしまった。
だが、経験上これくらいは数時間待てば消えるので放置した。
貼り付け後の使用感と感想
貼り付け後、10時間程度経過した。
その間も普通に使用していたわけだが、
気泡はいつの間にかなくなった
キレイに貼り付けできたと思う。
画面を表示しているときも、クリアに表示される。
ポケットに入れたりしていたため、ホコリが目立つがTrueDepthカメラ周辺も全く問題なし。
Face IDの動作ももちろん影響はなかった。
全体的に使っていて思うのは、
指触りの感覚が凄くいい!!
ってことだ。
Spigen社の『GLAS.tR』は久々に使った。
その間、他社の激安ガラスを使っていて、それでも大きな不満はなかったのだが(1ヶ月の使い捨てなので)、やはり一味違う。
あと、当たり前だが全面ディスプレイなので、
0.4mmという『厚さ』は全く気にならない
なので、『防御力』を考えるとこの厚さがベストだろう。
終わりに
iPhone XのガラスフィルムもiPhone 8までと同じく、それほど高い金額とはなっていない。
1,000円以下のガラスも珍しく無く、Spigen社『GLAS.tR』はAmazon価格1,419円(税込み)と少し高いかもしれない。
だが、他社にないコーティング性能が最大の魅力なので、普段使いとして違いを実感出来ると思う。
それでも価格重視という場合は、
- 厚さは『0.4mm』を選ぶ
- TrueDepthカメラを覆い隠さないガラスを選ぶ
この点は注意して欲しい。
iPhone Xを購入する
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iPhone X・XS用アクセサリについて
定番のケース・保護フィルム(ガラス)については、以下のまとめ記事をご覧ください。
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iPhone Xのまとめ記事
2011年発売のiPhone 4S以来、iPhoneを毎年購入している管理人が、これまで書いて来たiPhone関連レビューを、iPhoneカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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