シニア(高齢者)向けスマホのお勧めはiPhone 6/6s Plus。選び方の基準は画面の大きさと拡大機能

先日所用があり家族全員で家電量販店に行った時の話。母(70歳オーバー)がスマホを見て突然こんな事を言い始めた。

私もこういうの(スマートフォン)を使ってみようかな。
ジャパネットの髙田さんが、こういうのは高齢者こそ寧ろ向いてるみたいな事言ってたので。

そりゃ、ジャパネットでスマホ売りたいからだろ!!
ってツッコミはさておき、この考え自体は僕も同意するところがある。デジタルデバイドなんて言葉が叫ばれた10年程前から解消の手段としてピックアップされたのが、タッチ操作・音声認識で今のスマホはこれらを当然のように搭載している。

スマート「フォン」と呼ばれるから、電話の延長線上と考えている人が多いが、スマホは電話機能が付いた高性能PCなのだ。
ちょっと真面目に検討してみようと思った。

シニア向けスマホととしてAndroidとiPhone(iOS)のどちらがお勧めか

まずはスマホと言えば、大きく分けてiPhoneとAndroidがありどちらが良いのかという話。
これは正直かなり主観が入るが、特別なカスタマイズをしなくても使えるという意味でやはり、iPhoneが良いかと思った。

例えばAndroidをベースに富士通がらくらくスマホという製品を販売している。ただ、操作が分かり易いのは良いが、何でも出来る事が魅力のスマートフォンを、わざわざ色々制限してどうするのって僕は思っていて、こんなの使うくらいくらいならフィーチャーフォン(ガラケー)の方が良いと思う。

そして、通常のAndroid端末は最近僕もXperia Z3 Compactを使っているが、色んな事が出来る故に、逆に分かりづらい面が多いなと感じた。特に悩むのは 画面上にボタンがないこと。いざとなったらホームボタンという方程式がないというのが、シニア向けとしては訴求しづらい。
面白みは断然Android。だが、シニア世代でこういうのを求めるのは必ずしも多くない。

逆にiPhoneの良いところは、何と言ってもシンプルな操作性。タッチ操作の滑らかさも未だにiOSの方が優れているため、直感的なのはやはりiPhoneだなと思う。

そして、僕の母親に関して言えば、3年ほど前からiPadは使っていたので移行はスムーズかなと思った。

シニア向け端末としてタブレット+ガラケーと大画面スマホ(ファブレット)はどちらがお勧めか

現在母の携帯端末構成は、docomoのガラケーとau版iPad mini(Cellular版)だ。

このiPad miniが今年4月で2年契約を満了するため、元々端末は新しくする予定だった。それに当たって、SIMフリーとの比較とか色々検討していたわけだが、

正直スマホに一本化した方が、色んな意味で楽だし、もっと使えるようになるのでは無いかという思いはあった

というのも、ガラケー+タブレットという構成だと、タブレットは必要な時(=ネットが見たい時)しか使わない。その頻度は人それぞれだろうが、こういうものは年齢関係なく最初は抵抗あっても、使わないと覚えないし、メリットも実感できない。

正直3年前から出来る事がほとんど変わっていないという現実から、ガラケー+タブレットという構成は、「技術の習得」という意味で必ずしも良いとは思えなくなって来ていた。

そんな頃iPhone 6 Plusが発表され、自分用に欲しいとは思わなかったが(僕はiPhone 6を買った)、実は高齢者には向いてるかもと思った。大画面のiPhone 6 Plusに一本化すれば、電話を含めて嫌でも触る事になるので、使用頻度は劇的に増える。それよって挫折する人もいるかもしれないが、上手く使えたらそれに越したことはないわけで、これがシニア世代がファブレットを使う最大のメリットだ。

ただ、これを親に言って納得させるのは正直面倒だったので、自分から言う気はなかった。が、まさか本人からの提案。
それならやってやろう!話になるわけだw

シニア向け端末として見たiPhone 6 Plusの魅力

シニア向け端末として今まで僕がiPhoneを全く勧めなかった理由は単純で、画面が小さかった ことだ。「老眼」という避けがたい現実があるため、コンパクトであることは必ずしもメリットにはならない。

なので、ものには限度はあるが画面はデカければデカいほど良い。そう考えたら、iPhone 6という選択肢は存在せず、選択肢はiPhone 6 Plusに一本化される。そのメリットは大きく分けると3点。

画面が大きいこと

iPhone 6 Plusをシニア向け端末として見た場合、最大のメリットでありデメリットでもあるのは、デカいことだ。
デカことで画面が大きく見やすいが、当然重くなるし、何より落としやすくなる。僕の母はメールより電話を多用するので、外で使う場合そのリスクは格段に高まるだろう。ケースは手帳タイプで、液晶部分も保護してくれるようなものにした方が良いかもしれない。

ちなみに画面が大きいというのは単純に大きくてもダメで、ポイントは文字などが大きく出来る事だ。iPadはそういう意味で必ずしも、高齢者に最適とまで言える端末ではなかった。

拡大表示でより分かり易くなる

今まで母が使っていたiPad miniは実は画面は大きいものの、OSレベルでの拡大機能というのはなかった。しかし、iPhone 6/6 Plus以降(iPhone 6s/6s Plus含む)では「拡大機能」というものがあり、ホーム画面のアイコン表示列が1列減るが全体的に大きく表示される。

さらに文字を太くしたりする事も出来るので(これは以前から出来た)、いわゆるらくらくフォン的な表示にかなり近づける事ができるのだ。

カメラが高性能

iPhone 6と6 Plusの大きな違いの1つが、光学式手ぶれ補正の有無(この違いは6sにおいても変わらない)。
Plus独自の機能なわけだが、これがあれば写真をもっと気軽に撮れるんじゃないかと思う。母はデジカメを持っているが、ほとんど使っていないし、むしろiPadのカメラを使っている。しかし、タブレットはカメラとしては使いづらいし、かといってガラケーのカメラが、今時のスマートフォンが搭載するカメラに勝てるわけがない。

端末を一本化出来るというメリットもありそうだ。

今は孫が2人いるような生活なので、カメラの高性能化とそれが気軽に閲覧出来る端末がセットになるというのは、実は一番大きなメリットになるかもしれない。

iPhone 6 Plusがかなり安くなっている

さらに購入を後押しするのが価格だ。

この記事を書いているのは2015年3月の話。つまり年度末。
例年この時期というのは、新生活商戦で携帯電話の契約が最も多くなる時期で、各社あの手この手のキャンペーンを行う。昨年まではMNP一括0円という形で、端末が投げ売りされていたのだが、今年は一気に沈静化してしまった。それでも、やはり一番お得に買える時期であることは間違いない。

特に、機種変更で買うとしたらdocomoになるわけだが、発売当初はiPhone 6より6 Plusの方が1万円程度高かったのが、今はなんと同じ価格になってしまっている。docomoオンラインショップで一番のボリュームゾーンであろう16GBと64GBの価格を比較すると、

端末名 価格 実質負担金
iPhone 6 16GB 60,912円 -1,296円
iPhone 6 64GB 73,872円 11,664円
iPhone 6 Plus 16GB 60,912円 -1,296円
iPhone 6 Plus 64GB 71,280円 10,368円

こんな感じになる。
上位機種であるはずのiPhone 6 Plusと価格差がなくなっている上、特筆すべきは64GBの価格。なんとiPhone 6 Plusの方が安いのだ。

価格だけ見れば16GBを買いたくなるが、シニア向け端末として考えると機種変更ペースは速くて2年後となる。その間、写真を何枚撮るかは分からないが、バックアップなんてほとんどやらないと考えた場合、ストレージはある程度余裕を見ておく必要がある。

さらに言えば、OSをバージョンアップしようとして、写真を沢山削除する必要に迫られたりして、面倒な事になりかねない(そういう作業は多くの場合、子供がやることになるので)。

microSDなどで増設も出来ないiOS端末において、たった1万円差で4倍のストレージが手に入るのであれば、ここは迷わず64GBを選択だ。

終わりに

というわけで、突然降って湧いてきたような親の端末刷新計画だが、docomoのiPhone 6 Plus 64GBを機種変更で購入という方向で落ち着く可能性が高そうだ。

唯一の心配は「電話」の使い勝手なのだが、ここは最悪Bluetoothヘッドセットを使ってもらうなどの方向性も模索しつつ、まずは使ってもらいながら考えていこうと思う。

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