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Xperia Z4のメリット・デメリット。ハード完成度の高さに対して、ソフトはイマイチです

現在Xperia アンバサダープログラムのモニター企画で試用中の「Xperia Z4」。3週間ほど経ったので感想をまとめてみようと思う。

全体的にはハードは流石に完成度も高いし、前モデルZ3からの進化も実感出来て満足度は高い。だが、ソフトウェアは色々カスタマイズする事で変わるかもしれないが、まだまだだなという印象が強かった。

この記事の掲載内容は、2020年12月27日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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「Xperia Z4」のモニター方針

詳しくは以下の記事で記載したが、

抜粋すると、僕自身があまりAndroidに詳しくない事もあり、カスタマイズなどは基本的に行わずデフォルトの状態で使用するという方針で使っている。

アプリはメイン端末ではないためそれほど多く入れていないが、僕が普段利用しているSNS(Twitter・Facebook)はアプリをインストールし、アカウントをセットアップしている。

また、同時にモニターしている「Smart Watch 3」との連携用に、Android Wearアプリもインストールしている。

「Xperia Z4」の良いところ

基本的にOSとしての操作性はAndroidに依存するため、どちらかと言えばハードに寄った内容をピックアップする。なお、僕はスマートフォンのカメラはそれほど重視しないため特筆しないが、カメラ性能も非常に高いことは感じた。

液晶が滅茶苦茶きれい

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僕が個人で所有しているスマートフォンは、iPhone 6とXperia Z3 Compact。どちらも非常に美しい液晶だと思っているが、Xperia Z4の液晶はさらにきれい。

流石BRAVIAの技術を投入しているなんていうだけの事はあると思っていて、とにかく発色がきれいだ。この画面に見慣れてしまうと、iPhone 6の液晶も何となくしょぼく感じてしまう。

センターボトムに移動したmicroUSB端子が使いやすい

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Z4になって見た目の部分で大きく変ったのが、ポート類の扱い。
これまでXperiaシリーズはマグネット式の充電端子を搭載し、クレイドルでの充電が推奨されており、microUSB端子はキャップの中に格納されていた。

だが、現実問題としてmicroUSBポートを使用する事の方が多いため、その都度キャップをあけて充電するのは面倒だったし、キャップの開け閉めを繰り返すことでキャップが浮いたり、外れてしまうこともあった。

Z4ではキャップレス端子(もちろん防水仕様)となり場所がセンターボトムに変わった。これはiPhoneなどと同じ場所で最も一般的な配置だが、それ故に非常に使いやすくなったと感じる。特に僕はiPhoneユーザーでもあるため、充電が非常に楽になった。

「Xperia Z4」のイマイチなところ

気になる事も結構あった。特に熱問題は深刻だ。

背面がかなり熱くなり、熱暴走っぽい現象も発生

Xperia Z4が採用するCPUは「Snapdragon 810」というもの。
このCPUは高性能なのだが、その分発熱が多いと言われており、発売前から懸念している人が多かった。ただCPUに関しては、クロック数を落とすなどある程度対応もしているかなと思っていたが、やはり熱かった。

今は真夏。この端末に限らず、他のAndroidでもiPhoneでも熱くなるのは仕方ない。ただ、やはり噂通りというべきか、WEBページを少し見るだけでも背面は明らかに熱くなる。しかも、かなり熱い。
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上記画像の辺りが特に熱い。
恐らくCPUはあの辺りに配置されているのだろう。とはいえ、裸で触れば熱いが、ケースなどを付けていれば気になる事はあまりないと思う。

ただ、熱暴走なのか気がついたら再起動しているような事もあり、やはりCPU周りは若干不安な印象を持った。

操作性(ヌルヌル感)はあまり改善されていなかった

僕がiPhoneを使い続けている理由は、やはり操作性が良いからだ。
長年「ヌルヌル感」という表現で、iPhoneの操作性の高さは語られてきたが、Androidもバージョンアップを重ねる中でどんどん良くなって来た。ただ、Android独特と言うべきかスクロールしても微妙に引っかかる感じは、改善されなかった。

ところが、先月Android 5.0(Lollipop)を搭載したZenFone 2を触ってその印象が一変した。

これが驚くくらい滑らかな操作性を実現していて、その時僕は「Android 5.0」のお陰なんだろうなと思った。だが、同じくAndroid 5.0を搭載するXperia Z4を触っても、今までとあまり変わらない。

つまり、これはメーカーのチューニング部分であり、残念ながらSONYはASUSのようなチューニングはやらない or 出来ないため、実現されていないということなんだと思う。

もちろん詳しい事情は分からないし、想像の域を出ない話ではあるが、これはとても残念だった。

終わりに

もはやiPhoneとかAndroidとか関係なく、「スマートフォン」という製品はコモディティ化も進み、製品としてはこなれてきている。なので、感動的な機能もなければ、酷すぎる不具合もない。

「Xperia Z4」という製品全体に対する印象としては、メーカーの方が強調していたようにハードとしての出来は素晴らしいと思う。訴求しやすい部分なので、そこに注力している印象も強い。だが、ソフトの作り込みはまだ甘いなと言う感じがした。

ソフトに関してはアップデートとかでも修正できるので、是非改善して欲しいなと思うが、これもキャリアの絡みもあって色々難しいのだろうなと想像する。そういう意味で、特にスマートフォンはメーカーがキャリアに販売するモデルって、そろそろ限界なんじゃなかろうか、という印象を強く持った。

Xperiaアンバサダーミーティング

Androidは様々なメーカーが販売していますが、日本で人気が高いのは長らくSONY「Xperia」・シャープ「AQUOS」・サムスン「Galaxy」の3本柱でした。

しかし近年は、中国メーカーの進出が増え、安くて高性能な高コスパモデルが増えたので勢力図が変わりつつあります

チー
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