シニア(高齢者)用スマホはAndroidとiPhoneどちらがよいか。iPhone 6s Plusをおすすめする理由

先日所用があり家族全員で家電量販店に行った時の話。母(70歳オーバー)がスマホを見て突然こんな事を言い始めた。

私もこういうの(スマートフォン)を使ってみようかな。
ジャパネットの髙田さんが、こういうのは高齢者こそ寧ろ向いてるみたいな事言ってたので。

そりゃ、ジャパネットでスマホ売りたいからだろ!!

ってツッコミはさておき、この考え自体は僕も同意するところがある。

デジタルデバイドなんて言葉が叫ばれた10年程前から、解消の手段としてピックアップされたのが、

  • タッチ操作
  • 音声認識

で今のスマホはこれらを当然のように搭載している。

スマート『フォン』と呼ばれるから、電話の延長線上と考えている人が多いが、スマホは電話機能が付いた高性能PCなのだ。

ちょっと真面目に検討してその結果、母には2015年3月にiPhone 6 Plusを購入した。

2017年現在でも利用しているが、2017年時点でのおすすめは『iPhone 6s Plus』だとおもうので、その理由も含めて紹介しようと思う。

シニア向けスマホととしてAndroidとiPhone(iOS)のどちらがお勧めか

まずはスマホと言えば、大きく分けてiPhoneとAndroidがありどちらが良いのかという話。

これは正直かなり主観が入るが、特別なカスタマイズをしなくても使えるという意味でやはり、iPhoneが良いかと思った。

例えばAndroidをベースに富士通がらくらくスマホという製品を販売している。ただ、操作が分かり易いのは良いが、

何でも出来る事が魅力のスマートフォンを、わざわざ制限してどうするの

って僕は思っていて、こんなの使うくらいくらいならフィーチャーフォン(ガラケー)の方が良いと思う。

そして、通常のAndroid端末は僕もXperia Z3 Compactを使っているが、色んな事が出来る故に、逆に分かりづらい面が多いなと感じた。

特に悩むのは 画面上にボタンがないこと

いざとなったらホームボタンという方程式がない

というのが、シニア向けとしては訴求しづらい。面白みは断然Android。だが、シニア世代でこういうのを求めるのは必ずしも多くない。

逆にiPhoneの良いところは、何と言ってもシンプルな操作性。タッチ操作の滑らかさも未だにiOSの方が優れているため、直感的なのはやはりiPhoneだなと思う。

そして、僕の母親に関して言えば、3年ほど前からiPadは使っていたので移行はスムーズかなと思った。

シニア向け端末としてタブレット+ガラケーと大画面スマホ(ファブレット)はどちらがお勧めか

2015年2月まで母は、docomoのガラケーとau版iPad mini(Cellular版)で利用していた。

高齢者(シニア)用iPadにはCellular版をお勧めする理由と比較ポイント

2013.04.02

NEC製携帯「N-02D」を購入。久々に触って感じるフィーチャーフォン(ガラケー)の課題

2013.12.12

このiPad miniが2015年4月で2年契約を満了するため、元々端末は新しくする予定だった。それに当たって、SIMフリーとの比較とか色々検討していたわけだが、正直スマホに一本化した方が、色んな意味で楽だし、もっと使えるようになるのでは無いかという思いはあった

というのも、ガラケー+タブレットという構成だと、タブレットは必要な時(=ネットが見たい時)しか使わない。その頻度は人それぞれだろうが、こういうものは年齢関係なく最初は抵抗あっても、使わないと覚えないし、メリットも実感できない。

iPadそのものは2010年頃から使っているものの、正直出来る事は、

  • ネット
  • トランプゲームなどの簡単なゲームアプリ

程度でほとんど変わっていないという現実から、ガラケー+タブレットという構成は、『技術の習得』という意味で必ずしも良いとは思えなくなって来ていた。

そんな頃2014年9月にiPhone 6 Plusが発表され、自分用に欲しいとは思わなかったが(僕はiPhone 6を買った)、実は高齢者には向いてるかもと思った。

大画面のiPhone 6 Plusに一本化すれば、電話を含めて嫌でも触る事になるので、使用頻度は劇的に増える。それよって挫折する人もいるかもしれないが、上手く使えたらそれに越したことはないわけで、これがシニア世代がファブレットを使う最大のメリットだ。

ただ、これを親に言って納得させるのは正直面倒だったので、自分から言う気はなかった。が、まさか本人からの提案。

それならやってやろう!話になるわけだw

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シニア向け端末として見たiPhone 6s Plusの魅力

US版SIMフリーiPhone 6s Plus

記事の公開当初はiPhone 6 Plusとして記載していましたが、以降は2017年時点のおすすめ端末iPhone 6s Plusを前提に記載します

シニア向け端末として今まで僕がiPhoneを全く勧めなかった理由は単純で、画面が小さかった ことだ。

『老眼』という避けがたい現実があるため、コンパクトであることは必ずしもメリットにはならない。

なので、ものには限度はあるが画面はデカければデカいほど良い。そう考えたら、iPhone 6sという選択肢は存在せず、選択肢はiPhone 6s Plusに一本化される。そのメリットは大きく分けると3点。

海外版iPhone 6s Plus SIMフリー購入。技適やシャッター音など疑問点をチェック

2016.03.31

画面が大きいこと

画面が大きい

iPhone 6s Plusをシニア向け端末として見た場合、最大のメリットでありデメリットでもあるのは、デカいことだ。

デカことで画面が大きく見やすいが、当然重くなるし、何より落としやすくなる。

僕の母はメールより電話を多用するので、外で使う場合そのリスクは格段に高まるだろう。ケースは手帳タイプで、液晶部分も保護してくれるようなものにした方が良いかもしれない。

ちなみに画面が大きいというのは単純に大きくてもダメで、ポイントは文字などが大きく出来る事だ。iPadはそういう意味で必ずしも、高齢者に最適とまで言える端末ではなかった。

あなたにぴったりなiPhone 6sケースは?Apple純正・クリア・手帳型ケースレビューのまとめ

2016.06.28

拡大表示でより分かり易くなる

拡大表示

母が使っていたiPad miniは実は画面は大きいものの、OSレベルでの拡大機能というのはなかった。

しかし、iPhone 6/6 Plus以降(iPhone 6s/6s Plus含む)では『拡大機能』というものがあり、ホーム画面のアイコン表示列が1列減るが全体的に大きく表示される。

iPhone 6の「拡大表示」機能に抱く期待。iPhoneがらくらくフォンになれるか

2014.09.11

さらに文字を太くしたりする事も出来るので(これは以前から出来た)、いわゆるらくらくフォン的な表示にかなり近づける事ができるのだ。

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カメラが高性能

iPhone 6sと6s Plusの大きな違いの1つが、光学式手ぶれ補正の有無
※2016年モデルのiPhone 7ではどちらにも光学式手ぶれ補正が搭載されている

Plus独自の機能なわけだが、これがあれば写真をもっと気軽に撮れるんじゃないかと思う。さらに言えば、iPhone 6 Plusの時は静止画(写真)のみだったが、iPhone 6s Plusでは動画でも手ぶれ補正が使える

iPhoneで動画を高音質に撮影する方法。ZOOM IQ7レビューとライブ動画撮影比較

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母はデジカメを持っているが、ほとんど使っていないし、むしろiPadのカメラを使っている。

しかし、タブレットはカメラとしては使いづらいし、かといってガラケーのカメラが、今時のスマートフォンが搭載するカメラに勝てるわけがない。

端末を一本化出来るというメリットもありそうだ。
今は孫が2人いるような生活なので、カメラの高性能化とそれが気軽に閲覧出来る端末がセットになるというのは、実は一番大きなメリットになるかもしれない。

iPhone 6sとiPhone 6s Plusはどちらがよいか。判断基準は「全てを1台に集約したいか否か」

2015.09.06
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iPhone 6s Plusがかなり安くなっている

価格が安くなったiPhone 6s Plus

さらに購入を後押しするのが価格だ。

2016年9月のiPhone 7発売に伴い、ストレージ構成や価格の見直しが行われた。2015年の発売当初10万円以上していたが、2017年2月現在はAppleが販売するSIMフリー版でも、

  • 32GB:72,800円(税別)
  • 128GB:83,800円(税別)

とかなり購入しやすくなった。
iPhone 6sシリーズとiPhone 7シリーズでの大きな違いは、ホームボタンが物理ボタンでなくなったこと

使えば慣れるのは事実だが、シニア向け端末と考えた場合『物理ボタン』は大きなメリットだと思う。

iPhone 7の感圧式ホームボタンはすぐ慣れる?使ってわかった感圧式のメリット

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容量はdocomoなどのキャリアが販売するものは在庫分のみ、16GB・64GBが販売されているが、おすすめの容量は32GB以上だ。

容量の大半を占めるのは写真と動画だと思う。
価格だけ見れば16GBを買いたくなるが、シニア向け端末として考えると機種変更ペースは速くて2年後となる。

その間、写真を何枚撮るかは分からないが、バックアップなんてほとんどやらないと考えた場合、ストレージはある程度余裕を見ておく必要がある

さらに言えば、OSをバージョンアップしようとして、写真を沢山削除する必要に迫られたりして、面倒な事になりかねない(そういう作業は多くの場合、子供がやることになるので)。

1万円増で余裕が持てるならその方が良いかと思う。

ちなみに僕の母親の場合64GBを購入したのだが、2年使っても15GB程度しか使っていなかった

つまり、16GBでもなんとかなったが、さらに長く使うことを考えたら厳しいので、

32GBとあれば十分

と言えそうだ。

終わりに

というわけで、母にはdocomoのiPhone 6 Plus 64GBを機種変更で購入した。

以来2年間使って、わりと普通に使ってはいたので、ガラケー+iPadの2台構成よりはよかったのかなと思っている。

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