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「Always On Display(アンビエント表示)」機能ってなに?液晶と比較した有機ELのメリット「常時表示」を実現

あああ

iPhone 8にも採用?液晶の常時表示「Always On ディスプレイ」

先日購入した「Galaxy Feel SC-04J」はSamsungが販売するスマートフォン。

Samsungのスマホと言えば大きな特徴の1つが、

有機ELディスプレイ(OLED)を採用していること

だと思う。

有機ELディスプレイは画面の一部のみを発光することができる。これは2017年現在主流の液晶ディスプレイにはできないことで、差別化ポイントの1つとなっているが、この特徴を活かして近年のGalaxyシリーズは、

Always On ディスプレイ

という機能を搭載している。

これを使ってみたかったのが今回Galaxyを購入した理由の大半だったのだが、使ってみると便利だったので紹介してみる。

この記事の掲載内容は、2019年12月30日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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液晶と有機ELの違い

2017年現在薄型ディスプレイのほとんどは液晶ディスプレイで、スマホのディスプレイはもちろん、テレビ・PCモニタなど様々な分野で採用されている。

今や薄型ディスプレイの総称として「液晶ディスプレイ」とすら言われるが、有機ELは技術的には全く異なったもので、元々は「未来の液晶」みたいな感じで紹介されていた。

液晶と有機ELの細かい技術的な解説は割愛するが、液晶ディスプレイに対して有機ELの優位性は、

  • 画面の一部のみ発光できる(省電力性能が高い)
  • コントラストがハッキリしている(高画質)
  • 薄型軽量化が可能

と言われていたのだが、液晶の技術革新がめざましく、省電力・画質・薄型化辺りは優位性とは言えなくなってしまった。

この10年くらいで液晶ディスプレイがどれくらい進化したのかは、テレビやPCディスプレイを見れば明らかだと思う。象徴的な出来事は、画質の良さが優位点と言われてたプラズマディスプレイが姿を消した事だろう。

逆に有機ELの欠点はコストが高いということで、2017年現在においても、

  • ボリュームゾーン(ミドルクラスまで)は液晶
  • ハイエンドは有機EL

という感じの差別化になっている。なので縁のない人はほとんど縁がないディスプレイとも言える。

常時表示機能「Always On ディスプレイ」とは

「Always On ディスプレイ」
「Always On ディスプレイ」

Samsungが2016年にGalaxy S7 / S7 edgeを発表した際、この機種における目玉機能として大々的に紹介していた機能の1つが「Always On ディスプレイ」だ。

その名の通り、常にディスプレイを表示する機能なのだが、これは有機ELならではの特徴を利用している。

液晶は技術的に一部のみを発光することができない。有機ELはできる。

それを活かした機能というわけだが、機能としては何と言うことはない、

デジタル時計の常時表示

であり、モノクロ液晶とほぼ同じ機能を実現したに過ぎない。ただ、当たり前の機能だが使ってみると非常に便利だ。

  • スマホのディスプレイが「サブディスプレイ」みたいになる
  • 描画が美しく読みやすい
  • ナイトスタンド的に使える

辺りが便利と感じた。

スマホのディスプレイが「サブディスプレイ」みたいになる

常に時計やカレンダーが表示されるのはガラケーのサブディスプレイっぽい
常に時計やカレンダーが表示されるのはガラケーのサブディスプレイっぽい

フィーチャーフォン(ガラケー)で標準的だった機能が、サブディスプレイだ。

  • 時計の確認
  • 通知の確認

を行う事が主な使用目的だったが、「Always On ディスプレイ」の利用用途はこの中で時計にほぼ特化している。

なのだが、その当たり前がなかったのが液晶ディスプレイのスマホとも言える。

腕時計を付けていても、近くに時計があっても、ついスマホで時間を確認するというのはよくあるシーンだと思う。その度に、

  • 何かのボタンを持つ
  • スマホを持ち上げる(それだけでディスプレイがONになる)

など何らかの操作をしていたわけだが、「Always On ディスプレイ」だとそれが不要だ。

そのたった1つの動作がなくなるだけなのだが、想像以上に便利だった。

描画が美しく読みやすい

文字の小さいカレンダーでも見やすい
文字の小さいカレンダーでも見やすい

常時表示の液晶と言えば、モノクロ液晶のデジタル時計が一般的だと思う。

モノクロ液晶は見慣れているだけで文字としては読みにくいと思う。

その点「Always On ディスプレイ」は、スマホのディスプレイに表示されるわけで、文字としての描画が美しい

これは読みやすいとも言えるため、とても助かる。

ナイトスタンド的に使える

明るすぎないのがいい
明るすぎないのがいい

「Always On ディスプレイ」は有機ELディスプレイの一部のみが発光している。

なので、多少明るいわけだが、液晶のように全面が発光するわけではないので、うっすら明るいくらいの感覚だ。

僕は「Galaxy Feel SC-04J」を目覚まし時計としても使っているので、寝るときは必ず枕元に置いているのだが、明るすぎるとウザイが、ちょっと明るいだけなので睡眠を妨げる事はないし、むしろナイトスタンド的に使えて助かる。

今までは夜中に目が覚めて時間を確認するために、iPhoneのディスプレイを付けることが多かったが、それがきっかけで目がさえてしまうこともあった。

「Always On ディスプレイ」を使うとそれがなくなった。

「Always On ディスプレイ」の欠点は?

そんな感じで良いことばかりの「Always On ディスプレイ」だが、欠点も気になる人が多いと思う。

多くの人が想像するのが、

バッテリー駆動時間の低下

だと思うが、まあ全く無いことはありえない。だが、ほとんど影響はないといっても過言ではないと思う。

少なくとも時計確認のためにディスプレイ表示をONにするより低いと感じる。

そして、常時表示することによる焼き付きが気になる方も多いと思うが、

上
真ん中
真ん中
下

このように定期的に(数時間毎)に、実は表示位置がずれている。上・中・下の3箇所くらいだと思うが、定期的に表示位置を動かす事で、焼き付きを防止する仕組みとなっていた。

なので、心配無用だ。

そんな感じで、目立った欠点はないが、設定の自由度が低いというのがある意味欠点だ。

設定のバリエーションは少ない
設定のバリエーションは少ない

設定パターンは、時計とカレンダーの表示の組み合わせのみ。

時計の表示スタイル変更
時計の表示スタイル変更
カラーの変更
カラーの変更

スタイル毎で変更できる部分は、

  • 時計やカレンダーの表示スタイル
  • 文字の色
  • 写真(といってもプリインストールのみ)の表示有無

くらい。

サブディスプレイと考えたらそんなものかも知れないが、例えば文字を大きくするとかもうちょっと自由度は欲しかった。

iPhone 8にも採用して欲しい

ここで、冒頭の話に戻るが、2017年に発売される10周年モデルのiPhone(iPhone 8)は、

  • 全面ディスプレイ
  • 有機ELディスプレイ

になると言われている。

「Always On ディスプレイ」は有機ELディスプレイの特性を活かした機能だが、これは長年有機ELを使ってきたSamsungのGalaxyシリーズオリジナル機能とも言える。

ただ、技術的に可能である事は証明しており、有機ELディスプレイを採用するのであれば、同種の機能は是非実現して欲しいと思った。

また、既に有機ELを採用しているApple Watchに関しても、この技術を使えば、常時表示出来ない時計という最大の欠点を解消できる。

次期モデルのApple Watchではmicro LEDが採用されると言われているが、Appleの本命がここだとしても、期待は高まる

終わりに

暗闇に浮かび上がる文字
暗闇に浮かび上がる文字

有機EL(OLED)と言えば、発色はよいが派手すぎる・品がないというイメージがあり、正直僕はあまり好きではなかった。

しかし、約4年振りに触った有機ELディスプレイはそのような印象はほぼなく、逆に「Always On ディスプレイ」という便利な機能も実現し、便利だなと感じた。

液晶の次は有機ELなのかと問われると、僕は正直疑問府が付く感じだが、ただ液晶の次の世界を感じることはできた

そういう意味で、久々にiPhone以外のスマホを色々触ってワクワクしたし、

早朝のブログ執筆時間はiMacを使うデスクの片隅に配備
早朝のブログ執筆時間はiMacを使うデスクの片隅に配備

こんな風に、デスクの片隅にスッと存在できるのは魅力だ。

逆説的だが有機ELを採用すると言われるiPhone 8が楽しみになったし、このディスプレイの特徴を何も活かさないような製品だったらガッカリするだろうなぁとも思った。

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