Android 5.0(Lollipop)へのアップデートは要注意?OSバージョンアップとキャリア製端末の不都合な関係

2015年6月現在、Androidの最新バージョンは5.1系

しかし、一番普及しているバージョンは4.4系(KitKat)じゃないかと思う。僕も2014年12月にdocomoのXperia Z3 Compact(SO-02G)を購入して使っているが、これもAndroidのバージョンは4.4系だ。

これらが徐々に5.0系(Lollipop)へのバージョンアップを進めつつあるようなのだが、このAndroid 5.0(Lollipop)は色々問題も多いようで、バージョンアップは注意した方がいいかもしれない

Android 5.0(Lollipop)の概要とアップデートの注意点

Android 5.0はまず見た目が大きく変る。

マテリアルデザインというものが採用され(2015年以降Googleのサービスで随時導入されているデザイン)、アイコンやメニューなどの見た目が軒並み変わっている。イメージ的にはAppleのiOS 7で採用された、フラットデザインに近い印象だ。

その他にも多くの新機能が搭載され、魅力的な面も非常に多い。

だが、問題も色々あるようだ。

特にメモリリークに伴うフリーズなどが頻発しており、これはGoogle自身も認めているという。

で、ここが一番の問題だが、この不具合は現在Android 5.1である程度、5.1.1でさらに解消(でもすべて解消されていない)という状態で、実はまだ完全に解消されていないし、この修正はAndroid 5.1系にしか提供されていないとか。

つまり、Android 5.0系へのアップデートは危険だということだ。
僕はApple好きな人間なので、Androidに関する知識はどうしても薄くなるが、Androidに詳しい人でも、

5.0系はやめとけ

というのが通説のようだ。

docomoなどキャリアが提供するアップデートはAndroid 5.0系です

ここで冒頭の話に戻るが、docomoなど大手キャリアが最近、発売済み端末に対するAndroid 5.0系へのバージョンアップ案内をリリースしている。以下はdocomoの話だが、対象機種は以下となる。

  • GALAXY S4 SC-04E
  • GALAXY Note 3 SC-01F
  • GALAXY J SC-02F
  • GALAXY S5 SC-04F
  • GALAXY Note Edge SC-01G
  • GALAXY S5 ACTIVE SC-02G
  • GALAXY Tab S 8.4 SC-03G
  • Xperia Z2 SO-03F
  • Xperia Z2 Tablet SO-05F
  • Xperia Z3 SO-01G
  • Xperia Z3 Compact SO-02G
  • ARROWS NX F-05F
  • ARROWS NX F-02G
  • AQUOS ZETA SH-04F
  • AQUOS ZETA SH-01G

端末的にはほぼSamsungのGalaxyとSONYのXperia
逆に言えば富士通・シャープなど国内の老舗メーカーはほぼ最新モデルしかバージョンアップできない。この差は今後問題になるだろう。

長く使いたくても使えない

しかも、同じ時期に発売していても、SamsungとSONYだけバージョンアップ可能なんて言われたら、、、まあ普通はこのメーカーを買おうって思いますからね。僕はこの一覧を見て、富士通とシャープのスマホに未来はないと感じた。

事情は色々あるのだろうが、さすがにユーザーを舐めすぎている。

バージョンアップOSは「Android 5.1」ではなく「Android 5.0」

そして、対象機種以外の問題もある。

というのも、今回案内されているバージョンアップOSは「Android 5.1」ではなく「Android 5.0」

つまり、メモリーリークなどの不具合が残った状態のOSにバージョンアップする事になる。

例えばXperiaはグローバル版において、既にSONYが「Android 5.1」へのバージョンアップ予定を案内している(具体的な時期は未定)。

しかし、キャリア版は「Android 5.0」に関してもXperia Z1が切り捨てられており(グローバル版はアップデート対象)、「Android 5.0」にバージョンアップした端末全てが「Android 5.1」にバージョンアップ出来る保証は何処にもない。

正直、仮に対象機種になったからと言って「Android 5.0」にすぐバージョンアップするのはかなりリスキーと言わざるを得ない。

終わりに

Xperia Z3 Compactで、Android端末も同時に使うようになって約半年。

やはりiOSにはない魅力と楽しさがあり、使ってみないと分からないものだなと実感しているのだが、ここに来てAndroidの悪い所を見せられた感じがする。ただ、これはAndroid端末の悪い所というより、キャリア版のAndroid端末の悪い所、と言った方が正確な表現だが。

端末は多少古くなっても、ソフトウェアはある程度の年数最新版が使える事がスマートフォンの大きな魅力。キャリア製のAndroid端末を購入する事で、これが著しく制限されるという状況はおかしいと思う。

そして、同じ時期に発売した端末で有りながら、メーカーによってバージョンアップ出来たり・出来なかったりするという面倒くささ。

Xperiaに関してだけ言えば、キャリアが自身の思惑で組み込んだアプリケーションとの動作検証をしない or できないという、キャリアの都合でバージョンアップが出来なくなっているのは明らか。

バージョンアップに伴う検証にお金をかけてもキャリアは一切儲からないし、バージョンアップするくらいなら買い替えて欲しいという本音が見えすぎて、ちょっと嫌な感じだなぁと思ってしまう。

iPhoneが差別化要素にはならないし、そもそもうまみも少ないと言うのが明らかになっている中、2015年に入ってキャリアが力を入れているのは明らかにAndroid端末。

それなのに、ユーザーを裏切るような事を繰り返して、キャリアは一体どうするつもりなのだろうか、、、

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