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iPhone 6の「拡大表示」機能に抱く期待。iPhoneがらくらくフォンになれるか

2014年9月に発表されたiPhone 6/6 Plus。

ディスプレイサイズの大型化など、大きな関心を寄せている人も多いだろうと思う。僕も当然その一人で、様々な解説記事を見ながら、自分自身の感想や、自分が使うとして気になる部分を紹介したりした。

本日の記事は、親(シニア層)がiPhoneを使うとして、とても気になるiPhone 6の「拡大表示」機能について紹介しようと思う。

iPhoneの拡大機能に関する、より詳しい解説記事は以下となります

この記事の掲載内容は、2020年12月27日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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シニア層にはお勧めしづらかったiPhone

最近は高齢者、いわゆるシニア層でもスマートフォンを使っている人は珍しくなくなった。だが、数としてはまだまだ少ない。

理由は、僕の母親なんかが良く言うが、画面が小さく文字が読みにくい事が一番の理由だ。iPhone 5sまででもOSレベルで文字サイズを大きくすることは一応できた。ただ、全体的な小ささだけはどうしようもなかった。

いくら便利だと言っても、

「画面が小さくて見づらいし、手で操作するのも難しそう」

と言われるだけだった。

結果、僕は親に限らずその友達などシニア層にスマートデバイスをお勧めする場合、ほぼ100%タブレットを提案する(あえてiPadには限定しない)。

実際2012年からiPadを使い始めた僕の母は、今やこれでネットくらいは不自由なく使えるようになっている。

ガラケーやパソコンは何度やってもダメだったのに、iPadだと1カ月もしないうちに基本的な操作はできるようになった。やはり、特にシニア層にとって大きな画面とタッチパネルはとても強力なのだ。

高齢者とパソコン
高齢者のスマホとパソコン
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通話定額の開始とiPhoneに関心を持ち始めた母親

そんな感じなので、母親はここ2年くらいガラケー+iPad miniというデバイス構成になっている。

ところが、2014年から音声通話定額サービスが始まる。そうなると、母親のデバイスも何とか一本化できないものかと思うようになる。

そして、1か月ほど前母がこんなことを言い始める。

  • 友達がiPhone使ってて、いいよ、いいよとすごく言うのだが、そんなにいいのか?
  • 次に携帯買う時はiPhoneにしてみようかな

ちょうど5.5インチiPhone(現iPhone 6 Plus)が出るなんて噂になっていた時期だ。さすがにでかすぎるかなと思いつつ、これならガラケーとiPadを統合できるかもと思った。

ただ、難点もあった。
どう考えても「電話」としてはでかい事だ(母は電話をよく使う)。

かといって、4.7インチではiPad miniから明らかに視認性が落ちるだろうし、実際触ってみてから決めるにしても、多分難しいだろうなとも思っていた。

そして、昨日発表されたiPhone 6/6 Plusに気になるキーワードを見つけた。

iPhone 6/6 Plusの「拡大表示」

それは、「拡大表示」というものだ。

その名の通り画面を拡大する機能で、これを使うとホーム画面の横列は、

ScreenSnapz-pro2014-009

6段から、

ScreenSnapz-pro2014-010

iPhone 5sまでの5段になってしまうが、全体的に表示が明らかに大きくなる。

文字だけじゃなく、アイコンやボタンまで大きくなることがポイントだ。これは、シニア層には最適な機能と思った。

僕がiPhone 6を買ったらこれを設定して、親に触らせてみようと決意。

終わりに

文字の表示を大きくしたり、ボタンをわかりやすく配置した端末として、らくらくフォン(らくらくスマートフォン)がある。確かに、これはわかりやすいと思うが、いかにも高齢者向けって感じなのを嫌がる人も結構多い。

僕が同じ立場だったら、絶対嫌だし、実際親も「らくらくフォンは見た目がダサい」とバッサリだ。

結果、普通のガラケーの拡大表示機能を使って(いわゆるシンプルメニュー)、擬似的にらくらくフォン化させて現在に至っている。

富士通のガラケーをらくらくホン化する

iPhoneの拡大表示機能は、シニア層にもiPhoneをお勧めできる一つのきっかけになるかもしれないと思った。

iPhone 6は販売終了となりました。

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